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南国の光と風



 沖縄や小笠原、あっ、その、えーとフィリピンでもモルディブでもいいんですが、回帰線に近い緯度の低い土地を訪れたときの、あの夏感やトキメキはなんなんでしょう。
 ぼくは大好きです。
 強い光、濃い影、クラッとくるほどの暑さ、濃厚な潮の香り、ブーゲンビリアやハイビスカスといった鮮やかな色の植物…
 寒いのがとにかく苦手、暑いのは平気なぼくとしては、南国を訪れたときの嬉しさはひとしおです。飛行機や船を下りたときから胸がざわつきます。
 暑さや南国にいる虫なんかが苦手な人にはわかっていただけないかもしれませんね。
 寒い地方の冬の季節の雲と雪で閉ざされて、日々氷点下になるような暮らしというのは、ぼくは体質的にダメだと思います。それが気持ちにまで伝わって、陰々滅々としてしまいます。
 日本の、例えば東京とかの春とか梅雨とか秋雨の時期って、曇っていたり、雨っぽかったりします。その期間がわりと長いですね。そういうグズグズした感じっていうのも、ちょっと気が滅入ってきます。南国に行く雨期はあるかもしれませんが、それほど長くグズグズした感じではないと思っています。
 ザッと雨が降って、その後はカラッと陽射しが照る感じがいいですね。
 強い陽射しを求めて、ぼくは南(特に島)を目指します。年にできれば2回、最低でも1回は1週間以上は旅行をしたいな、と思っています。







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