海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
ハードな海況でウォータースポーツをすることについて
ぼくはスキューバダイビングやサーフィンやシーカヤックをやります。スキューバダイビングとサーフィンについては、大学生の頃から始めたので、もう30年以上やっていることになります。思えば遠くへ来たもんだ、オジサンになるはずです。
で、やっぱり海でやるスポーツなので、海の状況の影響を受けます。波のあるとき、風のあるとき、潮の流れのあるときなど注意しなければならないことが結構あります。30年以上ウォータースポーツをやっているので、そんなこたぁわかってらいと思いつつも、ときどき危ない目に遭うことがあります。
たとえばシーカヤックで海に出るときです。
朝、海に出るときは海が穏やかだったのに、午後になったら急に強風が吹き始めて海が大荒れになって、ほうほうの体で、なんとかエスケープする浜に辿り着いた、なんてことがあります。シーカヤックをやっている方はお分かりだと思いますが、荒れた海でシーカヤックをすることには、沈をするリスクと流されるリスクと上陸するときに波を受けてひっくり返ったり、最悪の場合シーカヤックが折れたりするリスクがあります。
荒れた海で沈をすると、ロールといって起き上がる技を駆使すればいいんですが、これも失敗すると、沈脱というんですが、いったんシーカヤックから抜け出て、海上でもう一度シーカヤックに乗り直す必要が出てきます。ご想像のとおり、波の高い海上でシーカヤックに乗り直すのはそんなに簡単なことではありません。最悪の場合、シーカヤックにしがみついたまま波に翻弄されながら流されるということになります。
懲りない海バカを自認するぼくは、スキューバダイビングでも何度も怖い目に遭いました。というかスキューバダイビングの方が怖かったことは多いですね。
たとえば魚に夢中になってタンクのエアが少なくなって、浮上してエキジットするのにギリギリだったとか、ダイビングボートからエントリーして潮の流れが強くて、潜る前に流されたとか、それらについて語るとかなり長くなってしまうので過去に書いた文章を引用しますね。
「そんなに危ない目に遭っているのにどうしてウォータースポーツをつづけているのか?」と友人から尋ねられたことがあります。常識的に考えればそういう疑問が湧いてくるでしょうね。100%その友人の方が常識的です。ぼくも同感です。でもぼくはやってしまうんです。
自分でも不思議なんですが、過去に痛い目に遭ったのに、また海に出てしまうんです。とはいえ、理由はなんとなく自分ではわかっているんです。ハードで厳しい海況のときこそ、自分の頭脳や肉体がフルに働いている実感があるんです。
角幡唯介さんが著書で「ギリギリの状態に追い込まれたときのヒリヒリする感じ」というような主旨の表現をされています。角幡さんはその「ヒリヒリする感じ」を肯定的な、生きている証というような文脈で書いておられました。ぼくは角幡さんほど探検的・冒険的なことをしているわけではありませんが、危険な場面に直面した時、頭脳と身体を精一杯使って、死から逃れようとしている感じには共感できる気がするんです。
「あぁ、今オレは死にそうだけれど、生きているんだな」と自分の生を実感するんです。そしてそれを乗り越えて、生きて陸に帰って来たときに、すごい達成感があるんです。「とても充実した時間を過ごしたな」という感覚があるんです。
それがぼくが懲りずに海に出ていく理由なのかなあと思ったりします。普通の人に海バカと呼ばれてもしかたがないでしょう。
おそらく普段の町の暮らしでは、余程のことをしないと死から逃れるために自分の頭脳と身体を極限まで使うことはないと思うんです。そういう意味で今の日本で普通に生活している分には、自分の持っている力の半分も使っていないんじゃないでしょうか。ぼくはそういうぬるま湯的な暮らしに、ときどき飽きてしまうんでしょう。
だから危険かもしれないとわかっていても、海況の悪い海に出ていってしまいます。
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ウインドブレーカーの捨て時っていつなんでしょう?
ぼくは海遊びをするときに必要なのと、わりとアウトドアで遊ぶことが多いのと、傘を持ち歩くのが嫌いなので、ウインドブレーカーをよく使います。
ウインドブレーカーという呼び方が一般的なのかわかりませんが、よく山登りとかで使う、薄手の撥水力がある上着のことを指しています。ゴアテックスでできているウインドブレーカーが機能的にも値段的にも上等とされています。
ウインドブレーカーは海でもよく使うんですね。たとえばボートに乗っているとき、波しぶきで身体を濡らさないようにするために使ったりします。
で、最近悩みというほどではないんですけど、どうしたものかなと思案するのが、ウインドブレーカーがたまってしまうという問題なんですね。クローゼットを開けるとウインドブレーカーだらけ…
妻には何着か捨てるようにいわれるんですが、どれを捨てていいものやら判断がつきません。
どうしてこういうことになるかというと、ウインドブレーカーというのは買った直後が一番撥水力が高いんです。
そして使ったり、洗濯したりしていくうちに、だんだんと撥水力が落ちてくるんです。でも、どこも破れていないし、防寒着としても使えるので、服としては十分使えるんです。
それでたとえばぼくが今度、わりと長期のシーカヤックトリップを計画したとした場合、撥水力に不安がないように新しいウインドブレーカーを買うわけですね。水が浸みて身体が濡れると、気温が低い場合は低体温症になる危険もあるので撥水力には気を遣うんです。
ここまでで1着ウインドブレーカーが我が家に増えました。
で、古めの撥水力が落ちたウインドブレーカーを捨てればいいわけですが、撥水力が落ちたとはいえ、ちょっとした雨なら撥水するんです。一応ウインドブレーカーとしての役割を果たすし、衣類としてもどこも傷んでないし、捨てる理由がないんですよね。そういうウインドブレーカーが何着も溜まっていくんです。一番撥水力が低い物から捨てていけばいいのかもしれないですけれど、ぼくはそれができません。みなさんどうしてるのかな?
海上保安庁の安全情報が送られてくるMLっていいですよ
海上保安庁の第三管区海上保安本部が、海の安全情報のメール配信をしています。
これが海遊びの時にもけっこう役に立ちます。
よくある内容としては…
・海上強風警報
・漂流物についての注意
・灯台の消灯
・船舶制限区域設定
・走錨注意
などなどです。
もともと船舶無線に流れているものを、メールでも流すようになったようです。
ぼくは海遊びに行く時でもケータイを防水バッグに入れて、何かあった時に備えています。
docomoだと陸に近い海上でも、わりと電波が入ることが多いんですね。それで、このメールも読んでいて、天気が荒れそうだなという時には、それに備えた行動をするようにしています。
海遊びをする方で第三管区内の方は、メーリングリストに登録するのもいいかも…です。
他の管区でやっているかどうかは…わかりません。

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走錨注意報について
海上保安庁の無線を聞いていると、ときどきというかよく走錨注意報という言葉がでます。これは、風が強いので、錨を降ろして停泊している船が動いちゃうかもしれないから気をつけろ、という注意です。
で、ぼくは錨を降ろすような船は持ってませんが、シーカヤックをやるので、この注意報を海の荒れ具合の目安にしています。
風向きや地形によりますから、この注意報が出ているからといって、海に出られないほど荒れているとは限りませんが、そんなに穏やかな海でないことは確かです。
相応の器材や心構えで海に出ます。
以前の記事でも書きましたが、この注意報はメールでも受け取れるので、もし関心がある方は登録してみてください。
→海上保安庁 緊急情報配信サービス
◆シーカヤックの関連本をピックアップしてみました

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沖縄や小笠原の人はアメリカの気象情報を使っているみたいです
ぼくは南方系の離島旅が好きですが、南方系の離島旅で注意しなければいけないのは台風です。台風によって旅程が大幅に変わってくることがありますからね…
かつて台風のために、宮古島と小笠原の父島で停滞しなければならない状況を経験しました。
その際、ぼくにとって有益な情報を聞いたのですが、それは沖縄の先島諸島や小笠原の人は、台風情報については、アメリカの台風情報を見ているとのことでした。アメリカにはグアムやハワイも網羅する台風情報を提供している政府系のサイトがあって、その情報を見た方が、台風情報が早く手に入るそうです。そのサイトは以下のものです。
赤道付近で熱帯低気圧の塊がありそうなときは、このサイトを見るとそれが日本に近づいて来そうか、わかります。もう少し日本に近づくと、気象庁の台風情報の方が、正確できめ細かな情報が流れるので役に立つのですが、それまでの間は、このサイトを見ていた方が情報が手に入りやすいのです。ぼくは9月頃にスキューバダイビングやシーカヤックをやるときは、このサイトを見ています。
U.S. Tsunami Warning Systemは津波の情報ですので、地震があったときなどに見ます。
→iPhoneアプリ
スマホ用のアプリも出ています。おそらくセイリングやウインドサーフィンをやる人がよく見ていると思います。どのように計算しているのかわかりませんが、2、3日先の情報だとかなり正確です。
◆海の気象に関する本をピックアップしてみました

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五感を動員して遊ぶウォータースポーツの楽しさ
ぼくは海遊びが好きで、時間ができれば海に行って、スキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをして遊んでばかりいるオジサンです。
ぼくは小さい頃から自然を相手にする遊びが好きで、そのリスクと楽しさを知っているつもりです。
なぜ自然を相手にする遊びが好きか、自分でも考えてみたんですが、おそらく同じ状況がなく飽きないということと、自分の五感をフルに働かせて、それを踏まえて状況毎に判断することが楽しいからだと思うんです。
たとえばシーカヤックだったら、風の方向や強さ、今後の変化、波やうねりの様子、海の流れ、潮回りなどを踏まえて、安全かどうか絶えずチェックしながら、動力に頼らず自分の力だけで、海を漕ぎ渡って行きます。ぼくはそういう状況での、五感がフルに働いていて、頭もパニックになりそうなのを堪えて、フル回転している自分が好きです。今、自分は生きているんだなと実感できます。
テクノロジーの発達でVRとかARとか、これからどんどんコンピューターの世界が現実に近づいていくとぼくは思うんですが、五感をすべて再現できるようになるのは、まだまだ先のことではないでしょうか? いえ、もしかしたら完全に再現はできないかもしれません。
それだけにぼくは海という現場にいて、五感を総動員しながら、自然を相手にするウォータースポーツに魅力を感じてしまいます。
歳を重ねても、ナチュラルで、ウォータースポーツを楽しむ女性が素敵です
ぼくの住んでいるあたりは、ぼく(50代半ばです)と同年代か少し下の女性でも、結構、日焼けして、薄いメイクで、露出の多い服を着て、スーパーなどで買い物をしていたりします。
ぼくはそういうざっくりと、ラフに、飾り立てずに暮らしている女性が好みです。自然体でいいなと感じます。
そういう人はたいてSUPとかサーフィンとかスキューバダイビングをしていて、好きなことをやってるのって素敵だなと思います。もちろんぼくとウォータースポーツの話ができて、話題が合うのもいいですね。
男の側から一方的に好みだとか好きじゃないというのは、勝手なものですが、しがないオジサンのブログなのでお許しいただきたいと思います。
きっと50代くらいになると、肌のシミとか、美白とか、老けて見えないようにいろいろ苦労されていると思うんですが、それでも自分の好きなことをやっているのは、すごいなあと思います。生き方として素敵だなと思います。

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ウォータースポーツをした後のビールがおいしいから、ウォータースポーツをする?
ぼくはスキューバダイビングやシーカヤックをやっています。地元の海でやることもありますし、遠方の海でやることもあります。
当たり前のことですが、それらのウォータースポーツが楽しいからこそやるんです。でも一方で、ウォータースポーツをした後にシャワーを浴びてさっぱりしてから飲むビールがすごく楽しみなんです。
ちょっといいすぎかもしれませんが、そのビールを飲みたさにウォータースポーツをやっているんじゃないかと、自分でもわからなくなることがあります。
それほど海で身体を動かして、汗をたくさんかいて、喉がからからになったところで、グイグイと流し込むビールというのはおいしいものです。
もし将来ぼくが痛風にでもなって、ビールが飲めなくなったら、そのショックはかなりのものでしょう。寂しくて泣いちゃうかも…

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◆スキューバダイビングの本をピックアップしてみました

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海遊びで風をどう読むかって大切ですね
海辺に住んでいて、シーカヤックやスキューバダイビングやったりしていると、自然環境について日々感じることがあるんですが、そのひとつに風があります。ぼくの住んでいる相模湾の東側の沿岸は、午前中は東風、つまり陸から海に吹くオフショアの風が吹くことが多いんです。で、午後になると逆に、西風、海から陸に向かって吹くオンショアの風が吹くことが多いんです。
季節によっても風向きは変わります。
特に印象的なのは、秋から冬になる頃、北西の風が吹くようになります。なので、西風が強く吹く日が多くなると「ああ、秋だな」と思うんです。「ああ、夏が終わっちゃったな…」と、ちょっと寂しい気持ちにさせる風です。夏が大好きなぼくとしては、秋や冬の訪れは、寂しいことなんです。
冬になると北西の風といっても少し北寄りの風が吹いて冷たい空気を運んできますし、春は風向きがクルクルとしょっちゅう変わって、突発的に強い風が吹いたりします。
特に春は要注意でして、午前中に風がなくて大丈夫だと思って、シーカヤックで海に出て、調子に乗って遠くまで行ったりすると、午後になって強い風が吹いてきて、波が立って帰るのがたいへん、最悪の場合、どこかの風裏の穏やかなところにエスケープしなければならないというようなことがあります。
海遊びは自然を相手にするので、自然の様子を観察してパターンを頭に入れて、安全に遊ぶということが大切ですが、その自然とのやりとり自体が面白かったりします。

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スーツよりもウェットスーツの方が多いわたくし
一応社会人として30年くらい企業で働いています。妻子もいますし、ときどき町内会長なんかもやったりして、まあ、押しも押されぬ社会人、そこらにいる平凡なサラリーマンを絵に描いたような社会人といっていいのではないかと、自分では思っています。
そんなぼくですが、週末ごとに海に出て、スキューバダイビングをしたり、シーカヤックをしたりして過ごしています。
スキューバダイビングなどのウォータースポーツをするには、それぞれ器材が要るのですが、ぼくの書斎はウォータースポーツの器材で溢れかえっています。
ウェットスーツ3着、フードベスト、ドライスーツ2着、BC、レギュレーター、フィン3つ、マスクとシュノーケル2種類ずつ、パドル4本、スプレースカート2つ、PFD4つ…などと、読んでいる方は飽きていらっしゃるでしょうからもう書くのはやめましょう。
とにかく6畳くらいの書斎にウォータースポーツグッズがいっぱいなんです。
で、その片隅のわずかな場所に、仕事用のスーツやワイシャツ、ネクタイ、バッグが申し訳程度に置かれています。空間を使っている割合でいうと、ウォータースポーツグッズ9に対し、仕事用のグッズ1という感じです。
この空間配分にぼくの価値観が表れているような気がしてなりません。遊び9:仕事1の人生…
これがぼくの実態です。いっぱしの社会人ぶっていますが、ただの遊び人です。
頭の中は次の休みにどんなウォータースポーツをやるかということでいっぱいなんです。会社のつまらない会議中なんて、休みの計画を立てるための時間だと割り切って、時間を有効活用しています。
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