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ウォータースポーツは子供の教育にいいのか?という件に対する個人的な思い






 


 子供の頃から海遊びというかウォータースポーツをすると教育上いいのか?ということを考えたことがあります。
 それはずっと以前からあった思いでして、戸塚ヨットスクールの事件がぼくの青年期に起きまして、その頃からヨットをやることが青少年の健全な育成につながるのかということが疑問だったんですね。

 これと似たような構造の話で、スポーツ、特に武道が教育上いいのではないかということもいわれています。

 ぼくは教育学を学んだことがないので、学問的に検証されている正確なところはわかりません。ただ経験上のこととして考えていることをまとめてみたいのです。

 結論からいうと、ウォータースポーツは少年期の子供の育成によい影響があると経験的に思います。もう少しいうと、アウトドアスポーツは子供にいい影響があるのではないかと思います。
 その理屈ですが、自然という人がコントロールできないような強大な力を持った場で、自分の力と限られた道具だけで生き延びる必要があって、そのためにいろいろ頭を使う、そのことが子供を成長させると思います。使い古された言葉でいえば、情報を見極め、自分で考え、判断し、行動し、問題を乗り越えていく力が身につくといえます。それが、まあいわゆる、総合的に生きていく力の育成につながるといえます
 以上すべてぼくの個人的な経験からの意見です。

 あらかじめ遊ぶルールや条件が決められていて、その制約の中でいかに要領よく短時間でゴールに辿り着くかを競うコンピュータゲームやボードゲームとは、根本的に異なる面があります。

 すごく乱暴な喩えをすると、後者は受験勉強で効率よく目的の学校の入試に合格するのに構造が似ていて、前者は起業するとか、どんな手段をつかっても人生を生き延びるということと構造が似ているように感じます。

 ぼくの周りの子供達を見ていると、前者の経験が豊富な子供と後者の経験が豊富な子供とでは、思考や行動のパターンが違うような気がします。どちらがいいのかはよくわかりません。
 ぼくの仮説では戦争直後、様々な社会的ルールが一旦崩壊したような社会では、前者のような力を持った人間が力を発揮するように思えますし、その後社会制度が整って、高度成長とバブルまでの一定の社会的成功パターンが存在した時代には後者のような力を持った人間が要領よく生きていたと思えます。そして今、整いすぎた社会制度の中で閉塞感がある時代には、それを壊して前に進んでいける人間が活躍するのかもしれません。




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