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paris match 『after six』



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今回は日本のアーティストを…

いつもわりとヨーロッパの海っぽいPMですが、6枚目のアルバムも海に合いますので、オススメします。

4・5枚目とポップだったんですが、今回はいくらか渋めに大人っぽい仕上がりです。
夕方から夜そして朝にかけて、時間軸を意識したアルバム構成になっています。

3曲目ROCKSTAR、4曲目RAIN FALLS、9曲目SATURDAY NIGHTが聴きどころです。
トランペットなどの管楽器の使い方がアレンジの特徴ですが、今回のアルバムもそれを踏襲しています。気にしだすと気になっちゃいますが・・・


ぼく的にはこのアルバムに合うのは、こんなシチュエーションじゃないかと思います。


お台場とか芝浦とかの大企業に勤めるサラリーマンとOL。金曜日仕事が終わると田町あたりで待ち合わせ。食事、バー、そして・・・。
結婚したい・・・まだ先に延ばしたい・・・そんな駆け引き。やがて二人は車を飛ばして湘南へ。二人っきりの週末を過ごして、月曜の朝。


まあ一度聴いて見てください。ところで紙ジャケじゃなくなったのは寂しいですね。



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Finis Henderson 『FINIS』



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このCDすごく海に合います。

例えば、彼女とデートした後、海辺に住む彼女の自宅まで車で送った帰り道、このアルバムを聴くとしっくりなじむというか、歌詞やメロディが体に浸み込んでくるのではないかと想像します。
さっきまで彼女の座っていたシート、車のテールランプ、窓からは波の音、戻っても何もない自分の部屋。

それから、失恋した時、仕事が終わった金曜日の夜、逗子あたりから伊豆方面に向けてドライブする時にすごくフィットしそうな気がします。
134を、煌く街明かりと漆黒の海の中、どこまでも飛ばしていく・・・その先に目的地があるわけではないけれど、そうすれば忘れられそうな気がする。

まあ、かなり思い入れ過剰な設定ですが、このアルバムは、70年代後半の西海岸ノリの作品です。ただ、明るくてノリノリな感じではなくて、哀愁というかバラードっぽいというか、透明感があるというか、まあそっち方面のテイストが強くなっています。

ボーカルは透明感のある歌声です。そして曲は都会に近いリゾートを彷彿とさせます。歌詞はラブソングです。

はずれの曲はほぼナイといっていいです。すべての曲がいいです。
海っぽい曲、ちょっと陰のある曲が好きな方は、ぜひ聴いてみてください。



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James Taylor 『ダディーズ・スマイル』 「憶い出の町」



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古いAORをご紹介します。
なんといってもぼくの青春時代はAORでしたから…

ジェームス・テイラーといえばAORの大御所といわれています。
AOR好きな人の中にはJames Taylorはフォークっぽい感じがあって、あまり好きじゃないという人もいます。
でもですねえ、この「憶い出の町」という曲がいいんですね。J.D.Southerとのデュエットなんですが、声と音楽がピッタリきています。

音楽を聴く喜びというのは、どこに隠れているかわかりません。CDを何枚も聴いていて、たまに自分の好きな曲が見つかると、とてもうれしいですね。

「憶い出の町」は原題が「Her town too」といいます。アメリカのさびれた田舎町。そこで暮らす女性。いろいろなことがあったわけです。

その曲を、James Taylorの乾いたような寂しいような声が歌います。

James Taylorのちょっとフォークっぽいエキスが、この曲ではいい感じで効いています。

この曲を聴くだけで、このアルバムを手に入れる価値はあります。

田舎の海、そうですね例えば茨城とか静岡のビーチでサーフィンした後、車のエアコンのスイッチを入れたばかりでぜんぜん涼しくならなくて、窓を全開にしたまま国道を走っている状況がぴったりくる曲です。



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G/9 『Brazil Now!』



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突然ですが…ボッサって海に合いますね。

哀愁のあるメロディライン、夏を思い出させるリズム、まさに海のための音楽です。

さて今回取り上げるアルバムはもともと1964年発売されたもののリマスターです。新星堂でかかっているのを聴いて、思わず衝動買いしましたが、あまりにいいのでご紹介します。

ボッサノバだとちょっと洗練されているわけですが、ボッサだと土臭い感じがします。
その土臭さが好き嫌いの分かれるところですねえ。

初夏の平日の昼、海の見えるカフェで、愛人と言葉少なに過ごす時間、後ろに低くこのアルバムが流れている、なんていう状況があったら、それはたぶんすごく幸せな瞬間ですね。



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Donald Fagen 『The Nightfly』



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海辺の夜でいいなあと思うのは、開け放した窓から波の音が聴こえてくることですね。
音楽をかけないで、波の音に耳を傾けてボーっとするのもいいものです。

もうひとつはすごく小さな音量で音楽をかけて、波の音とのミックスを楽しむのもいいですよ。波の音が通奏低音のような感じになって、たまたま、曲と雰囲気が合うと何ともいえない感じになります。

さて、今回のアルバムはぼくの好きなAORから選びました。
Bobby CaldwellやBoz Scaggsほど有名ではありませんが、Steely Danといえばご存じの方も多いでしょう。そのグループの中心的人物がソロで出した最初のアルバムです。AORの大御所です。

このアルバムの聴きどころは、とても念入りに作り込まれた音です。
そしてアルバムとして通して聴いた時の完成度です。
その点では、未だに古さを感じさせない名盤です。
集中して音を楽しむのもいいですし、BGMとして流すのも悪くありません。



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コンピレーション 『Bossa Voyage』



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またまたBossaのコンピレーションアルバムをご紹介します。最近出ているのはBossa Novaというだけでなくて、BossaとかBrazilian全体を今風にアレンジしたものが多いですね。
Bossa Nova Novaとでもいえるんではないでしょうか?

この『Bossa Voyage』はシリーズで何作も出ていて、手軽に初心者が楽しめる良作です。

部屋の中にBossaの音楽が漂い始めると、陽気な明るい雰囲気になります。すごく不思議です。

このコンピレーションアルバムもとても明るいです。部屋に陽射しが満ちている朝や昼間にフィットします。全体になかなか良くできていて、聴いてて飽きないですね。


初夏の遅い朝、フレンチトーストとカフェラテでブランチしながら、気楽に聴きましょう。
ブランチが終わったら、海へ!ですね…

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コンピレーション 『ALOHA HEAVEN』



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今回はハワイアンです。
でも、ぼくはハワイアン、ぜんぜん詳しくないのでそのつもりで読んでください。
だいたい詳しくないジャンルはコンピレーション物から入るというクセがありまして、ハワイアンのコンピレーションアルバムを何枚か聴きました。
その中でこれが一番良かったです。

良く感じたのは、たぶんどこかで聴いたことがある曲が入っているというのと、男女合わせていろいろなヴォーカルが歌っているのと、そのヴォーカルの質が高いからだと思います。

抜けの良い声、ノンビリしたリズム、再生した途端に部屋の空気が軽くなるこの感じはなんなんでしょうか?
このアルバムを聴いて「ああ、ハワイアンもいいもんだな」と思いました。

ハワイアン初心者の方どうですか?試してみては・・・





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コンピレーション 『Latin aperitivo -brazilian blend-』



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ぼく的に、休みの日には、海遊びと音楽と酒はなくてはならないものです。
海からあがった後にシャワーを浴びて、ビールを飲みながら、スピーカーから流れてくる音楽に耳を傾ける、というのが極楽パターンです。

さて、今回はまたまたBossaコンピレーションアルバムをご紹介します。
コンピレーションアルバムのいいところは、聴き飽きないところとオイシイとこどりできるところでしょうか?
いくら好きなアーティストのアルバムでも、1時間とか1時間30分とか聴いていると、耳が疲れてくるというか、飽きてくる感じがします。
それにアルバムすべてが自分の好きな曲ということも、ほとんどないわけです。
その点コンピレーションアルバムは、その企画者と好みさえあえば、すごくいいものです。

ちなみにぼくはBossaとかBossa Novaの知識がなくて、初心者ですが、そういう人にとってコンピレーションアルバムはありがたいですね。

以前にもBossaコンピを紹介しましたが、いいものがありましたので、追加で紹介します。以前紹介した『aperitivo tokyo』のシリーズです。
正確にはラテンかもしれませんが、Bossaのつもりで聴いていても違和感がありませんでした。

このアルバムの良さは雰囲気が明るく軽いところです。
入っている曲もバラエティに富んでいて聴き飽きるという感じがありません。休日の朝や午後に部屋に差し込む陽の光を浴びながら、カプチーノ片手に楽しんでください。



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やっぱり海辺ではAORですよね?


 ぼくが小・中学生くらいの頃にAORという音楽ジャンルが流行ったことがありました。
 AORというのは、Adult Orgasum Ratingの略というのはもちろんウソで、Adult Oriented Rockの略といわれています。アメリカではAlbum Oriented Rockのことだったという説もあります。
 そういう豆知識はともかく、細部までこだわって作られたロック、洗練されたロック、大人っぽいロックのジャンルを指したものです。

 たとえば、代表的なAORといえば、ボビー・コールドウェルとかTOTO、アース・ウインド&ファイヤー、デビッド・フォスター、エア・サプライなどなどです。懐かしいですね。

 ぼくの若かりし頃は、いかに洋楽のことを知っているかが、男のかっこよさの尺度のひとつという時代でして、ぼくも好んで洋楽を聴きました。毎日シャワーを浴びるように…

 そんで、いろんなジャンルの中で、やはりAORが好きだなと思うようになったわけです。
 フォークはちょっと暗いし、ハードロックみたいな強すぎるのはちょっとなあ、カントリーは野暮ったいし…やっぱAORってかっこいいよな、てな感じでした。

 AORでも西海岸系のものは、海っぽい雰囲気を漂わせていました。当時から海好きだったぼくは、そういう雰囲気にも惹かれたんだと思います。
 自由な雰囲気、乾いた空気、青空、海、そういったものを連想させる音楽だったんです。

 FMラジオのエアチェックはもちろん、少ない小遣いを貯めて、レコードレンタルに行ったり、中古レコードショップでLPアルバムを買いました。(新品は高くて買えなかったんです)
 アルバムを買った日は、もうなんともうれしくて、何度もアルバムを聴いたし、ジャケットやライナーノートを読み返したものです。
 若かったせいか、今よりも音楽に対する感受性が高くて、音楽が肌を通して染みこんでくるような感じがしました。

 といっても今でも音楽好きは変わっていなくて、休みの日は朝起きると、まずステレオのスイッチを入れて、お気に入りの音楽を聴きながら、朝食を食べます。
 聴くジャンルは増えはしましたが、やっぱりAORを軸に、ブラジリアンとかボッサノバとかハワイアンとか、海っぽい音楽を聴いています。

 AORの魅力は、音的に作り込まれている曲が比較的多いのと、聴けば聴くほど新たな発見があるところ、そして海辺で聴くのにすごくフィットするところです。
 たとえばJeff Larsonなんて、CDのプレイボタンを押して、最初の一音がでたところで、部屋の中がカリフォルニアの空気になったような気がします。…なんてちょっと病気チックですが…そういう力があります。

 ぼくの家からは海が見えますが、海を眺めながらAORを聴くというのは、なんとも幸せです。

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KA'AU CRATER BOYS 『Tropical Hawaiian Day』



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ハワイアンです。でも伝統的な正統なハワイアンかどうかはわかりません。
ポップにアレンジされているし、オリジナルもあるのでしょう。

ぼくは実はこてこてのハワイアンって3曲くらい続けて聴いてると飽きちゃうんですが、これは違いますね。
アルバムを通して聴くことができます。

このアルバム、夏にBGMでかけっぱなしにすると、時間の流れがゆったりするような気がします。
籐や竹の家具・シーリングファン・ハワイアンキルトのカヴァーのかかったソファ。
そんな物に囲まれて聴くとよりムードがでるかもしれません。


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