海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
趣味と暮らしの間で揺れ続けながら生きてきました
ぼくは青年期からオジサンになるまで、海遊びと、日々の暮らしとか社会で自分がどう生きるのかという2つのテーマの間で揺れ続けてきました。
どういうことか書いてみたいと思います。誰かの役に立つかは、わかりませんが、少なくとも自分自身の気持ちを整理することには役立ちそうです。
ぼくは大学生の頃からサーフィンとスキューバダイビングをしていました。特にスキューバダイビングには、かなりハマっていて、バイトを一生懸命やって、そのお金をダイビングに使っていました。
ダイビングをしていると、インストラクターやガイド(ダイブマスター)という人の世話になるのですが、そういう人達の生き方っていいなあと思いました。好きな趣味を職業にできるのって、まあ単純ですが、憧れやすいものです。
そしてそろそろ自分が大学3年生の終盤を迎えることになり、就職活動を考えなければならなくなってきました。これからどうやって生きるのかを決めるタイミングがやってきたのです。
将来どうやって生きるか考える上で、ぼくの中にあった迷いの要素は…
・自分の好きなことをやり続けたい
・人並みの生活をできるような収入を得たい
というものでした。
この要素は現実的な就職活動の局面では、スキューバダイビングの世界で働くか、一般の企業で働くか、という形でぼくの中に単純化されました。もしかしたらもっと別な選択肢があったかもしれませんが、そのときのぼくには思い浮かびませんでした。
そして結果的に、ぼくは人並みの生活が営めるような安定的な収入を得られそうな会社に入ることにしたのです。で、スキューバダイビングは趣味として楽しめばいい、そんな結論に至りました。
このときの判断は、今でも間違っていなかったと評価していますが、「自分はどうせ社会の規範に従ってしか生きられないつまらない男」というコンプレックスをぼくのココロの中に残しました。そして未練たらしいのですが、ときどき「あの時スキューバダイビングで暮らしていく選択をしていたら、今頃自分はどうなっていたんだろう?」と考えたりします。
人生は一度きりで、時間は不可逆的です。判断をやり直すことはできません。別な人生もあり得ません。それはわかっていても、なんとなくモヤモヤと考えてしまうのです。
会社に入って、社会人として一応なんとか形になり、結婚し子供も生まれました。いわゆる普通の幸せな生活ができるようになりました。これはこれでありがたいことだと思います。一方で休日はスキューバダイビングをはじめとしたウォータースポーツに熱中するようになりました(子供の小さい時期は除きます)。その熱心さは、まるで平日に我慢していた自分らしい生き方を取り返したいかのような力を持っていました。
その生活を営んでいると、次のような考えがぼくの中に生まれました。
●平日の暮らし:会社・仕事・親としての役割・常識的に社会で生きるために何かを我慢している自分
●休日の暮らし:スキューバダイビング・海・自由・本来の自分
こうして分類してみましたが、だからどうってことはないんです。自分の中で分裂や分断が起きて困ったということもありません。
仕事は仕事でそれなりにやりがいはありますし、平日の自分がイヤでイヤで仕方がないというわけでもありません。ただなにかしら、小さなしっくりこないものがあって、それを抱えながら何十年か過ごしてきたということです。
そのささくれのような、小さなしっくりこないものとうまく付き合いながら、会社勤めも30年近く経ちました。おそらくこのまま、定年までこうした状態で、働きつつ遊びつつ過ごすんだと思います。
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海上でシーカヤックやSUPの人とすれ違うときの挨拶について
ぼくの住んでいる三浦半島の相模湾に面したあたりでは、シーカヤックをしていると、海上でシーカヤックをやっている人やSUPをやっている人とよくすれ違います。よくといっても基準がわからないでしょうが、1日漕いでいると10人〜20人くらいとすれ違います。
その都度ぼくは挨拶するようにしているんですが、挨拶を返してくれる率は半々くらいです。シーカヤックをしている人は、ほぼ9割くらいは挨拶を返してくれるんですが、SUPの人にはかなり無視されます。
これが西伊豆や南伊豆でシーカヤックをしていると、ほぼ全員挨拶を返してくれるんです。挨拶だけでなくて、どこから来たのかとか、どこまで行くのかとか、そんな軽い話もしたりします。おそらくもっと人のいない海に行ったら「おお、人だ!」と驚くんじゃないでしょうか?
人の心理って不思議なものです。
ぼくはこれを「人口密度によって態度が変わる法則」と勝手に命名しています。
渋谷の道玄坂を歩いていて、すれ違う人、全員に挨拶していたら、挨拶する方が変な人だと思われますが、小笠原の母島で人とすれ違ったら、挨拶しない方が変です。この現象については、以前から面白いなと思っていました。やはり希少価値というか、数が多すぎると有り難みがなくなるというか、うざったくなるのか、匿名性が高まるのか、たぶんそんな心理が働いているんじゃないかと推測します。
ちなみにぼくがシーカヤックをしているときは、すれ違う人にはもれなく挨拶するようにしています。その都度挨拶するかどうか迷っているのが面倒くさいので、もう挨拶するって決めたのです。
波の音を聞きながら…
ぼくは海辺に住んでいます。近くのビーチまで徒歩3分。家からは少し海が見えます。
海からの風には潮の匂いがしますし、海水浴場がオープンする時季になると、ライフセーバーの人のアナウンスが聞こえてきます。そのくらいの近さです。
掃除をしているとき、庭いじりをしているとき、お茶を飲んでいるときなど、日常の何気ないひとときに、海の気配が感じられるのは、ぼくにとっては嬉しいことです。それだけでなんとなく癒されている感覚があります。
特に好きなのは、波の高い日の潮騒。そんな日はいつもより大きく波の音が聞こえてきます。規則的に、通奏低音のように…
不思議なもので、波の音を聞いていると、なんとなく気持ちが落ち着きます。
家のリビングのソファに座って、開け放った窓から(うちは冬以外は、窓を開け放つことが多いんです)、波の音が聞こえてきて、うたた寝をする時間というのは、とても気持ちがいいんです。
あと、夜眠るときに、波の音を聞きながら、眠りに落ちるのも気持ちがいいものです。
やっぱりデジタルとアナログは違いますね
ブログを書いたり、人の書いたブログを読んだりして、最近感じるようになったことがありまして…
別にたいしたことじゃないんですけど、海のことをwebで見るのと海で実際に過ごすことの差は、やっぱり、当然ながら、すごく隔たっているんだなあということを痛感するワケです。
うちの場合、PCのある部屋の窓からは海が見えるんです。んで、PCの画面で海の景色やテキストを長い時間読むと疲れるわけで、気分転換に窓越しの海を見ると、なぜか癒されます。
たまたまうちの場合、それが少しの視線移動でできるんですね。
それで気がついたのは、いったんデジタル変換された情報を画面を通して見るとの、自然の風景をガラス越しに見るのとでは、経験として全然異質なことなんですね。
似たようなことは別な状況でも起きます。ぼくはテレビはほとんど見なくて、見るとするとDVDでダイビングやサーフィンのコンテンツを見るんです。で、ぼくがテレビを見ている時というのは海に出たくても出られない時なんですが、それは風邪で体調が悪いみたいな、まあそういう時です。
DVDで海の映像を見ていると、無性に海に出たくなりまして、風邪ひいてても、ビーチに散歩に行っちゃったりするわけですね(良い子はマネしないでね。テレビを見るときはフラッシュにご注意ください)。そうするとすごく気分がスッキリするというか、充実するというか、気力がみなぎるというか、なんというか「ああやっぱり散歩してよかったなあ」「ぼくらはみんな生きているんだなあ」「人類皆兄弟」って思います。
何がいいたいかよくわかんないですけど、そういう感じなんで、よろしく。
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オヤジ達の海辺の呑み食い野営旅
海遊び仲間と、シーカヤックやスノーケリングや釣りをして、そのままビーチで野営をするということをかれこれ20年くらいやっています。
1泊のときもありますし、数泊することもあるんですが、一日中海辺にいて、海に入っては出て、海辺で食べ、海辺で寝泊まりするというのは、とても楽しいんです。
そして、町に出たりせず、他人と接しないでいるのって、結構ストレスが減るんだなって実感できます。
ビーチという空間で、気心の知れた男友達と、バカ話をしながら酒を酌み交わすというのも、想像できると思いますが楽しい時間です。こういう自由で楽しい時間を過ごすと、社会復帰できなくなりそうなくらい楽しいんですよ。
ただ、関東圏のビーチというのはたいていキャンプ禁止でして、シーカヤックで人が来ない小さなビーチや入江をしぶとく見つけるということをやっていました。
最近はキャンプブームらしくて、たぶんキャンプをする人のマナーが悪いからだと思うんですが、隠れたビーチなどもキャンプ禁止になったりして、場所を探すのもたいへんです。
だからといって経営されている有料の海辺のキャンプ場をわざわざ借りて、決められた区画で、決められたルールに従って、正しくキャンプをするというのは、ちょっと興ざめなんです。こっちはルールから自由になりたいから海に遊びに来てるんですから…
というわけで、地図を眺めながら、どっかキャンプできるところないかなーと探している時間が最近多くてモヤモヤしているのでした。
ダイビングコンピュータの電池には注意した方がいいですよ
スキューバダイビングにおいて、ダイビングコンピュータは必須の物になりました。
そのダイコンなんですが、ぼくはこれまで10年以上前(細かい年数は忘れてしまうくらい以前です)に買った電池式のダイコンを使っていました。
で、このダイコン、2〜3年に一度くらいのペースで電池交換をしなければならなかったんです。それも自分では交換できないので、メーカーの日本代理店に送って電池交換をしていました。送料と電池交換費用込みで、8000円くらいしていたんです。
それに懲りてというか、これまで使っていたダイコンがついに壊れてしまったので、新しいダイコンを買いました。そのダイコンはガーミン(GARMIN)のDESCENT MK2iという機種で、電池は充電式です。これであの高価で面倒くさい電池交換から解放されるなあと嬉しくなりました。
よくよく調べてみると、今のダイコンはたいてい充電式か、太陽電池で自動で充電するものが多いんですね。やっぱりどんどん便利になっていますね。
そのダイコンの電池なんですが、以前の古いダイコンを使っていたときは、ダイビングに行く前に水に入れて、スイッチが入るか、操作してみて問題なく動作するか、確認していました。
そのときは問題なく動作していたんですが、いざ海に入るとブラックアウトしてしまいました。浮上後に確認したら、電池切れでした。ダイビング前にチェックして問題なく動作していたんですが、ダイコンというのは潜水してから、演算などで電力を使うので、そのときに本当に電池が十分にあるかわかるということだったのです。
大学時代の友人とスキューバダイビングを続けられる喜び
ぼくは大学生の頃にスキューバダイビングを始めて、今まで続けています。途中、子育てや仕事が忙しかった時期は、年に1本も潜らないときもありましたが、とりあえず、止めずに続けています。
ぼくがスキューバダイビングを続けているのは、潜ることが楽しいからですが、それ以外にも理由があります。
ぼくには大学時代から一緒に潜っているダイビング友達がいて、彼もスキューバダイビングを続けているので、予定を合わせて年に何度か一緒にダイブトリップに行きます。
旧知の親しい友達と、若い頃から続けているダイビングをしていると、自分が大学生の頃に戻ったような気分になれます。それがぼくがスキューバダイビングを続けている大きな理由です。
お互いに歳をとったとはいえ、学生時代のようなバカ話と、学生時代の思い出と、これまであったおバカな思い出を語りあうのは楽しいものです。
潜るときも、お互いあうんの呼吸で、何もいわなくてもサポートし合えるので、安心ということもありますし、以心伝心の他人がいるということ自体が嬉しいんです。
ぼくには、何かを始めるまではいろいろと考えてすぐには始めないんですが、一度始めるとグッとのめり込んで、ずっと続けるという特徴があります。
友達については、数は少ないんですが、一度仲良くなるとずっと付き合い続けるという特徴があります。
おそらくこの両方の特徴が典型的に表れているのが、大学時代の友とのスキューバダイビングなんだと思います。
海で遊ぶと健康にいいような気がします
ぼくは個人の経験として、海に入ると体調がよくなると感じてきました。それが本当かどうか、科学的な結論は出ていないようです。
ただ、昔から全国で、海や川で身を清める風習があったようですし、お祭りで神輿と共に海に入って安全と健康を祈願するものがあったりします。沖縄では旧暦の3月3日の節句の際、女の子が海に浸かって身を清める行事があるといいます。
穢れを祓うとか、安全や健康を祈願するとか、身を清めるイメージのようなものが海にあるようなのです。
ぼくが海に入ると体調がよくなると考えているのもそれに近いイメージなのかな…と思ったりします。
また、日本での海水浴というのは、オランダ人医師のポンぺ氏に教えを受けた初代陸軍軍医総監の松本順が、健康増進・回復のために明治時代に普及させたということですので、その頃は明らかに健康増進目的だったんですね。
それからタラソテラピーというのもありますね。フランス人医師が提唱した海洋療法というものだそうです。
まあぼくとしては、科学的に証明されていなくても、海に入ることで、実際、自分の体調がよくなるので、それでいいやと思っています。
どのように体調がよくなるかというと、まず気分転換です。大きな海と空のもとで遊ぶことにより気分が大らかになって、スッキリします。
それからぼくは子どもの頃から、アレルギー鼻炎と喉がすぐに痛くなる弱みがあったんですが、海で泳ぐとアレルギー鼻炎と喉が痛くなるのが緩和されます。
それから昼間に太陽の光を浴びて、身体を動かすので、夜グッスリ眠ることができます。
他には、シーカヤックやサーフィンは、割と筋力を使うので、筋力のトレーニングになっていると思います。
ぼくの個人的な、海は健康にいい主張を展開してきたわけですが、ぼくが勝手にそう信じているだけですから、ご了承願います。
歳によってスキューバダイビングの楽しみ方が変わってきた気がします
ぼくはスキューバダイビングをします。地元でも潜りますが、伊豆半島や伊豆諸島に行くことが多いです。そしてたまに沖縄の離島とか海外に行ったりします。頻度としては月4日くらいでしょうか…隔週で土日に行くというペースです。
歳をとった今となっては、それくらいの頻度が体力的にちょうどいい感じです。
ぼくがスキューバダイビングを始めたのは20歳の頃でした。その頃はダイビングが楽しくて、いくらでも潜りたかったんです。ただ大学生でお金がなかったので、バイトをして、ダイビングに行くお金が貯まると潜りに行ってました。
社会人になると金銭面で余裕ができたので、ほぼ毎週、伊豆半島や伊豆諸島にダイビングに行っていました。1日に3本とか4本とか潜っていました。とにかく、たくさん潜りたかったんですね。体力もまだまだありましたからね。
今でも覚えていますが、金曜日の夜、仕事を早々に終わらせて、竹芝桟橋に向い船(当時は「たちばな丸」だったかな?)に乗って三宅島に行ったものです。帰りは日曜日に三宅島を昼過ぎに船に乗って、竹芝に7時か8時に着いて、それから自宅に帰っていました。
その後、結婚して子どもができた頃は、しばらくスキューバダイビングから遠ざかっていました。家族と長い時間一緒にいたかったのと、子育てでダイビングどころではなかったんです。
子どもも大きくなって、子育てでぼくの出る幕はなくなってきたので、またダイビングを再開しました。40代の頃です。
今は、1日に3本とか4本といった、本数を追いかけるような潜り方はしなくなりました。それよりもダイビングの行き帰りに立ち寄る食事を何にしようとか、お昼ご飯においしいものを食べたいなとか、ダイビング後に入る温泉をどこにしようかとか、アフターダイブでのグループのみんなとの会話とか、そういうもの全般を楽しみにしています。
「わたしと海とどっちが大切なの?」問題
ウォータースポーツが好きな人で、特にそれにどっぷりハマっている人−たとえばぼくのように、毎週末、伊豆方面にスキューバダイビングに行くようなタイプの人−で、彼女や奥さんや家族がいる人の場合、「わたしと海とどっちが大切なの?」という例の言葉を浴びた方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
多くの男性が経験していると思いますが「わたしと海とどっちが大切なの?」という言葉は、一応疑問形にはなってはいますが、実際の意味は、「わたし」を放っておいて海遊びばかりしていて、あなたは一体どういうつもりなんだ!という非難です。
これをいわれてしまうとどうしようもないので、至急、彼女とのデートの計画やレストランでの食事の予約や旅行の計画を立てるなどの対応を迫られるわけです。
ただこの言葉をいわれるのは、まだ二人の関係がホットな状況のときでして、ぼくのように結婚して何十年も立っていると、「亭主元気で留守がいい」状態になっているので、家にいるよりも海に行っていた方が、彼女も楽なようで、「わたしと海とどっちが大切なの?」という言葉は、とんと聞かなくなります。
いやはや男女の関係性の変化というのは不思議なものですね。
まだ「わたしと海とどっちが大切なの?」という言葉を彼女からいわれるような男性は、まだ二人の関係が冷え切っていない、いい状態の証拠なのだとポジティブに受け止めた方がいいと思うのです。がんばってください。

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