海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
サーフィンとシーカヤックの瞑想時間が癒しをもたらす
ぼくはウォータースポーツをいくつかやります。大学時代にサーフィンを始め、やはり大学時代にスキューバダイビングを始め、30代の頃にシーカヤックとセイリングを始めました。どれもいまだに続けています。
ぼくの特徴として、新しいことを始めて、それが自分に合わないとわかるのは、すぐです。
なので、続けられないことはまったく続けられないし、2回、3回とやることはその後ずっと続けます。他のことも似たような経緯をたどることが多い~それはたとえば女の子と付き合うとか、バイトを始めるとかでも同じ~ので、これはぼくの特性なのかもしれません。
サーフィンとスキューバダイビングとシーカヤックとセイリングではそれぞれ面白さが違いますが、最も大きな違いだとぼくが考えるのは、サーフィンとシーカヤックは一人でできることで、スキューバダイビングとセイリングは仲間と一緒にやるという点です。
そしてどちらにもそれぞれの面白さがあります。ぼくは自分の気分と海況によって、それら4つのウォータースポーツを選んで楽しんでいるわけです。
一人でできるサーフィンとシーカヤックのよさは、思いついたときにすぐできるし、ずっと一人の時間を過ごせるし、やっている過程のすべてを自分の判断でできるところです。
そしてそれらは、ぼくの性格に合っていると思います。
サーフィンで波待ちをする、シーカヤックでパドリングをする時というのは、何だか大げさな物言いになりますが、瞑想に近いと感じます。これはぼくがそう感じているだけかもしれません。
何かを考えることもありますが、何も考えていない時もあります。歌を口ずさんでいることもありますし、独り言をいっている時もあります。無心になっている時もあります。その時間がぼくは好きです。
ぼくは軽くジョギングをすることもあります。それは適当・不定期な運動不足解消のためのジョギングなので、本格的なランナーではありません。でもジョギングのときの何かを考えているような考えていないような時間と、サーフィンとシーカヤックの瞑想時間とは似ていると思います。
日々の生活の中でまとまって何も考えない、あるいは何を考えてもいい時間をとることは難しいので、サーフィンとシーカヤックの瞑想時間がより貴重に感じられるという面はあるかもしれません。
サーフィンで波に乗る、シーカヤックで海を旅する、その二つはそれぞれに面白いし、海に出ること自体が気持ちいいんですが、とりわけ瞑想的な時間を過ごせるのも、ぼくにとっては、結構重要度の高い面白さです。時々波もないのに波待ちをしているサーファーを見かけることがあると思いますが、あれはあれで、やっている本人は楽しいし気持ちいいのです。
小雨が降って、太陽の光が届かず、海は暗く鈍色の日、海に出てもあまり爽快ではない日であっても、あえて海に出てサーフィンとシーカヤックをするのは、瞑想的な時間を過ごせるのが気持ちいいからです。
いささかストイックで偏屈な面白味かもしれませんが、ぼくという人間はそういうのが好きだし、そういう面白味に癒されていると思います。
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