海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
全部手作りなワイルドな家
海辺の家じゃなくて、原村の山の中の家です。←ブレブレじゃん
ぼくの家というものの考え方を大きく揺さぶった例ですので、ぜひご紹介したいのです。
知っている人は知っているハセヤンという方が自分で作った家。
行ってみるとわかりますが、手作り感満載。荒っぽいところはありますが、人間くさくて温かい感じです。
家は住めればいいし、住みやすいように自分が自由に作ればいいし、自分で作った家はなんでも自分が知っているから自分で直せる。
それがやっぱり原点だなーと思います。
建築基準法とか消防法とかもろもろの規制にがんじがらめ、家を建てるのは業社の仕事というのが当たり前の日本の建築ですが、家ってなんだろう、自由って何だろう、自分の力で生きるってどういうことだろうということを考えさせられました。
この考えを海辺の家に取り入れれば面白い家ができるかもしれません。
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玄関のマリンライトがいい感じの家
海辺に住んでいるといろいろな家で使われているマリンライト。
マリンライトはもともと船に使われていたものですが、今の船にはもっと軽くて丈夫で明るいライトが使われていて、いわゆるマリンライトとして売っているものはインテリア、エクステリア用品です。
その多くは真鍮製で、なのでけっこう重くて、経年変化があります。
マリンライトをデッキやガーデンライトとして使うのはよく見かけますが、この家は玄関ライトとして使っています。
真鍮がいい感じに錆びています。
いい味が出ていますね。
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好きなのか嫌いなのかわからない家
この家、以前にも「おすすめの海辺のカフェ&レストラン」でご紹介しましたが、ふたたび…
浜名湖のそばの「ぬくもりの森」。建築家の佐々木茂良氏が南仏をイメージした建物を何棟も建てて、敷地全体が南仏のようになっている場所です。
そこがだんだん観光地として成立しちゃって、カフェやレストランができているというところです。建築家だけあって建物はもちろん、素材、パーツ、調度などに徹底的にこだわっています。
どの建物も手作り感があって、温かみのある過ごしやすい空間です。
南欧風の家を建てたいと考えていらっしゃる方は一見の価値ありです。
ぼくはここを訪れると、好きなような嫌いなような、上手く言えない感情が湧いてきます。好きなのは手作り感・温かみなんですが、嫌いな感情がよくわからないんです。心の底から安らげない感じというんでしょうか…浜名湖の土地柄と合っていないのかな…
ただそれだけのモヤモヤした感情を人に与える建物というのは、それだけのパワーがあるのは間違いないわけで、それはそれですごいと思います。
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斜面に建っているから下に降りるように入口がある家
海辺といっても山が近い場所というのは結構あるものです。えーっと山が海まで迫っている場所ですね。海辺から低い土地がずーっと続いている場所というのが珍しいといっていいかもしれません。
で、ぼくは若い頃は砂浜から低い土地が続いている広々と抜けた場所が好きでした。たとえばそうですねー、九十九里とか御前崎とか好きでした。
それが不思議なんですがだんだん山が迫っている海が好きになってきました。
これはたとえば近場では三浦半島とか伊豆半島ですね。
緑も好きになったというか、四季の移り変わりがより多く味わえるからかもしれません。
そういう場所に家を建てたいなあといろいろ見ているわけですが、そういう山が迫った海というのは、海辺の狭い土地に住むか、山の斜面に住むかの選択をしなければなりません。
で、それぞれ一長一短があるわけですね。
山の斜面だと眺めはいいけど、海遊び道具を海まで運んだり、家に持って帰ったりするのが手間です。それから地震や大雨のとき崖崩れしないか不安です。
とそういうことを振り切って、腹をくくってしまえばいいんですよね。100%満足する場所はなく100%安全な場所もないと…
さてさて、今回のこの家、斜面に建っているので、玄関が道から降りていくみたいになっています。写真ではわかりませんが、居住部分は玄関からさらに下にあるんですね。よく軽井沢の別荘地でみかける造りです。ちょっとリゾートぽくて憧れます。
しかもこの家はアプローチに木々を植えて、周囲の山の中に溶け込むようにしています。玄関がわからなくなるように意図しているようなほど…
そういうひっそり感もいいですね。
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炭焼き小屋のノンビリした佇まい
ぼくの家のそばに子安の里といういい感じの名前の場所があります。
海が近いんですが山々に囲まれていて、とても東京から1時間ほどの神奈川県とは思えないほど自然が豊かな場所です。湘南国際村が開発されて自然がかなり失われましたが、子安の里にはまだ穏やかな里山の風景が残っています。
ぼくは海も好きですが、山の静かな緑の中から眺める海のよさにいつの頃からか気づいてしまい、忙しい日々が続いたときなどは、山に登って、ウグイスの声を聞きつつ、コーヒーを飲みながら、ボーッと海を眺めたりします。
さて、今回の家というか店は炭を売っているんですね。というかここは野菜も売ってたりします。無人販売所です。このノンビリした大らかな感じが好きです。
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青い柱が印象的な家
古い家を改装して住むというのに憧れます。
たいていすごくこだわらない限り、新しい家を建てた方が、古い家を改装するよりも安上がりだったりします。
配管や構造的な強度や断熱性などの住み心地は新築の方がいいでしょうし、自分の好きなように設計できるというのも新築の魅力です。
それでもなお古い家を改装して住む魅力というのはあります。
その建物が備えている魅力を受け継ぎ、それを自分なりに修正していく魅力というのでしょうか…
おそらく世界にただ1軒の家。
さてこの家、たぶん築年数からいえば結構経っていると思います。50年くらいは経っていると思います。
ただ、もともとモダンに設計されていて、構造がしっかりしているのでしょう、何年か前に改装されました。壁が塗りなおされ、柱も印象的な青に塗られました。
こうしてみると、年数を経てきた建物にしかない独特の雰囲気というのがあります。
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坂の上から海が見渡せる家
高台から海が望める立地というのは、海辺に住みたいと思う人が一度は思い描くのではないでしょうか?
ただ海遊びをする者からいえば、高台の立地というのは、眺めがいいかもしれませんが、たいてい海からの距離が遠くて、ボートなどの遊び道具の運搬がたいへんなので、選ぶのに躊躇します。
眺めか、遊び勝手か選択しなければなりません。
高台に家を構えて、砂浜に小屋というのが理想ですが、2箇所も持ち家があるのは手入れが面倒です。
さて、今回は眺めのいい方の高台の立地の家です。
海辺の坂を登っていく途中にあります。
見る人が見れば場所はわかってしまうかもしれません。以前は道が砂利道でした。CMの撮影でも使われてましたね。
この抜けた見晴らしはなかなかです。
ただやっぱり海まで遠いんだよなー。
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漆喰の壁の家
みなさん漆喰の外壁の家ってどんな印象ですか?
ぼくはもうすごくベタなんですけど、ギリシアの島々、あれはミコノス島でしたっけ?のイメージです。
それを日本の海べりでやっちゃうと、漆喰がカビちゃうので、防カビ剤を入れないといけないらしいです。
でも最近は、うちの近所にも漆喰の外壁の家が増えてきました。
色は様々ですけどね。
多いのは黄色やレンガ色に近い薄い茶色です。これだとギリシアというより、南フランスの雰囲気になります。汚れも白よりは目立ちにくいですし…
この白い漆喰の家、施工の感じからすると、たぶんDIYでやったっぽいです。割とラフで雑。でもいい味だしてますね。
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エントランスがナチュラルな感じの家
この家のエントランスなんとなく好きです。
アンティークな木の玄関ドア、漆喰の黄色い壁、レンガの壁、大理石(レンガかな?)の三和土と素材が多く使われていて、ちょっとうるさい感じがしそうなものですが、なんとなくナチュラルな感じがでています。
なんでかなーと考えてみたんですが、切り株を利用した椅子が効いているのかなー?って思いました。
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斜面に建つ家
里山の細い急な道を登っていくと、林の間から海が遠くに見渡せる場所があります。
そこの山の斜面に建つ家を見つけました。
僕はこういう家が好きです。
おそらくこのあたりは山林なので、持ち主を調べて土地を譲ってもらうか、知り合いだとか、そういうことじゃないと土地を手に入れられないと推測します。
しかもこの家の建坪はそんなに広くないはずですが、その建坪を確保するための土地造成がしっかりされていて、それにずいぶん費用がかかったと思います。
そして背後は森と崖ですから、虫も出るでしょうし、崖崩れの心配もあります。大雨が降ると大変じゃないかなーと思います。
つまりこの家の人はそこまでしてこの土地に住みたかった、その熱意が伝わってきます。
そして建物。
豪華でもなく、奇をてらったわけでもない、ナチュラルな木造。
そしてすごくミニマム。
別荘なのかな?
自然を楽しもうという感じが出ていていいですね。
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