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海辺の地形の好みに関するドシャメシャ的一方的思い










 えーまあこのー、海辺暮らし学で長年教鞭をとっておるわたくしです。(ウソです)

 先年行われた全国海辺好きですかー?調査によると、人それぞれ好きな海辺の雰囲気というのがあるということがわかりました。
 そして驚くべき事に、海辺の雰囲気を構成している要素として、その場所地形が関係しているに決まってるじゃんということが明確になりました。
 
 一般に国民が海辺に住もう、あるいは別荘やリゾートマンションを持とうとした場合、どんな場所を選ぶかは大切なポイントだといわれています(大日本総研調査による)。

 海辺の立地には、大きくふたつのタイプに分けられるとわたくしは以前から主張してまいりました。
 海まで山が迫った立地(Aとする)と平地が続く立地(Bとする)です。たとえば伊豆半島や屋久島などは前者にあたり、珊瑚礁の島や外房などは後者にあたります。
 海辺暮らし学会では長年の研究により以下の不等式が成り立つことが証明されています。
 B×α>A×α+温泉
 αはその人の年齢です。
 まあ、ぶっちゃけていっちゃうと、若い頃は珊瑚礁みたいな海が好きかもしんないけど、歳とると和風な山がちの海辺もいいもんだよ、温泉があったらなおさらいいね、ちゅーことです。

 海辺暮らしをしたい、海辺の土地を買い占めたいと考えている方は、是非この公式を頭に入れて活動していただきたいと、かように考えるわけでございます。

 そしてさらに詳細な調査の結果(薄報堂調べ)、海まで山が迫った立地も実は程度があり、多少平地があってからだんだん山になっていく土地(A1とする)と、かなり急に山になっていく土地(A2とする)があることが明らかになりました。これは世界的な発見だといわれているやらなんやら…
 国民の好感度と暮らしやすさ指数からこの両者の需要は、1980年代から変わらず
 A1>A2
だったわけですが、3.11以降
 A1<A2
となったのです。
 さらなる調査の結果
 A1<A2<B
であることがわかりました。

 しかしながら海辺暮らし学会会長であるわたくしとしては、A1ないしはBという立地を好むものであります。
 それはいくつか理由がございまして、A2の場合ウォータースポーツをする際、器材を運搬するのに支障をきたすこと、また局地的豪雨で崖崩れの恐れがあること、また、海の眺望は魅力的ながらやっぱ365日見てると飽きるんじゃねということ、老後に買い物の際坂道は辛くてかなわんよということ、一方A1、Bの場合、先述の問題点はほぼ解消されるわけです。
 ここで3.11の津波被害をどのように受けとめるかが一番の変数となるわけでございます。
 わたくしとしては3.11のような100年とか200年に一度の震災は、まあ諦めよう、それが恐ければ、ユーラシア大陸の地震のない土地に移住するしかないと結論づけたわけでございます。








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