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レストランだった頃のビーチバムの思い出



 ぼくが好きだったレストランのひとつにビーチバムという店がありました。「ありました」というのは、もうレストランとしては営業していないんです。マリンスポーツクラブとスキューバダイビングショップとしては営業しています。
 ビーチバムは神奈川県の西岸の三戸浜というところにあります。三戸浜の民家が建て込んだ細い道を何度か曲がって、やっと辿り着ける、ちょっと隠れ家的な店です。以前は1階がレストラン、2階が宿泊施設になっていました。レストランの前には海が広がっていて、そこに大きなデッキが張ってあります。ぼくはこのデッキで食事をするのが好きでした。
 三戸浜は西に向かって開けていますので、午後の遅い時間から夕方にかけては、夕陽がきれいなんです。暮れゆく空と夕陽を映す海を眺めながら食事をするのは、なんとも幸せな時間でした。
 ただやはり知る人ぞ知る店という感じで、そんなにいつも混雑しているわけではなかったので、経営的には苦しかったんでしょうね。
 自分が気に入って通っていた店がなくなるというのは、なんだか寂しいものです。

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子供が小さい頃、毎日のように海で遊んだのが懐かしいです



 ぼくには息子達がいますが、無事に成長して、今はたまに言葉を交わすくらいです。
 小さい頃、幼稚園に通う前、そして幼稚園や小学校に通うようになっても、休日や長い休みには、毎日のように海で遊んだのを思い出します。
 息子達が好きだった遊びは、砂浜で山を作ったり、ダムを作ったりすることや、磯で岩場を上り下りすることでした。あとはよく家族で海辺の道を散歩したのを覚えています。
 小学生になったくらいには、シーカヤックに乗せたり、スノーケリングをしたり、ボディボードをしたりしました。
 そのおかげかわかりませんが、息子達は、まあまあ運動神経がよく、乗り物酔いもしない体質になりました。
 ざっくりまとめると我が家は、海という自然との触れあいを大切にしながら子供達の幼少期を育てたということになります。
 そのような育成方針が悪い面として出たなと思うのは、子供達が都会や人混みや満員電車がとても嫌いだということです。そういうところはぼくも同じで、やはりそういう価値観も似てくるんだなあと感慨にふけったりします。一方で、そんなことでちゃんと会社勤めができるんだろうかと心配しますが、まあ慣れていくのでしょう。

◆海辺の暮らしの本をピックアップしてみました。ぼくにとってはバイブルのような本です。


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海を見ていると、細かいことなんかどうでもよくなってきます



 ぼくは海辺の田舎町で暮らしていて、休日はたいてい海に出て、ウォータースポーツをしています。いつも海に出ているのに、こんなことをいうのも何ですが、何かモヤモヤしたことがあるときも海に行きます。モヤモヤしたとき、悩んでいるとき、悲しいことがあったとき、辛いことがあったとき…
 大きな海、青い空、打ち寄せる波、身体を撫でるように吹く風…そんな中にいると自分のモヤモヤが、ちっぽけでどうでもいいことのように思えてきます。
 そして、ぼくが住んでいるあたりは、いわゆる湘南といわれるエリアなんですが、昔々、鎌倉時代にはこのあたりで本当に武士が戦ったりしていたんだなあと考えたりします。
 源頼朝が幕府を開いて日本を統治していたんだろうけど、でもそれも歴史の教科書に載るぐらいで、今はその痕跡もわずかに残るだけなんだなあ、まさに兵どもが夢の跡なんだなあ、などということを考えながら、海や海岸線を眺めていると、ますます自分がちっぽけで、自分のモヤモヤや悩みもちっぽけなものに思えてきます。あと何十年かしたら、自分はこの世にいないし、ぼくの悩んでいること自体もなくなるし、ぼくのことを覚えてくれている人もいないんだろうなあなどと考えたりしていると、細かいことなんかどうでもいいや、って思ってしまいます。
 ぼくはこんなふうに、海のなんらかの影響によって、癒されて、気持ちを整えているわけですが、海に限らず自然に癒されている人は、結構いらっしゃるんじゃないかなぁって想像します。自然にはそれだけの何か力のようなものがあるんでしょうね。

◆海辺の暮らしのお気に入りの本です


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ラッシュガードを使ってみよう!

photowatersportsrush1.jpg



【ラッシュガードを使おう!】

みなさん海水浴には行ってらっしゃいますか?
夏に何度か行くだけという方にも、今日はおすすめしたいものがあります。

それはラッシュガード。
最近はだいぶ定着してきたようで、ウォータースポーツをしない海水浴だけの方も着ている人が多いですね。

ウォータースポーツをする人は当然1着は持ってますよね。

サーファーやボディボーダーは、ウェットだと暑すぎる夏に、ウェットの代わりにラッシュガードを着ます。
保温のためということが一番ですが、サーフボード上のパドリングや、テイクオフの時に胸とか腹が擦れていたいんですよね。それを防ぐという目的でも着ます。
あとワイプアウトした時、岩や石、刺や毒のある生物や海草から皮膚をガードするという役割も果たします。

でも、サーファーだけに限らず、ダイバー、ウインドサーファー、セイラーも普通に使ってます。
そんなラッシュガードを海水浴で使わない手はありません。

初夏、晩夏に海辺で遊ぶとき、海パンだけだと寒いかな?っていう状況がありますし、真夏でも長いこと海に浸かっていると寒くなりますよね。
そういうときラッシュガードを着ていると寒くなくていいです。もちろん水に入っても寒くないし、水から上がっても乾きが早いので、寒くないですね。海から上がって寒いのは、濡れた皮膚に風が当たるためです。
 
 
他にも余得がありまして、ぼくのようなオジサンはみっともない腹を隠すこともできます。ちょっとさびしいですけど…

それから長袖のUVカット機能のあるラッシュだと、女性の方は日焼け防止にも役立つのです。

あとは傷やクラゲ刺され予防ですね。海で遊んでいると、石や岩でこすったりして、軽く傷ができてしまうことがあります。ラッシュガードを1枚着ているだけで、ずいぶん違います。
海遊びの大敵、クラゲ。気をつけていてもチクチクっていうこと、結構あります。ラッシュガードはこれも防げます。

photowatersportsrush2.jpg



【ラッシュガードの選び方】


■ラッシュガードの素材

たいてい伸縮性のある素材でできています。ただ最近は保温や発熱機能がある素材でできたものもありますし、すぐに乾くタイプもあります。少し値段が高いですが寒がりな方にはおすすめします。
先ほどのUVカット機能のあるものもあります。
素材によって、生地の厚みが違いますので、例えばウェットの下に着る予定がある方は、あまり厚手のものは選ばない方がいいでしょう。


■袖のタイプ

半袖と長袖があります。夏だけの用途でしたら、半袖がいいと思いますね。女性の方で日焼けをあまりしたくない人は、長袖を選んだ方がいいですね。


■ブランドとか

いろいろなブランドがラッシュガードを出していますが、たぶんOEMであることが多いと思います。というわけで、ブランドで選んでもあまり意味がないような気がします。


今年の夏はラッシュガードを着て海に行ってみてはどうでしょう。
ちょっと通っぽく見えますよ。

◆オススメのラッシュガードをピックアップしてみました


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橘丸の2等室がツラいお年頃



 ぼくはスキューバダイビングをするために、伊豆七島の三宅島や八丈島に行くことがあります。小笠原にも一度行きました。
 八丈島は飛行機で行きますが、それ以外は船で行きます。
 で、若い頃から2等和室で通っていたため、その惰性というか、バックパッカー魂というか、単にケチなだけかもしれませんが、いまだに2等室で行きます。2等室で行くのは、若い頃、ダイビングショップのチームのみんなで、夜遅くまでデッキで飲んで、酔っぱらって2等室で雑魚寝するのが、なんというかチームの一体感を高めていたからだと思います。
 船で三宅島に行くとすると、我が愛する東海汽船の橘丸に乗って、竹芝発が22:30で、三宅島着が5:00です。
 最近これがツラいんです。
 2等和室のカーペット敷きの床に寝るのがツラく感じるようになりました。特に腰にきます。キャンプで使うマットレスを持ち込もうかと考えたこともありましたが、荷物がかさばるし、7時間くらいなのでなんとか我慢しながら2等和室を使っています。
「若い頃はなんてことなく熟睡できたんだけどなあ。腰も大丈夫だったし…八丈島だって船で行ってたし…」などと、歳をとった自分の身体の衰えを責めています。
 もういい歳で、それなりに仕事をして収入もあるんだから特一等くらいに乗って、布団で寝てもいいんじゃないかと思いますが、なんだか堕落したような気がして、相変わらず2等室です。

◆伊豆七島関係の本をピックアップしてみました


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人口密度が低いから海はいいですね



 ぼくは人口密度ということにこだわりがあります。このブログでも何度も書いてますが…
 東京の繁華街は苦手ですし、満員電車も苦手です。交通渋滞も苦手。お店などの列に並ぶのも苦手。こんなぼくが、よく東京の会社に何十年も通勤しているなと思います。
 その反動として、というか、ぼくが居心地のいい場所として海があり、そこでウォータースポーツをすると、たいて人口密度が低いので、やはり居心地がいいんです。
 人が多いと、人は他者への関心を低めるんじゃないかというのが、ぼくが経験的に得た持論です。正確にいうと、「人は、他者が多くなるに従って、他者一人あたりへの関心を薄める」ということです。
 極端な例ですが、山登りをしていて、何日も誰とも会わなくて、久しぶりに向こうから人が歩いてきたら挨拶すると思うんです。もしかしたら立ち話くらいはするかもしれません。その人の顔や荷物や服装なども見ると思います。
 でも渋谷で公園通りを歩いていて、向こうから来る人に挨拶していたら、それはヘンな人だと思われるでしょう。どちらかといえば、周囲の人への関心を薄めて、まるで人がいないかのように振る舞おうとするんじゃないかと思います。
 よく急ぎ足で人混みをすり抜けて歩いている人がいますが、そういう人は他人を障害物くらいに捉えているのかもしれません。
 これからいえることは、ある程度人口密度が低いところにいる方が、他者との関係を深めやすくて、おしなべて人は他者と協力しようとするし、他者に対して優しくなれるんじゃないかと思います。これがぼくが人口密度にこだわる理由です。
 そして今ぼくが住んでいる海辺の田舎町は、人口密度がさほど高くなく、地域の一員として認識されているなぁという実感が持てます。そして特にウォータースポーツをする人とは、話しもするし、一緒に海に出たり、器材を貸し借りしたりもします。
 ぼくはそのくらいの人間関係の濃さが居心地がいいんです。
 おそらくどの程度の人間関係の濃さを居心地がいいと感じるかは、人それぞれでしょうし、同じ人でも年齢などによって変わってくるかもしれません。


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テーマパークとかが嫌いで、自然の中で遊ぶのが好きです



 これから書こうとすることを書くかどうかずいぶん迷いました。
 というのも、おそらく多くの人から共感を得られないだろうし、もしかしたら反対意見も結構あるかなあと思うからです。
 ただ、やっぱり本心を書けば、数少ない同士を見つけられるんじゃないかと思い、書くことにします。
 休日が1日あって、家族とどうやって過ごそうかっていう状況で、テーマパークではなく、自然のあるところへ家族を連れて行くのが、ぼくっていう人間です。
 もちろん子供が小さいときはディズニーランドとかピューロランドとか行きました。子供が喜びますからね。
 でも、ぼく自身はかなり我慢してそこに行っていたんです。
 何に我慢していたのかというと、まず、すべてが人工的で、厳密に管理されていて、わざとらしいから。
 次は人が大勢いて混雑しているから。
 それから何をするにもたいてい並ばなければならないから。
 最後に、アトラクションとか街並みとかすごくよくできているとみんなはいうけれど、ぼくにはチープな造形物にしか見えないから。
 ぼくはキャンプを何十年もやっていますが、キャンプ場さえ嫌いな漢(おとこ)なんですよ。区画が決められていて、炊事場があり、温水暖房便座付きの水洗トイレで、シャワーもあり、コンセントも各区画にあって、夜は隣の区画の人に迷惑にならないように静かに過ごさなければならない、そんなキャンプ場が嫌いなんです。
 ぼくは屋外でなるべく自然に近い環境で過ごしたいんです。
 それがシャワーだのコンセントだのって、余計なお世話だっつーの!
 なぜ自然が好きかといえば、そこにいればぼくは確実に癒されるし、ある意味で本当に自由だし、時として自然の風景は心の底から感動で震えるほど美しかったりするし、自然の中という不自由な状況で頭を使いながら工夫して過ごすことに醍醐味を感じるからです。
 そんなぼくがおとぎの国っていって、チープな造形物だらけのガチガチ人工的なところ、我慢できるわけがないじゃないですか…
 うちの子供は2人いて男なんですけど、小さい頃はテーマパークに行きたがりましたが、小学生の高学年くらいからは、ちょっと冒険っぽいアウトドアでのキャンプに連れて行った方が喜ぶようになりました。
 やはり遺伝なのか、育った環境なんでしょうか、似てくるものです。
 何もいわれない広い自然の中で跳んだり跳ねたり、何か捕まえたりして、すごく楽しそうでした。焚き火や、野外料理なども喜んで手伝いましたね。
 そんなわけで、テーマパーク大嫌いで自然の中で遊ぶの大好きな考え方のまま、現在に至っています。もうだいぶオジサンで今さらこの考え方が変わるとも思えないので、このまま頑固な自然派として死んでいくんだろうと思います。いやもうそれで十分満足です。


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海におけるバーチャルとリアル



 ぼくは海の写真や映像を見るのが好きです。ただそれらを見た後に、なんだかモヤモヤしてしまうんです。それで衝動的に海に行きたくなって、自宅のそばの海まで散歩に出かけたりします。
 ビーチを散歩していると、砂を踏む感じとか、太陽の光が目に入って痛い感じとか、視界に収まらない海の広さとか、磯の香りとか、潮風が肌を撫でていく感じとか、そういう諸々を体感することで、やっと自分が納得しているのを感じます。そしてなんだか癒されて、気持ちが楽になります。この癒されるという経験も、ぼくの場合、写真や映像では経験できないことです。
 なんといいますか、たとえが卑近で恐縮ですが、AVとか女性のヌードの写真を見た後、モヤモヤして、本当の女性の肌(ぼくの場合、妻ですが…)に触ると納得する、というのに似ているような気がします。
 これからバーチャルの世界がどんどん広がっていくと思うんですが、だからこそリアルな世界に身を置きたいという欲求も高まるんじゃないかなあ、とぼくは個人的に予想します。
 やっぱりリアルな世界で感じる要素100%をバーチャルで得るのは、難しいでしょうし、もしできたとしてもまだまだ先のことのような気がします。

◆ダイビングの本をピックアップしてみました
『DIVING TOUR 2023』


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海が好き・屋外が好き・風が動いているのが好き



 なぜか、いつの頃からか、海が好きで好きでたまらなくなりました。
 太陽の光の中、潮風に吹かれながら、砂浜でボーッと波を見ていると、身体の余計な力が抜けてホッとします。とてもリラックスできます。
 おそらく屋外で、風が動いている場所が居心地がいいんだと思います。あとはやっぱり海に癒されるからでしょう。
 どれくらい海が好きかというと、冬の雨の日でも、シーカヤックで地元の海から1dayツーリングをして、手に霜焼けができても平気なくらい好きです。
 
 逆に都会に行って、人混みに揉まれ、窓の開かないビルの中を右往左往するのはツラいことです。
 ぼくはいわゆる湘南というエリアに自宅があって、東京にある会社まで毎日2時間近くかけて通勤しているんですが、平日は都会にある会社で、まさに窓の開かないビルの中で仕事をしています。ぼくが苦手な環境で仕事という、まあぼくにしてみれば楽しくない(苦行といってもいい)ことをしているので、とてもストレスが溜まります。嫌なんですが、給料をもらって生活していくためには仕方がないかなって思って、そんな環境で働いています。
 一方で土日は、朝から夕方まで海に行って、スキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをしています。平日のストレスを土日で解消している感じです。
 そんな感じの暮らしなので、長期の休みーたとえばゴールデンウィークとかお盆休みとか正月休みなどーは、とても嬉しい時期です。毎日海に出て、リラックスして日々を過ごせますから…
 まさにノーストレスな日々です。
 ぼくは50代のオジサンなので、もう何年か働くと定年退職すると思うんですが、その日が待ち遠しくてたまりません。
 毎日海に出て、ウォータースポーツをできるんですから…
 その日が来るのを楽しみにしながら、今日も窓の開かないビルにある会社で働いています。

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自然と寄り添う暮らしの効用



 ぼくは家から海まで徒歩3分くらいの海辺に住んでいます。今から何十年か前、子供が生まれたのを機に東京から相模湾沿いの家に引っ越してきました。
 当時のぼくは、毎日仕事が忙しくて、終電で自宅のマンションに帰ってきて、シャワーを浴びて、寝て、朝起きたら仕事に行くという、仕事漬けの日々でした。ぼくが仕事が好きなわけではなくて、当時はみんな忙しくて、今のようにワーク・ライフ・バランスとかいわれてなくて、そのくらい働くのが当然という感じでした。
 その鬱憤を晴らすかのように土日は、家族で車で千葉の海に行って、サーフィンしたり海水浴したりしていました。
 それでも自宅のマンション付近は同じようなマンションが立ち並び、自然は多くはありませんでした。公園はありましたが、申し訳程度という感じでした。
 子供が騒ぐと、マンションの隣や下の階の人に気を遣って、子供におとなしくするようにいったりして、本心では伸び伸びと走り回らせてあげたいのに…
 それに加えて妻も仕事が忙しくて、ちょっとうつっぽくなってしまいました。
 まあそんなこんなで、まとめていうとぼくらは東京での暮らしに閉塞感を感じていたわけです。
 それで一念発起して、通勤に2時間くらいかかる、海辺の一軒家に引っ越したわけです。窓からは海が見えますし、家の裏は林になっていて、鳥やリス(ときにはタヌキも)がたくさんいます。
 仕事も少しゆとりのある部署に異動させてもらいました。妻は仕事を辞めて、しばらく専業主婦をすることになりました。
 朝は鳥の鳴き声で起きますし、風の強い日は、波の音が聞こえます。
 子供達は海に行って砂だらけになって遊んでいます。
 妻もママ友とヨガをやったりして楽しそうです。
 ぼくはといえば、スキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをその日の海のコンディションに合わせて楽しむようになりました。
 ざっくりいえば、家族のみんながいきいきと暮らしています。
 通勤に2時間はちょっときついですが、慣れてしまいましたし、2時間かかってもそれ以上の魅力が今の土地にはあります。
 自然に寄り添う暮らしは思いのほか、人の心に影響を与えるのだと実感しました。
 もし仮にあのまま東京に住み続けていたら、自分や家族の誰かが体調を崩していたかもしれないな、と正直思います。
 この文章を読んでいる人で、都会暮らしで似たような居心地の悪さを感じている方がいらしたら、一度住む場所を見直してみるといいかもしれません。


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