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海遊びをすることは体にいいと、勝手に思っています



 ぼくは海が好きで、海辺の田舎町に住んでいます。海が好きで、ウォータースポーツをします。
 もともと海が好きなんですが、それに加えて、自分で勝手に「海に入ることは体にいい」と思い込んでいまして、そんな我流な理屈もあって海遊びをします。というか、家族に対して、海遊びをする口実のひとつとして「海で遊ぶのは健康のため」といっていたりします。
 その根拠はぼくの実体験だけです。
 たとえばぼくは花粉症なんですが、スキューバダイビングやスキンダイビングをすると症状が緩和されるような気がします。鼻の通りがよくなりますし、くしゃみも鼻水も出にくくなります。
 それから加齢のせいか、肌が痒いときがあるんですが、これもウォータースポーツで海に入ると緩和されます。
 あとは太陽の光を浴びたり、海に入ると、風邪をひきにくいような気がします。そういえば少なくともここ10年は風邪をひいていません。
 そんな感じで、ちょっとこじつけっぽいなと自分でも感じますが、それでも「海に入ることは体にいい」といいつつ、海遊びをします。
 ちょっと引いた目で見れば、自然の中にいることで、ストレスは緩和されるそうですし、癒し効果もあると、どこかで読んだ気がします。本当かどうか知りませんけど…ともあれ、海遊びもその範疇に入るのかなって思います。







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スキューバダイビングと肩こりとその解消法と…



 年寄りくさい話題で、なんというかアレしてコレですが、ぼくは肩こりです。
 もう中学生の頃から自覚はあって、肩がこって、放っておくと頭痛になったりして、この肩こりさえなければ、猛勉強して、ノーベル賞の候補者くらいにはなれたんじゃないかと思って生きてきました。それくらい肩こりなのです。
 普通に生活していても肩はこります。たぶん仕事がデスクワークで、パソコンを使っていて、姿勢が前屈みになっているからだと思うんですが、それとは別に、週末ウォータースポーツをすると凝りが進みます。
 ウォータースポーツをいろいろ嗜むぼくですが、スキューバダイビングをすると肩こりがひどくなります。それはBCというライフジャケットの進化版みたいな器材にタンクを付けて、それを背負うんですが、なんだかんだで20kgくらいになるんです。たぶんそれが原因でしょう。
 ウォータースポーツは、ぼくのライフワークだと思ってまして、肩こりでも、風邪でも、よほどの重病でない限りやりたいわけで、ということは肩こりをなんとか解消するしかありません。
 で、肩こり対策は、いろいろ試してきました。ストレッチ、ヨガ、整体、気功、温灸、各種マッサージ機器と、世の中にあるたいていのことは試したんじゃないかと思っています。
 それで、今のところのぼくに合った最善の対策は、鍼です。なので月に2回ほど鍼に行きます。本当は週一くらいで行きたいんですが、時間とお金がないので、そこまでは行けません。
 鍼に行くと奥の方というか、深い部分の筋肉の凝りまでほぐれるので、そこが気にいっています。
 次は家でストレッチを毎晩30分ほどやります。これでなんとか仕事に行けるくらいの体調には回復します。ストレッチをやらないと、肩はガチガチになったままですから…
 次は週末にやるんですが、低周波治療器です。よくあるオムロンの低周波治療器を使うと、多少肩こりがほぐれる実感があります。
 もうひとつ毎日寝る前にやるんですが、マグネシウムオイルを肩から首に塗り込むのです。ヘタな肩こり向けの塗り薬よりも効きます。マグネシウムオイルを塗って眠ると、朝起きたとき首回りの筋肉が柔らかくなっています。ただ難点がありまして、塗ったときにピリピリするのと、ベタベタすることです。肌が弱い人は、使う際、要注意です。
 マグネシウムオイルはAmazonとかで普通に売っています。
 こんなわけで、肩こり解消には、我ながらどんだけコストがかかっているんだと思うわけですが、仕方がありませんね。そうしないと普通の生活が営めないんですから…人はそれぞれどこかしらは弱いところがあるものです。

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海で遊ぶと健康にいいような気がします



 ぼくは個人の経験として、海に入ると体調がよくなると感じてきました。それが本当かどうか、科学的な結論は出ていないようです。
 ただ、昔から全国で、海や川で身を清める風習があったようですし、お祭りで神輿と共に海に入って安全と健康を祈願するものがあったりします。沖縄では旧暦の3月3日の節句の際、女の子が海に浸かって身を清める行事があるといいます。
 穢れを祓うとか、安全や健康を祈願するとか、身を清めるイメージのようなものが海にあるようなのです。
 ぼくが海に入ると体調がよくなると考えているのもそれに近いイメージなのかな…と思ったりします。
 また、日本での海水浴というのは、オランダ人医師のポンぺ氏に教えを受けた初代陸軍軍医総監の松本順が、健康増進・回復のために明治時代に普及させたということですので、その頃は明らかに健康増進目的だったんですね。
 それからタラソテラピーというのもありますね。フランス人医師が提唱した海洋療法というものだそうです。
 まあぼくとしては、科学的に証明されていなくても、海に入ることで、実際、自分の体調がよくなるので、それでいいやと思っています。
 どのように体調がよくなるかというと、まず気分転換です。大きな海と空のもとで遊ぶことにより気分が大らかになって、スッキリします。
 それからぼくは子どもの頃から、アレルギー鼻炎と喉がすぐに痛くなる弱みがあったんですが、海で泳ぐとアレルギー鼻炎と喉が痛くなるのが緩和されます。
 それから昼間に太陽の光を浴びて、身体を動かすので、夜グッスリ眠ることができます。
 他には、シーカヤックやサーフィンは、割と筋力を使うので、筋力のトレーニングになっていると思います。
 ぼくの個人的な、海は健康にいい主張を展開してきたわけですが、ぼくが勝手にそう信じているだけですから、ご了承願います。

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紫外線から身を守れ!




以前DANの会報を読んでいたら、太陽光、特に紫外線による病気に関する記事が載ってました。
ぼくの周りで海遊びしてる人でも何人か目の病気になってるので、改めて気をつけようと思いました。
適度な日光浴は健康のために良いとされている説が多いようなので、この記事は浴び過ぎや無防備な曝露に気をつけようという主旨だと理解しました。

その記事の概略をまとめてみます。




Ⅰ.身体へのダメージ



【熱中症】

これは紫外線というより高温多湿な環境で作業や運動をしたときに起きるものです。熱中症というのは「熱失神」「熱疲労」「熱痙攣」「熱射病」などの症状の総称なんですね。
予防法は、炎天下での激しい運動を避けること、こまめな水分補給です。
具合が悪くなってきたら、風通しのいい日陰に横になり、身体を締めつけるものをゆるめて腋の下など血流のいい場所を冷やすといいようです。霧吹きなどで身体に水をかけます。水分補給は、水を大量に摂るのではなくスポーツドリンクや塩水などの体内の電解質濃度を下げないものがいいようです。



【免疫力の低下】

免疫力の低下はまず肌から起きます。人間の肌の表面には「常在菌」が付着し皮膚を守っているのですが、紫外線にあたりすぎるとそのバランスが崩れて、皮膚の免疫力が低下してヘルペスなどにかかりやすくなります。
皮膚の下には免疫力を司るランゲルハンス細胞があるのですが、これが紫外線によってダメージを受けると、感染症にかかりやすくなるそうです。
夏風邪はその例です。
紫外線の力は通過する大気の距離に反比例しますので、低緯度地域、夏至の時期、昼間が要注意です。

 
 
【活性酸素の増加】

活性酸素による身体の老化にも紫外線が関係しています。
通常、体内に酸素を取り入れて食物をエネルギーに変換しているプロセスの中で反応性の高い活性酸素が体内の脂質と結合して「過酸化脂質」を作り、全身のさまざまな細胞にダメージを与えることがあります。これが酸化と呼ばるものです。
活性酸素は紫外線で発生する以外にも、激しいスポーツ、大気汚染、食品添加物・農薬などの化学物質、ストレスなどで発生します。
活性酸素は細胞を錆びさせて老化を促進するだけでなく、ガン細胞を発生させたり、糖尿病を進行させたり、動脈硬化を早めたりすることがわかっているようです。
紫外線の中にはA波・B波・C波があるのですが、特に波長の短いC波は細胞内のDNAを壊し、深刻な疾患を引き起こすようです。

[酸化が発生と進行に関わっている代表的な疾患]

・動脈硬化
・しみ・しわ
・パーキンソン病・アルツハイマー病・筋萎縮性側索硬化症・てんかん
・糖尿病性網膜症・白内障
・気管支喘息・気道障害
・虚血性不整脈・心筋梗塞・高血圧
・急性胃粘膜障害・胃潰瘍・大腸炎・膵炎・脂肪肝
・糖尿病
・癌・アレルギー・リウマチ性疾患・免疫不全・膠原病・後天性免疫不全
 
 



Ⅱ.目へのダメージ



【雪目】

海面の光線反射率は90%と高率です。そのため目が受ける影響も大きいといえます。

・角結膜障害は、スキーの際の「雪目」として知られています。ダイビングボートで陽射しの強いときなどは1時間たらずでかかることがあるそうです。炎症を起こしてもすぐに症状が出ず、8~12時間後に目が開けられないほど激しい痛みに見舞われます。痛みを軽減するために冷たいタオルをあてたり、ヒアルロン酸入りの保湿力の高い目薬を注すのが効果的です。



【視覚障害につながる疾患】

以下の病気は紫外線を長期的に浴びると発症率が高まるといわれています。

・瞼裂斑
結膜の変形疾患。白色や黄白色をした三角形の結膜の隆起・肥大で、鼻側にできることが多いようです。異物感があるものの視覚に影響はありません。

・翼状片
結膜の変性ですが、三角形の頂点が角膜に入っていくのが特徴です。進行すると角膜乱視により視機能の低下につながります。



【失明】

・白内障
紫外線による活性酸素の影響で細胞の老化が加速された場合には若年で発症することもあります。放置すると失明にいたる危険性があります。

・加齢黄斑変性症
視野を結ぶ網膜にある要の部位「黄斑」が酸化により変性して失明にいたることもあります。

・結膜にできる悪性腫瘍



【予防法】

若いときから大量の紫外線を浴びることがよくないようです。
帽子サングラス、ゴーグル、UVカットコンタクトレンズ、防腐剤の入っていない人工涙液目薬、ヒアルロン酸入り目薬などで防御します。
また、ルテイン、ビタミンC・E・A、マルチビタミン、αカロテン、βカロテン、リコピン、オリーブオイルの摂取が効果的との研究データもあるそうです。

 
 


Ⅲ.肌へのダメージ


日焼けは「日光性皮膚炎」という病気だそうです。皺やシミの原因にもなります。紫外線を無防備に浴びると光線過敏性皮膚炎や日光じんましんなどアレルギー性の皮膚炎にかかりやすくなるそうです。
日本人の皮膚ガン発症件数は増加傾向ですので注意が必要です。
頭皮や頭髪もダメージを受けて、切れ毛、枝毛、抜け毛につながります。





Ⅳ.全般的な予防法


まず紫外線を浴びないことで、日焼け止め、衣類、日傘、サングラス、帽子を使います。
それから紫外線による身体の中の活性酸素増加を抑えることが効果的なようです。というわけで「抗酸化物質」を摂ることわけですが、抗酸化効果のある栄養素と食物は…

■栄養素
αリポ酸、コエンザイムQ10、ルテイン、ビタミンC・E・A、αカロテン、βカロテン、リコピン、ゼアキサンチン、白金ナノコロイド、ピクノジェノール、アスタキサンチン、オキシカイン、トコトリフェノール、カテキン、ポリフェノール、フラボノイド、プロアントシアニジン、セレン

■食物
ニンジン、ぶどう、トマト、りんご、いわし、鮭、アーモンド、かぼちゃ、ほうれん草、いちご、オリーブオイル、にんにく、ごま、ブロッコリ、メロン、緑茶、ズッキーニ、キィウィ


他にサングラスに関する記事も書いていますので、よろしければどうぞ!

海遊びをする人のためのサングラスガイド




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無理しないでいこう



 休日は海辺でダラダラと生きているわたくしです。
 先日テレビを見ていたら、若いベンチャー起業家が、新しいアプリビジネスを軌道に乗せて成功し、タワーマンション最上階で優雅に暮らしている様子をやっていて、それを見るだけで、こうして活動的に頑張っている人がいるから、日本はまだまだ安泰だ、ぼくは何の心配もなくダラダラ生きていこうと、夜空の星を眺めて、さらに脱力したりしています。
 目標とか持って、日々、頑張る人を見ているだけで、ぼくの方が疲れてくるので、できるだけそういう人を見ないようにして、海辺でビキニの若い娘さんを見ていたいものです。
 休日の朝起きて、デッキで海を眺めながらコーヒーを飲みつつ、今日はサーフィンしようかな、それともシーカヤックしようかななどと考えているぼくですが、やはり無理せず、自分のできる範囲で、ノンビリ、なんとか日々生活できればいいなあ、などと思っています。
 ぼくの場合、無理してしまうのは、他人の期待に応えようとするときなので、他人に嫌われようと、蔑まれようと、期待に応えず、無理せず、マイペースで生きていこうと自分にいいきかせています。でもこの癖というか性格、ずっと気をつけてるんですけど直らないんですよね。うーんこうして生きていくしかないのかな?







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我が家の風邪予防はショウガとエキナセア




 寒くなってきました。
 って、毎年のことですけどね…
 空気も乾燥してきました。
 これもいつものことですね…

 で、そうなると流行るのが風邪です。

 海遊びをする身として、風邪はひきたくないです。コロナも嫌だけど、風邪も嫌。
 べつに誰でもそうでしょうね。
 すごく海況がいい休日に風邪だったりして海に出られないということほど悔しいことはありません。
 オノレの弱さと自己管理能力の低さがイヤになりますです。
 だいたい大の男が風邪をひくっていうのが、なんか弱っちいし、みっともないと思うわけです。
 でも、ぼくもだいぶオヤジになって体力が落ちているのか、以前よりは風邪をひくようになってしまいました。まったく面目ない。
 で、乾布摩擦したり、ジョギングしたり(あっこれは関係ないかな?)、あとはショウガをやたら食べたり、エキナセアを煮出したのを飲んだりしてます。
 乾布摩擦とショウガとエキナセアは効いている気がします。
 いや、ちゃんと臨床データとか、ショウガの中のα塩化リゾチウムが風邪のウイルスを叩きのめして、バックドロップでフォールドしている電子顕微鏡画像があるとか、そういう根拠はぜんぜんまったくなくて、あくまでもぼくの実感です。

 特に鼻水が出ている風邪の引きかけにショウガは効果があるようです。ぼくは手軽にショウガを摂れるように、生姜湯を飲んでいます。身体が内側から温まって、それが鼻水を止めているような気がします。
 鼻水が出続けていると、経験的に次に喉が痛くなると感じているので、それを事前に止める作用があるのかな?と思います。

 エキナセアは風邪の予防と体調全体を整えられる気がします。
 我が家では、冬の間、お茶の代わりにエキナセアを煮出したのを飲んでます。
 なるべく安いのをと思って探して、最近は「生活の木」というところで買ってます。

 やっぱり薬に頼らず、自然の恵みを効果的に取り入れてLOHASでマクロビオティックでスローライフで、わたしも大自然の一部なんだわ、日々食べているものが私の細胞一つひとつを作っているんですもの、あぁやっぱり人間は自然に寄り添って生きるべきなんだわーっていうネイチャーな人が、家の近所にはわりと多いんですが、ぼくはそんなことちっとも思ってなくて、今日も家系のラーメンの汁を最後まで飲み干して、油と塩分がっちょりな食生活を営んでおります。








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イライラしたときはピースオブマインド



□ 最近イライラしている
□ お酒の量が増えている
□ 些細なことで腹を立てる
 というような、ストレスチェックの項目にすべてyesで答えてしまいそうな日々を最近過ごしています。
 休日ともなれば海遊びをし、ビールを飲んで浮かれているぼくのことですから、他の人と比べれば、相当のんびりマイペースな人生を送っていると思いますが、そんなぼくでも、瑣事雑事が続き、コロナ禍で友人と酒を飲んだりもできず、海遊びをする時間もなくなったりすると、イライラしてしまいます。
 いつもなら海に出て、スキューバダイビングとかシーカヤックなどをやれば気分がスッキリするんですが、そんな時間もとれません。
 そんなときは、友人からもらったオリジンズのピースオブマインドというアロマを、うなじやこめかみに塗って丹田呼吸法を10分ほどすると、いくらか気分がスッキリします。
 いつかコロナ禍も収まり、以前のように思う存分海遊びがくるといいなあと思ったりしながら、海を眺めています。







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日焼け止めをどう選ぶ?



皮膚の日焼けといえば皮膚がんを連想します。それ以外にも皺やシミの原因にもなりますし、光線過敏性皮膚炎や日光じんましんという病気になることもあるようです。

皮膚を日光に曝さないことが一番でしょうが、そうもいかないときは、日焼け止めの薬ですね。でもどんな日焼け止めを選べばいいんでしょうか?

SPFとPAという指標を参考にするといいようです。
よくCMなんかで聞くこの言葉って実際どういう意味なんでしょうか?

■SPF UVBの防止効果を示す 数値が大きい方が効果は高い
■PA UVAの防止効果を示す PA+、PA++、PA+++で表示し+が多いほど効果が高い

ちなみに紫外線の種類ですが…
■UVB 波長が短い紫外線 皮膚を赤く、水脹れをおこさせ、数日後には、皮膚を黒くさせる作用がある。
■UVA 波長が長い紫外線 太陽光を浴びた直後から皮膚を黒くする作用がある。

⇒日本化粧品工業連合会 「日やけ止め化粧品」の選び方










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離島の旅で感じる、鍵をかけるという行為の奥にある心の負担



 みなさん、ちょっと近所に買い物に行くのに、家に鍵をかけますか?
 ちなみにぼくはかけません。
 たぶんですけど、ぼくの住んでいるあたりの人は、半々くらいじゃないでしょうか?
 ちなみにぼくが旅した、沖縄の離島、小笠原の父島母島などは鍵をかけていない人が多い感じでした。伊豆七島は島によって違う気がします。
 ぼくが、この「鍵をかけるという行為が象徴する心理的負担感」に気がついたのは、離島を旅したときです。
 都会での会社員生活に疲れ気味だったぼくは、沖縄の宮古島・多良間島に2週間近く旅しました。10年とか15年に一度大目の有給休暇がもらえる制度があったので、それを使って離島の旅をしたんです。多良間島は人口1300人。離島ではよくあることですが、スーパーというか何でも売っている店が1軒、郵便局、農協、派出所、役場、小中学校の公共機関1セットがギュッとまとまっています。
 当然、島の人はみなさん顔見知り、旅行者も船か飛行機で入って来るので、だいたいどんな人が来たのかは把握されています。そんな島に2週間もいると顔を覚えてもらえて、道を歩いていると声をかけてもらったりしました。
 あるときレンタカー屋兼雑貨屋の店に行ったんですが、お店のオバアは不在。しばらく待っていると島の人が来て、洗濯洗剤を手に取って、代金をレジのようなところ(レジスターはない。電卓はある。)に置いて、出ていったのです。それがその店の普通のやり方でした。
 あと、島では車に鍵をかけるなといわれたのも覚えています。邪魔なときに誰もがすぐに移動できるようにキーは挿しっぱなしにしておいてということです。このルールは他の島でもいわれたことがあります。
 こうした島に10日間ほど滞在すると、だんだん自分がリラックスしていくのがわかるんです。リラックスというだけではなく、心がほぐれて伸びやかになっていきました。大らかにゆるやかな心持ちでいられるようになったんです。
 それはおそらく南国な暖かい気候や海という自然の近くでの暮らしという要素もあったと思いますが、島という閉鎖された空間で、住民の顔が見えるコミュニティでの安心した暮らしという要素もあったと思います。それからもしかしたらぼく自身が30代中頃で、都会生活よりも田舎暮らしの方に価値を見出す年齢になっていたからかもしれません。
 そんな風にぼくの気持ちが変わっていったことと、鍵をかけない暮らしというのは関係が深いと思うのです。 
 以前にも似たようなことを書いているんですが、ぼくは家とか車に鍵をかけなければいけないか、かけなくても平気かで、そのコミュニティの暮らしやすさがおおよそわかるんじゃないかと考えています。
 鍵をかけるということは、気持ちのどこかで、誰かが自分の財産を脅かす可能性があると考えているわけでしょう。しかもこの場合の誰かというのは、自分の知っているコミュニティ以外の人が、たいてい想定されています。
 自分の知らない誰かが急にやってきて、自分の財産を狙っているかもしれないと考えているんですね。鍵をかける行為って、わりと無意識にやることだと思うんですが、それって先に書いたような警戒心を心に持っているということでしょう。それがあるとないとでは、心理的な負担はだいぶ違うんだろうな、というのが離島を旅して感じることです。
 ストレスについて考えるときには、大きな悲しみや苦しみが短期的にあるということも重要だと思いますが、小さな心理的負担が長期間にわたって続くという面も重要だと思うんです。
 離島の暮らしにはそうした小さな心理的負担が少ないんじゃないかな?
 沖縄の島の人が歳をとっても若々しくて元気なのはそういう理由もあるのかもしれません。
 まあ、そんな理屈を考えてしまうのも離島を旅すると、リフレッシュとか癒しとかそういう軽めの言葉では表せないほど、本当に心が軽くなるからなのです。
 鍵をかけるという行為に限って話しを進めましたが、鍵をかける必要のない暮らしっていうことをもう少し書いてみたいと思います。
 先ほども書きましたが、車が盗られる心配もないし、店の物を盗られる心配もありません。自分のことを周囲のみんなが知っているし認めてくれているコミュニティです。知らない人がすれ違いざまに襲ってくることもありません。オートロックも必要ありませんし、エレベータに見ず知らずの人と一緒になって警戒することもありません。セールスの人がインターホンを鳴らすこともありません。
 そうした小さなストレスの要素が少ないと、人の心ってやっぱりずいぶんと違うんじゃないでしょうか?
 そしてそうした日々が、70年も80年も累積すると、それはやっぱり健康にもえいきょうするよなあ、なんて思うのです。









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なんとなく調子が出ないときもあるさ



 なんとなく調子が出ないときってありませんか?
 ぼくはときどきあるんですよねー。
 別に身体の調子が悪いわけでもなく、すごく大変なことが起きているわけでもなくて、なんとなく気持ちに張りがない感じ…
 なんなんでしょう、あの感じ…
 ぼくは、そんなときもあるのかなー、なんて思いつつ過ごしています。
 経験的にそういうときは、ジタバタすることなく、次の調子のいい波が来るときまで待つのがいいような気がします。無理に新しいことを始めたり、引っ越しをしたり、お医者さんに行って治そうとするんじゃなくて、いつものように規則正しい生活を送り、できれば適度に運動して過ごすのがいいような気がするんです。ぼくの場合、運動=ウォータースポーツなので、太陽の光を浴びて自然と接するのも効果があるのかもしれません。
 ぼくのようなせっかちなタイプにとって、待つということは、なかなか難しいことです。それでもそういうときもあるのでしょう。そういう我慢のしかたもあるのでしょう。
 ボーッと海を眺めながら、また調子がいいときが来るのかなあ、なんて思いつつその日を過ごす、そんな時期があってもいいのかもしれません。








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