海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
あるとないとでは大違いなクレイジークリーク
クレイジークリーク(CRAZY CREEK)というアメリカ産のちょいと洒落た座布団みたいなものがあります。
ぼくはシーカヤックで海に出るときはこのクレイジークリークを持っていきます。ちょっと荷物が増えますが、かさばるだけで重くはありません。
できる限り荷物を少なくするのが、アウトドアスポーツのお約束ですが、このクレイジークリークは、あるのとないのとでは大違いなんです。だから多少荷物が増えても持っていきます。
背もたれがついた座布団みたいで、なんとなく和風旅館の座椅子に似ていなくもありませんが、このクレイジークリークがスゴいなと思うのは、座ったときに自分でバランスをとれるようにできていることです。
つまり背中をもたせかけると座面が浮き上がるんですが、そうすると体育座りみたいな感じになるのです。
要するに自分でバランスをとりながらリクライニングできるのがスゴいわけですね。
しかもシーカヤックでちょっとした入江で休憩するとき、地面がゴロタだったり、斜めだったりするわけですが、座面がクッションになっているので、まあ痛くありません。
よく考えられているなあと思います。
以前友達が使っているのを見て、「そんなもの要るの?荷物になるじゃん。シンプルイズベストじゃん」と思っていましたが、座らしてもらうとこれがよくて、まあ失敗してもいいやと思って買ったんですが、今ではシーカヤックで出るときは、必ず持っていくようになってしまいました。
値段は5000円くらいだったでしょうか。まあ高いなと思ったんですが、使用頻度からいえば元はとれているような気がします。
このクレイジークリークに座って、誰もいない入江で海をボーっと眺めていると、これはなかなか気持ちがいいです。なんか自分が自由なことを改めて実感するとでもいうんでしょうか。
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SUPをめぐるゴタゴタについて、なんとなく考えてみる
SUP多いですね。
で、ぼくの地先の海でもちょっとゴタゴタがあったりするようです。
まあだいたい新しいウォータースポーツが入ってくると、漁協とか既存のウォータースポーツをやっている人から、批判なりゴタゴタがあって、それを経て馴染んでいくというのは、よくあることです。
20年以上もウォータースポーツをやっているとそんなのたくさん見てきましたから、またか!という感じでもあります。
20年以上もウォータースポーツをやっているとそんなのたくさん見てきましたから、またか!という感じでもあります。
スキューバーダイビングも当初は漁協といろいろトラブルがありましたし、ウインドやシーカヤックもいろいろありました。
SUPを取り巻く、主にサーファーからの批判というのも、まあよくあることだよなと思っています。
ぼくはサーフィンをやります。ロングもショートも…
で、シーカヤックもやります。
なので、わりと引いた(多少は客観的な)立場でSUPを巡る議論を聞いています。どちらの言い分も理解できるような気がします。
ぼくが初めてSUPをハワイで見た時に、やりたいと思わなかったんですね。
これはすごく小さな波の時やテイクオフが体力的にツラくなってきたオジサンのやるものだなと思いました。
そしてボードが大きいんで、ある時代にウインドサーフィンが置き場所に困ったり、取り回しが面倒で廃れたときと同様の経緯を辿るんじゃないかなー、少なくともあれだけ大きなボードをコントロールするには結構うまくならないと無理だし、波の大きいときはやれないだろうなと思いました。
で、まあ有名な話ですが、そして多くのウォータースポーツをやる人がよそうしていたことですが、SUPとサーフィンの事故が起こりました。
ぼくの周りでSUPを始める人というのは、サーフィンを経験していない人が多いです。というかウォータースポーツをやったことない人がSUPならやれるかも、ってな感じで始めています。
でも、これって逆で、あれだけ大きなボードを使うんだから、まずサーフィンができないとマズいだろうと思うんですよね。
ボードが大きいから、普通のサーファーよりも前で波が拾えるわけですが、少しでも波が大きかったり、ダンパー気味だと、波にヤラれちゃいますよね。下手すると、波に巻かれてボードが折れることもあるでしょう。
なので、後ろで波待ちをしている、あるいはパドリングしているサーファーはそれのとばっちりを受ける可能性があります。
だいたいサーフィンというのは波の取り方の優先順位や自分がルート上にいた場合の対応ルールがあって、それを知らないSUP乗りが同じ波のラインにいるのは、これはもうたいへんだろうな、揉めるだろうなと思いました。
サーファーでさえときどき揉めるし、そうするとオレはロコだとかビジターがでかい顔するなとかイザコザがあるんです。
それからサーファー同士でも事故ってあるんです。一番多いのは衝突事故です。
だからサーファーはボードのコントロールができるようになるまで、手前のサーフブレークで練習したり、サーファーが少ない端の方で練習したりします。
それからサーフィン上達本を読んだり、海況を判断できるようになるまで慎重に行動します。
SUPから始めた人はたぶんそういうこと知らないんじゃないでしょうか?
余談ですが、ぼくは最近あまりサーフィンをしないで、シーカヤックとスキューバーダイビングをすることが多くなりましたが、それはサーフィンのこのゴタゴタが面倒くさいのと、湘南あたりの波待ちで、もう渋滞というか人工密度が高い中で、たいして大きくもない波を取り合うのが馬鹿馬鹿しく感じたからでした。なんか平日仕事で周りに気をつかって、せっかくの休日に海で隣のサーファーに気を使うのって、ぜんぜんストレス解消にならないじゃんって思うからです。
だからサーファーはボードのコントロールができるようになるまで、手前のサーフブレークで練習したり、サーファーが少ない端の方で練習したりします。
それからサーフィン上達本を読んだり、海況を判断できるようになるまで慎重に行動します。
SUPから始めた人はたぶんそういうこと知らないんじゃないでしょうか?
余談ですが、ぼくは最近あまりサーフィンをしないで、シーカヤックとスキューバーダイビングをすることが多くなりましたが、それはサーフィンのこのゴタゴタが面倒くさいのと、湘南あたりの波待ちで、もう渋滞というか人工密度が高い中で、たいして大きくもない波を取り合うのが馬鹿馬鹿しく感じたからでした。なんか平日仕事で周りに気をつかって、せっかくの休日に海で隣のサーファーに気を使うのって、ぜんぜんストレス解消にならないじゃんって思うからです。
話を元に戻すと、SUPをやる方は、まずロングボードでいいから、サーフィンの練習をした方がいいと思います。少なくともボードのコントロールはできるようになった方がいいでしょう。
波のない海を散歩したければシットオントップのシーカヤックの方が安全ですから、そちらをやったらいいと思います。で、サーファーのいないずっと沖の方で思う存分やってはどうでしょうか?
ちなみぼくはSUPをやりたいと思いません。
ロングボードで十分です。
たまに長者ヶ崎の鼻でブーマー(ショアブレイク)が起きていて、乗りたいと思いますが、そういう時もSUPでなくてロングボードでパドリングしていきます。

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ちなみぼくはSUPをやりたいと思いません。
ロングボードで十分です。
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休日のビールの楽しみと海との相乗効果とその経済価値について
ぼくの休日の楽しみのひとつが晩酌でビールを飲むことです。
そういうオジサンは結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
ぼくの場合、ベストな休日の過ごし方としては…
朝から海に出る
↓
スキューバーダイビングとかシーカヤックとかサーフィンなどで身体を動かす
↓
夕方まで海で遊んで、ビーチでボーっとする
↓
家に戻って、風呂に入る
↓
ビールを持って、近くのビーチに行く
↓
ビールを飲みながら、夕陽を眺めながら、潮風に吹かれる
というわけで、1日のすべてが1杯のビールの旨さを楽しむためにあるという、アル中可能性大偏屈快楽主義的性向ともいえる過ごし方なのですね。
こんないかにもオジサン的な休日の過ごし方を見聞きした若い女性などが「チョーキモイんだけどー」などといっても、オジサンというのはそんなこと気にするわけもなく、「別に自分が楽しいんだから他人になんといわれてもいいけどよ、フン」と開き直ってみたりするんですね。
目下の最重要課題というのは、いかに尿酸値を上げずに、持続的にビールを楽しめる身体を維持していくかという個人的な事柄に集中しているので、間違ってもTPPの影響とか中国と北朝鮮との力関係の変化とか、そういう国際的な事柄には展開していかないのでした。
まあせいぜい「なぜ町の酒場で飲むよりも、海辺で飲むビールはうまいのか」とか、「だったら人工ビーチがあるビアガーデンなどというものがあったら、そこで飲むビールははたして旨いのか」とか、「そんなビアガーデンがあったら、客は来るのか?投資額は回収できるのか」といったくだらない妄想に終始するくらいなのです。
んなわけで、毎日おいしいビールが飲めればいいですねー、それが当面続けば、まあそれでいいんじゃないでしょうか、いやーいわゆるひとつのシアワセっていうんですか………という刹那的な日々を過ごしているのであります。

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東京湾が近づくと寂しくなりますねえ
旅に出たくなります。ムラムラと、唐突に…
特に離島に行きたくなります。
この衝動は、新しい病気か、生い立ちに問題があったのではないかと、母ちゃんに訊いてみたくなるほど強いもので、結構困ってしまいます。衝動買いというのはよく聞きますが、ぼくの場合は衝動旅ですね。
仕事を休みが取れれば、沖縄なり海外の離島に行けばいいんですが、なかなかそんなに休みが取れません。
そんなぼくが、大学時代からこれまで、離島へ旅立ちたい衝動が起きたときに行くのは伊豆七島です。特によく行くのは八丈島、三宅島、新島、大島ですね。
八丈島は飛行機で行くことが多いですが、その他の島は船で行きます。
なにせ金曜の夜、仕事が終わったら旅立って、日曜の夜に帰ってくればいいんです。
そうすれば会社の誰に後ろ指を指されることなく、堂々と衝動旅ができます。
八丈や三宅まで行くと、陽射しもギラギラと強く、植生もどことなく南国です。海の青さも外洋の色です。ぼくはスキューバーダイビングをしますから、このあたりの海に潜ればけっこう大物が見られるかもなあとワクワクしてしまいます。リゾートへ来たという嬉しさは堪りません。
そんな週末離島旅をこれまで何度してきたことでしょう。
若い頃お金がないときは八丈も船で行っていました。あの頃は飛行機のチケットが取りづらいということもありました。船のよさは飛行機に比べ減圧症の心配をせず潜れることです。理想的なダイブプロフィールでは、飛行機搭乗の24時間前までにダイビングを終えていないといけません。18時間とかいろいろな時間がいわれていますが…
なので、船便を選択した場合、竹芝から乗船します。
金曜日の夜、スーツを着替えて浜松町のコインロッカーに入れて、Tシャツ・短パン・ビーサンに着替えたときの解放感は、感動的でさえあります。そこから竹芝桟橋まで歩いて、途中で酒とつまみをしこたま買って、八丈行きの船に乗り込みます。船に乗った時から、日常のあれやこれやからは離れることができて、その解放感はやはり旅ならではでしょう。
船から島影が見えてきたときというのも嬉しいものです。
島ではほとんどスキューバーダイビングをして過ごします。
潜って、宿に帰って、酒飲んで寝る。翌日は、船に乗って東京へ帰るわけですね。三宅島だと午前中に1本か2本潜れますけど…
いつもいつもそうなんですが、八丈や三宅から帰ってくる船というのはどことなく寂しいのです。そして本州が見えてくると、だいたい伊豆半島か房総半島が見えてくるわけですが、そうなるとかなり寂しいのです。リゾートの世界から日常の世界戻って来ちゃった感じがします。ぼくなどは毎回このタイミングで号泣してしまいます。橘丸のデッキで号泣しているオジサンがいたらそれはたぶんぼくです。
東京湾というのは海もちょっと灰色っぽくて、空も青くないんですよね。
ああ東京湾…アア東京ベイ…って一曲できちゃいそうです。
東京湾というのは海もちょっと灰色っぽくて、空も青くないんですよね。
ああ東京湾…アア東京ベイ…って一曲できちゃいそうです。
海の男というのはテキトーなもんです
宮田珠己さんの日記風のエッセイを読んでいたら、だいたいこんな主旨の件がありました。
~これまで居丈高をいじょうだかと読んでいた。会社員のときは、おざなりとなおざりがゴッチャになっておなざりといってしまった~
と、まあだいたいこんな内容だったと思います。
宮田さんといえば、頭のいい教養もある人だと思いますが、そんな人でも結構間違えているんだなと笑えると共に、こちらも気が楽になりました。ぼくだったらさしずめ「オナずり」と間違えたいなあ、その方が妙な雰囲気が漂っていいなあ、職場の女性にどん引きされそうだし、酒の席でのネタになりそうだし…などと思うのでした。
って、まあ、そんなにちゃんとした文章を書く必要もなく、そんなにちゃんと生きなければいけないという法律があるわけでもありません。
といってもそれは、ぼくの暮らしている周囲の人がとてもちゃんとしている人が多くて、税金もちゃんと納めているし、ゴミの日は間違えないし、マイナンバーカードはちゃんと受けとってキチンと貴重品箱に保存しているし、有給休暇だってフルにとったことはないし、仕事の締め切りをオーバーしたことはないし、NHKの受信料も払っているし…以下たくさん続けようと思えば続けられるけどやめときます。
そんな人ばかりに囲まれてるレベルで、ちゃんとし過ぎなくてもいいといっているので、働けるけど働かないで生活保護受けてるとか、法律違反ギリギリのことをするとか、家をゴミ屋敷にして近所の人に迷惑をかけるとか、そういうことをいっているのではないのですね。
あくまでもフツーの人のフツーの暮らしのレベルで、フツーの市民として生きていく範囲で、そんなに全力で一生懸命ちゃんと正しく生きなければいけないなんて考えると疲れちゃうんじゃないですか?ということがいいたいのです。
ぼくは海遊びをしてきて、友達はサーファーやダイバーやセイラーですが、そんな人達というのは、もちろんちゃんとした人もいるんですけど、やっぱりどこかマイペースというか、アバウトというか、海の男というか、小さなことなんか気にせんでよか、男はどーんと大五郎、みたいな人が多いんです。
ぼくはそういう人達の中にいると気がラクでとっても快適に暮らせるんですけど、ワリと几帳面なぼくの相方などはちょっと苦手みたいです。
毎日、海に出て酒飲んで、その日が楽しくて、それが毎日続けば、まあいいんじゃない…みたいな生き方とか、ちょっと今、南米の海がいい感じだから、半年くらい行って来るわ、でその後、アフリカにも寄って来ようかな…みたいな生き方とか、そんな人達がぼくの周囲には大勢いて、ぼくもそんな風になりたいなあなどと思う春の宵なのでした。

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地中海っぽいタイルがお気に入りです
ずいぶん以前の話になりますが、地中海村というところに行ってきました。オランダ村とかスイス村とか、日本国内になんでそんなものを作らなきゃいけないんだ?と思いつつ、時間があったので、行きました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、一応説明しますと、いや、やっぱりめんどくさいから「志摩地中海村」で検索してください。リンクも張ります。
そいつは三重県の志摩にあります。
ぼくはあのリアス式海岸の地形が好きでシーカヤックに行きます。
で、志摩地中海村に寄ったのですが、そこにお土産屋があるんですね。
そのお土産屋さんは、イタリアとかスペインとかギリシアとかそういう雰囲気のものばかりが集められていて、うちの相方などはすごく興味をそそられたようなんです。
そこで見つけたタイルがとても気に入って、よかったんですよ、というのが今日のお話しなのでした。
タイルはなかなか奥が深そうでぼくもよくわからないんですが、そのタイルは他では見たことがないものだったので、即、買ってしまいました。
ちなみに志摩地中海村はとても雰囲気がよくて、白壁の美しい街並みが再現されていて、安っぽくも作り物っぽくもありませんでした。レストランもおいしくてボリュームがありました。何より海を眺めながらの食事は心安らぐものです。
→リアス式の入江を望むイタリアン 【志摩地中海村レストラン】
もし、志摩方面へ行かれるようでしたら、立ち寄られて損はないと思います。
→リアス式の入江を望むイタリアン 【志摩地中海村レストラン】
もし、志摩方面へ行かれるようでしたら、立ち寄られて損はないと思います。
人はなぜレジャーをするのでしょうか?「レジャー=生き残りモデル」
ぼくはスキューバーダイビングやシーカヤックやサーフィンをします。周りからは「道楽者ですねえ」っていわれますが、いや、それほどでもー。
それも大学時代からやっていますから、かれこれ二十数年以上やっているんです。
で、ときどきなんで自分は海遊びをするのか、飽きもせずウォータースポーツをするのか考えたりします。今日はそうして考えた屁理屈を書いてみたいと思うのです。
最初は、海に癒されるからウォータースポーツをやるのかな?って思っていました。確かにそういう面はあるんです。
もう一つはいわゆるレジャーとかリフレッシュという意義があるからやるんだとも思いました。確かにそういう面もあるんです。
でもそれだけじゃないんじゃないか…というのが今のぼくの考えです。
世の中を見渡すと、レジャーのような趣味に没頭している人(なんとなく男性が多い気がする)は大勢いて、ぼくよりもずっと激しくのめり込んでいる人もいます。どうしてそういうことになるんだろうと…
一般に趣味とか道楽というのは身代を潰すといわれていますから、刹那的な快楽を求めるとか現実逃避とかそういう理由で、依存症的な面があるのかなと思ったりもします。
要するに経済合理性や社会的規範からは少し外れた行為だろうということです。
それをなぜしてしまうのか?
ぼくは、それを現実から束の間逃れてリフレッシュしたいから、だけでは説明できないような気がするんです。
なぜかというと、ぼくの場合、スキューバーダイビングにしろシーカヤックにしろ、結構ハードな海況でやることが好きで、それを無事になんとか乗り切って帰ってくる、そこに楽しみを見いだしている面もあるからです。
やっているときは、「なんでこんなツラいことをすすんでやっているんだ」「やるんじゃなかった」「今回こそ死ぬかも」と思いながらやるんです。
それに結構忙しいスケジュールの間を縫って、身体が疲れていて、本当だったら1日静養したいような日であっても、ウォータースポーツをやりに行くんです。これは気分転換とかリフレッシュとはいえないような気がします。
難行苦行の類に近いと思います。
そういう動機ってなぜなんだろうと考えました。
普通に考えれば安全な方がいいし、ラクな方がいいし、お金と時間を使ってまでそんなことをするのって経済合理的ではないわけですから…
で、考えついたのが、元々本能のひとつに、何かに挑戦するとか、危険な状況にトライするということの必要性が入っているんではないか?という理屈です。
現代社会には未知の海も、フロンティアも、身近な危険もないわけですから、レジャーでそれを求めているのではないでしょうか?
そして人間として種の保存のため、敢えてリスクを冒して新しい状況に挑戦した方が、人間という種がいろいろなところに広がっていいわけですし、もしかしたら新しく食べていける何かが見つかるかもしれないわけで、それは本能としては合理的ではないか?ということです。
その一連の理屈を、仮に「レジャー=生き残りモデル」と呼ぶことにしたいと思います。
自分として少し課題だなと感じているのはレジャーと冒険とは少し違うかもしれないということですが、そこのところは自分でもまだよく考えられていないので、後で考えることにしようと思います。
「レジャー=生き残りモデル」にはもうひとつの側面があります。
おそらく経済的に豊かな先進国の方がレジャーや冒険は盛んに行われていると思うのですが、それは時間的・経済的余裕があるからでしょう。
ただ、それだけではないと思うのです。先進国は今後経済成長をしようとすると既存の産業や技術に頼っていたのではダメで、革新的な何かが必要だと、国民的に潜在意識の中で認識されているのではないでしょうか?もしかしたら人間の本能としてインプットされているから、それが社会的制度に現れているのかもしれません。
だから一見ムダに思えるようなレジャーや冒険のようなことに打ち込む人を容認するというか賞賛する雰囲気というのがあるのではないでしょうか?
歴史を振り返ってみれば、革新的な技術的進歩や新しいフロンティアの発見というのは、最初はある人の趣味的なこだわりが結実した結果だったりすることは、ままあることです。
レジャーや冒険にのめり込む人というのを、世間の人々は非難したり責めたりはしません。場合によっては少し呆れるというのはあるかもしれませんが…
それはとりもなおさず、レジャーや冒険が社会的に公共の不利益ではないということが合意されているのだと思います。
「レジャー=生き残りモデル」にはさらにもうひとつの側面があります。
我が家では、命の危険があるようなウォータースポーツにでかけるぼくを、妻は認めてくれています。そのあたりはぼくの妻がよくできた人なのかもしれません。あるいは浮気やギャンブルや酒に走るよりはいいと思っているかもしれません。
ただ、子供に対して、自分の好きなことについては、たとえ危険であっても周囲が何をいってもどんどんやっていく父親像を見せることを、教育上いいことだと考えているとはいっていました。
それは将来社会に出て、子供が一人で食べていかなければならないときに、社会的にレールが敷かれたいわゆる大企業のサラリーマンみたいな職業だけが、その選択肢でないことを伝えるのにいいからだそうです。
要は食べていければいいわけで、そのためには自分の好きなことでもなんでも、壁にぶつかっても世間から認められなくても続けていける強さが必要だからだそうです。
妻の中では「レジャー=生き残りモデル」は、個人や家族を支える食や住処を獲得するための疑似的訓練だと解釈されているわけです。
とりとめもないことを書いてしまいましたが、だから趣味やレジャーにうつつを抜かすオジサンを責めてはいけません。どちらかというと人類の未来を切り開くために頑張っているんだと尊敬しよう!ということをいいたくて書いたわけじゃありませんよ。

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店内でのんびりパンを楽しむ ワカナパン
1.ロケーション ☆
2.こだわり ☆☆
3.店の雰囲気 ☆☆
4.味 ☆
5.値段 ☆
6.音楽 ☆
7.手入れ&掃除 ☆☆
8.総合評価 ☆
9.コメント
ワカナパンさんはダブル サンドイッチと同じ方がやっているお店ですよね、確か…
で、東京の大手町にもお店があります。
そういう点はアマルフィと店舗展開が似ているかもしれません。
パンというのは好みがありますし、今やどこのお店のパンもこだわりがあっておいしいので、おいしくないパン屋を探す方が難しい気がします。
ぼくはブレドールのようなパンが好きなので、ワカナパンさんのは少し、ぼくのストライクゾーンから外れているような気がします。
ただ、あまりコッテリして濃厚なのが好きでない方には合うかもしれません。
この店のいいのは雰囲気です。店内に数席ありますが、そこでお茶するのが、なかなかいいのです。森戸神社にお詣りした後、ちょっと一息というのがいいですね。

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キャンプの朝飯でホットサンドがいいなあと思う今日この頃
海辺でキャンプをします。年に何度かですが、シーカヤックに道具を積んで、日が暮れかけてきたら、適当な入江を見つけてキャンプをするのです。
キャンプで楽しみなのは、酒を飲みながら夕飯を食いながら、流木などを使って焚き火をする(条例などでやってはいけない地域もあります)ことです。
一方でなんとなくしっくりこないなというのは朝飯です。
よくやるのはパンを買ってをおいて、バーナーでトーストするのと、ハムやベーコンを炒めて食べるんですが、なんとなく物足りないんです。飽きるというか、もうちょっとなんとかならないかなーと常々思っていました。
それで、先日友達とキャンプしたときに、そいつがホットサンドを作るフライパンを持ってきていたんです。ホットサンドメーカーというんでしょうか。
電気でやるんじゃなくて、アウトドア用の直火にかけられてコンパクトに収納できるヤツです。
で、朝飯で、友達がスパムとレタスとチーズを使ってホットサンドを作ってくれたんですが、これが旨かったんですね。
あとはなんというのでしょうか、イベント感というか特別感が出て、なんかキャンプぽいなと思えたんですね。
それ以来ぼくもホットサンドメーカーを買って、キャンプではもちろん家でも作るようになりました。
サンドする具材によって味がすごく変わって、バリエーションは無限といってもいいのではないでしょうか。
わりと窒素のことを考えるんですが…
窒素のことって考えますか?
普段、普通の日常で…
ぼくはどちらかというとワリと考える方なんじゃないかなあと思います。
というのも、ぼくは気体の研究をしていて…というのはウソで、スキューバーダイビングをやるからです。
スキューバーダイビングでは体内の窒素量が重要なんですね。
ダイバーの方ならご存知のことですが…
スキューバーダイビングをやるうえで重大なリスクのひとつは減圧症です。
減圧症というのは、潜っている間に呼吸を通して血液をはじめ体内に蓄積された窒素が、浮上したときに膨張することで気泡となって、身体の様々な部位に現れることで、障害を引き起こす病気なんだと思います。少し違ってるかもしれないので、正確には検索してください。
それで半身不随とかしびれとか関節の痛みとか皮膚の痛みとか、まあいろいろな症状があります。
なので、スキューバーダイビングを安全に楽しもうとすると、窒素のことを考えざるを得ません。
ここまではスキューバーダイビングのCカードを取るときの講習で教わる常識なんですが、ぼくがよくわからないのは、なぜ空気の中の窒素だけが悪さをするんだろうということです。講習では空気中の窒素の割合が一番高いからだと教わりました。そりゃそうだけど、残りの2割くらいの他の気体はまったく影響しないのかな?というのが長年の疑問です。
このことの答えを知っている方がいらっしゃれば教えてください。教えてくださった方には、タモリ倶楽部オリジナル手ぬぐいを進呈…しませんけど。
ぼくは中学生くらいの頃から、宇宙に行きたいとか海の中に潜りたいとか思っていました。大航海時代の本を読むとワクワクしてきたのを憶えています。今でもできるならば一番なりたいのは冒険家とか探検家です。残念ながら今は17世紀ではないので、われわれ人間の冒険のフロンティアは、宇宙とか海中などかなり限られてきているように思えます。
それでぼくは海の中を選んだんですが、ぼくがレクリエーショナル・スキューバーダイビングを始めた1990年代前半から、状況は大きく変わっていません。ナイトロックス(Nitrox・エンリッチド・エアなどともいいます)でより深いダイビングができるようになったり、潜水時間が長くなったことはわりと大きな変化ですが…
ぼくのイメージとしては、すごく多くの人(少なくとも富士山に登るくらいの人)が、まるで高尾山にピクニックに行くように気軽に海の中に潜れるようになるとか、スキューバーで深海に行けるとか、そういう世の中になるといいなあと思っているんですが、今のところそういう感じではありません。
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