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パドルスポーツとアウトドアの楽しさを知ることができる雑誌 『漕遊』





『漕遊』 (エムピー・ジェー)

 カヤックに関係する本が少なくなってしまいました。90年代の後半は何紙かあったんですけど…
 しょうがないよね。人口が少ないもんね。
 で、一方SUPをやる人が増えてきて、それを取り込む形でパドルスポーツとアウトドアの楽しさという切り口の雑誌が出ているみたいです。
 『漕遊』がそれ。
 読んでみましたが、けっこうおもしろいです。
 確かに海遊びとアウトドアってこれまであたりまえに楽しんでいた人はいたと思うんですが、改めて提案されて「ああそうか」と思った人はいたんではないでしょうか?
 実際ぼくも含めてぼくの周りの人は、海遊びをしつつ、キャンプをしたり、トレッキングをしていたりしましたから、そういう層は確実にいたと思います。
 もしウォータースポーツをやる人で、アウトドアっぽいことをしてこなかったという方は、この雑誌を見ながらその楽しさを想像して、そしてさらに興味が湧けばやってみるのもいいのではないでしょうか。





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ローカリズムはぼくの中にある…たぶん誰の中にも…



 長年海遊びしていて、おもしろいなと感じるのはローカリズムです。
 サーファーなんかは、世界中どこに行ってもローカル優先みたいな考え方があって、よそ者をかなり敵視するエリアがありますし、漁協のオッサンの中にも、港に入ると激怒する人もいます。
 ウォータースポーツをしているとわりとそういう場面に出くわすことが多いのです。
 海遊びをすると自然のある田舎に行くからでしょうか?
 ただ別に海遊びしなくても、国同士で対立があったり、栃木県と群馬県がお互いについていいあったり、隣同士の町内会の中が悪かったり、暮らすの中に仲のいいグループとそれと対立する別のグループがあったりと、ことほどさように、あるグループと他のグループが対立する構図というのは、すごくありふれたものです。
 排他主義とかローカリズムとか派閥とか仲よしグループとか、どれもこれも根っこは同じだと思うんです。
 で、おそらく世界中どこにいっても見かける、普遍的な人としての性質なんだろうってぼくは思います。
 っていうか、魚でも鳥でもそういうのってありますけど…
 人って、自分が管理する範囲というのを意識的にか無意識的にか、だいたい想定しているように思うのです。人の能力は有限で、すべてに注意を払うのが難しいからそうするんじゃないかなあ。管理する範囲というのは、空間的な広さだったり、人的な繋がりだったりといろいろな現れ方をしてそうです。
 そしてその管理する範囲を、安全に、自分がコントロールできるように、ちゃんとしておきたい気持ちが強い性質の人、というのは当然いるわけです。そういう人は、自分の意識の届く範囲は、安全で居心地がいいようにしておきたいんですよね。だから自分の居場所を作ったり、ルールを作ったり、整理整頓したり、掃除したり、仲良くしたり、優しくしたりするわけですね。そうするとその管理する範囲に影響を及ぼすものに対して警戒心に近いものが働くんじゃないでしょうか?
 そして外部に対する警戒心というのは、本能的なものなのでしょう。自分が生存したい、安全でいたいという欲求とセットなはずなので、かなり強い本能だと推測します。
 おそらくなんだかんだいっても、動物というのは弱肉強食です。外敵が存在します。外敵がいる以上、戦わなきゃいけなし、防衛しなきゃいけない。いくら自分が平和主義者だといったって、サバンナで丸腰でいれば、ライオンとかトラとかに喰われちゃいますしね。人間社会だって平和だとか法の下の秩序だとかいっても、戦争はなくなりませんし、いざ戦争になればどうなるかは、歴史に多すぎるほどの事例があります。これはどうしようもないですよね。
 つまりローカリズムって、かなり努めて意識して、なくそうとしないとなくならないだろうというのがぼくの考えです。どちらかというとローカリズムの発露ってすごく素直なことです。でも、一般的な社会ではそうした本能むき出しの行動ってみっともないとされますね。ちょっと気をつけてお上品に振る舞わないとね。気をつけよっと。








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いくら海好きでも、海の近く過ぎるのはちょっとー



 よく東京の友達に「海辺に住んでていいよねー。でも津波とか怖くない?」と訊かれます。
 そりゃ怖いです。
 でもー、アタシー、火山の噴火も怖いし、地震も怖いし、竜巻も怖いし、洪水も怖いし、河川の氾濫も怖いし、雷も怖いし、がけ崩れも怖いし、火事も怖いし、泥棒も怖いし、交通事故も怖いし、奥さんも怖いしー…
 そう!こういう人いますよね。
 でました!リスク嫌いな人!

 こういう人は、たぶんすごく安全で定評がある場所(日本にはないよね。ヨーロッパ?)にシェルターを設置して、そこに住むといいと思います。

 というわけで、これら全部の危険がない安全なところがどれだけあるのか、もしそこに住めなければ、あえてどこを選ぶかというのが現実的な悩みどころです。
 ぼくは危険を回避するために生きているわけじゃなくて、自分が楽しく暮らしたいがために生きているので、最初の質問「津波とか怖くない?」への答えは「怖いよ。でもそれがどうかした?」です。
 あのさー危険でもやりたいことはやりたんだよ、オレは。
 そんなに危険が怖いなら、家に閉じこもってろ。

 あぁ、取り乱してしまいました。
 海辺に住みたいから住むんです。海辺の暮らしにシアワセを感じられるから、海辺に住みたいんです。逆にいえば、たとえ安全でも自分がシアワセを感じられない暮らしをしなければいけない場所には住みたくないんです。
 といいつつ、海辺で暮らすとして、ぼくにとってベストな立地はどこか?というと、それは以前このブログでもまとめました。

 海辺ならどこでもいいかというと、ぼくにとってシアワセを最大化する立地というのがあるのです。
 逆に、これはちょっとなーという代表例は海っぺり過ぎる土地です。
 海に近いほうが海遊びはしやすいわけですが、それでも本当に海キワキワというのは、逆にデメリットもあるわけです。

 ぼくは30年くらい海遊びをしていて、友達や遊びに行った先で、かなり海キワに建っている家に入ったことがありますが、さすがにこれは海好きで、かつ大雑把なぼくでも暮らせないなって思ってしまいます。
 たとえば、風が強かったり、潮をかぶるので、ウォータースポーツの道具が傷んでしまったり、劣化が早まったりします。サーフボードやディンギーやシーカヤックなんかでも潮が当たるところに置いておくと痛みが早くなるのです。
 それからこれはみなさん想像がつくかもしれませんが、生活自体がけっこうしにくいということがあります。
 夏は湿気がひどいし、潮で家中がベタベタします。砂も入ってきます。洗濯物も潮っぽくなります。布団なんてとても干せたもんじゃありません。
 エアコンの室外機、ガス湯湯沸かし器の室外機、電気メーター、テレビのアンテナといったものがあっというまに錆びてしまいます。これらの傷み度合いを、町中の住宅地がまあざっくり20年もつとすると、海辺から30mくらい奥まっている家が10年程度、海っぺりの家だと多分5年程度じゃないでしょうか。
 屋外の物だけではありません。家の中のものも傷みます。コンピュータとかハードディスクの録画機とかテレビといった精密機器なんかは、けっこう早くダメになります。 
 それから台風などで波をかぶることもあります。ぼくの家のそばの海キワの家は、波でガラスが割れたり、シャッターが壊れたりしてます。それも数年に1度とかじゃなくて、年に1度とか、そういう頻度です。

 いやーこれはねえ、いくら海が好きなぼくでもね、海遊び道具は痛むし、生活もしにくいとなったら、海キワに住む意味なんてないつーの。

 というわけで、海が眺められるなら高台でもう少し海の遠くでもいいですし、ウォータースポーツの便利さでいえば、海まで歩いて3分~5分くらいの立地を選んだほうがずっと快適な海辺暮らしが楽しめます。

 でも、こういうノウハウって、海遊びを30年くらい続けてきて、海辺で暮らしているからわかるわけで、都会からいきなり引っ越してきてもわからないのはしょうがないです。







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なんか今日のお昼は「たかのや」に行こうかーという感じで行く店 たかのや 長井



【たかのや】
1.ロケーション ☆
2.こだわり ☆
3.店の雰囲気 ☆☆
4.味 ☆☆
5.値段 ☆☆☆
6.音楽 
7.手入れ&掃除 ☆☆☆
8.総合評価 ☆
9.コメント
 湘南あたりには、観光客目当ての値段の高いおしゃれなお店がたくさんあります。でも、このお店は決しておしゃれなお店とはいえません。いわゆる海辺の定食屋さんです。地元の人や会社員が昼休みにメシを喰うような店です。
 だから観光客の人には来て欲しくないので、本当はこういうところで公開しちゃいけないのかもしれません。でも、どうせぐるなびとかに出てるし…
 イヤ、だからこそ適正な値段でたっぷりおいしい魚が食べられるわけで、そういうのって東京でもそうですよね。サラリーマンがよく行く店が味と値段共にいい、ということはよくありますもんね。
 それと同じ。
 このお店、お刺身がいいです。刺身定食とか丼とか…
 その日のいい魚が出てきます。
 近くに長井漁港があるしね。
 我が家では、休みの日に、ちょっと寝坊をして、家でちょっとテレビ見て、コーヒー飲んで、今日のお昼はちょっとおいしい魚が食べたいなーというとき、たかのやさんに行きます。ふらりと訪れて、のんびりした雰囲気の中で、ゆったりと、おいしい魚をいただく、これは海辺に住んでいるからできること…あぁいいなぁ…











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マウスピースを噛みすぎて口内炎になリやすい人に、もしかしたら対策になるかもしれない方法



 今回は小ネタ集ということで、ミニプチ情報を書いてみたいと思います。
 口内炎ができやすい人とできにくい人がいます。よね?
 ぼくは口内炎ができやすくて、コーヒーを飲み過ぎるとか、強い酒を飲むとかそういうことでも口内炎ができがちでした。ましてやスキューバーダイビングでマウスピースを噛んでいると、よく口内炎ができます。ぼくのダイビングペースは多い時期で週に2回以上ですから、口内炎がなかなか治らなかったんです。なんて繊細な身体なんでしょう。
 で、まあ、いろいろなことを試してみましたが、今はあることで口内炎ができにくくなりました。
 それはマルチビタミンのサプリを飲むということです。
 ぜんぜん大したことがないですね。
 もともとは歳をとってきたから健康に気をつけた方がいいなと思って飲み始めたんですが、そうしたら副産物として、口内炎ができにくくなりました。
 口内炎ができたというと、よくビタミンB2が入っている薬を飲んだりしていましたが、あれはぼくの場合あまり効きませんでした。おしっこが黄色くなるだけ…ぼくの身体の中に住む妖精さんがいってたんですが、ビタミンB2だけをとっても身体に吸収されないよ、とのことです。
 で、マルチビタミンサプリ(正確には、マルチビタミン・ミネラルのサプリ)を飲むと、たぶんこれも妖精さんがいってたんですけど、バランスよく吸収されるんじゃないかということでした。
 まあ、理屈はよくわからないんですが、結果としてはそうなので、もし口内炎ができやすくてお悩みのダイバーの方がいらっしゃたら、試してみてはいかがでしょうか?
 そしてそして別にダイバーでなくても、口内炎ができやすいのよねーという方がいらっしゃれば、ビタミンBよりもマルチビタミン!ということで…
 なんて、こういうことを書くと何かの宣伝みたいですねえ。









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ようこそ海辺の暮らしへ



 朝、起きてカーテンを開けると青い海が広がっています。
 しばらくボーッと海を眺めて、今日の海況を観察したりします。
 スキューバーダイビングをしようか、サーフィンをしようか、シーカヤックをしようか、海況を眺めてから決めるのがいつものパターンです。
 都会に住んでいた頃は、明日は海に行くぞ!って決めて、朝早起きして、車で渋滞を抜けて海に行きました。海に着いたはいいけど、サーフィンしに来たのに波がなくてがっかりなんてこともしょっちゅうでした。
 それが海辺に住んだ今は、朝は仕事に行くときよりもゆっくり起きて、海の様子をチェックしてから、一番楽しめるウォータースポーツを選びます。
 今日はシーカヤックをしようかな、って決めても、慌てないようにしています。
 海が眺められるデッキで、朝ご飯を食べて、コーヒーを豆を挽いて、丁寧にドリップして味わいます。
 そんな風に海に出て、シーカヤックをして、夕方帰ってきてもたっぷり7、8時間は海にいたことになります。
 片付けて、シャワーを浴びて、ビールを飲んでいると、近所の知り合いから連絡が来たりするので、そうしたらビーサンをつっかけて、友人の家まで…
 そこで雑談しながら、ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒などと杯を重ねます。
 またある日は、海が荒れているので、相方と近くの農家まで野菜を買いに行きます。それから漁港へ寄って、揚がったばかりの魚を買いに行きます。今日の夕飯の買い出しです。
 大都会のギスギスした暮らしに疲れ気味で、ノンビリ田舎暮らししたいなあ、なんて思っていらっしゃるあなた、どうもこんにちは。
 テレビで見た海を眺める暮らしがしたいなあ、なんて思っていらっしゃるあなた、ようこそ。
 海辺の暮らしをしたいと考えているのと実際やることの間には、深くて大きな溝があります。でも、その溝を乗り越えて、海辺の暮らしをしてみれば、そこにはゆったりした暮らしが待っています。
 海辺に住むにもどんな立地を選ぶかでずいぶん暮らしが違います。立地の選び方については以前書いたものを読んでいただけるとありがたいです。
 海は日々様子が違っていて、荒れているときもとても素晴らしいときもあります。海のそばに住んでいれば、素晴らしい海を逃さず楽しめます。
 晴れていて、気温が高くもなく低くもなく、海風が爽やかで、気持ちのいい日。そんな日が年に何日かあります。そんな日を逃さず楽しむ時間の価値ははかりしれないものです。
 一度きりの人生で、できることはやりたいというタイプの方でしたら、おそらく迷っている手はないでしょう。
 そう…ようこそ海辺の暮らしへ…











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コンパクトシティって、どの程度のコンパクトさなんだろう?



 これからの世の中コンパクトシティが大切になるそうなんですが、ぼくのようにそういうのが苦手な人はどうすればいいんでしょうか?
 この間雑誌を読んでいたら書いてありました。
 日本はこれから何十年かにわたって、高齢者が多くて若者が少ない社会が続くそうです。そして少子化の影響で人口も減っていくそうです。そうすると地方などでは自治体として成り立たない地域が出てくるかもしれないそうです。そのような社会では、できる限りみんながまとまって近いエリアに住んで、社会インフラとか行政サービスなどを最小限にしながら、そのサービスの税負担を少なくしていかないと、働き手は高税で大変だよ、まったく、暗い話ばっかりだぜ、みたいなことが書いてありました。
 理屈としてはすごくわかりやすいなあと思いました。
 北海道の町じゃないエリアで一世帯とか数世帯がポツンと住むのがたいへんで、効率的じゃないのはよくわかります。
 それで、ぼくとしては、疑問が湧きまして、近いエリアっていうのはどの程度なんだろうなあ、ということなんです。どの程度の規模ならセーフなんでしょうか?
 東京の23区とか、都下の市街地くらいなんでしょうか?
 それともたとえば浜松市はok?浜松市に特に意味はないですけど…
 それともたとえば東金市はok?東金市にも特に意味はないですけど…
 じゃあ東京都の日の出町はどう? 
 って、どうしてそんなことが気になるかというと、ぼくは、東京都下の大きな街に住むのはイヤで、日の出町なら住みたい、って思う価値観の人間だからです。
 いくら効率がよくても、あんまり建て込んだゴミゴミ密集したところに住みたくないという人は割りといるんじゃないかなあ。
 コンパクトシティって程度の問題で、受け入れられるかどうか、だいぶ違うんじゃない?








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海はぼくにとって価値観転換装置



 お気楽にテキトーに日々を送りたいと頑張っています。
 自分でいうのもなんですが…、いえいえそんなめっそうもない、それじゃ失礼して…
 若い頃のぼくというのは、せっかちで目標を定めると脇目も振らずに進んでいくタイプでした。体育会系なもので…
 しかも、細部にこだわるタイプでもあったのです。
 で、ある頃からそういうのって疲れるなあと思ったんです。なので、それから努めて、お気楽にテキトーに、目標とかいうものを敵視?して生きてきました。
 その努力の甲斐があって、今では毎日ビールが飲めればまあいいかあ的な暮らしをしております。
 目標とか自分のこだわりというのは、大雑把にいえばエゴです。社会の中で自分の我を通そうという行為なので、周囲と摩擦が起きて疲れるわけです。しかも目標に向かって自分を律するわけですから疲れるはずですよ、そりゃ。
 目標をもってそれを成し遂げる人生が尊いのか、それともただその場限りが楽しい人生がいいのか、それはわかりません。それはその人の価値観によるのでしょう。
 でも、自分が疲れるほどやるのはやりすぎで、もう少し楽に生きてもいいんじゃないかと思うのです。楽に生きるのは、周囲との摩擦を避けて、適当に流されるのがひとつの方法です。
 なので、最近疲れるなーとか生きにくいなーと感じたら、それは自分が自分の価値観に固執しているか、目標を達成しなければなどと思い込んでいることが多いわけです。
 そういうときは、「本当にそれってそんなに大切なの?」とか「自分が思ってるだけじゃない?」とか「他の見方もあるんじゃない?」とか「自分が一番正しいと思ってない?」とか「自分がいなけりゃ何も回らないと思ってない?」などと、少し引いた目で自分を眺めるのが効果的です。
 ぼくはかれこれ30年くらいウォータースポーツをやってきました。ぼくと海遊びの相性がいいのは、海という自由な場は、ぼくのお気楽テキトー路線を支援してくれるようなところがあるからだと思います。海って、とにかく広くてルールがなくて人もいないので、そういう自分のこだわりみたいなものがちっぽけに感じられるのです。
 以前も書きましたが、ぼくは海でボーッとしていると、どうでもいいことをいろいろ考えるのです。どうでもいいことって「伊豆半島は、何百万年前かしらないけど、本州にぶつかったんだよなー」とか「昔はこのあたりにも武士がいて、戦を繰り広げていたんだよなあ」とか「昔の人はエンジンもないのに、風と手漕ぎだけで、この大海原に漕ぎ出して、世界中を移動していたんだからすごいよなあ」とかそういう、本当にどうでもいいことです。
 そうするとまあ自分のことがどうでもよくなるんです。もう少しちゃんというと、自分の価値観がちっぽけなものに思えてくるんです。
 そういう意味で、海というのはぼくにとって価値観転換装置なんだよなあとしみじみ思うのです。チェンジ・オブ・ペースできる最高の場なんです。そういう場がぼくにはあってよかったと、それは誰に対してだかわかりませんが、感謝してます。







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ねぇねぇ、アーシングだってー



 アーシングってご存知ですか?
 ぼくは最近知りました。
 湘南のあたりで、ベアフットというコジャレた活動が微妙に繰り広げられているのは知っていましたけど…
 アーシングってearthingのことで、電気製品をアースするといいように、人もアースした方がいいということのようです。似たような意味でグラウンディングという言葉も使われるようです。
 人も電気を帯びていて、それが身体に悪い作用を及ぼすことがあるんだとか…それを定期的にアーシングすることで、解消するということのようです。いわゆる電磁波関係健康問題の範疇に入るんですかね。
 電磁波が身体に悪いというのは以前からテーマとしてありましたよね。
 電磁波というと、なんだか少しオカルトっぽい感じがしないでもないなあと若干冷ややかに眺めてます。
 検索してみるといろいろなページがあって、一応研究もされていて、エビデンスもあるみたいです。
 でもねえ、本当かな?
 やることは別に難しくなくて、素足で土のうえを歩くだけ。
 特に海水を含んだ砂浜などは電気を通しやすいんで、アーシングに向いているそうです。
 効果としては、熟睡できるとか、痛みを軽減できるということのようです。
 それでですね、ワタクシとしましては、いろいろ疑問がありまして、ぼくはシーカヤックとかスキューバーダイビングとかして、日々海に浸かってますけど、あれはアーシングになってるんでしょうか?
 やっぱり土じゃなきゃいけないんでしょうか? もちろんコンクリートやアスファルトじゃなきゃダメだとう理屈はわかりますが…
 教えてよ、メーテル…
 海水なので、アースできているような気もしますが…
 たとえば手を海に浸けるだけで、アーシングになるんでしょうか?
 よく家でもどんな建物でもアースをとっていると思うんですが、そこに触ればいいんじゃないかとも思うんですけど…それじゃダメなの?
 ぼくは電気関係のことがよくわからなくて、電磁波と電波と電気の違いだってちゃんとわかりません。
 教えて、クララ…
 それから人は生まれてから死ぬまで必ず電気を帯びていると思うんですけど、それって、やはり身体に悪い影響を及ぼすんでしょうか?
 よく電磁波要注意系団体の方は、自然の電磁波と人工の電磁波は、人体に及ぼす影響が違うっていうんですけど、何がどうちがうんでしょうか?
 ていうか、地球自体が電気を帯びてるんじゃないの?
 それからよくニュースで大きな太陽フレアが観測されているので、注意してください、みたいなのを見ますけど、あれも電磁波じゃないの?
 ねえ、どうなの?あなたわたしのことどう思ってるの?あの女とはいつからできてるの?もうわたしのこと好きじゃないの?
 人生は謎だらけ…
 と、長ったらしい文章ですが、結論として、ぼくは、アーシングの健康効果についてはいろいろ疑問があるということなんです。
 続いて、裸足であることが健康によいという主張の人達もいて、いわゆるベアフットナチュラル系団体の方もいますねえ。
 この方々のご主張としては主に3点あって、元々人類は裸足で歩いていた。だからそれがナチュラルな本来の在り方だ、という論点。もうひとつは靴に頼らないで歩いたり走ったりすることで体幹や関節などが鍛えられるという論点。もうひとつは裸足で歩くと、足の裏にはたくさんのツボがあり、それが刺激されて身体にいいという論点です。
 1番目の論点は、よくある「ナチュラルであることが最善」論法でして、3番目はツボの刺激は身体にいいということです。2番目は、ぼくにはよくわかりません。知識がないから、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないと思います。
 ただ、まあ、この3つの中では、ツボの刺激が身体にいいという理屈の方が筋はいいように思えます。勘ですけど…
 「ナチュラルであることが最善」論法派の人達は、その身体に悪い対象が、水道水の塩素から、空気中の微粒子や汚染物資、食物に含まれる農薬、洗濯した後の衣類に残る洗剤の成分、塗り薬を通して人体に吸収される経皮毒、家具に使われている接着剤が揮発する際の化学物質、魚に蓄積した化学物質と、ありとあらゆることに影響していって、人間はネアンデルタール人であった頃に戻らないと絶対ダメみたいな話になってしまうので要注意です。
 お前、今までに医者に行ったことないのか? 薬飲んだことないのか?とツッコミのひとつも入れたくなりますが、世の中にはいろいろな人がいるから、人のことはいいの、とおばあちゃんがいってました。
 で、大きくとらえると、アーシング推進派の人達は、この「ナチュラルであることが最善」論法派の部類に入るわけですね。その中の電磁波要注意派です。
 いろいろな健康法があって、次から次へと出ては消え、流行っては廃れ、その様はさながら80年代のアイドルのようです。
 ぼくは海に出ることが身体や気持ちにいい影響を及ぼしていると実感しているので、自然と接することの大切さは疑わないのです。
 なので裸足で砂浜を歩くことも、海に出るたびにやっているので、まあそうかなと思うんですけど、実感として、砂浜を裸足で歩くことより、自然の中に身を置くこと、そこで太陽を浴び、海水に浸かり、広々したところで身体を動かすことによる気持ちよさの方がずっと影響が大きくて、裸足のよさ云々が霞んでしまっていると感じます。
 まあ、細かいことはおいといて、興味がある人はやってみたらー、と思います。海でのんびりすることは間違いなく気持ちいいですしね。








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だし粉って便利ですよね



 ぼくの家のそばに漁港がありまして、その漁港に直売所があるんです。今、流行の道の駅的な洒落た直売所じゃなくて、漁協のなんとなく田舎くさい直売所です。
 そこは地の魚や地の野菜や手作りの漬物やカップラーメンやお菓子など、コンセプトの甘い品揃えなんですが、値段は安くて、品物は新鮮で、地元の人が愛用している「なかなかやる店」なのです。品揃えが大手のスーパーにあるものと違っているというのも人気の理由かもしれません。カップラーメンなら、日清食品ではなくて、見たこともないようなブランドだったり、お菓子もグリコとかじゃなくて、おしるこサンドとかがあったりします。別に名古屋の漁港じゃないんですけど…おもしろいですね。
 で、そこにだし粉が売っているんですね。だし粉自体はテレビで紹介されて一時期人気が出たので、ご存知の方も多いと思います。ただ、その直売所のだし粉はなぜかちょっと安いんです。よくあるだし粉なんですけどね。オリジナルとかではなく…
 だし粉って便利ですよね。入れると味わいが深く濃くなります。和風っぽいものなら何に入れてもokですしね。
 我が家では、アオサ、すりごま、だし粉は料理のかくし味として多用されています。
 味噌汁にひとふり、うどんにひとふり、ラーメンにひとふり、煮物にひとふり、雑煮にひとふり…
 で、常備調味料のひとつとなっているからには安い方が助かるということで、その直売所でまとめ買いをするという我が家の日々なのでした。











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