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最近スピードの出るシットオンがいいなあと思います

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 シーカヤックは大きく分けると、普通のシーカヤックとシットオントップとフォールディングの3種類に分けられたりするみたいです。

 シットオントップっていうのは、船体自体に空洞があってそれで浮力を確保して、人はその船体の上に乗ります。仮に波などを食らって、水が入ってきても、船体の中には入らず、排出用の穴があいていて、そこから排出されます。
 フォールディングカヤックは折りたたみができるもので、骨組みを組み立てて、その周りにシートを張り巡らすといわゆる普通のシーカヤックみたいになります。

 で、普通のシーカヤックの良さは、やはり速度やコントロールのしやすさです。一方で沈した時にうまく起き上がるためのロールという技術や横波を受けても沈しないような操船技術が必要です。

 シットオントップのシーカヤックは仮に沈してもカヤックを起こして、乗り込めばいいだけなので、より安全だといえます。技術も比較的必要ありません。ただ、船体の形のためにスピードが遅いというのが一般的です。
 ただ最近はスピードを意識したタイプも出てきているので、これならば普通のシーカヤックとシットオントップのシーカヤックとのいいとこ取りができます。

 ぼく的には、次に買うならこのタイプのシーカヤックがいいなあなんて思っています。
 ちなみに写真のシットオンはコブラカヤックのエクスペディションという艇です。上から見たスタイルがかなりスリムなことがわかります。

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パドルリーシュを自作してみました


 以前このブログで、サーフィンのリーシュコードを自作したという文章を書きました。
 今回も自作ネタシリーズで、シーカヤックのパドルリーシュです。

 ご存知の方が多いと思いますが、パドルリーシュというのは、カヤックで使うパドルが流されないようにパドルとカヤックを繋ぐための道具です。

 ぼくはどうも、自分自身の深い部分で、リーシュコード系の単純な物が、製品として買うと5000円くらいしてしまうのが、納得いかないみたいです。
 そこにこだわりがあるようなのです。

 そりゃ、スキューバーダイビングレギュレーターの1stステージの機能と耐久性の大切さはわかりますから、それに相応のお金を払うのは当然だと思うんですが、リーシュコードって、大雑把にいえばヒモですよ。
「ヒモのくせに5000円とか7000円とかするんじゃないよ!」って思いませんか?
「ウォータースポーツの消費者よ立ち上がれ!」といいたいですね。

 前置きが長くなりましたが、自作方法です。

1.セイリングで使う細めのロープを用意します。
 ぼくは3mmを選びましたが、もっと細くても大丈夫だと思います。
2.この片一方にカラピナを付けました。
 カラピナはプラスチックとステンレスでできた錆びないヤツをダイビングショップで買ってきました。
 カラピナを付けたのは、シーカヤックのデッキラインにつけやすいようにするためです。
3.もう片一方はカラピナが通るくらいの輪っかをもやい結びで作ってあります。
 パドル側にはこの輪っかにカラピナを通して結ぼうというわけです。

 実に簡単。かかった費用は500円です。
 使ってみて不具合はぜんぜんありません。

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シーカヤックを安全に楽しもう!




海遊びはなんだってたいてい危険があります。
「そういうのって危ないよ」っていう人は、前にも家で鍵かけてテレビでも見ているといいでしょう。
シーカヤックもやはり危険があります。

シーカヤックが初めてのウォータースポーツという方は、絶対にスクールに入ってください。まじめに。

ぼくの経験からそうおすすめします。
ぼくはダイビングとサーフィングを20年くらいやっていて、10年ほど前からシーカヤックを始めました。
だから、シーカヤックの経験はまだまだですが、海のことは割りと知っていると自負していたのです。
 
例えば風の読み方とか、うねりと波の違いとか、潮目とか、どこまでのうねりだったらその日海に出ていいかとかそういうことです。


それでも何度かシーカヤックで「やばい」という目に遭いました。

一番印象深いのは、風もなく穏やかな春の日のこと。まあ近場の海を2~3時間周ってみようと、漕ぎ出したんです。
午前中は穏やかだったんですが、気持ちが良くて結構遠出してしまい、午後になるとオフショア(陸から海に吹く風)が強く吹き出しました。
こういうことってよくあることで、特に春は風が強いので、気をつけるべきでした。
風が強いため、海面は波が立ってきました。
こうなるとカヤックなんて木の葉のようなもので、どんどん沖に流されます。
全力でパドリングしても陸に近づけないので、方針を変えて、風下で陸がある方向へ進路を変更しました。流されつつ、少しでも陸に近い方へ進み、なんとか上陸できました。

そのときすごく気をつけたのは、カヤックから沈脱しないようにすることです。カヤックから出てしまうと、その状況(風が強く、波も上がってきたとき)では再度カヤックに乗るのは、現実的には無理だと思いました。そうなるともう漂流です。

ぼくはサーフィンとダイビングで何度か流された経験があったので、流されること自体に恐怖はありませんでした。
流された後、遠くに漂流しないシュミレーションは、海に入るときには必ずする癖がついていました。

あのとき沈していたらかなりやばかったと思いますが、シットオンのカヤックなら沈しても、再度カヤックに乗り込めたなあと思いました。


もうひとつ危なかったエピソードを…

その時はパドルが折れたのでした。だいぶ長く使っていたパドルだったのですが、それまでパドルが折れるとは思っていなかったんですね。それが隠れ根があるのに気がつかず思いっきりパドリングしたら「ミシ」って音がして、しばらくはもったんですが、そのうちグラグラになってしまいました。
そのときもあまり沖まで出ていなかったので、パドルの片方だけで漕いで、戻ってきました。
それ以来、近場でも予備のパドルを持って行くことにしています。

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で、繰り返しになりますが、海に詳しくない方は、絶対にスクールに入ってください。
カヤックを売るだけの店は避けてください。
最近のカヤックブームで、海経験が数年程度でカヤック屋をやっている人もいるので、そういう店も避けたほうが無難です。
 

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シーカヤックを始めたい方へのぼくの雑感




シーカヤックを始めるには大きく分けて2つの選択肢があると思います。
 
ひとつはいわゆる多くの人が目にするシーカヤックで、これは見た目がカッコイイし、スピードが出る。長距離もこなせるようになっています。
しかしこれを乗りこなすには、スクールに入ったほうがいいです。

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もうひとつはシットオンタイプのカヤックで、海外のリゾートでよく見かけるものです。これは船も安定しているし、初心者が気軽に始めることができます。

photowatersuportsseakayaksiton.jpg

初めてシーカヤックをやりたい人が選ぶのは、もちろん前者です。カッコイイですから。
まだ20代で体力もある人は、これでガインガイン、カヤックをやるといいのですが、中高年の方で、まあやってもせいぜい月に一度くらいという方は、見栄をはらないでシットオンタイプの方が、楽ですし、長く続けられると思います。

そんなに距離を進む気がないのならシットオンで十分、たいしてやらないくせにオーバースペックな道具を持つのはかえってかっこ悪いのでは・・・と余計なお世話かもしれないけど、そう思います。

シーカヤックに適したゲレンデはこちら
 

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おすすめ! カヤック トローリング

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 釣りが好きでシーカヤックをやっている人って結構多いんですよね。

 シーカヤックのタイプにシットオンというのがあります。
 これは名前のとおり、シーカヤックの上に乗るタイプ。
 安定性がよく、荷物も載るし、船の上でちょっとした作業ができるので、釣りをする方に人気があるんだと思います。
 ぼくは釣りをしませんが、自分が狙ったポイントまで行って、糸をたれてみたいと思う、その気持ちはわかるような気がします。
 ダイバーも似たようなものですから…

 最近のシットオンタイプのシーカヤックは、初めから釣り人を意識した造りになっていて、ロッドホルダーがついていたり、クーラーボックスが固定できるようになっていたりします。
 中には糸をたらしたままパドリングができるタイプもあって、これなんかまさにトローリングなわけです。

 釣りをする方で、これまで手漕ぎボートを借りたりしていた人いらっしゃると思うんです。どうですか思い切ってシーカヤックを手に入れてみては?
 その自由さを味わうと、もう病みつき!




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シーカヤックで海の上を散歩しよう!

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【なんたって自由・自由・自由】


海の上の散歩? それはシーカヤックのことです。

シーカヤックでのんびりパドリングしながら、海の上を移動するのは、なんとも気分がいいんです。
陸からそれほど離れていないのに、すごい解放感。だいたい海の上に道なんてないわけで、どこを通ったってかまわないんですよ。(

港や東京湾にはルールがありますけど)


自由。

 
海の上を自由に移動できることを覚えてしまうと、車で道路を走るのがうざったくなります。ルールや危険が多すぎて。現代ストレス

社会の縮図ですね。

海の上から見る景色というのも新鮮です。陸を海から眺めるなんて、なかなかチャンスがないです。
「ここは海から見るとこんな景色だったのか」とか「ここにこんな入江があったのか」とか「あんなところに家があるんだ」とか、そ

んな感じです。



【プライベートビーチの楽しみ】


あと、おもしろいのは海からでないと行けない入江や島に行けること。
そういう場所は、ほとんど人が来ないわけで、プライベートビーチ状態です。でも最近はシーカヤッカーが増えてきたので、三浦半島

や伊豆あたりだと、人に会わないということはありませんが…

シーカヤックにはハッチがあってここを開けると荷物が積めるようになっているんです。濡れてもいい物はそのままで、濡れて困る物

は防水バッグに入れて、シーカヤックに積み込みます。
例えば、ポータブルコンロとコーヒーなどを持って行くと、プライベートビーチでゆったりコーヒーブレイクを楽しめたりします。も

ちろんその場で獲った魚なんかも料理することもできます。

ひっそりとした入江で、コーヒー片手に景色を眺めたり、本を読んだり、大声で歌ったり、そんな時間と空間を楽しめるのは、すごく

贅沢なことだと、ぼくは思うんです。都心の高級ホテルで過ごすよりも、こっちのほうがいいです。




【運動不足の解消】


他にシーカヤックのいいところですが、運動不足の解消になることです。
上半身を使うことが多いですが、足をふんばってパドリングするので、下半身もある程度は動かします。
月に2回、できれば週に1回海に出るようにすると、かなり腕力が戻ります。あと持久力も。

目的地を決めて、行って帰るというのがよくあるパターンですから、目的地までの距離を自分の体力に合わせて決めます。絶対に元の

場所までは帰りたいわけですから、疲れたって頑張るしかない、そういうところも体力がつくポイントです。




【ポイント探しや釣りに】


ぼくはスキューバーダイビングもやります。釣りはやりません。
ダイバーというのは、魚がいそうなポイントを絶えず探している人種です。
「あの根にはいそう」だとか「あそこは魚影が濃い」などと陸から見ている時も、ダイビングボートに乗っている時も、海を見ている

ときはたいていそんな風に考えているわけです。
そういう人種にはシーカヤックというのはすごく便利な物でして、大きな船だと近寄りにくい磯や根にも簡単に近づけます。

ぼくは、シーカヤックの後ろにマスク・フィン・スノーケルを積んで、「ここはいい!海の中が見たい」と思ったら、3点セットを身

につけてそのままドボン、です。
すごく簡単、すごく直接。
いやー極楽ですね。
これでいくつもポイントを見つけました。

釣りをやる友人は、シーカヤックに釣り竿を立てるオプションを装着しました。これで簡易トローリングをしているわけです。
「ミニ松方弘樹か!」ってツッコミを入れたくなります。
そして後ろにはクーラーボックスを括りつけています。なんと楽しそうなカヤックでしょうか。

あなたもシーカヤック、いかがですか?

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シーカヤックの楽しさ

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海の上の散歩。ちょっとした旅。
シーカヤックに対するぼくのイメージです。

もちろん、ハードなエクスペディションでシーカヤックをしている人もいます。
たとえば日本一周とかドーバー海峡横断とかね。

でも大部分のカヤッカーは、ぼくと同じか、もう少し距離が長いだけ。テントなどを持っていって、泊りがけとなると、結構本格的と

いえると思います。それでも冒険とまではいきません。


 
ぼくは、おじさんになったせいか(あっという間になっちゃった。この間まで若い方だと思ってたけど・・・)、最近そんなに肩に力

をいれずに、ウォータースポーツを楽しみたいと思うんです。

そんなぼくにとって、お手軽で、マイペースで遊べるのがシーカヤックのいいところです。

風の弱い、海が穏やかな朝。
正直ダイビングをしようか、シーカヤックをしようか迷います。
でも、2、3日前のうねりのことを思い出すと、きっと海の中は透明度が良くないだろうとだいたいわかります。。
やはり今日はシーカヤックをしようと決めるわけです。

海用のキャップをかぶり、サングラスをかけます。ペットボトルなどの水分は必携です。
シーカヤックにその日必要な装備を艤装します。
そして海へ…

遠くの島やカモメを眺めながら、ただ、なんとなくパドリングします。
ほとんど無心。アタマはからっぽ。
海から見る陸の景色は、印象が違います。これは結構感動的です。
ダイビングの時のボートから見る景色とも違んです。目線がずっと低いんですね。


さすがに腹が減ってきたので、ウエットスーツでも食事ができるレストランに上陸。
デッキにあがって、パスタとジュースを食べます。景色を楽しみながらゆっくりと。
食後は、また海を眺めてボーっと…

とりあえず、仕事のことは忘れています。
とても貴重な時間です。


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