忍者ブログ

「よかったら乗ってく?」な町の雰囲気が失われる時…

 


 ニュースを見ていると、連れ去り殺人や死体遺棄などいろいろ物騒で悲しい事件が立て続けに起きていて、被害者の方のご冥福をお祈りしたいと思います。

 ぼくの住んでいる町は、最寄の駅までバスか車で30分くらいかかります。
 まあそのくらい離れていないと穏やかでノンビリした雰囲気にはならない法則というのが海辺の観光地にはあります。

 で、そんな土地ですから、町まで買い物か何かの用で出かけて、荷物をいっぱい抱えて、駅について、次のバスが1時間後、みたいな状況の時は、「あーぁ」となるわけです。それが大雨とか身体の芯まで凍えそうな日などは、なおさらです。タクシー使っちゃおうかなーと思ったりして…

 で、そんな土地ですから、駅のロータリーで呆然と立ち尽くしていると、知り合いの車が来ることが多くて「よお、これから帰るの? よかったら乗ってく?」となって「おお、助かる、ありがと、ありがと」となることもよくあります。

 これは自分が車に乗っているときも当然起きることでして、自分の子供の友達とか、近所の子供とか、知り合いの子供が駅で待っていたり、帰り道をトボトボ歩いていたりすると、やはり「よかったら乗ってく?」と声をかけてしまうのですが、そういうときにやっぱりやめといた方がいいかなと思う自分がいるのです。
 それは昨今の物騒な事件で、当然子供には気をつけるようにいわれてるでしょうし、うちも子供には気をつけるようにいっています。なので声をかけられた子供も一瞬ためらう感じがわかるのです。
 無理に乗せるのも嫌ですが、だからといって、夜などに帰り道を歩いていくとそれはそれで危ないでしょう。そういういろいろな思いが頭の中で渦巻くのです。
 そしてこれは相方の友達とか近所の奥さんという女性の場合も同じように、若干躊躇するんですね。

 ぼくの家のあたりは、昔は、玄関に鍵をかけないことが多い雰囲気でした。車も窓を開けっ放しにして鍵をかけない人が多かったと思います。でも、最近は鍵をかけるという話を耳にします。

「車に乗ってく?」と声をかけることも、以前は乗せる方も乗る方も、今ほど躊躇しなかったと思います。

 町の雰囲気が変わってしまったといってもいいと思います。別にぼくの住んでいる町で何か事件が起きたわけではないんですが…

 なぜ、こんな風になってしまったんでしょう。ぼくはこうした状況をどう考え、どう捉え、どのように課題を設定し、どのように取り組めばいいんでしょうか?





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 海辺の暮らしへ
にほんブログ村




拍手[1回]

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

最新記事

(12/01)
(11/30)
(11/24)
(11/23)
(11/17)
(11/16)
(11/10)
(11/09)
(11/04)
(11/03)
(11/02)
(10/27)
(10/26)
(10/19)
(10/14)
(10/12)
(10/06)
(10/05)
(09/29)
(09/28)
(09/23)
(09/22)
(09/21)
(09/19)
(09/16)

ブログ内検索

PR

カレンダー

11 2024/12 01
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新コメント

PR

google

最新トラックバック

RSS

follow us in feedly

アクセス解析