海の贈りものを受けとる場所
近くに海がある暮らし
海辺で暮らす喜びはいろいろあります。
ぼくにとっての海辺の暮らしの意義…
ぼくは3人兄弟の長男で、弟と妹がいる中で育ちました。父親は自分にも家族にも厳しい人で、かつ負けず嫌いな人でした。また、少々古くさい価値観~男らしさとか男は家族を守るべし~を持つ人でした。
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風の音に耳をすませば…
海にいると自然の現象に注意を払うようになります。
それはおそらく危険を察知して、自分の身を守るためにそうなるのでしょう。
これから天気が崩れるか、雨が降るか、風が強まるか、波が高まるんじゃないか、周囲に大きな船が近づいていないか、それらは海の上にいるととても大切なことだからです。
ただ自然の様子に敏感になることは、いいこともあります。
海を吹き渡る風の音や匂いに気づけたり、遠くの水面の動きで風の強さを察知できたりといった些細なことです。でも、それが喜びなのです。
大きな低気圧が近づいているときの、雲の色や湿気は独特なんです。そういうときって空気自体が重くなったように感じます。
船の揺れ方や波の音で水深がわかったりもします。
人の感覚というのは、なかなかすごいものだなと思います。
夕暮れに日が傾いて、海面に陽の光がきらめいているときに、サッと風が吹き抜けていく様子などは、身震いするほど美しいものです。感覚に意識を向けているから、きっとそうした美しさにも気づけるのでしょう。
どんどん変わっていく自然の瞬間瞬間に意識を向けると、普段何気なくやり過ごしていることがたくさんあることに思い至ります。
一方で、そんな瞬間の自然に意識を向けることに何の価値があるのかといわれてしまうと、まあ、ただシアワセを感じられるということなんですが…
自然の様子に意識を向けるというのは、別の効用もあります。
それは、その時その時に他のことを考えないということ。
忙しいとついつい次のこと次のことを考えがちだったりしませんか?
ぼくの場合、そんなペースで過ごす一日は、終わってみるとなんだかぐったりして、忙しかったけど何をやったのかハッキリしなかったりします。何かに追われて過ごしたような感覚があります。
自然の様子に意識を向ける時間を、そうですね30分もとると、時間を自分でグリップしているような感覚があって、気持ちが満たされます。ぼくはそういう時間があるとシアワセを感じられます。
自然の様子に意識を向けるというのは、また別の効用もあります。
それは心が癒されるということ…
よく自然に接することで癒されるとか、リフレッシュできるということを耳にします。科学的根拠がどうかは知りませんが、みなさん、当たり前のように、レジャーで自然の豊かなところに行ったりします。
きっと自然に接することで、人の心が癒されるということを、実感している人も多いのでしょう。
ぼくは、もちろん癒されます。自然に接することで安らかで、穏やかな気持ちになります。
そういった自然の様子を感じながら暮らしていけるのって、やっぱりシアワセなんだろうなと思います。
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自由をつかみ取らないのは、自分の意思でしょうか?
自由でありたいと思っているような気がしているんですが、本当にそうなんでしょうか?
夏の夜の空の色の美しさ
ぼくは海辺に住んでいて、春夏秋冬、自然の近くで暮らす喜びを感じています。
自然の様子に少し意識を向ける時間を大切にしたいな
古今東西、自然に寄り添って暮らすことを選ぶ人達がいました。
うれしいときも悲しいときも海と共に…
ぼくは、妻があきれるほど、暇があれば海に出ています。
想像するに多くの人が、様々な感情を抱きながら生き死んでいったのでしょう。でも、それは現実としては何も残っていないし、世の中はたぶん何も変わっていないのです。
これからも身体の動く限り海に出ていくのだろうと思います。
そのときどきの感情を海に流すために…
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波の背に夕陽が当たる美しさ
海辺で夕陽を見るの好きですか?っていきなり訊いてますけど…
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ビーチで夕陽を眺めながらビールが飲める、そんな日々が続けばいいな…
ニュースを見れば悲しい事件が起き、海外を取り巻く情勢は変化し、政治は先行きが見通せません。
会社に行けば、いつでも課題は山積し、ややっこしくもつれた問題が持ち上がっています。出世はしたいし、ライバルは憎らしい。
家族の健康に気遣い、老後の家計の不安を考えたりします。
って、こんなふうにぼくは時間があると必ず心配ごとを考えるんです。
いくら状況がよくなっても100%ってことはありませんから、なにかしら考えてしまいます。
今だって、すごく困ったり、不幸なわけではないのに…
そんなときぼくは海に行きます。これまでの習慣でそうしてしまいます。っていうか毎日海には散歩に行くんですが…
そのたびに思い出すのです。
「そうだ。ぼくは、仲間と海で遊んで、一日の終わりにビールを飲めればそれでいいんだった」ということを…
大学生の頃はとても貧乏で、日々食べるのもたいへんでした。バイトをして一週間なんとか食べていけることを考えていました。働くようになってからは、とりあえず生きていく上で最低限食べていけるようになりました。そして晩酌でビールが飲めるようになったんです。
そのとき、これでいいよな、と思ったんです。特に贅沢をするわけでなく、豪邸に住むわけでもなく、会社で出世するでもなくて…
健康で、仲間と楽しく海遊びができて、その後シャワーを浴びて、ビーチで夕陽を眺めながらビールが飲めれば、それで十分なんだよな、って…
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夏の海辺の朝の匂いが好きです
海の匂いっていわれてイメージ湧きますか?
潮の香りを思い浮かべる人がいるかもしれません。
では、夏の海辺の朝の匂いってどうですか?
ぼくは、その匂いがとても好きです。
あれは何の匂いなんだろう?
いろいろ入り混じった匂いです。
潮の匂い、磯の匂い、森の匂い、朝の空気の匂い、霧の匂い…
何が混ざるとあんな匂いになるのかわかりませんが、ワクワクして、清々しくて、懐かしくて、気持ちいい匂いです。
夏休みの匂いに近い気がします。
ぼくはそんな朝が好きで、5時頃にはビーチを散歩しています。
まだ新品の空気の中を歩いていると、幸せな気持ちになれて、それだけで、海辺に住んでよかったなと思えるのです。
今日も一日、平和で穏やかだといいですね。
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