海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
海遊びは危ないけど…それが何か?
むかーし、昔、ぼくが小学生の頃にテレビドラマで「俺たちは天使だ!」という探偵モノをやっていました。
これが好きで毎週欠かさず見ていました。
ドラマの中で出てくる決め台詞が「運が悪けりゃ死ぬだけさ」。
この言葉も大好きです。
海遊びをする時は、事前準備と計画を立てて慎重にやることが鉄則ですが、それよりももっと前提にあるのは、もともと危険なことをしてるわけですから、「運が悪けりゃ死ぬだけさ」っていう気持ちじゃないかな、と最近思いました。
そんなことを思ったのも、親戚がぼくの家に来た時、家にあるシーカヤックを見て、「お前これ海で乗るの? 危ないじゃないか」っていったからです。眉をひそめて…
そりゃ危ないよ。
でも危なくないことって世の中にどれだけあんのよ。
それに楽しいんだから、多少危なくたっていいじゃん。
なんて、そんなことは口にはだしませんでした。
そういう事をいう人とぼくの間には、埋めがたい広く深い溝が、マリアナ海溝のように広がっているから…
つうか生きてること自体が危険じゃん。
ぼくは今日も「運が悪けりゃ死ぬだけさ」の気分でガンガンいきます。
ちなみに「俺たちは天使だ!」の主題歌SHOGUNが歌う「男達のメロディー」 も好きです。
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車を手に入れたことで、海遊びの自由度が高まった思い出
ぼくは20代の頃、スキューバダイビングとサーフィンにハマっていました。東京の街中に住んでいて、平日は会社と自分の部屋との往復でした。その反動というかストレス解消のためというか、休日はスキューバダイビングやサーフィンに没頭していました。
そんなぼくが社会人になって、結構早い時期に手に入れたのが車です。中古の安い小型車でした。なぜ車が必要だったかというと、自分が好きなタイミングで海に行けるからです。
車を手に入れてからのぼくの週末の過ごし方はというと、スキューバダイビングの場合、金曜日の夜、仕事から帰ってきたら、着替えてすぐに車に乗り込んで(スキューバダイビングの器材などの荷物は、前の日に車に積み込んであるので)伊豆に向けて出発します。
途中、海老名のサービスエリアとか小田原あたりで夕食を食べて、伊豆に向かいます。
ぼくがよく利用していた東伊豆のスキューバダイビングサービスは、民宿もやっていたので、夜の10時とか11時頃到着して、その日は寝るだけです。
で、土曜日は朝からダイビング。だいたい3本潜って、宿で夕飯を食って、その後は飲み会で、さんざん酔っぱらって寝ます。
で、日曜日も朝から潜って、潜り終わると、その日のうちに自宅に向けて帰ることもありましたが、日曜日の夜も宿に泊まって、月曜日の早朝に東伊豆を出発して、月曜日の朝に自宅に着いて、そこで着替えて会社に行くというパターンもありました。
車を手に入れるまでは、スキューバダイビングサービスの東京のお店に金曜日の夜に集合して、ショップの車で東伊豆に行き、日曜日の午後にショップの車で東伊豆を出て、東京に夜着くという感じでした。道が渋滞して東京着が遅れると地下鉄の終電に間に合わず、ダイブサービスから自宅までタクシーで帰らなければならないこともありました。
サーフィンの場合も似ているんですが、当時はよく外房とか茨城のあたりに行っていました。やはり金曜日の夜に車で自宅を出発して、途中のファミレスとか焼き肉屋で夕食をとり、コンビニやスーパーで、飲み物や明日の朝と昼の食事を買い込んで、目的の海の駐車場に到着します。
それからは砂浜にアウトドアチェアを出して、焚き火をしながら軽く晩酌をして、車中泊をして、土曜日の朝からサーフィンをします。
夕方には海から上がって近くの立ち寄り湯に行って、さっぱりした後、自宅に帰ることもありましたし、もう1泊車中泊をして、日曜日もサーフィンをすることもありました。
車を手に入れる前は、電車で行ける鵠沼ばかりに通っていました。しかもたいてい日帰りでした。土曜日の電車に大きなサーフボードを持ち込んで、海まで2時間くらいかかったことを考えると、車があることでずいぶん楽に、自由になりました。
こんな感じで、車を手に入れることによって、ぼくの海での遊び方は、より自由度が高くなり、遊べる時間が増えたのです。特に車中泊をするようになってから、宿泊施設に泊まらなければならないという制限からも解放されたので、より自由になりました。
こんなことを書いていると自動車会社の宣伝みたいですが、当時のぼくにとって、車が遊びの、いやそれだけでなく暮らしの自由度を高めてくれたのは間違いないのです。
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波の種類についてまとめてみました
海辺に住んでいて、海遊びをしていると、波を見ることが多くなります。もちろん水着の女性を見る機会も多くなります。
波にもいろいろな種類がありまして、それを区別する必要がでてきます。
なぜでしょう? なぜかしら?
波をキチンと識別しないと、危険である可能性があるからなのでありますね。
でも、波の表現って、語彙が少ないし、ウォータースポーツごとに違う用語を使ったりして、意外に体系化されていないんじゃないか? 海に囲まれた日本としてそんな状態でいいのか? などなどと思う今日この頃。
それで、ぼくの場合日本語にないけど英語だとうまく表現できそうなものは、英語を借りることにしています。
オジサンになるまで海遊びを続けていると、海に関わる人によって用語が違うことを知ります。漁師さんとウォータースポーツマンでは違う言葉を使いますし、ウォータースポーツによっても違います。
ぼくの場合、それらをゴチャゴチャに使って、一番近い表現を選んでいます。
感覚的にはそうやって波を表現できるのですが、波をキチンと分類しようとすると、とても難しいなあと思いました。理由は、分類の基準によって全然違うからです。
科学的な分類を使うと、実際、海遊びでは使えない大雑把なものですし、それぞれのウォータースポーツで使っている分類を使うと、サーファーには通じても、ダイバーには通じないということが起きます。
きっと誰かがまとめているんだろうなあと思い、検索してみましたが、科学的なまとめはもちろんありますが、あとはサーファーが波の種類を分類しているくらいでした。
ややや、おお、これはどうしたことでしょう。高度に発達したネット社会でこんなことがあるんでしょうか?
というわけで、きっと素晴らしい人頭脳の人がそのうちまとめてくれると思いますが、個人的に知っている現在の知識をまとめてみようかな、いや面倒だからやめとうかなー
【科学的な分類】
●波浪の中に種類がある
まず、基本的な定説として、波(波浪)には風浪とうねりがあります。起きるメカニズムが違うからで、詳しくはこちらをご覧ください。なのだ。
・wikipedia
・All About
通常というか、少なくてもウォータースポーツするうえでは、風浪の方を波と呼び、うねりはうねりと呼ぶことが多いです。風浪なんて言葉を使っている人に未だ会ったことがありません。
このふたつの区別は理にかなったものでして、海にいると明らかに違うとわかります。
波は周期が短く、短時間で様子が変わるものです。うねりは周期が長く、同じような海況が割と長い時間、例えば半日とか1~2日続くことが多いです。
波は岸に近いところでも沖でも同じように立っていますが、うねりは岸に近づくほど、大きく崩れやすく(ブレイクしやすく)なります。逆に沖に行けば、ゆっくり揺られているような感じになります。
サーファーは波を細かく分類して使いますが、彼らはビーチ近くでのブレイクの仕方を分類しているので、実は波とうねりを区別しているわけではなかったりします。でもまあたいていうねりがビーチ近くでブレイクするするほうが、より乗りやすい波であることが多いので、たいていうねりのことをいっています。
●波とうねりに分類してみるとさらに…
○波(風浪)
・ベタまたは凪またはベタ凪 波がなくて鏡のような水面のこと
・さざ波 弱い風で起きる小さな波のこと
・バシャバシャの波あるいはグシャグシャの波 強い風で起きる波ですが、規則性がなく波のトップが風で潰れてしまっている波(このあたりの表現が、すでにサーフィン用語っぽくなっています)
・うさぎが跳ねる波 強い風で沖もうさぎが跳ねているような白波が立っている状態。漁師さんが使います。「ああ今日は沖もうさぎが跳ねてるナー」という感じ。小さな船の漁師さんは海に出ません。
・breaker 砕ける波 この語感にあたる表現は日本語にない気がします。
・ripple さざ波ですが、もう少し大きい感じで、やはり日本語にはないように思います。
○うねり
うねりは大きさで表した方がいい気がします。沖に出て大きなうねりの時は、うねりのボトムとトップでは、大きな船が隠れてしまうほどのときがあります。
うねりはビーチ付近でブレイクしますが、サーファーはこのブレイクした波をいろいろな名前で区別します。
・三角波 うねりがひとつの波長ではなくて、別の波長も含んでいるときに発生します。沖でふたつのうねりがぶつかり合うと、不規則で、ときに大きく、へんてこな形になったりします。うねりの様子を読みにくく、漁船が転覆したりすることもあります。台風や強い低気圧が来ると、気圧の谷を中心に渦を巻くように気圧の等圧線ができますが、そうすると、風の向きが気圧の谷に向かっていろいろな方角から吹きます。そういうときにいろいろな方向からのうねりが起きて、結果的に三角波ができやすくなります。
・swell これも日本語にないのですが、使いやすい言葉です。日本語に訳すと「うねり」だそうですが、もっと大きく周期の長い「海面が隆起する」という感じに近いものがあるような気がしたりしなかったり…
【波やうねりをウォータースポーツごとに分類してみると】
●サーファーの場合
さすがにサーフィンは波で遊ぶスポーツなので波を細かく区別します。
・ダンパー
ダンパーのようにバタンと一斉に崩れる波
・ほれてる波
カールして巻気味の波
・キレてる波
トップからショルダーにかけて順序よくキレイに崩れていく波
・遅い波
パワーがなく、ブレイクするのが遅いか、ブレイクしない波
・速い波
スピードがあって、ブレイクするのが速く、ダンパーに近い波
以上はだいたいうねりがビーチ近くでブレイクする形状を分類したものです。
・バシャバシャの波あるいはグシャグシャの波 先ほども書きましたが、強い風で起きる波で、規則性がなく波のトップが風で潰れてしまっている波
これはいわゆる波(風浪)でして、波っつうのはたいていサーフィンには向かないようです。
●シーカヤッカーの場合
シーカヤッカーは波もうねりも嫌います。それから波よりも風に注意を払うので、波についての区別は少ないといえます。
・ブーマー
波長の長い小さめのうねりの時に、一見穏やかで油断していると、岬の突端など水深が浅いところで、突然大きな波が立つ場所や時があります。それをブーマーといいます。横波を喰らって沈する可能性があるので注意しています。
これはうねりのことをいっていて、しかも特定の地形で起きる現象を捉えています。
●スキューバーダイバーの場合
ダイバーは陸から見た波やうねりの状態から水中の様子を想像するのが特徴です。
女性の服装から推測して身体のラインを思い浮かべるのに…近くないですね…全然…
大きい波やうねりだと海の中がかき混ぜられて、透明度が落ちると判断します。
波長の長いうねりだと水中の透明度が落ちるまではいきませんが、水中でゆらゆらと揺られることを想像します。
それから、ボートダイビングで大きい波やうねりの場合、エントリー・エキジットに苦労するので、ダイビングの中止を考えたりします。ビーチのときも岩場に叩きつけられたりするので、すごく注意します。
波が来る方向も重要です。例えば自分が潜ろうとするポイントが西に向かって開いているとして、西から波が来る場合は、モロに影響を受けますが、東からの波ならば、なんとか潜れるということになります。
というわけで、波とうねり、その大きさ、それが来る方向については注意しますが、それ以上の細かい分類はしません。それよりも海面の様子から潮の流れを知ろうとします。例えば潮目や二枚潮や上げ潮なんかは水面の様子から推測することができることもあります。
●セイラーの場合
セイラーは波やうねりをそれほど気にしません。船が出られるか出られないかというところがポイントです。また船を進める方向は、波やうねりの大きさや向きによって調整します。大きなうねりの場合、うねりに対して船を横に向けると沈しやすくなります。逆にrippleのような波のときにその波に向かって進むとスピードが落ち気味になります。
一方、風は気にします。同じ海域でも風が吹いている場所(ブローがある)と吹いていない場所がありますが、セイラーはブローを探すために、波を手がかりのひとつとします。
というわけで、実際やってみると全然まとまんないですね。
これだとなんだかあれなので、ぼく的に勝手に作っちゃおうかな…
○波(風浪)
・ベタまたは凪またはベタ凪 波がなくて鏡のような水面のこと。ベタベタなんて呼ぶのもあり?
・さざ波 弱い風で起きる小さな波のこと
・ripple さざ波ですが、もう少し大きい感じ
・波あるいはwave 普通の波
・バシャバシャの波あるいはグシャグシャの波 強い風で起きる波ですが、規則性がなく波のトップが風で潰れてしまっている波
・うさぎが跳ねる波 強い風で沖もうさぎが跳ねているような白波が立っている状態。
・breaker 砕ける波
・でかい波 とにかくドーンとでかい波
○うねり
・小者(こもの)のうねり 波長が短く、高低差も小さいうねり。またはAカップのうねりなんて呼ぶのはセクハラ?
・美しいうねり 女性のボディラインのきれいなカーブのうねりを「美しいうねり」とか「ナイスボディのうねり」と呼ぶのはどうでしょう。
・大物のうねり 波長が長く、高低差も大きいうねり
・swell 大物のうねりよりもっと大きく周期の長い「海面が隆起する」という感じのうねり
・三角波 うねりがひとつの波長ではなくて、別の波長も含んでいるときに発生するうねり
うーん、ぜんぜんおもしろくないですね。
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ウォータースポーツの醍醐味のひとつは、頭と身体をフルに使うこと
このブログにはやたら書いていますが、もうかれこれ30年以上ウォータースポーツを飽きずに続けています。
ぼくがやっているウォータースポーツは、スキューバダイビング、シーカヤック、サーフィン、セイリングです。
ウォータースポーツの面白さというか醍醐味のひとつは、自然を相手に楽しんで、しかも自分の頭と身体を使って、死なないで戻ってくることにあると、ぼくは考えています。
荒れた海況や難しい海域で、自分の限界まで、考え抜いて、肉体を酷使するというのが、ぼくとしては快感なのです。ちょっと変なのかもしれませんけど…
仕事などでも、難しい課題に挑戦して、それが成功したときというのは、やりがいもあるし嬉しいものですが、たいていがチームワークですし、ほとんどの場合、所詮死にはしません。
自分だけの力で自分の命をかけて、自然という、圧倒的な力を持つ、予測できない、同じ状況が二度とない、そんな対象に対峙するという点で、ウォータースポーツはぼくを惹きつけて止みません。
もちろんすごく荒れた海況で、無謀に海に入っていくというのはいいことだとは思いませんが、自分の力量の範囲ギリギリのところにチャレンジしていくときに見えてくる、自分の弱さとか自分らしさを知るのが面白いのです。
つまるところぼくは、海という自然に、自分らしさを投影して、それを見つめているような気がします。
抽象的な話しばかりでは、わかりにくいかもしれませんね。
具体的な一例を挙げると、スキューバダイビングをしていて、途中で予想よりも流れが速い海域があったとします。そこで引き返してもいいし、予定どおりのコースへ進んでいくのもいい状況です。
そこで自分のこれまでの経験を思い浮かべ、似たようなケースがあったかを思い出し、海の様子を克明にチェックし、行った場合、その先で見えるかもしれない魚や風景の魅力を見積もり、現在の深度と潜水時間と残圧とを考慮し、自分の体力がその流れを乗り越えられるかを考え、流れに対する自分の恐怖心を見つめ、戻るか行くか判断するのです。判断に時間がかかってはいけません。できる限り早く判断しなければなりません。やってはいけないのは死ぬこと、ゴールは無事に戻ることです。
こういうときにぼくは、自分の頭がフルに働いていることを実感します。普段使っていない脳さえも総動員して考えているのがわかります。そして自分の体力を冷静に見つめていることもわかります。
これまで海で数々のギリギリの状況を経験してきました。結果的にぼくは今無事に生きているんですが、少し間違えば死んでいたかもしれません。事実としてぼくはギリギリ状況を乗り越えて、今ここにいるのです。それ自体が誇りであり、海という自然がそれを与えてくれたのです。
歳を取るごとに、ウォータースポーツで心配することが増えてきました
最近思うのは、歳を取るほどに、自分がだんだん心配性になってきたなということです。若い頃よりもいろいろ心配なことが増えてきたような気がします。
年を経るごとに、経験を積んで、危ないことや注意しなければならないことがわかってきたせいでしょうか?
あるいは、自分の体力的・知的な衰えを感じて、それを不安に感じているんでしょうか?
そのあたりの理由というか原因は、自分でもよくわかっていないんです。
これと同じ構造のことが、ぼくがやっているウォータースポーツでも起きていまして、歳を取るごとに、危険に敏感になっています。
スキューバダイビングなどは30年以上やっているんですが、その間に数多くの危ない目に遭っているので、それを防ぐためにいろいろ注意しています。
若いときには怖くなかった状況や心配もしなかったことが、今では怖いと感じたり、心配になって事前準備したりします。チェックする項目も増えていますね。
歳を取ったら経験を積んで、もっと楽々とスキューバダイビングできるんだろうと予想していたんですが、まさか心配性になるとは思ってもいませんでした。
そんな風に心配しながらもウォータースポーツをやめようとしないのは、自分でも不思議です。今度こそは死ぬかもと心配しながらも海に出ていくんです。
そのあたりの理由というか原因も、自分ではよくわかっていないんです。
たぶん海に出ることが、心配や不安以上に、喜びやメリットが多いからなのかなと考えたり、あるいは心のどこかで、死ぬときは死ぬし、まあ、いろいろあるだろうけど、なんとかなるよな、なんて思っている自分がいます。そんな気持ちを抱えながら、今日もBCを背負い、レギュレーターを加え、海の中に沈んでいくのです。
たぶん海に出ることが、心配や不安以上に、喜びやメリットが多いからなのかなと考えたり、あるいは心のどこかで、死ぬときは死ぬし、まあ、いろいろあるだろうけど、なんとかなるよな、なんて思っている自分がいます。そんな気持ちを抱えながら、今日もBCを背負い、レギュレーターを加え、海の中に沈んでいくのです。
酒の席の話題としての半島はどこからか問題
海遊び仲間と酒を飲んでいるときのよくある話題に「半島はどこからか」という話題があります。
たとえば泊まりがけでスキューバダイビング旅に行ったとき、一日目が終わってダイブサービスで泊まるようなパターンがあるのですが、夕飯のときはみんなで酒になるわけです。だいぶ酒が回ってきた頃にその話題になりがちです。
それは「伊豆半島はどこからが伊豆半島なのか」と誰かがいいだして、「小田原と沼津から先が半島の始まりだ」「いやいや根府川と戸田でしょう」「いやいや熱海と内浦」「じゃあ陸側は三島からか?」などと、みんながいいたいことをいいだして、結論など出ないわけで(正解は国土地理院の『標準地名集』でわかるらしい)、結論がでないからこそ酒の席の話題にぴったりなのです。ひととおり伊豆半島の話しをしたら次は「三浦半島はどこからか」「房総半島はどこからか」などとずっと続けていけるのも酒の席向きなのです。
海遊びをする人にもいろいろいます
長年ウォータースポーツをしていて思うんですが、海遊びをする人もいろいろな人がいます。
冒険心に溢れていて、リスクを取ることに躊躇がない、勇気がある人もいます。一方、慎重で、警戒心が強い人もいます。後者の場合で、すごく慎重な人は、いずれウォータースポーツをやめていく人が多いような気がします。
ぼくは、まあ、真ん中より少し慎重派かなと、自分では思っています。なんとかやめずに30年くらいウォータースポーツを続けてこれました。
ちなみに車の運転も仕事もウォータースポーツも、経験を積めば積むほど、怖い思いをしたデータが蓄積されていくので、だんだん慎重になる傾向があるのではないでしょうか?
ぼくの場合、以前はなにも考えずにやっていたことなのに、最近はとても注意深くなったり、慎重になることがあります。
冒険心に溢れていて、勇気がある人を見ていると、すごいなーと思います。ぼくにはとてもできないと…
ぼくは、安全に、太陽と海の中で海遊びをして、ノンビリ楽しく過ごしたいという軟弱お気楽海遊び人だからなあー。
まあそれでも楽しんでいるんだからいいかな…
気象情報の収集の仕方と情報源についてのまとめっぽいもの
さてさて台風シーズンですが、みなさん台風情報や波情報などの気象情報をどのように収集していますか?
たぶんサーファーの方たちはかなり情報源を持っていると思いますので、コメントをいただければありがたいです。
海に出るときにチェックする情報は…
・天気図(気圧配置)
・台風とか熱低がどのあたりにあるのか
・潮汐
・黒潮などの海流の流路
・波浪情報
・風速計
・沿岸の潮流
ちなみにぼくは気象庁の台風情報と波浪予想図を見ています。
気象庁の台風情報の全体風表示にすると太平洋の広範囲が表示され、しかも熱帯低気圧も表示されます。海遊びをする方はご存知だと思いますが、太平洋の赤道付近に熱低や台風があると、というかそういう時の方が、日本の太平洋岸に波長の長い大きめのうねりが入りやすいんですね。
サーフィンをする人にとってそれはたいへんおいしい情報ですもんね。
もうひとつ太平洋の赤道付近といった遠くのエリアの情報が必要な場合、アメリカのJoint Typhoon Warning Center (JTWC)も役立ちます。これは沖縄や小笠原の地元の人も見ていることが多いです。つまり彼らは直近で気象庁が警戒を呼びかけている台風の次の台風の情報が必要なので、地理的に赤道付近をカバーしているアメリカのサイトを見ているんですね。それは物資の輸送とか観光客が来るか来ないかという生活に不可欠な判断をしなければいけないからのようです。加えて、ウワサですが、こちらの台風進路予想の方が気象庁よりも正確らしいという話もあります。
あとサーファーは波伝説というような有料情報サービスを使っている方もいらっしゃると思います。波伝説は実際に海岸に行って、目視で波を確認していますから、サーファーにとっては使える情報でしょう。
一方でシーカヤッカーやダイバーにとっては、波伝説の情報も使えますが、有料なので、そこまで必要ないということでしたら、気象庁の沿岸波浪予想図がいいんじゃないでしょうか。
これは波の全体的な傾向がわかるので、たとえば全体にうねりが西側から入っているようであれば、スキューバーダイビングで東伊豆なら潜れるかもなという感じで判断に使えます。
ちなみにダイビングの場合、ダイブサービスの海況情報も便利です。ダイブショップではなくて、IOPとか富戸とかそういうダイブサービスです。
わりと長い期間で水温の傾向を知りたいことがあると思いますが、その場合は海上保安庁の海洋速報がいいです。ぼくは住んでいる場所の関係で第三管区のを見ることが多いです。
黒潮の流れや沿岸の潮流も表示されているので、三宅や八丈、伊豆半島でダイビングするときは、その年の黒潮の流れがどの辺にあるのかを頭に入れておきます。
あとはtwitterを使って、よく行く海でウォータースポーツをしている人をフォローするのもいいかもしれません。
セイリングをする方は風速を気にすると思います。
ぼくは気象庁のアメダスを使っています。
表形式の方に風速が出ています。
あとはマリーナにあるライブカメラに風速が出ていることがありますので、それも役に立ちますね。
ちなみに西武グループが元気がなくなった後、顕著に勢力を拡大しているリビエラリゾートは、傘下のマリーナのライブカメラが一度に見られます。風向風速計も見ることができるので、海に出る前にチェックしています。
いつもチェックするワケではないんですが、台風とか強い低気圧が近づいてきて、その傾向をリアルタイムで知りたいときは、スマホの頭痛-るというアプリが便利です。もともとは気圧の変化で頭が痛くなる人向けのアプリですが、ありがたいことに、ぼくはそういう繊細な身体ではなくて、もっぱら今の低気圧が行き過ぎるのがいつ頃か予想するのに使っています。
おじさん(というかおじいさん)世代の人の話だと、昔はラジオを聴きながら自分で天気図を作っていた頃もあったみたいです。
今は、スマホでかなりの情報が収集できるので、すごく助かりますね。
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風・波予報が結構使えるサイト windguru
ウォータースポーツをやる人にとって、天気はかなりの関心事。中でも波と風というのは重要な要素ですよね。
風が強ければ波が高くなる可能性がありますから、サーファー、ウインドサーファー、セイラー、シーカヤッカー、ダイバーとかなりのウォータースポーツパーソン(スポーツマンって言葉、やっぱり使ったらいけないんですかね?)に影響があります。
そんなわけでぼくは、海に出る前に天気予報の風予報を見るようにしていますが、気象庁の予報がいまいちです。予測がでている地点が大雑把なのと、ワリと外れていることが多いんです。
これはまあしょうがなくて、風というのは地形にかなり影響されるので、1km場所が違えば風の強さも違います。それを正確に予測するのは大変でしょう。
例えば湘南ですと、茅ヶ崎から藤沢くらいまでは風向・風速は安定していますが、鎌倉から三浦半島の先までは岬や山の谷間の関係で、ちょっと場所が変わると急に風が強くなったり弱くなったりします。
ちなみに台風や気象情報全般についての情報源については以前にまとめましたのでよろしければご覧ください。
そこで台風については、アメリカのJoint Typhoon Warning Center (JTWC)のサイトがいいですよと書きました。
で、海外サイトものということで、風予報についていいサイトがあるのでご紹介します、というかウォータースポーツをする人の多くが使っているようなので改めて記録しておきます。
それはwindguruというサイトです。
世界中のポイントの風や波の予報が出ていて、日本もかなり細かく載っています。で、これがどういう仕組みなのかわかりませんが、けっこう正確なんです。不思議ですね。
理屈がわからないのは少し不安ですが、ともかく風・波予報がかなりのピンポイントで無料で手に入るというのはなかなかいいはなしではないかなーと思います。
危ない目に遭っても海遊びを続けている理由
30年くらいウォータースポーツをしてきて、何度も死にそうな危ない目に遭ったりしましたが、懲りずに続けています。
どうせ一度しかない人生ですし、事故や天災や病気などでいつ死ぬかもわかりません。だったら好きなウォータースポーツで死んだ方がましだし、何よりも日々を楽しんで過ごしたい…そんな気持ちがあったから、危ない目に遭ってもウォータースポーツを続けてきたんだと思います。
ぼくはどちらかというと慎重で奥手な性格です。そのせいか、若い頃やりたいと思ったことを、あれこれ考え過ぎてやらなかったことがあります。それで後悔したので、それからは迷ったらやることにしています。それがたとえ危険であっても…
もうひとつの思いとして、どうせ人は死んでしまうんだし、寝たきりになって長生きするよりは、短命であっても、好きなことをしながら死んでいく方が、自分としては幸せだ、という気持ちもあります。
もうひとつ別の思いとして、人生を生きるのは時として辛く悲しいこともあるし、重荷を負って生き続けなければならないわけですが、海で好きなことをしながら死んでいけたら、それはそれでハッピーだよなという気持ちもあります。
慎重なぼくが普段から自分にいい聞かせている言葉に、なんとかなるさ、運が悪けりゃ死ぬだけさ、それがどうした、この世のことはこの世でなんとかなる、自分なんて世界でちっぽけな存在、というものがあります。そんな言葉を頭に浮かべているうちに、危険な状況でもパニックにならずにウォータースポーツをすることができるようになりました。
たとえばそれは、シーカヤックで海に出て、しばらくしてから急に海が荒れてきて、グシャグシャの大きな波の中をなんとか陸まで辿り着くとか、スキューバダイビングですごく流れの速い海域に入ってしまい、海上に浮上して、ダイビングボートに見つけてもらうまで、30分くらい海の上を流されたときとか、今までトライしたことがない1.5m〜2mくらいの波でサーフィンしたときとか、そういういくつかの危ない状況のことです。
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