忍者ブログ

潮風に台風の予感がすると、胸がザワザワします



 子供の頃は台風がくるとちょくちょく停電しました。今は余程のことがないと停電しませんね。停電するということは他にもかなり被害が出ているような状況だといえるかもしれません。
 ぼくは子供の頃から台風が好きでした。もちろん被害は怖いですが、あの低気圧が迫ってきて、町や人がちょっと緊急時な感じを見ると、なんとなく胸がザワザワします。
 大人になってもそれは変わらなくて、なんとなく雲の流れが速くなり、風に湿り気が混じってきたなと思うと、波の音が高まってきたりして、そうするとなんとなくソワソワします。意味もなく砂浜に行ってみたりします。
 やがて風に潮の匂いが強くなり、木々の揺れる音が大きくなり、雨が断続的に強くなったり弱くなったりします。そうすると上下を雨具に着替えて、傘もささず、再び砂浜に降りていって、大波が押し寄せる様子を眺めたりします。
 危ないからやめなさいと相方にはいわれますが、家の中にジーとしていることができません。
 そんな日の海は凶暴というか圧倒的というか、もうその力の前にはなすすべもない、自分がまったく無力な小さな存在だと感じます。穏やかな日の海と台風の日の海。同じ海の大きな変化は、自分の知っていることや自分のできることの範囲が有限であることを実感させます。
 終わりなく続きそうな大波をただただ呆然と眺めていて、気がつくと1時間くらい経っていたりします。
 あの台風の日のザワザワ感やソワソワ感はなんなんでしょう?
 いったいぼくの中の何が家の中にジッとさせないのでしょう?
 自分が無力で有限な存在であることを確認するためでしょうか?
 それとも気圧の変化にぼくの脳が影響されたのでしょうか?
 理性では危険だとわかっていながら、面倒くさいのにわざわざ着替えて海に行く、合理性があるのでしょうか?
 よくわかりません。
 あんなに終わりなく続くと思われた荒れた海も、翌日には穏やかな海に戻っています。まるで何もなかったかのように…







にほんブログ村 ライフスタイルブログ 海辺の暮らしへ
ランキングに参加しています。クリックお願いします!




拍手[0回]

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

ブログ内検索

PR

カレンダー

07 2026/08 09
S M T W T F S
4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新コメント

[05/14 ワールドダイビング]
[05/11 TOM]
[11/02 マヤ遺跡]
[10/31 TOM]
[06/10 TOM]

PR

google

最新トラックバック

RSS

follow us in feedly

アクセス解析