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海旅をしてみて、地方の暮らしを取り巻く環境について考えてみました



 最近わけあって、海のある地方都市に行くことが多くなりました。地方都市でも県庁所在地とか、人口で2番目、3番目くらいの市です。

 もともと海が好きで、海辺の町や離島を旅することはずっと続けていましたが、最近、わりと大きな町にも行くようになりました。

 旅して思うのは、人の暮らしはどこも同じだなということです。

 常々「海が好きで、海辺に住むことで人生が変わる」ということをいい続けているぼくとしては、矛盾しているようでもありますし、もちろんその土地の風土や文化が違うので、暮らしがまったく同じということではありません。寒く雪深い地域は暮らしそのものが大変でしょうし、天災が多い地域もたいへんだと思います。

 とはいえ、人は、家族がいて、家があって、学校へ行って、働いて、(なぜか)男女が惹かれ合って結婚して、子どもを産んで、育てて、というのは、日本では、まあ同じです。そんなの当たり前かもしれません。

 旅の途中、見知らぬ町の目抜き通りに佇んで、人はどこでもそんな風に、生まれて、生きて、死んでいくんだな〜と考えたりします

 ポツンと一軒家とか離島などに住んでいるともう少し違った暮らしかもしれませんが、日本の大きな地方都市では暮らしぶりがそんなに違うようには思えないのです。

 そんな根本的なところは世界中どこでも同じかもしれませんが、もう少し細かいレベルのことでも似ていますね。

 電車が走っていて、車が走っていて、駅ビルがあって、駅前にはロータリーがあって、商店が並んでいます。道行く人は、ユニクロみたいな服を着ています。女性は喫茶店でおしゃべりをしています。メインの国道のロードサイドには、チェーン店が建ち並んでいて、それもどこも似ています。ガスト、マック、マックスバリュー、ユニクロ、眼鏡市場、オートバックス、ガソリンスタンド、ラーメン屋、医者…

 似ていることが悪いことではないと思いますし、暮らしの環境が似ているから不幸だとも思いません。気候や風土や文化や歴史はそれぞれ違いますし、県民性もあると思います。そして人の人生はすべて違うので、環境が同じだからといって、そこに住む人の人生までが同じだなんて考えていません。

 ただ日常の多くの部分を占める衣食住の店は似ているので、より一層自分らしく暮らしていくことが大事なんじゃないかな、と思うようになりました。その土地での暮らしをどう楽しむかとか、どんなふうに時間を過ごすかが大事だと思うようになりました。






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今度の休みは何をしよう?



 ぼくは働くのが嫌いでなんです。
 正確には、他人に小突き回されたり、あれこれ指示されて働かされるのが嫌いです。
 みんなそうかもしれませんが…
 朝の大手町とか新宿とかにいると、みなさん、ちゃんとバリバリ働いていてすごいですよね。尊敬しちゃいます。
 一応ぼくも働いていますけど…そんなにバリバリとか積極的とかではないんです。ぼくと似たような気持ちで働いている人も実はけっこういらっしゃるのかもね…
 そんなぼくは、次の休みは何しようかな?とか、今度はどこの海に行こうかな?とか、まあそんなことを考えつつ平日を乗り切っているのです。
 天気予報を見て、風と波と潮回りをチェックして、スキューバーダイビングにするか、シーカヤックにするか、セイリングにするか、サーフィンにするか考えて、じゃあどこ行こうかって迷ったりして、そういうのって楽しいですね。
 仮に海が荒れ荒れでも、海辺を散歩したり、サイクリングしたり、海を眺めながら庭の手入れをしたり、それだけでもとても楽しいのです。
 自分のペースで、自分のやりたいことができるシアワセを休みの日には、いっぱい味わうことにしています。
 あなたは次の休みは何をしますか?
 楽しみなことってありますか?








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ぼくの好きな海辺の産地直売所・道の駅



 今さらですが、道の駅などにある産地直売の店っていいですね。
 その土地の新鮮な物が比較的安く売られていて、行くとついつい買っちゃいます。
 ぼくのパターンとしては、伊豆あたりに車でダイビングに行った帰り、産地直売の店に行くというのが多いです。
 次に多いのは、家のそばの産地直売所に行くというもの…
 今回はぼくがよく行く産地直売所をまとめてみたいと思います。
伊豆エリア

 品揃えも豊富で、お値打ちです。地元の野菜が中心ですが、魚も少しだけ売っています。ここ特有なのは、植木が売っていること。しかも少しお安いです。
 この店は川奈と伊東の間にあり、東伊豆のIOPとか富戸あたりで潜ると、東京方面の帰りに立ち寄りやすいというのもよく行く理由です。

 下田や弓ヶ浜の先、下賀茂にある道の駅です。
 ここも地元の野菜が豊富です。先ほど書いたいで湯っこ市場が観光客が多くて値段が少し高めなのに比べて、ここは地元の人が多く、値段がさらにお安くなっています。
 ここならではなのは、猪肉や鹿肉です。地元で獲れたものをブロックに切って、冷凍して売っています。
 

 松崎にあります。
 道の駅や産地直売所自体が観光地化して混雑し、値段が高くなっている今日この頃ですが、こちらは牧歌的な雰囲気の産地直売所です。
 地元の野菜が中心です。
 ここはよくテレビで取り上げられるところです。地の魚が買えて、しかもその場でBBQができるというのがウリ。ぼくはここでしか買えない干物や珍味を物色するのが好きです。
 小田原の国道から近くて、立ち寄りやすいのも魅力。
 
 毎週日曜日の8時からやっています。なんというか、まだ観光地化されていない朝市らしい朝市です。地元のおじちゃん・おばちゃんが、自分家で採れたものを並べている感じがいいなあと思います。そんなこんなでいろいろなものがお安く手に入ります。
三浦エリア
 初声にあります。
 地元の野菜が中心です。品揃えが多い方だと思います。あと、地元の方が作った梅干し、味噌、ところてんなどもあります。
 ここならではなのは、葉山牛です(高いのでぼくは買いません)。
 そして今や人気の観光スポットになった佐島にある関口牧場のソフトクリームが、並ばず食べられるのもここのいいところですね。
 松輪漁港にある地物の魚が食べられる食堂です。
 何といっても松輪サバがおすすめですが、炙り、刺身、干物とそれぞれおいしさが違って食べ比べてみることをおすすめします。それぞれに違ったサバの脂のおいしさが味わえます。
 もちろんキンメ、アジ、カサゴ、ホウボウなどそのときに揚がったおいしい魚を食べられます。
 食堂の雰囲気が気取ってなくて、いかにも漁港の食堂という感じもぼくは好きです。
 三崎にある直売所です。三崎といえばマグロということで、マグロの品揃えが充実しています。干物や珍味もあります。2階は野菜の直売所もあります。
 全体に値段が高いかな、っていう気がしないでもないです。
 佐島の向こう、荒崎の手前に長井漁港がありますが、そこの水産会社である長井水産がやっている直売所です。
 ここの特徴は地物の獲れたての魚。種類も多く、スーパーよりも安い値段で買えます。マグロの冷凍も三崎より安いんじゃないかな。
 あと種類は少ないですが、地元の農家の方の野菜も並びます。これはスゴく安いです。
 首都圏の観光客の方々は、佐島の道沿いの地魚を売る店に行きがちですが、あちらはすでに観光客値段で、けっこう高いです。
 道の駅・産地直売所というにはおしゃれな建物です。地元の野菜、葉山の有名店のスイーツやパンなどが買えます。
 毎朝早く行くと、採れたての野菜が少しお値打ちに買えます。休日の朝、野菜を買って、緑を眺めながらカフェでコーヒーを飲んだりするのは、けっこう楽しいです。
 葉山港で毎週日曜日の8時30分からやっている朝市。魚や野菜も売っていますが、ラ・マーレ・ド・茶屋のスイーツの半端物やオリジナルのケーキが安く売っているのが、ここならでは。
 いつも列ができているお店があったりして人気のある朝市です。
 さてさて、情報をまとめてみたわけですが、わが家が産地直売所の利用するのは、もちろん新鮮な地の物を安く買うためです。
 でもそれだけじゃなくて、そこでしか手に入らないレアな物に出会えるということもあります。野菜や魚は、スーパーマーケットで売っていないものに出会えたりして嬉しかったりします。これまでおもしろいなと思ったレアものは、採りたてのもずく、猟友会の人が獲った鹿の肉、巨大な島おくら、島らっきょ、見たことがない品種のにんにく、規格外のわさびなどです。
 加えて、地元の人が作ったその土地の味に出会えるのも魅力です。梅干しといった漬物類・味噌・醤油・豆腐などは作り手によって味が違って、スーパーなどで流通するものとは違った良さがあります。ぼくは梅干しが好きなのですが、スーパーで売っている大手メーカーが作っている梅干しは、少し甘すぎてあまり好きではありません。直売所で売っている梅干しは、家で作っている味がします。
 概して大量生産品にはない手作りの味のものが多くある、そういうところが魅力だと思うのです。
 一方で、道の駅や産地直売所のデメリットというか、残念なところもあります。それは、最近、そこ自体が観光スポットになってしまい、売っている物の値段が高くなりつつあるところです。中間マージンを省いた安さが魅力だったはずなのにね。
 あと、混雑してるのもちょっと苦手。







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海辺に住むなら、海まで歩いて5分以内にした方がいいですよ



 海辺に住むなら歩いて5分以内のところに住んだ方がいいです。
 いきなりですが…
 ぼくの経験的に、あるいは周囲の知り合いの様子を見ていてそう思います。
 この話の前提に、海辺に住みたい人に向けて書いているというのはありますので、ご了承ください。
 海辺に住みたい人にもいろいろな考えがありまして、たとえば津波が怖いとか、塩害がイヤとか、土地が高いとか、そういう様々な理由で海から少し離れたところに住居を構える人がいるのです。
 その考え自体は全然いいんですが、ぼくの経験からいって、海まで歩いて10分くらいかかるとだんだん海に行かなくなりますね。
 そりゃね、引っ越して最初の頃は行くと思います。時間があれば海に行く…やっぱり嬉しいんだと思うんですよね。
 それが5年経ち10年経つと、土日の休みのどちらかに海に行くとか、月に1、2回くらい海に行くとか、そういう感じになってしまう…そんな人が割りと多いんです。
 もちろん海の魅力というのはあるわけで、海に行ったら行ったで「やっぱりいいなあ」とリフレッシュできるのです。
 ポイントとなるのは、海に行くまでのちょっとした手間がだんだん面倒くさくなるので、その面倒くささを抑えつつ、海でリフレッシュするメリットを享受することでしょうか。
 ぼくの現状はというと海まで徒歩2分くらい。散歩とかジョギングとか買い物に行くときとかにビーチを通ります。通ると近道なので…
 そういう日常的な行為の途中に海があるというのが、海辺に住んで、長く海に親しみ、海のよさを享受するポイントではないかと思のです。
 ここで改めてぼくの経験を説明させていただくと、海辺に住み始めた最初は神奈川県藤沢の鵠沼海岸というところでした。
 海まで徒歩15分。
 鵠沼はいい波が立つので、ロングボードを担いで、土日に海に行っていました。ただロングを担いでの徒歩15分というのは、わりと負担があるもので、だんだん海に行く頻度は減っていったのです。
 それでも海が好きなので、土日のどちらかは海、波がないときは海辺をサイクリングかジョギング…を自分に課していました。少し無理していたんだと思います。「せっかく海辺に住んでいるんだから海に行かなくちゃ」みたいな気持ち…
 そのときに感じていたのは、「海辺に住むなら、もっと近い方がいい。徒歩10分でも遠いな…」ということでした。
 一方で、ぼくの海遊びの知り合いで、海辺の本当に海のキワに家を建てた人がいました。防波堤の後ろという立地です。その人の暮らしぶりを聞くに、あまり近すぎるとヤバいということです。
 なにせ家中カビが生えるし、洗濯物は潮くさいし、電化製品は寿命が短くなるし、車だって錆びる、波が高いときは窓が潮で白くなるし、台風のときはハンパじゃなく怖いし、家にフナムシが上がってくるし、窓のサッシが砂で開きが悪くなるしっていうんで、極端に近すぎるのも、ぼくが望んだ暮らしではないなって思いました。
 なので、海から少し離れたくらいがぼくとしてはちょうどいいようなのです。徒歩1分~5分がベストな距離じゃないかな…
 もし海辺に移住しようとお考えの方が、これをお読みでしたら、ご参考まで…









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やらないなんてあり得ない

 ぼくは海辺に住んでいて、ウォータースポーツをします。スキューバーダイビングやシーカヤックやセイリングやサーフィンをします。雨でも多少荒れていても海に出ていきます。
 まったく海に縁のない都会住まいの知り合いには、なぜそんな危ないことをするのかと尋ねられますが、ぼく自身は危ないことをしているつもりはありません。
 自分の体力や能力と相談して、生きて帰ってこられる可能性が高いと判断しているから海に出ます。
 ぼくは、普通に友人もいて、普通に人付き合いをしている人間だと思います(自分が普通だと思っている人ほど危ないという意見もあるかもしれませんが…)。
 普段あまり表には出さないんですが、若い頃から嫌いな人のタイプがひとつだけあって、それはやらないうちからできないという人です。そういうタイプの人とは友達になったことはありません。まったく気が合わないから…
 すごく身近なことでいえば、遊園地に行って、怖い目のアトラクションに乗らないとか、旅先でステキなお店があるのに入らないとかです。
 バンジーも、行った先にあればやってみますし、ボルダリングも友人に誘われたらやってみました。とにかくなんでもそうです。
 やってみたら、すごくおもしろいかもしれないのに、やらないという選択肢は、ぼくにはありません。
 もちろん大変な目に遭うこともありますが、たいていの場合そこまで大変でもないですし、なによりぼくがまだここに生きているわけだから、大したことはないわけです。逆に、やってみたらすごくおもしろかったとか、達成感があったということは多々あります。
 何かをやらないということはそのチャンスを捨てているわけでしょう。人生は一度きりで、しかもいつ死ぬかは予測できないんです。
 これはやるしかないでしょう。
 といいつつ、ぼくだって勇気がなくて、自分の生活が大きな進路転換になるような場合は、やれません。
 大学生のとき友人に誘われてアフリカを半年くらい旅しないかと誘われたことがあったんですが、就職も卒業もほぼできる予定だったので、さすがに断りました。
 今も仕事を辞めて、リゾートでダイビングの仕事をしたいと思いますが、家族に迷惑をかけるので、我慢してます。
 うん、まだまだかもしれない…







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海辺のおいしいビールの思い出



 ぼくはウォータースポーツをした後に、シャワーを浴びてさっぱりしてから、海を眺めながらビールを飲むのが、とても好きです。
 今までも多くのおいしい海辺ビールを飲んできました。
 一番よかったのは、母島でスキューバーダイビングをした後、ペンションでシャワーを浴びて、港の防波堤で缶ビールを飲んだときです。
 あれはノンビリした時間の流れと、かなり南国の空気感がビールをおいしくしていたんだろうと思います。
 2番目はモルジブのリゾートアイランドで、やっぱりスキューバーダイビングした後、シャワーを浴びて、水上コテージのデッキでビールを飲んだときです。
 海はキレイだし、自分はほとんど海の上にいるような状態だし、潮風は心地いいし、リゾートだし、やっぱりモルジブだし…
 3番目は、先島諸島の多良間島で、やっぱりスキューバーダイビングをした後に、宿でシャワーを浴びて、浜辺まで行って缶ビールを飲んだときです。
 時間がゆっくり流れていて、人はそんなにいないし、沖縄の潮風はなんだかやっぱり独特のよさがるような気がするし…
 4番目はよく行く三宅島で、やっぱりスキューバーダイビングした後、島の温泉に入って、温泉に併設された店のテラス席(そんなオシャレじゃないけど)で海を眺めながら生ビールを飲んだときです。
 温泉だし、生ビールだし…
 5番目は、年に何度かやるカヤック&キャンプで、カヤックで漕ぎついた入江にテントを張って、焚き火をしながら、缶ビールを飲んだときです。
 シャワーは浴びられなかったけど、キャンプだし、焚き火だし…
 いつもそうなんですけど、今度はいつ海遊びに行こうか考えていて、そこでいかに旨いビールを飲むかを考えていて、ちょっとあまりにはしたないんじゃないかと思わないでもないけど、まあ、そんなの気にしてないで、楽しい方がいいわけです。
 たぶんこれからも身体が許す限り、海ビールを飲んでいくんだろうと思います。








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月の道、光の中に佇む…



 伊豆の北川は月の道をウリにしている観光地です。ムーンロードといってPRしています。
 月がある方向に沈むときに、海に月明かりが映って光の道のようになるのです。
 あなたがご想像のとおりきれいです。

 月の道がきれいなのは北川に限ったことではありませんけど…
 ただ、海に面した温泉宿では、もともと海の水面と温泉の水面が面一になるように作ってあるところがあって、その温泉に入ると月の道があたかも自分に向かって延びているように見えるそうです。
 それは確かにいい眺めでしょう。
 そんな温泉ならいつもより長めに浸かっていたいような気がします。
 ぼくの家の前の海でもときどき月の道ができます。
 海が銀色に輝いて、神秘的な感じがします。もともと月明かりというのはそういうものかもしれません。なんだか胸がザワつく感じがします。月の道ができるということは海が穏やかな日なわけで、ですからあたりは静かです。いつもならする波の音が小さかったりします。

 シンとした海、夜、月明かりに青白く光る海、そこに延びる月の道、月の道を横切る漁船…

 そんな風景を小一時間も眺めていると、自分が風景の一部になってしまったように錯覚します。自分が海の上にいるんじゃないかって思えてきます。あぁずっとこうして海の上に浮かんでいられたらいいなぁ、なんて思います。
 やっぱり月の明るい夜は、気持ちがいつもと違うようです。








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海辺暮らしの良いところ

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以前「海辺の暮らしの良し悪し」という記事を書きました。

その際、ぼくの住んでいるところは、海辺というよりも海山辺だと書きました。それを「海山辺暮らし」と呼びたいと思います。

今回は「海山辺暮らし」の良いところをご紹介したいと思います。


【気軽にウォータースポーツが楽しめる】

ぼくはサーフィン、スキューバーダイビング、シーカヤックをやりますので、海まですぐの立地はありがたいです。
窓から海のコンディションをチェックしてすぐに行動を起こせます。
例えば金曜の夜飲んで遅く帰って、土曜の昼近くまで寝ていたとします。そんなときでも昼メシを食ってから、海に遊びに出られる、そんな気軽さがあります。

もしこれから海辺に住もうと考えていて、ウォータースポーツをする方は、立地には気をつけたほうがいいでしょう。
特に器材が重い、ウインドサーフィンやボート、シーカヤックをやる方は、以前の記事の分類でいうA-2やB-2にあたるところに住むと、あまりメリットがありません。
加えてカートなどで器材を運ばなければならない場合、家から海までの経路に階段などがないかも重要です。ぼくは家を選ぶ際、そのことは注意しましたので、家から海までの最短距離がすべてスロープです。


【自然に囲まれてる安堵感】

「海山辺暮らし」に暮らしてみて、 波の音、森の葉のこすれる音、リスの鳴き声、鳥のさえずり、風の匂い、潮の香り、そうしたいろいろな要素が人の心には知らず知らずに影響してくるということが、住み始めて良くわかりました。  
そういえば都心に住んでいた頃は、割と気持ちがいらだったりして細かいことで腹を立てていました。  今はそんなことはありません。週末家にいると気持ちの奥のほうがほぐれていく感じが確かにあります。

そんな安らぎを手に入れたい方にオススメな立地は、道のどん詰まりで、奥に家がなく、自分の家が山際で、隣の家と距離があるところです。
プライベート感が高ければ高いほど、のんびりゆったり感が増します。少し高台になっていると海も眺められます。 「限られた人しか付近にいない」というのはなんとも安心できるものです。
ただこのような自然がたくさんある感じというのは、都心へ通えるエリア、例えば湘南エリアでは藤沢、辻堂、茅ヶ崎あたりでは味わえなくなりつつあります。 あのあたりはもう町でして、自然に接したい方は別なエリアを探した方がいいでしょう。


【アレルギー症状などの病気が和らいだ】

家族の一人がアレルギーの気があったんですが、それが和らぎました。
知り合いでも、子供のアトピーやぜんそくが軽くなったという人は結構います。
ただ夏の昼のような陽射しが強いときは要注意です。かえって症状が悪くなることもあります。穏やかな気候の日に適度に潮風を浴びるのが良いと思います。

海まで行かなくても、家の空気自体が湿気を含んでマイルドになっている気がします。それは特に冬に感じます。


【周りの人のゆるさ 】

ぼくの住んでいるあたりの人は、みんなノンビリしていて、極端にいやな人や変な人はいません。
以前都心に住んでいるときは、細かいことにうるさいとか嫌味な人がいましたが、そういう意味で暮らしやすいです。

それから、まわりにウォータースポーツをやる人が多いので、趣味の話で盛り上がれるのもいいですね。

例えばシーカヤックでちょっと離れたところまで行って帰ってきた話しをしますね。今だと「すごいね。やるね。海の状況はどうだった?」みたいな反応ですが、これがウォータースポーツをやらない人だと「えっ、いい年してそんな危ないことすんの?」というリアクションです。
そりゃ危ないけどさあ…

あとちょっとしたことですが、ラフな服でぜんぜん気兼ねないです。相手もダラっとした服装ですから…。
服装に構わなくてもいいのは、ぼくのようなズボラでファッションに興味のない人種にとっては、ありがたいことです。
些細なことですがラクです。


【空いている】

基本的に田舎でして、人口密度が低いせいか、郵便局、図書館、役場、病院、スーパーなどなど、そういう生活上のサービスがどこも空いています。
しかもどこも駐車場がたっぷりあって、車で行けます。
空いていて待たなくていいので、その点もストレスが少ないといえます。

まだまだ「海山辺暮らし」のいいところはあるような気がしますが、とりあえず今回はこのあたりまで。思い出したらまた書きます。








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自分の力だけで進む…あるいは把握可能な大きさの物と自分の関係…



 ぼくはたまたまシーカヤックもやるし、小型2級船舶免許も持っているので、レンタルボートに乗ったりもします。それからちょっとワケあって、セイリングのレースのテンダーも操縦したりします。
 テンダーというのは、ヨットに何かあったら助けるためのもので、通常エンジン付きのゴムボートを使うことが多いんです。なので、テンダーのことをゴムボっていったり、ゴムっていったりします。
 で、あるときテンダーのエンジンが故障してしまったんですね。
 エンジンをかけようとしてもかからないわけです。
 そうなるとテンダーってただのゴムボートなわけで、風や潮に流されるし、オールで漕ぐんですけどなかなか進まなかったりします。
 大きめのボートだと、こういうトラブルに備えてサブエンジンを付けているんですが、小さなゴムボにサブエンジンを付けたりはしません。
 こういうトラブルに遭うと、風の力だけで進むセイリングの方がずっと身軽だったりします。
 もっといえばシーカヤックなんてもっと身軽です。
 シーカヤックは自分がエンジンで、自分の力だけで進みますから、壊れるか疲れるか事前にある程度予想がついて、ぼくは気楽だったりします。
 気楽というのは、いくつかの意味を含んでいるんですが、人や物をあてにしていないから気楽だという意味と自分だけが頼りでいっそ清々しいという意味と自分のことは他人のことよりもわかるので安心だという意味です。
 機械があることで、普通の人間の力では到底行けないような距離を楽に進めたりしますが、一方で機械が故障したときの反動が大きいですね。
 飛行機なんて最悪の場合、大事故ですもんね。
 その点、シンプルな道具~シーカヤックとかヨットとか自転車とかですけど~って、機械に何かあっても、まあそんなに大惨事になることは少ないといえるかもしれません。ヤバいとわかっていることは基本しないし、するときはわかってするわけですから…
 自分の身体が把握できる範囲の道具を使って何かするって、道具が身体の一部になったみたいで、心地いいものです。








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のんびりした暮らしの作り方



 日々雑事に追われてバタバタしています。
 街に出るとみんなセカセカしていて、そんな人の流れに圧倒されてしまいます。

 自分としては、もう少しゆっくり、のんびり過ごしたいと思うんですが、気がつくとどこかしら焦っている自分がいます。
 何かをもっと速くやらなければとか、同じ時間なら多くのことをやった方がいいとか、ボーッとしているくらいなら何かやった方がいいとか、あれもやった方がいいしこれもやった方がいいとか…たぶんそういう考え方や価値観がぼくの中にあるんだと思うんです。
 そういう自分がイヤで、海辺に引っ越して、努めてのんびり暮らそうとしているんですが、なかなかうまくいきません。
 あるいはこういう考え方もできるかもしれません…
 ぼくは、人並みに暮らしたくて、でものんびり過ごす時間も欲しくて、だから人並みに暮らすためにやらなければならないことを速くこなそうとして慌ただしいんだと…
 そうかもしれないと思います。
 じゃあ、人並みに暮らしたいというのは正しいのか?と自分に問いかけてみるんです。
 いやいやさすがにそこのラインを外してしまうと、浮世離れした変人か、あるいは汚部屋の住人か、ゴミ屋敷で有名な迷惑な人などになってしまうんじゃないかという恐怖感があります。
 もしかしたら、うまくやれば適度にだらしないギリギリ普通の人の暮らしもできるかもしれませんが、自分がその微妙な立ち位置をキープできるか自信がありません。
 だったら、今よりも、もう少し暮らしのスピードを緩めてみようかなって思います。たとえば歩くスピードを遅くするとか、海を眺める時間を今よりも長くするとか、テレビを見ないで、ボーッとするとか…
 そういうことで暮らし方って変わるのかもしれません。







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