海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
うねりに女性の身体のラインを思い浮かべてしまうワタクシ
犬が好きとかやっぱり猫が好きとかいう人はよくいます。
まあそうでなくても山登りが好きとか、高原が好きとか、海が好きという人も、まあいますね。日常会話に出てきても驚いたりはしません。
もちろんぼくも海は好きですけど…
ただぼくの場合、海のいろいろな魅力の中でもうねりが好きなのです。波も好きなのです。日常会話の中で、「ぼくはうねりが好きです。休日はうねりを見て一日過ごします」なんていうと、若干その後の会話に影響がありそうです。
海遊びをしている人にとって、うねりと波の違いは明かなのですが、「わたしは海遊びをしない」とか「そもそも海がそれほど好きじゃない」という方もいらっしゃると思いますので、一応説明を書くことにしますが、厳密な定義は検索していただくとして、ぼくの実感的両者の違いとしては、次のような感じになると思います。
波=風が吹いていると起きる。海の表面が波立つ。波長が短くて、波頭は尖っていて、バシャバシャしている。
うねり=風が吹いていなくてもある。海全体が盛り上がったり、下がったりする。波頭みたいなものはなかったりする。波長は長く、緩やかなカーブを描く。
それで、うねりと波の違いは、ウォータースポーツをやるときにすごく実感します。一番影響があるのはサーフィンです。
サーフィンではうねりが強くて波長が長いほど、ビーチで大きくブレイクしますから、サーファーにとっていいうねりは大好物です。大きくていいうねりは、日本のたとえば湘南などの場合、年に数回あるかどうかという感じなので、いいうねりが入ってきた日には、サーファーは仕事を休んででも海に行きます(もちろんそんなサーファーばかりではありません)。一方、波はサーフィンしにくいのです。波は小さくてバシャバシャしているので、うまく乗れないのです。また、ときに、うねりと波が同時に来た場合、うねりの良さを波が打ち消してしまうことさえあります。
サーフィン以外のウォータースポーツ、たとえばスキューバーダイビングなどでも波とうねりは、及ぼす影響に大きな違いがあります。スキューバーダイビングでうねりに遭遇した場合、水中ではうねりの来る方向にゆらゆらと揺られます。水中全体が揺られて動くような感じです。波の場合は、水面では揺られますが、潜ってしまえばそれほど影響はありません。それから水面でスノーケルで移動したり、待機したりする際にやたら上下したり、水がスノーケルに入ってきたりします。
特にボートダイブの場合、エキジットといって、ダイビングを終えて、船に上がるタイミングがあるんですが、うねりがあるときは、船もダイバーもうねりに合わせて上下しますので、タイミングを見てうまく船に上がる必要があります。うねりもときに2m以上ある日も潜りますから、そんな日は、船から海を眺めた場合、ダイバーがうねりの谷に入ると、まったく見えなくなってしまうこともありますし、船によじ登ろうとして跳ね上げられてしまうこともあります。
ずいぶん前の経験になりますが、ダイビングを始めて間もない頃、結構大きなダイビングボートがうねりの間に間に2m以上も上下する光景を初めて見たときは、圧倒的な海の力の感じたものでした。ダイバーなんてゴミのようなものだなと思いました。
よくダイバーの漂流事故がありますが、ボートがそばにいてもうねりがあると、うねりのタイミングでダイバーが見えなくなってしまうんです。そのわずかな時間に潮の流れがあるので、ダイバーは別な場所に流されていて、それが繰り返されてボートからダイバーを見失うんだと思います。
そういう状況で、できる限り見つけてもらいやすくするために、ダイバーによってはオレンジとかイエローといった目立つ色の器材を使う人もいます。海上保安庁の方がオレンジ色の器材を使っていますが、あれはレスキューオレンジといって、やはり意味のある色なんだと思います。
ウォータースポーツをする際のうねりと波を違いを思いの外長々と書いてしまいましたが、実はこれからが本題なのです。あきれてもう読む気がなくなった方もおられると思いますが、そんなあなたは正しいと思います。すばらしい。人間こんなことで時間を無駄にしてはいけないと、近所のオジイサンもいっていました。
海に入ると、時に怖いこともあるうねりと波ですが、ビーチから眺める分には怖くありません。
ぼくはうねりや波を眺めるのが好きです。三度の飯よりは好きではありませんし、女性とあんなことやこんなことするよりも好きではありません。
でも、ウォータースポーツをした後、シャワーを浴びて、ビールを飲みながらうねりや波を見る時間は好きです。はたまた気の合う仲間と海辺のキャンプで、焚き火を囲みながら、夕陽に照らされるうねりや波を見る時間も、とても好きなのです。
特にうねりというのは、とても緩やかで滑らかなカーブを描くのです。ぼくはその曲線が好きです。男であるぼくは、曲線に女性らしさを感じますが、うねりの曲線はすごく素敵なモデルの身体のラインほどに美しいのです。たとえが卑近な感じになってきましたが、実際、ぼくはうねりの曲線を見ると女性の背中からおしりにかけてのラインを思い浮かべてしまうのです。ああ、ぼくってヤツはいい歳してどうしようもない生き物ですね。
うねり、特に波長が長くて、力の強いうねりというのは、見た目はそれほど激しさや荒々しさは感じないんですが、それがビーチでブレイクすると予想以上の大きな波だったりします。そのあたりに自然の力のすごさを感じたりします。よく台風などで、堤防が壊れたりしますが、自然の力の前に人間の構造物の儚さは切ないくらいです。
思うにサーフィンというのは、うねりという自然の力と戯れる楽しさがありますね。うねりに揺られ、うねりの美しいカーブの背中に乗り、自然の力と絡んでいるところがステキです。しかもぼくの中ではうねりのカーブは女性の身体の曲線を連想させるので、サーフィンというのは自然の力との前戯みたいな感じなのかもしれないと、今、そんな風に考えました。
波も眺めるのは楽しいです。うねりとは違って、バシャバシャした尖り加減が魅力的です。似ているものとして焚き火の炎があります。炎を眺めていても飽きませんが、波を見ているのは、それに似ています。自然の造形なのに部分的に鋭角で、しかも同じ形がほぼないというのも炎との共通点かも知れず、見ていて飽きない理由かも知れません。
うねりや波の魅力をここまで書いてきて、読んでいる人に呆れられているかもとか、この人はヘンな人なのではないかと思われているかもと、少し反省しました。でも、そう思われてもいいやと開きなおれるのがオジサンの楽なところです。イエイイエイ。ビバ!オジサン。
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