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珊瑚礁の島って、やっぱりいいですよね!



 ぼくは三浦半島の西岸の海辺に暮らしています。
 会社は東京に通っていまして通勤時間が長くかかるんですが、海が好きで、海辺に移住しました。それくらいの重度の海偏愛者なんです。
 休日には自分の家のそばの海で、スキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをしていまして、それはそれでとても満足しているんです。
 でも、何年かに一度くらいは、無性に沖縄方面の珊瑚礁の離島に行きたくなります。やっぱり離島が好きなのと、空気がきれいなのと、陽射しが南国なのと、珊瑚礁の海のブルーが綺麗なのと、珊瑚礁のビーチが綺麗なのと、解放感があるのと…って、切りがないのでこれくらいでやめときますが、とにかく、沖縄の珊瑚礁の離島に行きたくなるんです。
 自分の家のそばの海と何が違うんだろうと考えるんですが、やっぱり南国の珊瑚礁の島っていいんですよね。

◆珊瑚礁の島旅ガイドの本をピックアップしてみました


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ぼくの性格はいつからこんな風になったんだろう



 ぼくはいつの頃からか、せっかちで、慎重で、かつ周囲に配慮して迷惑をかけないような性格になっていました。たぶん仕事でいろいろな経験をするうちに、そうなったんだと思います。
 なにせぼくが仕事に就く前までの期間が22年間、ぼくが仕事をするようになって30年ですから、仕事をしている期間の方が長くて、ぼくの性格に及ぼす影響だって仕事によるものの方が大きいのもあり得ることかな?って思ったりします。
 まあ、それはともかく仕事での振る舞いの反動で、休日は海辺でのんびり、ボーッと、マイペースに過ごすようになりました。海にいるときの自分が、おそらく本当の自分で、それ以外は社会でソツなく生きていくために矯正された自分なんだと思います。
 ぼくの夢というか願望としては、マイペースで、周囲のことなんかお構いなしで、のんびりした性格になることです。これは本気でして、そうなったらさぞかし生きやすいだろうなと思うんです。
 たまに周囲でそういう性格の人に出会ったりしますが、すごくうらやましいです。
 でも性格というのはなかなかすぐに変わるものではないから、今の自分の性格で生きていくしかないですね。


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風が通る道



 海でウォータースポーツをすると自然の様子に敏感になります。それはウォータースポーツをより楽しむことや、自分の身を守ることに直結しますから、当たり前といえば当たり前かもしれません。
 たとえば風なんですが、海をシーカヤックでパドリングしていると、風が通る道があるのがわかります。
 たいていは陸側に山がいくつか連なっていて、その間に谷があって、谷の部分から風が吹き出てくるというパターンが多いですね。
 それから岬を越えるあたりにも風の道があったりします。
 風の道は、風が吹いているところの水面にさざ波が立ったりしますからそれでもわかります。もちろんさざ波が分かるくらい海が凪いでいる日に限りますが…
 風の道は、パドリングしているとその道の部分だけ、風が強くなります。一瞬あせるんですが、周囲を見回すとその部分だけが波だっているので、その部分を漕ぎ渡ってしまえばなんてことありません。
 セイリングやウインドサーフィンをする人は、風の吹いているところ、ブローが吹いているところを見つけるのがもっと上手です。
 こんな感じでウォータースポーツをしていると、自然の様子に敏感になるんですが、その敏感さは陸にいるときにも発揮されます。なので陸でも風の道を見つけたりします。やはり谷間や川に沿って風が吹くことが多いようです。よくわからないのは高層ビルの近くでして、高層ビルの真下は間違いなく風が強いんですが、高層ビルが林立している街などは、高層ビルとビルの間で渦巻くような風が吹いていたりします。
 自然の様子に敏感になると、普通なら見逃してしまうようなことを感じ取れて、ある面では豊かな日々が送れるといえるかもしれません。

◆風の読み方をガイドした本をピックアップしてみました



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東京近郊の海を見たカルチャーショック



 ぼくが上京して関東近辺の海辺で遊び始めたのは大学生の頃。年代でいえば1990年代前半でした。
 上京して驚いたのは、東京の街が大きいことももちろんですが、相模湾沿岸の海の様子でした。ぼくの故郷に海はありましたが、それは漁村だったり、観光地だったり、港湾だったり、コンビナートといったものでした。どれもこれも産業に欠かせない施設で、一般人が普段は立ち入らない場所です。そのため海は少し遠い存在だったんです。
 ところが東京近郊のいわゆる湘南のような海は、住宅地であり、お店もあり、マリーナがあり、いわゆる生活と遊びの場でした。
 その海と暮らしの近さ、そして漁業関係や観光関係が仕事でなくても海辺に住むことができるという点に衝撃を受けたのを覚えています。
 また、ヨットやクルーザーやダイビングやサーフィンなどの海遊びをする人が大勢いるという豊かさにも驚きました。
 物心ついた頃から海が好きだったので、そうした海と暮らしの関係にすごく惹かれていったのです。
 当時、貧乏大学生だったので、お金はありませんでしたが、海辺のカフェやレストランに行ったり、鵠沼でボードをレンタルしてサーフィンしたりしていました。
 東京のどんより曇った狭い空のもとでの暮らしで息がつまりそうになると、電車で逗子・鎌倉・鵠沼・辻堂・茅ヶ崎・大磯・小田原といった相模湾あたりの海に行きました。一日海にいると不思議に気持ちがスッキリしました。
 相模湾だけでなく外房や鹿島灘にも行きました。
 ぼくの海遊び遍歴は、サーフィン→スキューバーダイビング→セイリング→シーカヤックという具合に増えていき、今は全部をやっているんですが、それぞれの局面ごとによく行く海は変わっていきました。
 サーフィンを熱心にやっていた頃は、湘南や外房や大洗に行きましたし、スキューバーダイビングにハマっていた頃は、伊豆や八丈島・三宅島に行くようになりました。セイリングは油壺と葉山が多いですし、シーカヤックは三浦半島や西伊豆がメインです。
 それぞれの海によさがあってどこも好きです。ただ年齢と共に好みが変わってきたような気が…
 若い頃は、茅ヶ崎・鵠沼・東浪見・一宮のような広い砂浜が好きだったんですが、だんだん油壺・葉山・伊豆のような山が迫った海が好きになってきたんです。それは海遊びによって変わっていく面もありますが、なんとなくリラックスできる海が変わってきたというのもあります。不思議なものですね。
 だいぶオジサンとなった今では、上京した頃のような、お店がたくさんあって、人が大勢住んでいる賑わった海辺よりは、ノンビリした漁村がいいと感じるようになりました。自分の好みの変化を思うと、過ぎた年月や経験してきたことをしみじみ思い返してしまいます。
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自然を相手にするスポーツの怖さと魅力



 ぼくはウォータースポーツをします。マリンスポーツといってもいいかもしれませんけど、ぼくはウォータースポーツっていうようにしています。
 具体的にはスキューバダイビング、シーカヤック、サーフィンです。以前はセイリングもやっていましたが、最近は遠ざかっています。
 自然を相手にするというか、自然の中に入っていく行為には、ある程度危険が伴います。それは仕方のないことだとぼくは思っていて、別に都会を歩いていても、自動車が突っ込んで来たり、ビルの工事現場から鉄骨が落ちてきたり、強盗に巻き込まれたりすることもあるので、自然相手だから危険だとはいいきれないと思います。まあ、ちゃんと計算したことありませんけど、交通事故がリスクが高くて、次は強盗や空き巣、次は火事、次はクライミング、次は山登り、次はウォータースポーツというようなリスクの順番じゃないかなあって気がしてます。
 自然を相手にするスポーツはある程度危険があるわけですが、それを自分の頭と技量を使いながらなんとかこなして、無事に帰ってくることができると、なんともいえない達成感があります。おそらく自分の力を出し切って結果を出した達成感なのでしょう。
 自然というのは危険がある反面、ときどきとても美しい風景を見せてくれます。
 そして自分以外の誰もいない場所で、しかも自然という素晴らしい環境の中で癒されるという面もあります。
 これも推測ですが、自然相手のスポーツをやる人は、そのような達成感と自然の美しさと自然から得られる癒しに魅了されているんじゃないでしょうか?
 それだからこそ自然を相手にするスポーツは、ある程度危険を伴っても十分にやる価値のある行為なのかもしれません。

◆自然の中に入っていって冒険や探検に興味のある人にはオススメの本をピックアップしてみました


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海はやっぱりいいですね!



 ぼくは海が好きで、海辺の田舎町に引っ越しました。
 海の魅力ってたくさんありますが、やっぱりスコーンと晴れた青い空とマリンブルーの海が広がっている、あの解放感ではないでしょうか?
 ぼくはスキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンといったウォータースポーツをやりますが、それぞれのスポーツの楽しさはもちろんありますけど、海という場に身を置くだけで、気持ちがよく、リフレッシュできる面があります。
 海で潮に身体を浸し、ウォータースポーツで身体を動かし、太陽を浴びると気分がスッキリします。ぼくの場合、平日に溜め込んだストレスを休日の海での時間でリセットしている感じがします。
 そして海から上がった後、シャワーを浴びて、スッキリしたところでビールを飲むというのが、休日のリフレッシュゴールデンスペシャルコースだとぼくは思っています。
 やっぱり海はいいよなーなんて独り言をいいながら、ビールを飲む休日の夕方なのでした。

◆海の暮らしを紹介している本をピックアップしてみました

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平日の海の見えるレストランでランチを食べてリフレッシュ



 仕事で土日に出勤して、その代わりに平日に休みになることがあります。いわゆる代休とか振休とか呼ばれるヤツです。
 ぼくはこれが大好物でして、振休の日で海に出られない海況のときには、妻と一緒に近所の海が見えるレストランへランチに行きます。ぼくの好きなのはテラスのある店です。
 ぼくは室内よりも空気が動いていて、潮風が感じられて、陽射しがあるテラス席が好きです。開放的で海もよく見えますし…妻は日焼けするから嫌がりますけど…
 平日なので空いていて(でも、お客さんが誰もいないということはありません。不思議。リタイアした人なのか、ぼくと同じように平日休みの人なのか?)、お客さんもお店の人も、のんびりリラックスした雰囲気で、店内にユルい空気が満ち満ちています。
 海を眺めながら、潮風を感じつつ、おいしいランチを食べて、食後のコーヒーもゆっくり楽しむというのは、海辺のレストランならではではないでしょうか。
 こうしてリラックスして気分転換をして、また明日から仕事を頑張ろうと思うのです。

◆海辺のレストランを紹介している本をピックアップしてみました



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海辺の土地の見極め方・分類方法について~海辺に住みたいと考えている方へ~



 この文章を読んでいる方の中には、「これから海辺に引っ越したいな!」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
 でも、一口に海辺といってもいろんな土地があります。「どこを選んだらいいの?」と思っている方に参考になればと思い、この記事を書きました。

 以前にも海辺に住みたい人にとってどのような立地を選ぶかについていくつか記事を書いていますので、もしよければご覧ください。
 その際参考にさせていただいていたのが『いつかは海辺の家で暮らす』という本です。著者である加藤さん・植村さんは、海辺の家のロケーションをA-1・A-2・B-1・B-2の4パターンに分けています。
Aは海岸線に建つ場合で、Bは海岸線ではないが海まで徒歩圏内と大きく分かれます。
A-1は平地にあって目の前が海の家
A-2は崖っぷちなどの高台にある家
B-1海辺から内陸に少し入った家
B-2海辺から内陸に少し入った高台の家
 これは画期的で合理的な分類ですね。自分が住みたい土地のイメージを明確にするのと、実際物件を探す際に、不動産屋さんに伝えやすいというメリットがあります。
 で、ぼくは自分の好みの立地を考えていくうちに、もう少し他の要素があるんじゃないかと思いました。
 加藤さん、植村さんのアイデアをパクったとか剽窃したとか、そういうことではありません。
 アイデアを発展させた!という感じで受けとっていただきたいと、かように考えるわけであります。
 あるいはお二人にインスパイアされた!と意味なくカタカナなど使ってオシャレなイメージにしちゃいましょう。
a:海岸からの距離
b:高さ(標高)
c:陸の地形(平野か山が迫っているか)
d:海の地形(砂浜か磯かなど)
e:土地の用途(宅地か山林か農地かなど)
f:町からの距離(市街地か田舎か)
g:その他
 これらの要素があるとぼくの住みたい立地がある程度表現できるのです。
 そしてaからfそれぞれにさらに要素があります。
 それを1から順に番号を振ってみます。

 ちなみにぼくの好みの立地を表現してみると…
a1:b2:c2:d2:e2:f2
ということになります。
 ぼくは海に近くて、標高が20m~30mくらいの斜面か丘で、山地かリアス式の土地で(平野はあまり好きではありません)、小さな砂浜と磯があって(そういう砂浜はたいてい両端に磯や岬があるので)で、山も近くて、あまり建て込んでいない田舎が好きです。
 その他の好みとして、海から家までの間に道路が通っていないところが好きです。湘南の134号線のような大きな道が通っているような土地は好きではありません。海と隔てられている感じがしますし、海に行くのにいちいち信号とか横断歩道とか面倒くさいじゃん。
 また、家から海まで階段がない場所が好きです。スロープになっていると、海遊び道具をカートに載せて運べるからです。
 それから(まだあるんですよ)家が道路のどん詰まりになっているところが好きです。なぜならその道を通る人が必ず自分の家に用があるからで、通過するためだけの人が通りません。そういう土地ってすごく安心感があるし、プライバシーが保てるんですよね。
 さて、それでは各要素の長所・短所について、ぼくの考えをまとめます。
a:海岸からの距離
 この項目は海好きな人でも、ウォータースポーツをやる人か、海を眺めるのが好きな人かによって好みが出ます。
 ウォータースポーツが好きな人なら、海に近い方がいいでしょう。ちなみにぼくの経験では、徒歩5分以内でないと、サーフボードやシーカヤックなどを運ぶのが億劫になります。
 ただし、海から近いと塩害、砂の害、津波など心配なことも増えます。ぼくの知り合いで海岸べりの防波堤のギリギリのところに家を建てた人がいますが、ちょっと海が荒れると家全体が潮をかぶってしまうそうです。この人なんかは海辺に住んでいるというより、もはや海に住んでいるといっても過言ではない、苦しゅうない、近こうよれ、よっしゃよっしゃ、あっぱれあっぱれ…
 一方、海からあまり離れてしまうと、それってもう海辺じゃないじゃんということになり、何のために海辺に移住したのかわからなくなります。なので離れるといっても徒歩で20分以内じゃないの?というのが、ぼく的な目安です。

b:高さ(標高)
 これはイメージしやすい項目ではないでしょうか?
 海辺の高台に住むと眺めがいいもんねー、てなことです。
 ただ注意が必要なのは、ウォータースポーツをする人で大きな道具を運ばなければならないような場合、たとえばシーカヤックとかウインドサーフィンとかセイリングとかですけど、そういう場合はあまり急で標高の高いところに住むと、海に行くのが億劫になります。いえいえ、海に行く時は下りだからまだいいんですが、海で遊んで家に戻るときに坂道を登らななくてはならず、立地によってはたいへんなことになります。
 熱海はずーっと上の方まで別荘地が続いていますが、あまり上の方は海辺という感じがしませんもんね。
 ぼくが海辺で土地を探すとしたら、aとbのバランスに一番こだわると思います。
 ぼく的にはウォータースポーツをしますので、海辺に近い方がいいなあと…
 一方、家にいるときも海を眺めたいので、ある程度高台に住みたいのです。なので、ウォータースポーツの器材を運ぶのに苦にならない程度の高台(標高20mとか30mで緩やかな坂道って好みがいちいちうるさいでしょう)で、海まで徒歩3分以内という立地が理想です。

c:陸の地形(平野か山が迫っているか)
 地形ってけっこう大事です。タモリさんほどじゃないですが、ぼくも結構地形好きです。
 茅ヶ崎とか九十九里みたいな土地って、海からほとんど標高が上がらず、平野がズーッと内陸まで続いています。そういう土地が好きな人もいます。
 平野のいい点は、家が建てやすく、移動が自転車とか徒歩でラクラク・ランランというところ。悪い点は津波が来たとき、逃げる場所がないということです。あと、たいていそういうところって家が建てやすいので、建て込んでいるんですよねー。それに竜巻が起きやすい場所ってたいてい平野です。
 ぼくは海が好きですが、山や森も好きで、見た目に変化のある地形が好きです。そういう点で平野は好きではありません。
 一方、熱海とか熱川とかって山が海に迫っている地形で、平野がほとんどありません。ぼくはこういう土地の方が好きです。
 山が迫っている土地のいい点は、眺めの良さが期待できるということ、森になっていることも多いので緑が豊かで鳥なども多く、田舎暮らしをしている感が満載です。悪い点は坂道が多いので移動がたいへん、平地が少なく住む場所が少ない、崖崩れがあるかもしれない、地形によっては風や雨が多いかもしれないということです。
 そしてリアス式の海岸というのは、志摩とか有名ですね。油壺なんかはリアス式海岸ではないかもしれませんけど、そういう雰囲気を醸し出していますが、入り江がたくさんあって、丘から海までドロップオフ的にストンと下がっている立地です。陸地は山というより丘というのが相応しい高さだといえます。
 リアス式の海岸のいい点は入江がたくさんあり、水深も深くなっているので、天然の良港になりうること、変化に富んだ地形が楽しめることです。悪い点は平地が少なく住む場所が少ないこと、坂が急なことでしょう。
 また、島もこの項目に含めてもいいでしょう。ぼくも島好きですが、島は島ならではのよさがあります。一方陸続きではないので、交通の不便さはあります。

d:海の地形(港か砂浜か磯かなど)
 サーフィンをする人は海が砂浜になっている方がいいですよね。一方スキューバーダイビングやスノーケリングをする人は、磯や珊瑚礁になっている方がいいでしょう。また釣りやボートやセイリングをする人は港があった方がいいかもしれません。また複数の要素が近接している立地もあるかもしれません。
 珊瑚礁なんて憧れますが、沖縄とか小笠原とか海外が選択肢に入ってきて、ぼくはちょっとそこまでは…という感じです。
 ちなみにぼくはそんなに長くない砂浜が好きです。そういう砂浜はたいてい両端が磯か岬になっているので、砂浜と磯両方を備えていて、ぼくのようにサーフィンもするダイビングもするという人にはピッタリの地形です。

e:土地の用途(宅地か山林か農地かなど)
 いわゆる不動産関係の人が地目と呼ぶ項目です。不動産を買う場合、気になる項目ですが、ここではその土地周辺の雰囲気も指します。地目が宅地ならばだいたい一帯が住宅地で、家が建て込んでいたりします。上下水・電気などのライフラインはキチンと整備されていたりします。暮らしやすいですよね。
 山林や農地だと、周囲に家のない土地かもしれません。また、場所によっては水道と電気を引かないといけないかもしれません。
 家を建てるときも宅地なら問題なさそうですが、別に山林でもその分安くていいという方はそれでもいいでしょう。一方、農地だと家を建てる際に制限がありますから、そこは要チェックでしょう。

 
f:町からの距離(市街地か田舎か)
 田舎暮らしをしたい方は、あまり建て込んだ市街地を好まないかもしれません。一方、生活の利便性を考えると、スーパーや病院などが近い方が便利です。自分の好みをはっきりさせるか、あるいはバランスをとるか、自分の考えを整理した方がいいのではないでしょうか?
 ぼくは今近くのコンビニまで車で10分、スーパーまで15分程度のところに住んでいますが、別に不便ということはありません。好みとしてはもう少し不便なところでもいいかなーと思っています。スーパーまで車で20~30分くらいならぜんぜん許容できます。
 今は、宅急便や郵便の配達がしてもらえるところなら、かなりの生活必需品がネットで注文できるので、その辺は思い切って田舎に住むという選択もありですね。



g:その他
 これについては、先ほど書きましたが、海から家までの間に道路が通っていないところ、とか、家から海まで階段がなくてスロープになっている、とか、家が道路(できれば私道)のどん詰まりになっているところ、といった好みがあります。
 おそらくこれは人それぞれいろいろあるんだと思います。
 四角い土地がいいとか、南向きじゃなきゃだめとか…
 さてさていろいろ長く書いてしまいました。
 これらの分類は、細かくて面倒くさそうですが、自分の理想の海辺の立地を明確にできるというメリットがあります。
 もしあなたが海辺への移住を考えていらっしゃるなら、そして自分の理想の立地がイマイチはっきりしていないなら、上の分類を参考にご自身の希望を明確にしてはどうでしょうか?

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雑用をこなしながら海でのんびりする日々



 生来怠け者なうえ、自分のやりたいことは一生懸命やりますけど、人から指図されることはやりたくないという性格です。
 しかも趣味はビーチで海を眺めながらボーッとすること、2番目の趣味は、海を眺めながらビールを飲みつつボーッとすることという、ギリギリでかろうじて社会人としてなんとかやっているという僕です。
 なので土日の休日に用事が入るとウンザリします。さらにウンザリしつつも対応してしまう自分が腹立たしいです。
 その用事がなんだか面倒くさそうな、親の土地の権利がどうのこうのしたいから親族で集まるぞとか、町内会長をやってくれないかとか、民生委員をやりませんかとか、隣の家の木の枝が我が家にすごく入って生えているから切ってもらわないといけないとか、病院に検査に行かなければならないとか、そういうのって本当に勘弁して欲しいです。
 世の中にはそういう雑事の処理が三度の飯より好きという人もいるのかもしれませんが、ぼくは仕事と家族の時間は別として、自分の時間を、ただただノンビリゆったりボーッと過ごしたいのです。でも世の中で普通に生きていくためにはそうはいかないんですよね。マナマケモノほどには怠け者ではないけど、結構怠け者のぼくが、休日に結構バリバリ雑事をこなしたりすることもあったりして、生きるとはそういうことなんだ、いい歳したオジサンでもやることはたくさんあって、「よきにはからえ」と分厚い座布団の上で鎮座しているわけにはいかないのだと、自分にいい聞かせている次第です。
 日常生活の雑事でさえこうなんだから、人生の喜怒哀楽や生きる苦しみからは到底解放されず、解脱などできるはずもないですよね。たぶんこうして雑事に追い立てられながら死んでいくんでしょう。
 ああ、その前にスキューバダイビングしたいー。


◆海辺で暮らしたい人に具体的なアドバイスが書かれている本です。
『いつかは海辺の家で暮らす―海辺暮らしのすすめ』


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いろいろな海辺でさすらうように暮らしたい



 ぼくにはなんとなくやりたいと思っていることがありまして、それは実現に向けて具体的に行動を起こすという類のものではなくて、なんとなくやってみたら面白いだろうなあと思っていることです。
 それはいろいろな海辺で暮らしてみたいということです。
 よく都会に住んでいる人で、海辺に別荘を持っている人がいますが、ぼくのやりたいのはそういうことではなくて、ある海辺に1年くらい住んで、また別の気に入った海辺に引っ越して、そこで1年とか2年とか暮らして、また別の海辺に移るということがやってみたいんです。
 妻にいったら反対されるのはわかりきっているので、自分のココロの中だけでそう思っているだけですが…
 これまでいろいろな海辺を旅してきました。そうするとそれぞれの土地の魅力を少し体験できます。で、もう少し長くいたいなと思うわけです。でもそこに定住したいとは思わないんですね。
 また、別の魅力的な海を見つけてそこに移り住んで、その土地の良さを味わいたいんです。そんな暮らしをしてみたいなあと夢想します。
 なぜ自分がそんな風に思うのかはよくわかりません。たぶんいろいろな海辺の土地の良さを知りたいという好奇心だと思うんですが…
 あとはぼく自身が昔から同じ土地にずっと居たいと思わなくて、次々に新しい土地に移っていきたいという「さすらい型の人」みたいでして、これまでもやたら引っ越しをしてきました。そういう性格も関係しているのかもしれません。

◆海辺の暮らしの本をピックアップしてみました

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