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海辺のオススメ下心デート 首都圏編

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 ぼくはもうだいぶオジサンになってしまったので、今さらどうこうということはないんですが、若い方に参考になればなあと思い、この記事を書くことにしました。

 ぼくが大学生の頃はバブル崩壊にいたるところで、世の中がすごく変化していました。
 でも、バブルが崩壊して、社会人になった時期でも、普通の若い人達でも今ほど地味ではありませんでした。
 クリスマスには彼女にブランド物のアクセサリーをプレゼントして、都内のホテルのディナーを楽しむみたいなことは普通でした。

 そんな状況でして、社会人になって最初に欲しかったのは車です。
 ぼくの場合は、ダイビングやサーフィンにハマっていたので、いつでも自由に荷物を載せて移動できるとか、電車がないような場所にでも行けるという意味で車は欲しかったわけですが、やっぱり女性とデートするときも、車というのは必須なものでした。
 当時から海好きで、デートでやたら海辺をドライブしたわけです。というか他はあまり知らなかったんですけど…
 それまでの海遊びの蓄積で、湘南あたりの女性が好みそうな店というのはいくつか知っていましたし、景色や夜景がキレイな場所も何ヶ所か知っていました。

 そう、ぼくにとって、女性と付き合い初めて、仲良くなるための必勝パターンは、海辺でのドライブデートだったんですね。
 で、経験的にいって、海辺のドライブデートというのは効果があります。
 湘南から伊豆、外房にかけて、デート向きな場所というのを挙げてみましょう。


【湘南】

 湘南といえば首都圏のデートのメッカなわけですが、何ヶ所かポイントがあります。
 まず、昼間ですと、みなさん七里ケ浜とか茅ヶ崎あたりに行ってしまいがちですが、ノンノンです。それは湘南初心者がやることです。
 通は長者ヶ崎から秋谷にかけての眺めを楽しむのです。
 それから三戸浜、油壷、シーボニアマリーナ、宮川湾などもはずせないところです。
 それから逗子マリーナというのもオススメです。
 渋いところで大磯などもいいわけです。
 夜ですと、七里ケ浜から江ノ島の夜景というのはやはりキレイです。
 ですが、披露山から江ノ島方面の眺めもいいですし、立石からの夕陽も美しいと…


【伊豆】

 伊豆にデートというのは、都内在住の人にとってはちょっと遠いかなという感じでしょう。で、全体的な包括的なプランとしては、かなり煮詰まった関係で、今夜あたり初めての夜を共にしてもおかしくないかな…という状況でオススメしたいコースです。
 とりあえず日帰りの計画でデートしつつ、帰りが遅くなってやむなく海辺のホテルで泊まる、というのが正しい伊豆のデートだとオジサンは信じております。
 読者諸賢はこういう全体的な流れを理解しつつ、読み進めてください。
 だとすると、次の戦術は二つありまして、ひとつは東名→小田原厚木道路→真鶴道路→伊豆高原あたりという東伊豆コース。もうひとつは東名→沼津→西伊豆あたりという西伊豆コースです。

 東伊豆コースは途中に観光名所が点在しており、わりとオシャレな店もあり、おいしいフレンチやイタリアンの店も充実しているので、彼女を飽きさせないプランが作りやすいです。ポイントは明るいうちに伊豆高原あたりまで行っておいて、そこからの戻りに、熱海や真鶴で、夕陽や夜景が見られる時間にいるということです。特に真鶴半島の真ん中あたりは、東を眺めれば湘南の夜景、西を眺めれば夕陽という、絶好の夕焼け・夜景ポイントであります。

 西伊豆コースは、往路は全力で南伊豆を目指して突進し、復路で沼津に戻るのがかなり遅い時刻になるように配慮するというのがポイントです。途中折々に富士山と夕陽を眺めるのをお忘れなく。恋人岬をはじめ、○○岬という夕陽スポットが点在しているので、そういうところにいちいち「ひっかかっていく」のが沼津到着時刻を遅らせるポイントです。
「いやー、意外に遅くなっちゃったね。今から東京に戻るのはちょっと厳しいかなー」なんてわざとらしくいって、どうせ女の子には見破られてるんですから、「魚料理のおいしいホテルがある」とか「フェイシャルエステの上手なホテルがある」「温泉がいい旅館がある」なんていって実利で引っ張るというのはどうでしょうか?


【房総】

 房総はただでさえ近いのに、アクアラインができて、南房総あたりでも結構近くなってしまいました。というわけで、日帰りコースというの定番化しつつあります。

 それでも一宮・東浪見・御宿・館山あたりはサーファーが多く、なんとなくちょっとカリフォルニアな雰囲気を楽しみつつ、時間を潰すという方法がないともいえません。
 そんな雰囲気の中、広々した砂浜を眺めながらノンビリするのが外房の良さを活かしたデートといえるでしょう。最近はオシャレなカフェなんかも増えてきて、女の子を誘いやすいです。

 これが男同士のサーフィン仲間なら、地元で古くからやってるガッツリの焼きハマグリ定食というのも、外房の楽しみなんですが、まあ女子と行く時は、ちょっとコジャレたカフェなんかに行くのもいいではないですか。

 わたくしの超個人的なオススメとしては、一宮・東浪見あたりで海を堪能して、オシャレなカフェに入りつつ、途中「ちょっとサーフィンのワックスがきれてるから…」なんていいつつ、サーフショップに寄って、「サーファーなぼく」をアピールしつつ、夕方に南房総あたりにいるというコースです。
 で、平砂浦あたりのホテルに…


 いささかチャラい感じになってしまったような気がします。

 今の若い女性に通用するかわかりません。
 でも、ぼくがこんなことを書いて、「いやらしい」「不潔」などと思われるのはいささか不本意でありまして、20代から30代の男性が、好みの女性を求めるのは、生物的にも社会的にも日本のためにも、自然で、大切なことでありまして、そのあたりのことを十分にご理解いただきたいと、まあ、かように思うわけです。

「こんな海辺デートしてみたいなあ」なんて思う女性の方は、もっとスペシャルなコースもありますので、オジサンのぼくでよければご連絡ください、って冗談です。

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