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海上でシーカヤックやSUPの人とすれ違うときの挨拶について



 ぼくの住んでいる三浦半島の相模湾に面したあたりでは、シーカヤックをしていると、海上でシーカヤックをやっている人やSUPをやっている人とよくすれ違います。よくといっても基準がわからないでしょうが、1日漕いでいると10人〜20人くらいとすれ違います。
 その都度ぼくは挨拶するようにしているんですが、挨拶を返してくれる率は半々くらいです。シーカヤックをしている人は、ほぼ9割くらいは挨拶を返してくれるんですが、SUPの人にはかなり無視されます。
 これが西伊豆や南伊豆でシーカヤックをしていると、ほぼ全員挨拶を返してくれるんです。挨拶だけでなくて、どこから来たのかとか、どこまで行くのかとか、そんな軽い話もしたりします。おそらくもっと人のいない海に行ったら「おお、人だ!」と驚くんじゃないでしょうか?
 人の心理って不思議なものです。
 ぼくはこれを「人口密度によって態度が変わる法則」と勝手に命名しています。
 渋谷の道玄坂を歩いていて、すれ違う人、全員に挨拶していたら、挨拶する方が変な人だと思われますが、小笠原の母島で人とすれ違ったら、挨拶しない方が変です。この現象については、以前から面白いなと思っていました。やはり希少価値というか、数が多すぎると有り難みがなくなるというか、うざったくなるのか、匿名性が高まるのか、たぶんそんな心理が働いているんじゃないかと推測します。
 ちなみにぼくがシーカヤックをしているときは、すれ違う人にはもれなく挨拶するようにしています。その都度挨拶するかどうか迷っているのが面倒くさいので、もう挨拶するって決めたのです。
 相手が挨a拶を返してくれなくても、とりあえずこちらから挨拶するとぼくの気持ちとしてはスッキリするので、海上での挨拶習慣が定着しました。







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海という自然を相手にするウォータースポーツが飽きない理由って…



 ぼくはかれこれ30年以上ウォータースポーツ(マリンスポーツ)を続けてきました。スキューバダイビング、サーフィン、シーカヤック、セイリングです。
 どのウォータースポーツにもそれぞれに楽しみがあって飽きません。
 それらに共通点があるとすれば、海という場で遊ぶスポーツであるということと、海という自然を相手にするスポーツであるということでしょう。
 この海という自然を相手にするスポーツであるというところが、飽きずに30年以上も続けてこられた理由のひとつのような気がします。
 自然の状況というのは、海の場合、波であり、潮流であり,海底の地形であり、風であり、陽射しであり、季節などです。どの要素もいつも違います。なので、組み合わせからすると、同じ自然環境であることは、ほぼありません。いつも違う環境でウォータースポーツができるというのが、ぼくの場合、飽きない理由です。
 海は、いえ自然は、人に対して、時に穏やかな面を見せることがありますが、時にとても荒々しく破壊的であったりします。穏やかなときには、心の底から癒されますし、荒々しいときは、闘志が湧いたり、くじけたり、恐れたりします。
 振幅を伴って変化する自然に接するとき、ぼくは自分自身の心を自然に投影しているような気がします。自然への接し方で、ぼく自身の気持ちに気づかされるといってもいいでしょう。
 たとえば、荒れた海に臨むときに、やる気に満ちて挑戦的なときは、自分自身がハイテンションで強気なときですし、恐れて腰が引けているときは、弱気なときです。
 海を相手にするウォータースポーツを何十年も続けて飽きずにいられるのは、実は、自然に自分自身を投影して、自分を見つめられるから、というのが、本当の理由かもしれません。









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独りで楽しむ海、友と楽しむ海



 海で遊ぶというのは、大勢でワイワイやるのも楽しいですし、独りでマイペースに気ままにやるのも楽しいものです。
 ぼくはスキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをします。
 スキューバダイビングは、バディといって2人一組で潜らなければなりませんし、ガイドがついている場合はが多いので、そういうときは4、5名のグループで潜ります。海から上がると、ログブックというダイビング日誌みたいなものを書くんですが、みんなで今日見た魚を、あれこれわいわい言いながら書いていくのも楽しい時間です。さらに楽しいのは、泊まりがけのダイビングのときで、宿で夕飯を食べ終わった後、飲み会をするのも楽しいものです。
 シーカヤックは独りでもグループでもできるウォータースポーツです。
 独りで漕ぐときは、その日の目的地・スケジュール・ルートなどを、自分で適当に決めたり、変えたりできるのがいいですね。上陸するのによさそうなところを見つけたら、当初の予定を変更して、そこに上陸して昼メシにする、なんてこともできます。漕いでいて、いつもよりも疲れるのが早ければ、予定を変えて、帰ることもできます。
 グループで漕ぐときは、ワイワイ話しながら漕ぐのが楽しいですね。みんながいると何かトラブルがあったときに、安心ということもあります。昼メシや休憩のときも、みんなで話しをしながら、これまでの行程の中で起きたことなどを振り返るのが楽しかったりします。
 サーフィンは独りで行くことが多いですね。行くといってもぼくの場合、自分の家のそばのビーチで乗ることが多いので、「今日は波がいいな」と思ったらボードを抱えて海に行くという感じです。それで海に行くとお馴染みの顔ぶれがいるので、彼らと波待ちの時に話したりすることはあります。
 古くからのサーフィン仲間とサーフトリップに行くときもあります。そうしたときは、朝から波に乗って、夕方頃に宿へ戻って、風呂に入って、酒と食事という魅惑の定番オヤジ旅が展開されます。
 独りで勝手気ままにやりたいことができる楽しさと、旧知の友と同じ趣味で楽しみ、酒を酌み交わす楽しみと、どちらもぼくにとっては大切な気分転換の機会になっています。できればこのまま歳をとってもこの楽しみをつづけていきたいなあと思っています。







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海遊びは危ないけど…それが何か?

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 むかーし、昔、ぼくが小学生の頃にテレビドラマで「俺たちは天使だ!」という探偵モノをやっていました。
 これが好きで毎週欠かさず見ていました。
 ドラマの中で出てくる決め台詞が「運が悪けりゃ死ぬだけさ」。
 この言葉も大好きです。

 海遊びをする時は、事前準備と計画を立てて慎重にやることが鉄則ですが、それよりももっと前提にあるのは、もともと危険なことをしてるわけですから、「運が悪けりゃ死ぬだけさ」っていう気持ちじゃないかな、と最近思いました。

 そんなことを思ったのも、親戚がぼくの家に来た時、家にあるシーカヤックを見て、「お前これ海で乗るの? 危ないじゃないか」っていったからです。眉をひそめて…

 そりゃ危ないよ。
 でも危なくないことって世の中にどれだけあんのよ。
 それに楽しいんだから、多少危なくたっていいじゃん。

 なんて、そんなことは口にはだしませんでした。
 そういう事をいう人とぼくの間には、埋めがたい広く深い溝が、マリアナ海溝のように広がっているから…

 つうか生きてること自体が危険じゃん。

 ぼくは今日も「運が悪けりゃ死ぬだけさ」の気分でガンガンいきます。

 ちなみに「俺たちは天使だ!」の主題歌SHOGUNが歌う「男達のメロディー」 も好きです。







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車を手に入れたことで、海遊びの自由度が高まった思い出



 ぼくは20代の頃、スキューバダイビングとサーフィンにハマっていました。東京の街中に住んでいて、平日は会社と自分の部屋との往復でした。その反動というかストレス解消のためというか、休日はスキューバダイビングやサーフィンに没頭していました。
 そんなぼくが社会人になって、結構早い時期に手に入れたのが車です。中古の安い小型車でした。なぜ車が必要だったかというと、自分が好きなタイミングで海に行けるからです。
 車を手に入れてからのぼくの週末の過ごし方はというと、スキューバダイビングの場合、金曜日の夜、仕事から帰ってきたら、着替えてすぐに車に乗り込んで(スキューバダイビングの器材などの荷物は、前の日に車に積み込んであるので)伊豆に向けて出発します。
 途中、海老名のサービスエリアとか小田原あたりで夕食を食べて、伊豆に向かいます。
 ぼくがよく利用していた東伊豆のスキューバダイビングサービスは、民宿もやっていたので、夜の10時とか11時頃到着して、その日は寝るだけです。
 で、土曜日は朝からダイビング。だいたい3本潜って、宿で夕飯を食って、その後は飲み会で、さんざん酔っぱらって寝ます。
 で、日曜日も朝から潜って、潜り終わると、その日のうちに自宅に向けて帰ることもありましたが、日曜日の夜も宿に泊まって、月曜日の早朝に東伊豆を出発して、月曜日の朝に自宅に着いて、そこで着替えて会社に行くというパターンもありました。
 車を手に入れるまでは、スキューバダイビングサービスの東京のお店に金曜日の夜に集合して、ショップの車で東伊豆に行き、日曜日の午後にショップの車で東伊豆を出て、東京に夜着くという感じでした。道が渋滞して東京着が遅れると地下鉄の終電に間に合わず、ダイブサービスから自宅までタクシーで帰らなければならないこともありました。
 サーフィンの場合も似ているんですが、当時はよく外房とか茨城のあたりに行っていました。やはり金曜日の夜に車で自宅を出発して、途中のファミレスとか焼き肉屋で夕食をとり、コンビニやスーパーで、飲み物や明日の朝と昼の食事を買い込んで、目的の海の駐車場に到着します。
 それからは砂浜にアウトドアチェアを出して、焚き火をしながら軽く晩酌をして、車中泊をして、土曜日の朝からサーフィンをします。
 夕方には海から上がって近くの立ち寄り湯に行って、さっぱりした後、自宅に帰ることもありましたし、もう1泊車中泊をして、日曜日もサーフィンをすることもありました。
 車を手に入れる前は、電車で行ける鵠沼ばかりに通っていました。しかもたいてい日帰りでした。土曜日の電車に大きなサーフボードを持ち込んで、海まで2時間くらいかかったことを考えると、車があることでずいぶん楽に、自由になりました。
 こんな感じで、車を手に入れることによって、ぼくの海での遊び方は、より自由度が高くなり、遊べる時間が増えたのです。特に車中泊をするようになってから、宿泊施設に泊まらなければならないという制限からも解放されたので、より自由になりました。
 こんなことを書いていると自動車会社の宣伝みたいですが、当時のぼくにとって、車が遊びの、いやそれだけでなく暮らしの自由度を高めてくれたのは間違いないのです。







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ウォータースポーツの醍醐味のひとつは、頭と身体をフルに使うこと



 このブログにはやたら書いていますが、もうかれこれ30年以上ウォータースポーツを飽きずに続けています。
 ぼくがやっているウォータースポーツは、スキューバダイビング、シーカヤック、サーフィン、セイリングです。
 ウォータースポーツの面白さというか醍醐味のひとつは、自然を相手に楽しんで、しかも自分の頭と身体を使って、死なないで戻ってくることにあると、ぼくは考えています。
 荒れた海況や難しい海域で、自分の限界まで、考え抜いて、肉体を酷使するというのが、ぼくとしては快感なのです。ちょっと変なのかもしれませんけど…
 仕事などでも、難しい課題に挑戦して、それが成功したときというのは、やりがいもあるし嬉しいものですが、たいていがチームワークですし、ほとんどの場合、所詮死にはしません。
 自分だけの力で自分の命をかけて、自然という、圧倒的な力を持つ、予測できない、同じ状況が二度とない、そんな対象に対峙するという点で、ウォータースポーツはぼくを惹きつけて止みません。
 もちろんすごく荒れた海況で、無謀に海に入っていくというのはいいことだとは思いませんが、自分の力量の範囲ギリギリのところにチャレンジしていくときに見えてくる、自分の弱さとか自分らしさを知るのが面白いのです。
 つまるところぼくは、海という自然に、自分らしさを投影して、それを見つめているような気がします。
 抽象的な話しばかりでは、わかりにくいかもしれませんね。
 具体的な一例を挙げると、スキューバダイビングをしていて、途中で予想よりも流れが速い海域があったとします。そこで引き返してもいいし、予定どおりのコースへ進んでいくのもいい状況です。
 そこで自分のこれまでの経験を思い浮かべ、似たようなケースがあったかを思い出し、海の様子を克明にチェックし、行った場合、その先で見えるかもしれない魚や風景の魅力を見積もり、現在の深度と潜水時間と残圧とを考慮し、自分の体力がその流れを乗り越えられるかを考え、流れに対する自分の恐怖心を見つめ、戻るか行くか判断するのです。判断に時間がかかってはいけません。できる限り早く判断しなければなりません。やってはいけないのは死ぬこと、ゴールは無事に戻ることです。
 こういうときにぼくは、自分の頭がフルに働いていることを実感します。普段使っていない脳さえも総動員して考えているのがわかります。そして自分の体力を冷静に見つめていることもわかります。
 これまで海で数々のギリギリの状況を経験してきました。結果的にぼくは今無事に生きているんですが、少し間違えば死んでいたかもしれません。事実としてぼくはギリギリ状況を乗り越えて、今ここにいるのです。それ自体が誇りであり、海という自然がそれを与えてくれたのです。
 ぼくが飽きもせずウォータースポーツを続けるのは、そんな理由があるのです。






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歳を取るごとに、ウォータースポーツで心配することが増えてきました



 最近思うのは、歳を取るほどに、自分がだんだん心配性になってきたなということです。若い頃よりもいろいろ心配なことが増えてきたような気がします。
 年を経るごとに、経験を積んで、危ないことや注意しなければならないことがわかってきたせいでしょうか?
 あるいは、自分の体力的・知的な衰えを感じて、それを不安に感じているんでしょうか?
 そのあたりの理由というか原因は、自分でもよくわかっていないんです。
 これと同じ構造のことが、ぼくがやっているウォータースポーツでも起きていまして、歳を取るごとに、危険に敏感になっています。
 スキューバダイビングなどは30年以上やっているんですが、その間に数多くの危ない目に遭っているので、それを防ぐためにいろいろ注意しています。
 若いときには怖くなかった状況や心配もしなかったことが、今では怖いと感じたり、心配になって事前準備したりします。チェックする項目も増えていますね。
 歳を取ったら経験を積んで、もっと楽々とスキューバダイビングできるんだろうと予想していたんですが、まさか心配性になるとは思ってもいませんでした。
 そんな風に心配しながらもウォータースポーツをやめようとしないのは、自分でも不思議です。今度こそは死ぬかもと心配しながらも海に出ていくんです。
 そのあたりの理由というか原因も、自分ではよくわかっていないんです。
 たぶん海に出ることが、心配や不安以上に、喜びやメリットが多いからなのかなと考えたり、あるいは心のどこかで、死ぬときは死ぬし、まあ、いろいろあるだろうけど、なんとかなるよな、なんて思っている自分がいます。そんな気持ちを抱えながら、今日もBCを背負い、レギュレーターを加え、海の中に沈んでいくのです。

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酒の席の話題としての半島はどこからか問題



 海遊び仲間と酒を飲んでいるときのよくある話題に「半島はどこからか」という話題があります。
 たとえば泊まりがけでスキューバダイビング旅に行ったとき、一日目が終わってダイブサービスで泊まるようなパターンがあるのですが、夕飯のときはみんなで酒になるわけです。だいぶ酒が回ってきた頃にその話題になりがちです。
 それは「伊豆半島はどこからが伊豆半島なのか」と誰かがいいだして、「小田原と沼津から先が半島の始まりだ」「いやいや根府川と戸田でしょう」「いやいや熱海と内浦」「じゃあ陸側は三島からか?」などと、みんながいいたいことをいいだして、結論など出ないわけで(正解は国土地理院の『標準地名集』でわかるらしい)、結論がでないからこそ酒の席の話題にぴったりなのです。ひととおり伊豆半島の話しをしたら次は「三浦半島はどこからか」「房総半島はどこからか」などとずっと続けていけるのも酒の席向きなのです。
 もし酒の席で話題に困ったらオススメです。







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海遊びをする人にもいろいろいます



 長年ウォータースポーツをしていて思うんですが、海遊びをする人もいろいろな人がいます。
 冒険心に溢れていて、リスクを取ることに躊躇がない、勇気がある人もいます。一方、慎重で、警戒心が強い人もいます。後者の場合で、すごく慎重な人は、いずれウォータースポーツをやめていく人が多いような気がします。
 ぼくは、まあ、真ん中より少し慎重派かなと、自分では思っています。なんとかやめずに30年くらいウォータースポーツを続けてこれました。
 ちなみに車の運転も仕事もウォータースポーツも、経験を積めば積むほど、怖い思いをしたデータが蓄積されていくので、だんだん慎重になる傾向があるのではないでしょうか?
 ぼくの場合、以前はなにも考えずにやっていたことなのに、最近はとても注意深くなったり、慎重になることがあります。
 冒険心に溢れていて、勇気がある人を見ていると、すごいなーと思います。ぼくにはとてもできないと…
 ぼくは、安全に、太陽と海の中で海遊びをして、ノンビリ楽しく過ごしたいという軟弱お気楽海遊び人だからなあー。
 まあそれでも楽しんでいるんだからいいかな…

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気象情報の収集の仕方と情報源についてのまとめっぽいもの




 さてさて台風シーズンですが、みなさん台風情報や波情報などの気象情報をどのように収集していますか?
 たぶんサーファーの方たちはかなり情報源を持っていると思いますので、コメントをいただければありがたいです。

 海に出るときにチェックする情報は…
・天気図(気圧配置)
・台風とか熱低がどのあたりにあるのか
・潮汐
・黒潮などの海流の流路
・波浪情報
・風速計
・沿岸の潮流

 ちなみにぼくは気象庁の台風情報波浪予想図を見ています。
 気象庁の台風情報の全体風表示にすると太平洋の広範囲が表示され、しかも熱帯低気圧も表示されます。海遊びをする方はご存知だと思いますが、太平洋の赤道付近に熱低や台風があると、というかそういう時の方が、日本の太平洋岸に波長の長い大きめのうねりが入りやすいんですね。
 サーフィンをする人にとってそれはたいへんおいしい情報ですもんね。

 もうひとつ太平洋の赤道付近といった遠くのエリアの情報が必要な場合、アメリカのJoint Typhoon Warning Center (JTWC)も役立ちます。これは沖縄や小笠原の地元の人も見ていることが多いです。つまり彼らは直近で気象庁が警戒を呼びかけている台風の次の台風の情報が必要なので、地理的に赤道付近をカバーしているアメリカのサイトを見ているんですね。それは物資の輸送とか観光客が来るか来ないかという生活に不可欠な判断をしなければいけないからのようです。加えて、ウワサですが、こちらの台風進路予想の方が気象庁よりも正確らしいという話もあります。

 あとサーファーは波伝説というような有料情報サービスを使っている方もいらっしゃると思います。波伝説は実際に海岸に行って、目視で波を確認していますから、サーファーにとっては使える情報でしょう。
 一方でシーカヤッカーやダイバーにとっては、波伝説の情報も使えますが、有料なので、そこまで必要ないということでしたら、気象庁の沿岸波浪予想図がいいんじゃないでしょうか。
 これは波の全体的な傾向がわかるので、たとえば全体にうねりが西側から入っているようであれば、スキューバーダイビングで東伊豆なら潜れるかもなという感じで判断に使えます。
 ちなみにダイビングの場合、ダイブサービスの海況情報も便利です。ダイブショップではなくて、IOPとか富戸とかそういうダイブサービスです。

 わりと長い期間で水温の傾向を知りたいことがあると思いますが、その場合は海上保安庁の海洋速報がいいです。ぼくは住んでいる場所の関係で第三管区のを見ることが多いです。
 黒潮の流れや沿岸の潮流も表示されているので、三宅や八丈、伊豆半島でダイビングするときは、その年の黒潮の流れがどの辺にあるのかを頭に入れておきます。

 あとはtwitterを使って、よく行く海でウォータースポーツをしている人をフォローするのもいいかもしれません。

 セイリングをする方は風速を気にすると思います。
 ぼくは気象庁のアメダスを使っています。
 表形式の方に風速が出ています。
 あとはマリーナにあるライブカメラに風速が出ていることがありますので、それも役に立ちますね。
 ちなみに西武グループが元気がなくなった後、顕著に勢力を拡大しているリビエラリゾートは、傘下のマリーナのライブカメラが一度に見られます。風向風速計も見ることができるので、海に出る前にチェックしています。

 いつもチェックするワケではないんですが、台風とか強い低気圧が近づいてきて、その傾向をリアルタイムで知りたいときは、スマホの頭痛-るというアプリが便利です。もともとは気圧の変化で頭が痛くなる人向けのアプリですが、ありがたいことに、ぼくはそういう繊細な身体ではなくて、もっぱら今の低気圧が行き過ぎるのがいつ頃か予想するのに使っています。

 おじさん(というかおじいさん)世代の人の話だと、昔はラジオを聴きながら自分で天気図を作っていた頃もあったみたいです。
 今は、スマホでかなりの情報が収集できるので、すごく助かりますね。






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