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海図を読めることも基礎知識のひとつ 『新版 海図の読み方』 





『新版 海図の読み方』 沓名景義 坂戸直輝著 (舵社)


ぼくはシーカヤックをしますし、ダイビングでボートも扱います。
時々、シーカヤッカーが平気で航路を横切っていくとか、航路の真ん中でたたずんでいる?(船が停泊しているという感じではない)のを見かけることがあるんですが、最低限の海のルールとかマナーは守ったほうがいいですよね。

海図、特にヨット・モーターボート参考図には、灯台の位置、色、定置網の場所、サーファーの多い場所などが記載されていて、航海の参考になります。

海図を読めることも、海遊びをする基礎知識だと思います。


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男にとって海とは… 『coyote No.36』





『coyote No.36』 (スイッチ・パブリッシング)


葉山の小さな入江に佐久間小屋というのが建っています。海辺ギリギリのところに、漁師さんの海小屋をちょっとオシャレにしたような建物があるのです。
これは佐久間不動産のオーナーが建てた小屋です。だから佐久間小屋なんですね。
秘密基地という感じで、こんなボートハウスが海辺に欲しいなと思います。
この佐久間さん家には、息子さんがいました。サーファーで、シーカヤックをやっているのもときどき見かけました。その息子さんが若いのに亡くなりました。この海で…

このcoyoteには佐久間さんの息子さんの哀悼記事が載っています。

ぼくは海のそばに住んでいて、休みとなれば1時間でも海に出ていたい、たとえ雨でも海に出ていたいと思っています。正直なところそうした時間がなければ、生きている甲斐がないとさえ思います。
ココロの奥底に何か欠けている部分があって、それを海にいることで補っている感じです。で、補った部分は、海にいない時-仕事をしている時など-に、どんどんすり減っていて、そのすり減った部分を、休みに海に出ることで、また補う、というようなことになっているようなのです。
どうも漠然とそういう実感があります。
そしておそらく、ココロがそういう構造になっている人は、世の中に少しはいるんじゃないかと想像します。

以前買ったcoyoteをふと読み返してみたら、久しぶりにそんなことを考えてしまいました。

少し男臭い、野性的な男のライフスタイル雑誌的なcoyoteですが、この号は海の男の特集です。ウォータースポーツをしている方、海が好きな方にはオススメです。



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潜水概論といってもいいかな  『潜水の世界-人はどこまで潜れるか-』





『潜水の世界-人はどこまで潜れるか-』 池田 知純著 (大修館書店)


潜りをする人には、いろいろな立場の方がいらっしゃると思います。
自衛隊の方、消防の方、建設工事などの作業ダイバーの方、漁業関係の方、遊びで潜る方。

この本は、時間軸でいえば人類が海に潜り始めた歴史から現在まで、ダイビングの種類でいえばスキンダインビング、フリーダイビング、スキューバーダイビング、深海作業艇、減圧潜水まで、海に潜るということに関してはかなり幅広く扱われています。教科書でいえば潜水概論みたいなタイトルになりましょうか?

そのため、すべての潜りに関係する人にオススメします。

似たような本にPADIが出版しているエンサイクロペディアがあります。それぞれカバーしている範囲が違うのと重点的に扱っている分野が違うので、ダイビングに興味のある方はできれば両方読むといいのでしょう。ただどちらを先に読むといいかといえば、この本をオススメします。読みやすく値段がそこそこだからです。PADIエンサイクロペディアは約14000円します。

ぼくはこの本を読んで、自分がダイビングのごく一部しか知らなかったと気づきました。もっと早く読んでおけば良かったと思います。



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ウォータースポーツをする人の基礎知識 『波と風を知る101のコツ』





『波と風を知る101のコツ』 森 朗 (えい出版社)


筆者はウインドサーファーで後に気象予報士になった森さん。というわけで、ただの気象予報関係のノウハウではなくて、海遊びをする人向けの記述になっています。

例えば、天気図から風を予測する際も、御前崎や湘南などの土地の特殊性も併せて書いてあって参考になります。
オンショアの風が吹くメカニズムも説明してありますが、それがウインドサーファーにとってはプラスでもサーファーにはマイナスであることも書いてあって、マリンスポーツ、ウォータースポーツの初心者が読んでも参考になります。

一番いいのは、硬くない文章で必ず図解がはいっていること。これが解りやすさ、親しみやすさにつながっているように感じます。

海遊びする人にとって季節と風と波を知るということは、楽しく遊ぶために必要なことで、かつ安全に遊ぶために必要なこと。
そういう最低限の知識を身につけられるこの本はお得です。

ただこの本、もう絶版なんです。なので古本屋などでみかけたら買っておくのをおすすめします。

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脱サラして漁師になる方法  『マンボウの刺身』





『マンボウの刺身』 岩本隼著 (文春文庫)


都会で働く海好きなサラリーマンは、けっこう大勢いるんじゃないかと想像します。
ぼくの友達にも何人かいるなあ。
そんな人達はウィークエンドごとに、近くの海に通っては、釣りに、サーフィングに、ダイビングにと趣味を楽しんでいるというのが、まあよくあるパターンです。

ところがこの本の著者である岩本さんは脱サラして、漁師になっちゃったんです。割と都会から近い千葉の漁師。

えーどうやって?
だいじょうぶなの?
地元の人とうまくやるの大変そう。
などと、ぼくなどは保守系現実派おじさん思考で反応しちゃいますが、やればできるわけです。

この本を読むと漁師になるまでの顛末や毎日の生活がよーくわかります。

ところでいろいろな人から聞くんですが、マンボウっておいしいらしいですね。食べてみたいな。



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プロヴァンス・コートダジュールの自然豊かな暮らし 『フィガロ ヴォヤージュ Vol.18』




『FIGARO Voyage (フィガロ ヴォヤージュ) Vol.18』 (阪急コミュニケーションズ)


以前『フィガロ ヴォヤージュ』の別の号、それはギリシアの島々の特集でしたが、それが良かったので、なんとなく書店で新しい号がでると立ち読みしていました。
今回はプロバンスとコートダジュールの特集だったので、迷わず買いました。
結果は正解。
大きくプロバンスとコートダジュールに分かれていて、前者7後者3の割合の誌面構成です。
それぞれ有名な地方や都市ごとに見どころやホテル、レストランが紹介されています。

この雑誌のいいところは値段の割に写真がたくさん載っていて、それが美しく、センスがいいところです。なので、単純に旅行ガイド書というだけでなく、インテリア、エクステリアのヒントになる、住宅雑誌的な使い方もできます。

プロバンスといえば、世界的に有名な観光地ですが、ひとつひとつの町を見ていけば、自然の豊かな田舎町のような印象です。
いつかそんな町でノンビリ暮らしてみたいものです。

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地中海の島々の美しい町なみ 『フィガロ ヴォヤージュ Vol.15』





『FIGARO Voyage (フィガロ ヴォヤージュ) Vol.15』 (阪急コミュニケーションズ)



『フィガロ』というのは女性向けの雑誌なんですね。それの旅行ガイド版が『フィガロ ヴォヤージュ』みたいです。そういうことを知らなくて、なんとなく表紙の写真がきれいだったので買ってしまいました。

ぼくはギリシアに行ったことがなくて、ぜひ行ってみたいとは思いますが、ずっと前から紺碧の海と島の岸壁に張りつくように建つ白い家々の様子には憧れていました。
そんなギリシアに憧れつつもギリシアのことをまったく知らないぼくにとって、この本は有名な島、島ごとの雰囲気の違いを教えてくれました。
薄い雑誌ですので、ギュッと要約されていたのが、さらに好ましいところです。

写真を見ているだけでも楽しいので、時々、お茶を飲みながら読み返しています。
そうした写真の中には、インテリア、エクステリアのヒントになるものもあって、この雰囲気がいいから真似してみよう、なんて考えているのも楽しいです。



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海辺の家のインテリア・エクステリアの参考に 『Seaside Style』




『Seaside Style』 Diane Dorrans Saeks (Icon)


写真集です。
海辺の家の外観や内装が魅力的に紹介されています。
ペーパーバックでカジュアルな装丁です。
洋書にしては値段も手ごろ。

うちの近所に海辺の喫茶店がありまして、おじいさんがやってるんですけど、たいてい空いてるんです。休日の遅い午前中、窓際の席でコーヒーなどを啜りながら、この本をパラパラめくって、ときどき海を眺めて、あくびなどひとつ・・・。

休みの日くらい、ゆったりのんびり。バタバタするのはやめましょう。



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中村天風さんの本





『運命を拓く』 中村天風 (講談社)


海の本というわけではないのですが、海に行ったときと同じように爽快に、元気になれる中村天風さんの本を愛読しています。

中村天風さんの本には、健康とかやる気とかそういう力を生み出す大本は、積極的な心だと書いてあります。元気づけられる本なので興味のある方はどうぞ。
また、消極的なことを一切受け入れないことも大切だと書いてあります。
今でいうポジティブシンキングですね。
大きな心で、世のため人のために、一度しかない人生を精一杯生きる、そんな生き方ができたらいいなあと思います。

今の超管理型世知辛あくせく社会に生きていると、例えば会社勤めなんかするとそうなんですけど、細かい決まりやノルマや目標や出世競争や派閥争いなどがあって、積極的で明るい心を持つというのは、なかなか難しかったりします。

そんなとき、積極的な心にへスイッチするきっかけとして海で遊ぶというのは、なかなかいい方法ですね。
やっぱり環境というか置かれた状況で気持ちが変わるというのはあると思うんです。

パァーっと広がった青い海で砂浜をダダーっと走って汗を流すと、気持ちなんてすっかり変わってしまいます。なんだか昔の学園ドラマみたいなんですけど、気にしないんですよそんなの。

「海まで遠くてしょうちゅうは行けないよ」という方は、中村天風さんの本を読んでみて、気持ちを切り替えてみてはどうでしょう?



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洗練された海辺の暮らし 『ようこそ海辺の田舎暮らしへ』




『ようこそ海辺の田舎暮らしへ』 フローレンス西村 (小学館)


フローレンス西村さんはトータルコーディネーターという肩書きの人です。元々は商社でイタリアンファッションのスーパーバイザーをしていたそうです。50代で三浦半島に移住しました。実際のところ東京での仕事を週に何日か続けていたようです。
ちなみにフローレンス西村さんはSPORTIFF(スポーティフ)の岩倉瑞江さんのお母さんです。
ちなみついでに岩倉瑞江さんは岩倉具視の玄孫で、加山雄三は従兄弟です。
フローレンス西村さんは2004にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。

前置きが長くなりましたが、半分リタイアした方の海辺暮らしの本です。季節ごとに、ガーデニング、料理、インテリアなど海辺の暮らしの楽しみ方が、ギュッと詰まった本になっています。
特にお客さんが来たときのテーブルの飾り方はなかなかです。あまり手がかかっていないのに華やかに見えるその手法は見習いたいですね。

海辺の丘の斜面(三浦市の三戸浜です)に建っていた古い家を改装して暮らしているのですが、そのセンスも見どころです。また、敷地内に新しいゲストハウスを建てるのですが、その時の感想の中にも参考になることが含まれています。

海辺の魚介類を使った料理もおいしそうです。詳しい作り方が巻末にまとめられているので、ある意味料理本ともいえるかもしれません。デザートも多く紹介されています。もちろん魚介類は入っていませんが。

写真が多く、どれも美しいので眺めているだけで楽しくなります。


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