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海辺の暮らしの楽しみ -野菜の直売-

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海辺といえば、おいしい海の幸に期待しちゃうわけですが、それだけではありません。山の幸だって豊富だったりします。
というのも海辺に山が迫っている土地ってありますよね。例えば関東だと伊豆などは海から急な山が立ち上がっています。
山あいには斜面を耕した畑がありまして、野菜や果物を作っている農家の方がいらっしゃいます。
そんなわけで海辺って新鮮な魚が食べられるのはもちろんですが、新鮮な野菜や果物が食べられるということも多いんです。

今回は海に近い山の楽しみのひとつ、野菜の直売のお話です。


よくあるのは道路端の農家の方がやっている野菜直売所ですね。直売所なんて大げさなものではなくて、小屋みたいな感じです。あの佇まいがいいですよね。

それを見て回るのって楽しいんですよ。観光地や大きな国道沿いの直売所だと観光地価格で高かったりするんですが、ちょっと奥まったところだと、びっくりするくらい安い値段で、新鮮でいいものが買えることがあります。季節によって、農家によって、出ている品に特徴があって、たいていスーパーで買うよりも安くておいしいです。

売っているのは野菜ばかりじゃないのです。果物や花も売っています。漬け物なんかも売っていて、すごくおいしい漬け物を見つけたりすると、次からはその人のを目指して買いに行くことになります。


 
山あいのあまり観光客が来なさそうなところだと、直売小屋が無人だったりします。値札がついていて自分の欲しい物の金額を箱の中にいれるというものです。こういうところもおいしくて安い掘り出し物があることが多いです。
ビールケースに渡した木の板のテーブルに、ジャガイモとかニンジンとかダイコンとかがごろんごろんと無造作に並べてあって、どれでも一袋100円みたいな売り方。
だいたいその「のんびりした」販売形式が古き良き日本という感じでいいですよね。そういう販売形式が成り立つこと自体が大切なことだと思うのです。
そんな直売所を見るとその心意気に感動して、つい買い物をしたくなります。

伊豆などの観光地で見かけるのは、農協や町がやっている直売所ですね。朝市と一緒にやっていることもあります。これは町の広場なんかの一角に農家の人たちが集って店を開いているもので、少々町おこし的な商売っ気が見え隠れしますが、まあ手頃な価格で新鮮な野菜が手に入ります。
最近は有機農法や減農薬で作った野菜を出している農家の方も増えていて、健康面・安全面でもいいものが手に入るようになっています。

農家の方から直接買った野菜で料理をするというのは、思い入れがあるといいますか、作った人の顔が見えるといいますか、大切に料理して、味わって食べようという気持ちになります。

海辺に暮らしていると、こんなちょっとした楽しみがあります。

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