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憧れの別荘に想いを巡らす 『別荘スタイル』




『別荘スタイル』 (エイ出版社)


「別荘の良さは何か?」
「別荘を手に入れる時どんなことに気をつけたらいいか?」

 この雑誌にはそのあたりが手際よくまとめられています。
 建物の写真と図面も豊富です。残念なのは、他の建築雑誌で見かけたものがいくつか入っていることですが…

 この雑誌を作っているのは『湘南スタイルマガジン』という雑誌も出しているエイ出版という会社。全体に遊び心があります。例えば薪ストーブと暖炉の比較なんて、なかなか興味深いです。

 さて、別荘というと軽井沢とか八ヶ岳とか那須高原をイメージします。確かにこの雑誌もメインは軽井沢。
 ただ、建物の建て方、風景の取り入れ方などは海辺の別荘でも参考になります。

 特に海辺の別荘は屋外をどう楽しむかがポイント。
 建物の中が気持ちいい空間になっているのは当然ですが、屋外とうまく繋がっているか、屋外が快適かという視点で各建物を見てみると、もっと面白いです。

 ぼくは別荘なんてとても持てそうにありませんが、こういう雑誌をパラパラめくって、家を快適にするヒントを仕入れるのも悪くありません。
 何よりも雑誌で紹介されている事例を見ながら、現実にならない別荘を夢想するのが、非現実的で楽しいと思うんですが…
 それはぼくだけでしょうか?

 こうした普段なら読まない雑誌を読むことは、なんていうか、自分の新しい一面を見つけ出すことに繋がっている。いえいえ、ちょっと違いますね、絶対現実にはならないようなことを、もしかしたら現実になるかもしれないと考えながら、仮想の自分の人生に思いを巡らすことに繋がっているような気がします。
 ちょっと大げさですかね。

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ダイバーはウズウズしてきちゃう! 『東京都・豆南諸島まるごと探検』




『東京都・豆南諸島まるごと探検』 山下和秀著 (三五館)


 伊豆七島が好きな人っていますよね。
 ぼくも好きです。
 人それぞれ好みが分かれるところですが、ぼくは八丈島が好きです。

 八丈島の行きつけのダイブサービスのオーナーから、青ヶ島からかなり離れたところに島々があるというのは聞いたことがありました。
 それに興味があって調べてみたところ、この本を見つけました。
 豆南諸島というんですね。
「あっ!この孀婦岩って、昔テレビで見たことがある」って思いました。この海からポコンとつきだした島の絵を覚えています。
 こんな大海原の黒潮があたりそうな島で潜って、大物がいないわけがない。魚がウジャウジャ、壁のようになっているに違いない。
 ダイバーとしては、なんとしても行ってみたいではないですか?

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日々の生活を大切にしたい 『クーヨン』




『クーヨン』 (クレヨンハウス


 この雑誌は、まだ子供が小さくて、子育てに気を配りたいなあと思っている方、向けです。だからって、お受験とか天才を目指せ!みたいなカリカリした感じではなくて、わりとナチュラルに元気に子育てをするようなライフスタイルを望む方に向いています。
 性格にいうと子育てだけではなくて、食生活や暮らし全般について書かれています。

 ぼくは自分や子供がアレルギー体質ということで、ハーブを使っています。そういう流れで、この雑誌をたまに読むようになりました。
 できるだけ医者にかからず、薬を使いたくないとか、自然に近い食生活をしたいという人にとっては、参考になるんじゃないかな?と思ったりしちゃいました。

 ところでハーブって、たいていどの種類も元気で生命力があるんですよね。
 ぼくの家は海に近くて潮風にさらされるので、弱い草花はすぐ枯れちゃうんです。
 その点、ハーブはうまく育てられることが多くて、海辺の暮らしの庭にはオススメです。
 この雑誌にはハーブの記事もちょくちょく出てきます。

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海辺の田舎暮らしって憧れます 『団塊世代の田舎暮らし』




『団塊世代の田舎暮らし』 堀江康敬著 (インデックスコミュニケーションズ)


 本屋に行くと田舎暮らしの本ってけっこうならんでるんですよね。
 それだけニーズがあるということなのでしょう。

 ぼくはこの手の本や雑誌を読むのが好きで、面白そうなのがあると買っています。

 先日テレビを見ていたら、リタイアした人が夫婦で、海外に移住したり、田舎暮らしをするという番組をやっていました。
 それで本屋にあった田舎暮らしの本のことが思い浮かんだんですね。
 翌日早速本屋へ。

 そこで何冊かの田舎暮らしの本を買いましたが、その1冊がこれです。

 団塊世代の著者による、団塊世代の人たち向けの、田舎暮らしのガイド書になっています。

 印象に残ったのは次のことです。

 それまでの人生で培ったリソースで、周囲の人たちに役に立つことが大切。それは例えばインターネットのこととか、ホームページの作り方とか、まあそういう細かいことでも、役に立つようにしていく、そうして田舎のコミュニティに溶け込んでいくということでした。
 これは職場でもなんでも同じですよね。

 田舎暮らしというと、よくあるのは高原とか山の中ですが、海辺の田舎だってあるわけですから、そういう海辺の田舎暮らしを目指してみてもいいかもしれません。

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プロヴァンスの生活に憧れてみる  『Provencal Escapes』




『Provencal Escapes』 Caroline Clifton-Mogg著 (Ryland Peters & Small)


 海外で出版された写真集を見るのが好きです。

 写真がきれいだし、日本のものとは写真が狙っているポイントも違います。
 本の構成も違っていて新鮮です。

 難は値段が高いことですが、Amazonだとわりと安く手に入れられます。
 ぼくの場合、丸善や紀伊國屋で立ち読みして、良さそうなのをAmazonで買っています。
 英語で書いてあれば、写真集くらいの字数であればなんとか読めますし、英語の復習にもなっていいです。

 さて、今回はProvencal Escapesという写真集を買いました。プロヴァンスの家々の建物、庭、インテリアの写真がふんだんに載っています。

 建物や庭は、自然の素材を使って造られている家が多いですね。それに植物と建物のバランスがいいですね。何百年も昔の家を手入れして使っている様子は、日本ではあまりみかけないものです。
 インテリアも古い家具を手入れして使っていて、しかもみすぼらしくなくて、部屋全体の統一感がとれているというのは、なかなか難しいんではないかと思います。

 いろいろな写真を見ながら、自分の家に手を入れる計画に思いを巡らすというのは、なんとも楽しいものです。

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ダイビング雑誌をオシャレに! 『カッコいいダイバーになる本』





『カッコいいダイバーになる本』  (エイ出版社)


 ダイビング雑誌というのは、サーフィン雑誌に較べて、なんとなくやぼったい感じがします。
 別にそれはいいんですけど…

 ダイバーもサーファーと較べると、一般的なイメージとしてサーファーのほうがかっこいいといえるかもしれません。
 別にそれもいいんですけど…

 さて、この雑誌は数年前に単発で出たものです。
 出版社はエイ出版社。

 さて、出来映えですが、雑誌自体の雰囲気が、かっこいいかというと、それは間違いなく失敗しています。エイ出版社の雑誌って、他のはもっとかっこいいのに、これはそうでもありません。
 ただ内容については、これまでのダイビング雑誌が取り上げてこなかった視点が入っています。

 で、結果的に初心者やこれからダイビングをしようとする人に向いた内容になっています。ダイビングの概要が知りたい方は読んで見てもいいかもしれません。

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笑いがこみあげるエッセイ 『ウはウミウシのウ』 




『ウはウミウシのウ』 宮田珠己著 (白水社)


 おもしろい本ってありますよね。読んでいると吹き出しそうになるおもしろさの本。
 最近だと西原さんやゲッツ板谷さんの本なんかその類ですね。

 さて、今回ご紹介する宮田珠己さんもそんなおもしろい本を書かれる方です。
 もともとは海外旅行記が得意なジャンルだと思うんですが、宮田さんシュノーケリングが好きなんだそうです。
 この本は宮田さんがシュノーケリングをした時の話なんです。
 たまたま宮田さんはスキューバーダイビングをやらないだけで、魚に対する興味のありようは、スキューバーダイバーとほとんど同じだと感じました。
 というわけでお魚好きなダイバーとしては、共感できる部分も多いですし、初心者ダイバーにとっては、初歩の魚の勉強にもなります。

 それがこんなおもしろい文章で楽しめるですからお得です。

 ちなみに宮田さんの他の本も吹き出しまくりのおもしろさですので、そういうのが好きな方にはオススメです。

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海辺で暮らす女性のひとつのタイプ 『モデル・真木明子の海風ビューティ・ライフ』





『モデル・真木明子の海風ビューティ・ライフ』 真木明子著 (ワニブックス)



真木蔵人といえば芸能人でサーファーです。この人のお父さんはマイク真木で千葉の海辺で暮らす趣味人としても有名です。

真木蔵人の奥さんは元タカラジェンヌで、というのはウソで、JJのモデルさん山田明子さんで、その人の子育ての様子、海辺での暮らし、ファッションを紹介したのが、この本です。

ぼくは海辺で暮らしていて、趣味で知り合ったり、近所づきあいだったり、まあきっかけはいろいろですが女性の知り合いがいます。もちろんフカい付き合いではなく、ちょっと話したり、挨拶したりする程度ですが…
主婦だったり、独身で働いている人だったり状況は様々です。
この女性達がどんなタイプで、何を考えているか、どんな生活を送っているか、というのは多種多様で、脳と同じくらい解明されていないことが多いとそのスジの学会ではいわれています。

この真木明子さんは、海辺の女性のライフスタイルのひとつの典型だといえます。もちろん他にもいろいろなタイプがいるのでしょうが。
ある典型を知るという意味では、とてもわかりやすく面白かったです。

ただ、「ステキな海辺生活を楽しんでる」のを無理して全面に出そうとしている感じがしました。



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海辺の田舎暮らし特集 『自休自足 Vol.13』 



自休自足 Vol.13』 (第一プログレス)


『自休自足』といえば、田舎暮らしを扱うことが多い雑誌です。やっぱり山間での暮らしが出てくることが多かったような気がします。

この号は珍しく海辺の田舎暮らしが中心に扱われています。

小豆島、沖縄本島、離島など海辺の田舎暮らしを楽しんでいる方々が紹介されています。
ぼくもすぐにでも海辺の田舎暮らしをしたくなっちゃいました。

海辺の田舎でノンビリ暮らしたいと感じている方は、一読されるといいと思います。

海辺とは少し違いますが、「ファミーユ(cafe la famille)」という結城市のカフェが紹介されていました。なんともいい感じにユルそうなカフェでここにも是非行ってみたいと思いました。


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海辺のライフスタイルを知りたい 『バイ ザ シー』





『バイ ザ シー』 (マリン企画)


『湘南スタイル』の後追いで出てきた雑誌です。両誌とも海辺のライフスタイルを扱っています。

『湘南スタイル』が湘南にこだわっているのに対し、こちらは世界中の海辺の生活を扱おうという狙いです。
海辺の暮らしというと、どうしても「住まい」「住居」なんていうキーワードが出てきてしまって、両誌とも海辺のお宅拝見みたいな記事が多いです。
住宅雑誌が好きな方にはいいと思いますが、ウォータースポーツについて詳しい情報が知りたいという方には、少々物足りないかもしれません。

ただ、誌面のデザインとか起用するライターなんかのセンスは『湘南スタイル』のほうがおしゃれというか、「ちょっとわたしたち進んでるのよね」みたいな雰囲気があります。
そういうコジャレた感じが好きか嫌いかで雑誌を選ぶのもひとつの価値観かもしれません。

ちなみにぼくは『バイ ザ シー』の方が好きです。




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