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カヤックを車のルーフに積み込みやすくするキャリアパーツ


(写真はThuleのHPから転載させていただきました)

 ぼくはシーカヤックをやります。地元の海でも漕ぎますし、車のルーフに乗せて他の海で漕ぐこともあります。
 シーカヤックを車のルーフに積むために、ルーフキャリアをセットしてシーカヤックを積むんですが、今の車がSUVでルーフまでの高さが割とあるので、シーカヤックを乗せるときにちょっと苦労します。シーカヤック自体は重さが20kgくらいなので、苦労というほどではないんですが「よっこいしょ」くらいの頑張りが必要なんです。
 で、Thuleというキャリアメーカーから、Thule Hullavator Proというシーカヤックを持ち上げるのをサポートしてくれる機能が付いている製品が販売されているんですね。ただこれが仕掛けがゴツい製品でして、価格も定価で16万5千円もするんです。
 う~ん…という感じです。そんなお金を使うなら、今までのように自力でよっこいしょと乗せればいいやと思って買っていません。
 ただ、たまにこのキャリアを使っている車を見かけると「やっぱりいいなー」と思ったりします。

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シーカヤックの楽しさ



 ぼくはサーフィンとシーカヤックとスキューバダイビングと船に乗るということをやっています。 
 今回は特にシーカヤックのことについて書きたいと思います。
 ぼくがシーカヤックを始めたのが1999年のことでした。なので24年間やっていることになります。
 シーカヤックを始めた理由のひとつ目は、もともと野田知佑さんの本が好きでしたから、自分もいずれはやってみたいと思っていました。
 もうひとつ理由がありまして、それはサーフィンが関係しているんです。ぼくは1992年からサーフィンを始めたんですが、主に湘南の鵠沼とか辻堂あたりでサーフィンをしていました。そして日本の湘南のサーフィンの堅苦しさに、少し嫌気がさしていたんです。
 サーフィンは波があるところでやるんですが、同じポイントでも、より波が高い場所にみんなが集まるんです。そして波に乗る順番というか、その波に誰が優先的に乗るかも決まっているんです。そのルールを守らないと喧嘩になることもあります。
 湘南でサーフィンをした方なら分かると思いますが、波がブレイクするラインに、ずらっとぎっちりサーファーが並んで、さして大きくもない波を待って、いい波がきたら大勢のサーファーがそれを取り合うのです。なんとも窮屈な感じなんです。
 そんな、せせこましいサーフィンをしているときに、ある日鵠沼でサーフィンをしていると、沖をシーカヤックでスイスイ漕いでいくシーカヤッカーを見ました。すごく自由そうな感じがして、いいなと思ったのが、ぼくがシーカヤック始めた理由のふたつ目です。
 実際シーカヤックをしてみると、サーフィンとは違った面白さがあるのがわかりました。確かに自由なんです。サーフィンのように波に縛られる必要もないし、船舶免許が必要な動力を乗せた船のようなルールもないんです。大きな船のように着岸するための桟橋も必要ありません。SUPよりも荷物が積めて、ダブルブレードのパドルで漕ぐので効率がよくスピードもでて長距離も漕げますし、海上での安定性も高いのです。何よりも、シーカヤックには旅とか冒険とか自由という要素が含まれているんだと気がつきました。それがぼくを惹きつけました。
 シーカヤックにキャンプ道具を積み込んで、人が来ることができない入江や無人島に上陸し、そこでまったく独りでキャンプするということができるんです。仮にそれを繰り返していけば、日本沿岸一周もできることになります。そんな自由さと可能性は、ぼくをワクワクさせました。
 早速中古のシーカヤックを買って、シーカヤックの入門書を手本に、漕ぐ練習をしました。そしてだんだん遠くへ、多少荒れた海でも漕ぐことができるようになったんです。
 そしてそれまで時々使っていたキャンプ道具や水や食料を1泊分積んで、シーカヤック1dayツーリングに出発しました。
 目標としている浜は、人が陸路から立ち入ることができない、小さな入江です。入江に着いたら、テントを張って、荷物をテント入れました。そしてコーヒーを飲んでひと休みです。やってみて気がついたんですが、他人が来ないことがわかっていると、心理的にとても安心でき、開放的になります。ぼくの場合は寂しくはなりません。一人行動が好きなんです。というか一人で周囲に気兼ねすることなく居られる心理的な自由感は、これまでに味わったことのないものでした。これを契機にぼくは単独シーカヤックお泊まりツーリングに行くようになりました。

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ぼくがシーカヤックを始めたきっかけ・そしてその魅力



 ぼくがシーカヤックを始めたのは1990年代の後半のことでした。それまではスキューバダイビングとサーフィンをやっていました。
 で、あるとき海でシーカヤックをやっている人を見かけて、面白そうだなと思って、すぐに家の近くのシーカヤックアウトフィッター(シーカヤック業界ではシーカヤックのスクールやガイドをしている店をアウトフィッターと呼びます)でシーカヤックをレンタルで貸してもらって、1日体験しました。このあたりの海遊びに関するぼくの行動力は、我ながら驚くほど迅速です。
 シーカヤックを体験した感想は「これは面白い」「かっこいい」「シーカヤックの船体は造形的に美しい」「とても自由」というものでした。
 というわけで、これも早速、シーカヤックを一艇買いました。30万円くらいして、ぼくの買い物としては高かったわけですが、そこは思い切って買ってしまいました。
 都合のいいことにぼくの家は海まで徒歩3分で、海まで階段も大きな段差もなく、シーカヤック運搬用のカートにシーカヤックを積んで、コロコロ引っ張りながらビーチまで行けたのです。
 シーカヤックを保管する場所もガレージの隅が空いていたので、そこに置くことができました。
 そんなわけで、休日の海が穏やかな日はシーカヤックをすることが多くなりました。たいていのことがそうだと思うんですが、慣れて上達して要領がよくなるほど、楽しくなってハマっていくものです。
 ぼくはシーカヤックの自由さに魅了されました。セイリングほど艤装に時間がかからず、モーターボートのように水深や機器のことに気を使わずに使えます。
 とにかく身軽で自由にいろいろなところへ行けます。
 特にぼくがハマったのは、海からしかアクセスできない砂浜や岩場にシーカヤックで行って、キャンプをするということです。ぼくだけしかいないビーチにテントを張って、ノンビリ1泊2日の一人旅を楽しむ行為は「自由」という言葉がピッタリです。
 キャンプは以前からやっていたんですが、ぼくはキャンプ場というのが嫌いなんです。シャワーがあって温水暖房便座付きの水洗トイレがあって、決まった区画で、お隣さんに迷惑をかけないように静かにキャンプするというのがなんとも息苦しくて、まったく自然な感じがしなくて苦手だったんです。でも今の日本でキャンプしようとすると、キャンプ場へ行くしかありません。それ以外の場所でキャンプしていると、近所の人や警察や自治体の人から注意されます。
 自然の中で屋外で寝泊まりはしたいし、焚き火もしたいというぼくは嫌々ながらキャンプ場へ行っていたんです。
 そんな悶々としたぼくのキャンプ生活を、シーカヤックは変えてくれたんです。
 シーカヤックに乗るようになってからは、腕の筋肉はもちろん、背筋や腹筋や足の筋肉も付き、身体が締まった気がします。シーカヤックは腕だけで漕ぐと思っていたんですが、全身の筋肉を使うんですね。
 そして何より広大な海の上を、ポツンと自分の力だけで移動していく爽快感はたまりません。ときには朝日を、ときには夕陽を眺めながら、青い海の上を漕いでいくんです。それは気持ちいいものです。
 シーカヤックを始めてからは、ぼくのウォータースポーツライフは、海況がよくて魚が見られる頃にはスキューバダイビングを中心にやります。それ以外の休日で、海が穏やかならばシーカヤック、いい波があればサーフィンをします。海が荒れ荒れでどうしようもないときは、海辺を散歩、という感じの組み立てになりました。
 休日で何も用事が入っていない日というのは、実はそれほど多くないわけですが、何も用事がない日は全力で海遊びをします。そうすると平日の仕事で溜まったストレスが、スッと身体から抜けていく感じがします。
 ぼくは今50代ですので、体力を維持しながら、できる限り長く、ウォータースポーツを楽しみたいなと思っています。

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人が来ない入江で自分の秘密基地を作り、自由に浸る



 雑誌やテレビで「自分だけの秘密基地を持とう」みたいな切り口の企画を目にします。有名なのは所ジョージさんの世田谷ベースですね。男の人の中には、秘密基地を持ちたい願望がある人が一定数いるんじゃないかと思います。
 ぼくもそういうタイプでして、家の中だと、書斎とデッキが、ぼくだけの空間です。海遊び道具に囲まれて、コーヒーなどを飲みながら、次にやる海遊びの計画を立てたりするのが幸せな時間だったりします。
 実は家の外にもぼくだけの秘密基地がありまして、それはマンションを借りているとかではなくて、海からしか行けない小さな入江のことです。その入江は林に囲まれていて陸上の道路から隔離されていて、しかも崖があるので、ほぼ陸から人は来ません。
 その入江にぼくはシーカヤックで行きます。日帰りのときもあれば、泊りのときもありますが、その時に応じた装備をシーカヤックに積んで、海に漕ぎ出します。
 入江に着くと、早速テントを張って、テーブルとチェアを置いて、自分だけの秘密基地を作ります。なにせ海からしかリーチできないので、隔絶感があります。人が来ないというのは、なんといいますか、安心感があります。その入江は自分のものという感じがします。
 その入江で過ごす時間は、自由で、伸び伸びできて、ありきたりないい方ですが、癒されます。基本的に自然にダメージを与えなければ何をやっても、誰かから注意されたりすることはないので、そういう意味で自由です。
 泊りのときは丸2日、自然の中で、自分一人で自由にしていると、ぼくの場合はずいぶん気持ちが軽くなります。やはり癒されているんでしょう。

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シーカヤックで人の来ない入江に…



 ぼくはシーカヤックをかれこれ二十数年やっています。
 友人とツーリングすることもありますが、独りでパドリングすることが多いです。ぼくは海のそばに住んでいて、朝起きてその日の海況を見て、シーカヤックをするかどうか決めるので、自ずと独りで海に出ることが多くなります。
 シーカヤックの魅力はたくさんあると思いますが、ぼくが一番気に入っているのは、人が来ない入江に行けることです。陸からではアクセスできない海岸はいたるところにあるんですが、シーカヤックならそういう海岸に行けるのです。
 性格的に問題があるのか、ぼくは無性に独りになりたいときがあって、そういうときはシーカヤックで人が来ない入江に行って、キャンプしたりしています。自然の中で独りでゆったり過ごしていると、さすがにだんだん人恋しくなって、人並みの社会生活に戻りたくなります。
 シーカヤックのそんな自由さ、自由な行動を許してくれる性質に、ぼくは惹かれて、今日もまたシーカヤックで海に出ます。







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シーカヤックの魅力と独りキャンプ



 ぼくはシーカヤックをやります。かれこれ25年くらいになるでしょうか…
 シーカヤックの魅力のひとつは、海の上を自由に動き回れることです。エンジン付きの船は、免許や航海上のルールなどがありますが、手漕ぎのシーカヤックには、そうした法令はありません(もちろんマナーはありますけど)。
 それに、エンジン付きの船やヨットは、浅瀬は苦手なのです。エンジンやセンターボードという部品が海底に当たってしまうかもしれないから…
 その点、シーカヤックはかなり浅いところでも入っていけます。
 また、その小ささも魅力のひとつです。海には波で浸食された洞窟があるんですが、小振りのシーカヤックだとそういうところへも入っていけます。細い水路も入っていけます。
 ぼくは小型船舶免許の2級を持っていて、ときどきレンタルボートを借りて、クルージングをするんですが、ボートよりもシーカヤックの方が自由度が高いなあと感じます。
 シーカヤックには荷室があって、そこに結構な量の荷物が積めます。ときどきキャンプ用品を入れて、2dayツーリングに出ることもあります。
 船でしか人が来ることができない入江にシーカヤックをつけて、そこでテントを張って、独りでノンビリとキャンプをします。ぼくは料理が得意ではないので、インスタント食品や簡単に調理できるベーコンやハムなどの食材を持って行って、ガスバーナーでチャチャっと食事を作ります。後はそれをつまみにウイスキーを飲んで寝ます。焚き火をするときもありますが、今は多くの海岸が焚き火やバーベキュー禁止になっているので、場所を選んでやります。
 今はアウトドアブームで、すごい装備を持って行って、豪華なキャンプをする人もいるようですが、ぼくは本当に最小限の道具で、雑な料理で、とても他人に見せられるようなキャンプではありません。そもそもシーカヤックという舟でちょっとした旅をするのが目的ですから…
 ただ、そんなキャンプであっても、海のそばの自然の中に身を置いて、独りでゆっくりすると、心がシーンとするというか、いわゆる「心がととのう」感じがあります。
 自然の中に身を置くと、自分がちっぽけな存在で、自分が抱えている悩みなどもちっぽけに思えてきて、なんだか気持ちが楽になります。







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誰も来ない入江は、ぼくの癒しの場所



 入江が好きです。
 入江。海の海岸にある入江です。たいてい岩場と岩場の間とか岬のくぼみにあったりする入江です。
 ぼくはシーカヤックをするんですが、その楽しみのかなりの部分を占めるのが、小さな入江でノンビリすることなんです。
 陸からの道がない誰も来ない小さな入江。ぼくだけの隠れ家のような場所です。
 シーカヤックにキャンプ道具を積み込みます。昼メシを食べたり、コーヒーを楽しんだり、釣りをしたり、ときにはテントを張って泊まることもあります。
 誰も来ない隔絶感と安心感が普通のキャンプとは違います。
 自分しかいない、他の人が来ないということが、これほどまで心理面に影響を与えるということを、誰も来ない入江で過ごしてみて、初めて知りました。それから入江で過ごすことにハマりました。
 心理面への影響がどういうものかというと、安心感と開放感と少しだけの孤独感です。日頃の生活で、いかに周囲に気を配っていたり、注意をしていたり、警戒していたりしているかがわかりました。そしてそれがなくなるとずいぶん気持ちが楽になり、ストレスも解消されるのです。
 実は入江で過ごす時間は、ぼくにとってのストレス解消法だったり癒しの時間だったのです。それが魅力的だから、ぼくはわざわざシーカヤックに乗って、入江を目指すのでしょう。

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タンデム艇も楽しいもんですね








 シーカヤック。
 シングル艇で独りで海に出ることが好きです。

 安全面であまりよいことではないとは思いますが…
 気ままに好きなように勝手に自由に、海を行きたいわけです。
 どんだけ普段自由じゃないのかっていう感じですが、確かに仕事・家庭・移動中、周囲に配慮しないでいられる時間は、ぼくの場合ほとんどありません。
 海にいるときは、完全ではないにしろ、自由でいられます。

 もちろんみんなでツーリングするのも楽しいです。

 初めてタンデム艇に乗ったのは8年くらい前。
 家族そろってシーカヤックをしたときのことです。
 相方と2人です。通常うまい人、艇をコントールする人の方が後ろに乗ります。
 カヤッカーの中には、奥さんとタンデム艇に乗ると夫婦喧嘩になるからイヤだという人もいます。確かにお互いのいいところ悪いところがはっきりわかる状況ですから…普段の生活ではそういう部分をできる限り見ないように暮らしているのに、それが目の当たりになるんですね。

 ぼくはそんなにイヤではありませんでしたが…

 日常でも他人がその人の素の部分を出す時を観察するのがおもしろいと思うくらいなのです。
「ああこの人はこういうときにこんな風に考えて、こんな風に振る舞うんだ」というのが見えるときが興味深いです。

 タンデム艇も楽しいもんだなと思います。







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嵐で波がグチャグチャの時に必死でパドリングするのが好きです



 自分でもどうなってるんだろうと思うんですが、無理目のヤバ目の海況のとき、シーカヤックで海に出るのが好きです。
 三度の飯よりは好きじゃないし、ビールの方が好きだけど、Hよりは好きかもしれません。
 そんな状況で海に出ても、結局後悔することが多いんですが、それでもついつい海に出てしまいます。学習しないというか、懲りないというか、バカというか…
 なぜシーカヤックかというと、セイリングはハーバーで止められるし、ダイビングはサービスがクローズするから…
 シーカヤックってかなり自分だけで完結するウォータースポーツなんですよね。
 嵐の中、うねりでシーカヤックはもみくちゃ、雨が叩きつけ顔が痛い、沈したら死ぬかもな、強風で寒い…なんて思いながら、ただただ、今、自分ができるのはパドリングすることだけなんだと、腕に意識を集中して他のことを考えないようにします。
 ツラくて怖くて後悔するんですが、それでも頑張っている自分が好きだったりします。
 変ですよね…いろんな人にいわれてますから…
 ギリギリまで自分を追い詰めて、自分に向き合って、死ぬ恐怖にさらして、それでも心を動かさない、そんな自分になりたい、自分がどこまでできるか試したい…
 ナルシストで気持ち悪いですよね…わかってますよ…
 海道楽で、海バカで、ナルシスト…最悪…

 ちなみに海が荒れているときにレスキューダイバーのトレーニングするのも好きです。










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シーカヤックに乗ることは自分に向き合うこと



 暇な時間ができると家の前の海にシーカヤックで漕ぎ出します。
 ぼくがシーカヤックが好きな理由のひとつが、肉体的にも精神的にも自分に向き合えるということがあります。
 それはどういうことかというと、仲間と漕ごうと自分独りで漕ごうと、シーカヤックは自分の力のみで進んでいくものだからです。自分がどれくらい疲れているか、あとどれくらい漕げるかを決めるのは、誰でもなく自分だけです。ぼくがシーカヤックで肉体的に自分に向き合うというのは、こういう意味合いで使っています。
 精神的に向き合うというのは、いくつものパターンがあります。
 先ほどの体力の限界を見極めるというのも含まれます。
 それから、無事に航海するための計画を考えるーたとえばこの海況ならどのように漕ぐと安全か、死なずに帰るためにはどうすればいいかを考えるーことも含まれます。
 また、海の上では基本的に独りで、シーカヤックを漕ぐときは、他にやることがないので、自分の過去や将来について考えるのですが、それも含まれます。
 肉体・精神、両方を使って自分に向き合うときもあります。それは海況が荒れてギリギリの状態に追い詰められたときです。波があっという間に高くなってきて、ああこれはヤバイなというときに、どうしようか、どこにエスケープしようか、どうやって陸に上がろうか、体力的にはかなりキツいぞ、というときに自分の持っている力や頭脳を総動員して対処するそのときが、一番自分に向き合っていると思います。
 もちろんぼくも死にたくはないし、恐怖感はあるのですが、こういう状況で意味がないのはパニックになることです。それを自覚しながらパニックと恐怖と冷静さの狭間でギリギリのバランスをとることも自分の精神的限界に向き合っていると思います。
 こんなプロセスを経て、無事生きて陸に戻れたとき、あぁ自分は自分に負けないで、そして自然に負けないで何かを乗り越えられたなと思います。
 これがぼくが考えるシーカヤックの醍醐味です。











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