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ウォータースポーツにおける道具の大切さ



 道具が好きな人、道具をコレクションするのが好きな人っていますね。
 ぼくはスキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをしますが、どの趣味においても、そのアクティビティ自体よりはそこで使う道具が好きな人や道具を集めるのが好きだという人がいます。そのことを非難しているわけではなく、そういう現実を見かけるというだけです。
 ぼくの近所の知り合いで、シーカヤックをする人がいるんですが、その人はシーカヤックの造形の美しさが好きで、シーカヤックを何十艇も持っている人がいます。パドルを何百本も集めている人もいます。
 スキューバダイビングでも、最新の器材を次々買う人がいたり、フィンやマスクなどを何個も持っている人がいます。
 海遊びをする人は割とダイバーズウォッチとかG-SHOCKなどをしている人がいますが、これのコレクターもいます。
 サーファーはボードやフィンをコレクションしている人がいますね(リーシュコードやワックスをコレクションしている人は、今のところ見たことありません)。
 コレクターはどんなジャンルにもいるので、別に珍しくもないんですが、ぼくは共感できないんです。ぼくは断捨離する傾向があるせいか、最低限の道具しか持たないですし、予備がある場合は、必要だから予備を持っています。たとえばシーカヤックのパドルとか、スキューバダイビングのフィンとかですね。
 新しい道具を買ったら古いのは捨ててしまいます。
 なので、スキューバダイビング、シーカヤック、サーフィンのすべてで道具は割とシンプルです。そして一度買うと、壊れても修理しながらずっと使います。
 それはケチというのもあるかもしれませんが、それよりも他に理由がありまして、道具というのは使い勝手というのが大事だと思うんです。スキューバダイビングなら手を伸ばしたところに必要な器材があるというのが大切だからです。そのボタンを探しているようではダメで、無意識に手を伸ばしたら、そこにそのボタンがあるというのが理想です。なので同じ道具を使い続けたいわけです。道具を自分の身体の一部とか延長のように使えるのが、ハードなアクティビティのときには特に大切で、時として自分の命に影響を与えかねません。自分判断とほぼ同時に器材を扱っているというのが理想だと思うんです。
 なのでぼくは同じ道具を同じコンディションで使いたいんですね。
 スキューバダイビングやシーカヤックは器材の良し悪しが、その経験の楽しさやリスクを左右するスポーツです。なので、気に入った丈夫な器材を使うことは大切だと思います。
 けど、それをコレクションするのって、そこの気持ちはぼくはわからないんですよねー。


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デッキにいる時間が幸せ



 自宅にいるとデッキにいることが多いんです。それは妻が意地悪で、家の中にいられないから…というわけではなくて、ぼくが屋外が好きだから…
 ぼくは空気が動いていて、太陽の光があたるところが好きなんです。
 しかも我が家のデッキからは海が、少しですが、見えます。
 そんなわけで、コーヒーを飲んだり、ビールを飲んだり、本を読んだり、うたた寝したり、スキューバダイビング器材をメンテしたり、爪を切ったり、靴磨きをしたり、歯磨きをしたり(ってそれはウソです)などなど、いろんなことをデッキでしています。
 ぼくが家の中でいる時間が一番長いのがデッキだと思います。
 暖かい陽射しに包まれて、波の音を聞きながら、コーヒーなどをすすっている休日というのは、ぼくにとって小さくても確かな幸せ(小確幸)を感じられる時間です。

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もっとゆるく暮らしてもいいんじゃないでしょうか?



 ぼくは海辺の田舎町に住んでいて、平日は東京にある会社へ通勤し、土日は家のそばの海でウォータースポーツを楽しんでいます。
 そういう生活ですからONとOFFは、はっきりしています。
 東京の会社へ通勤していると感じるんですが、会社ってもう少しゆるく働けるようにしたらどうなのかなあと思うんです。というのも、会社にいると、コンプライアンスとか、リスクマネジメントとか、BCPだとか、情報セキュリティだとか、知財だとか、ハラスメントとか、ノルマとか、押し寄せるタスクと締切りの連続とか、とにかくストレスフルです。
 なぜ、地元ではゆるく暮らせるのに、東京の会社にいるだけで、こんなに別世界のように違うんだろうと思ったりします。
 というのも地元の暮らしは、みんながゆるくて、コンビニやスーパーの店員さんも、ついでに役所の人も、とにかくどこも、わりとノンビリしています。それでお客さんも何もいわないし、なんの問題も起きず、ゆるく回っています。
 地元でできるっていうことは、東京でもできるんじゃないかな?って思うんです。
 もっとはっきりした例を出すと、沖縄の暮らしですね。沖縄本島もそうですが、離島に行くと、みなさんかなりノンビリしています。
 沖縄に限らず日本の田舎に行くと、どこも結構ノンビリしています。東京などの大都会だけが、ギスギスガリガリ、みんな忙しそうなんですよね。
 やっぱりあれだけ人が住んでいて、人口密度が高くて、日本を代表するような企業の本社がひしめいているから、難しいのかもしれませんね。
 でも、一人ひとりが考えや行動をゆるくすれば、沖縄のような居心地がいい暮らしができるんじゃないかなあ、と思ったりします。

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50代になって海遊びの心境が変わったこと



 ぼくは50代のまごうかたなき、押しも押されもせぬオジサンです。オジサンど真ん中。って、そんな話しはいいんです。
 ぼくはオジサンですが、休日はスキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをして、かろうじて大病もせず、怪我もせず、元気に遊んでいます。
 ぼくには妻が1人と子供が2人いるんですが、子供は2人共、就職して独立しています。
 なので、妻と2人きりの生活です。
 ぼくは大学卒業してすぐに、今働いている会社に新卒で入社して、ずっと同じ会社で働いてきました。定期的に人事異動があるので、仕事はいろいろなことをやりましたし、忙しいときもありましたし、ツラいときもありました。そんなザ・昭和なサラリーマン人生を歩んできたわけです。
 ただ、子供が自立してからは働くときの気持ちがずいぶん変わった気がします。それまでは、子供達を大学卒業させるまでは、仕事はしなければならないという責任感がありました。なんとか家族の生計とと教育費を稼がなければならない。その責任感で働いていたといっても過言ではありません。
 それが今は純粋に働きたいから働いているという感覚です。最悪、ツラくなったら辞めちゃってもいいも〜んと思っているところがあります。
 その心境の変化で、働くときの気持ちがずいぶん楽になったんです。自分でも驚くほどです。
 ウォータースポーツをするときの気持ちも変わりました。それまでは、死ぬようなことはできないと心のどこかで思っていて、慎重に遊んでいました。
 今は、いざとなったら死んでもいいや、というか、海で遊んでいて死ねるなら本望だ、くらいのロケンロールな気持ちでウォータースポーツをしています。それがウォータースポーツをする際の心掛けとしていいのか悪いのかはわかりませんが、以前よりも自由に、心理的に身軽になったのは間違いありません。
 肉体的・体力的には50代相応の衰えが見えるので、結局そんな無茶なことはできないですけどね。


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波をずっと見ています



 ぼくは海が好きなんですが、海中も好きだし海上も好きです。でもなにより好きなのは波です。なので時間があると我が家から数分の海に行って波を見ています。それもわりと長い時間、最低でも1時間くらい、長いときは半日くらい、波を眺めています。
 このあたりでなんとなく波フェチ変態オジサンの気配が漂いますが、なんのなんのまだまだ話しはこれからです。
 波が好きなポイントはいくつかあるんです。
 一つ目は波自体の形です。ここで説明が必要だと思うんですが、波には大きく分けて、波とうねりがあります。波はその海域に風が吹いていて起きるバシャバシャしたものです。うねりは日本から離れたところに大きな低気圧があってそこから吹く風が伝わって、日本に到達したもので、文字どうり海がうねっているように見えるものです。
 で、波とうねりそれぞれに形が違って、たぶん同じ形の波はないと思うんです。それを見ているのが好きなんです。特にうねりというのは沖から海が盛り上がるようにやってきて、岸に近づくにつれて緩やかに高くなっていって、砂浜のところでブレイクします。このうねりの描くカーブがとても美しいんです。美しい女性の身体の線に、ぼくは惹かれますが、それと同じくらいうねりのカーブに惹かれます。
 どうですヘンタイっぽいでしょう。って威張るような話しの流れではありません。
 二つ目は波の強弱です。さざ波も綺麗ですし、台風のときの激しい波は圧倒的な迫力があります。台風が来ると、よくテレビのライブ中継で波の高い様子を映しながら「危険ですので海に近づかないでください」とアナウンスが入りますが、そんなこといわれると、ぼくは海に波を見に行かずにはおれません。身体がウズウズして、ついつい海方面に向かって、波を見にいってしまいます。そのうち高波にさらわれて死んでしまうでしょう。それも望むところです。って開き直ってどうするんでしょう。
 三つ目は波に反射する太陽や月明かりのきらめきです。
 朝昼夕方に限らず、また月夜の晩も、太陽や月の光が波に当たってキラキラ輝く様子を見るのが好きです。あれはなんと美しい光景でしょうか。万華鏡を見るような、あるいは宝石を見るような感覚に似ていると思います。
 その時々の波やうねりの状態と太陽の当たり具合で、きらめきがその都度変わるのです。おそらく同じきらめきはないと思います。
 四つ目は波の色です。珊瑚礁の海の波は透明に近いか、薄いブルーです。ぼくの住んでいる相模湾の波は日によって違いますが、少し濁った濃い青か黒に近い紺色です。小笠原諸島の波は群青色です。東京湾の波は黒い色です。
 場所や陽射しのあたり方や海中の砂の巻き上がり方によって、美しい青のこともありますし、濁った青のこともあります。
 こんな感じで海を眺めていると、飽きないし、波の違いを楽しむことができます。
 海を眺めているときが、ぼくにとっては貴重な、何もしない時間で、心の安まる時間です。




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旅先にスキューバーダイビング器材を送るときの注意点あれこれ…



 以前にも少し書いたことがあるんですが、その後状況も変わってきましたので、改めてスキューバーダイビングの器材を宅配便で送るときの注意点をまとめてみます。
 まあ、ぼくもこれまで国内のいろいろな海でダイビングをしてきましたよ。その多くの場合、スキューバーダイビング器材を事前にダイブサービスに送っていました。
 これ自体は多くのダイバーがやっていることですよね。
 で、料金面でも、そしてたいていの田舎でも離島でも届くことからゆうパックを使ってきました。他の宅配便の会社だと支店がないこともあり、運んでくれない島もあるのです。
 これも多くのダイバーが賛成してくれるのではないでしょうか?
 ただ宅配便が行くようなある程度便利なところだと、サービスや宿の関係(懇意にしているとか集配にこまめに来るとか…)で宅配便の方がいいときもありますけど…
 で、つくづく思うんですが、郵便局でスキューバーダイビング器材を発送するときの確認というのはしつこくてめんどくさいですね。
 まず、基本的なルールなんですが、送り状の但し書きには、ダイビング器材と書いてはいけません。内容物をひとつひとつ書かなくてはなりません。
スキューバーダイビング器材と書くと、内容物をひとつずつ書いてくださいと窓口の人にいわれます。
 それから高圧ガスボンベを含まずという言葉も必要です。高圧ガスタンクとかタンクという表現だと窓口で確認されます。タンクといわずボンベといわないと通じないようです。ダイバーはみんなタンクっていいますけど…
 入れるものは電池ものはNGです。ダイブライトを持っていく人も多いと思いますが、ライトは手荷物で持っていった方が無難です。ライトが入っていると、電池を抜いているか確認されたり、運搬中に中を開けられて電池を抜かれたりします。
 ちなみにダイコンも入れない方が無難です(入れない人の方が多いと思いますが…)。それは壊れる可能性があるのと、ダイコンは自分のそばにおいて状況をウォッチする使い方が基本だとされているからです。帰りの残留窒素の量や減圧状況を確認したときいときをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。
【記入例】
ウェットスーツ・マスク・フィン・スノーケル・ブーツ
(高圧ガスボンベは含まず)
 上のように伝票に記入しないと窓口の人になんかいわれるので気をつけてください。
 細かい話ですが、送り状は専用の紐付きのビニール袋をもらってそこに入れて、ビニール袋を器材を入れるケースに括りつけます。ぼくはメッシュバッグを使ってパッキングするので、貼る場所がないためです。あと濡れるのを気にしてなのか郵便局の人は専用のビニール袋をつけてくれます。
 あとパッキングのしかたですね。
 大事なものが壊れないようにすることを念頭にパッキングします。ぼくが過去に器材を送ったときに壊れた経験のあるものは、レギ&ファーストステージ、BCのインフレーター、マスクです。ぼくの場合、レギ&ファーストステージとBCのインフレーターは、プチプチで包みます。マスクはスノーケルをはずして100均で買ったタッパーに入れます。それぞれ市販のかっこいいケースも売っているので買ってもいいかもしれません。プチプチは現地滞在中も捨てないでおいて、帰りのパッキングのときにも使います。送り状を入れる袋も捨てないでとっておいて、帰りも使います。
 器材を入れるケースですが、ぼくはメッシュバッグを使っています。友人はホームセンターなどで売っているプラスチックケースを使っている人もいますし、ダイビング用のトロリーケースを使っている人もいます。
 いずれにしろダイビングが終わって現地から自宅に送る際に、ギリギリまでダイビングをしたりするので、どうしても濡れた状態になりがちですよね。郵便局の人に嫌がられるので、ある程度乾かしてからパッキングした方がいいと思います。サービスや宿で洗濯機を使える場合は、ウェットスーツなどは脱水をするのがいいでしょう。
 ダイビング器材の送り方はだいたいこんな感じでしょうか…いちいち何かいわれるのも面倒くさいし、器材が壊れるのもイヤなので、参考にしていただければなあ、なんて思いますけど…















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夏の海って基本的には好きなんですが、微妙です…



 以前このブログに、ぼくは海辺の田舎町に住んでいて、春と初夏と秋の海が好きだと書きました。今回はその続きです。
 夏という季節は、幼い頃から基本的に好きなんですが、大人になって海辺に引っ越してから少し変わってきました。というのも夏になると、海辺に海水浴場ができて、観光客が来て、道や町が混雑するから、住みにくいんです。
 住んでいて心地よくないことは他にもあります。
 観光客がビーチで夜遅くまで花火などをしてうるさいし、心ない観光客がゴミをポイ捨てしていくし、コンビニやスーパーに水着で、砂だらけのビーサンで入ってくるし、ちょっとヤンキーっぽい人達が昼間から泥酔して、ときに喧嘩などのトラブルを起こしたりするんです。
 人の醜い面を見るのは、なんともやるせないんです。
 そして海水浴場。
 海水浴場って、今まで何もなかった海にロープを張って区切って、その中で海水浴をしてくださいという仕組みなんです。
 で、ぼくらウォータースポーツをする人達は海水浴場以外のエリアから、海にエントリーとエキジットをすることになるんです。要は今まで自由に使えていた海に制限がかかるわけです。もちろん不便です。
 それはそれで我慢するとして、海水浴客が海水浴場以外のエリアで海に入っているんです。
 そうすると、ウォータースポーツをする人達は、海水浴客にぶつからないように注意しないといけなくて、それもかなりうっとうしいんです。
 混雑している海水浴場では、毎年何件かは、海水浴客とウォータースポーツをする人、最近はSUPが多いですが、その人達の衝突事故が起きています。
 ただ、そうした嫌なことを除けば、夏の海というのはいいものです。特に夏の早朝や、夕暮れから夜にかけての海はいいものです。
 夏の夕暮れに、海に沈む夕陽を見ながらビーチを散歩するのは気持ちいいんですよね。もちろん缶ビールを飲みながら…
 日中の暑さが少し和らいで、潮風に夏特有の濃い磯の香りがして、小さい頃、夏休みに家族旅行で海に行ったことを思い出します。
 夕陽が沈むにつれて、空の色がグラデーションに変わってきて、いわゆるマジックアワーになります。そんな空と海を眺めているのが好きです。
 陽が沈んでビーチが暗くなると、海も黒くなって、波の音だけが響きます。なんともロマンチックなんです。
 ああ、夏っていいなって思います。







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船で海上をガンガン進む感じが好きです



 スキューバダイビングでは、ボートダイブとビーチダイブに大きく分けられるんですが、ぼくはどちらも好きです。
 ボートダイブはポイントまで運んでもらえるので楽なのと、たいてい大物が見れることが多いので好きです。
 何よりも好きなのは、船が波をガンガン乗り越えながら進んでいく爽快感です。舳先の方に座って、風を受けながら、船がドンドン進んでいくのを感じるのが好きです。
 ぼくは2級船舶免許を持っていて、たまにボートを借りてクルージングをするんですが、やはり、海の上をスピードを出しながら走っていくのは爽快です。
 ぼくは船酔いをしたことがないので、爽快感だけがあるというわけです。
 それとは別に、ぼくはシーカヤックをやっていて、これは手漕ぎでのんびりと膿の上を散歩するという感じなんですが、これはこれでマッタリとして楽しいものですが、動力を使った船で海上を疾走するのも楽しいです。
 まあ、ぼくは海に出られればそれだけで嬉しいという輩なので、なんだっていいんですけどね…







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ウォータースポーツの魅力



 海遊びが好きで、サーフィンやスキューバダイビングやシーカヤックを30年以上続けてきました。ぼくはそれらの海遊びをウォータースポーツと呼ぶことにしていますが、ウォータースポーツの魅力というのはいくつもあります。
 ぼくが一番の魅力だと感じるのは、海という広い場所で、低い人口密度で活動できるという点です。広々とした場所で好きなことをやっていると、それだけで気分がスッキリします。同じアウトドアスポーツでも、登山などは有名な山はずいぶん混雑していて、山頂付近は大渋滞なんて話しを聞いたりすると、海遊びの良さを改めて感じます。
 次は、海がとても自由な場だということです。もちろん海には海のルールがありますが、地上でのスポーツやアクティビティに比べれば、ルールの数は少なく、それだけ自由な場だといえると思います。比較的自由だというのは、この何もかもが管理されたご時世で、とても貴重なことだとぼくには思えます。
 次は、自然は同じ状況がなくて、何度同じフィールドで同じ遊びをしても飽きることがないということです。波や風、潮回り、潮の流れ、気温、湿度、陽射しなどの条件は、まったく同じ状況というのはありません。自然という相手の状態が違うし、ぼく自身のコンディションも違うので、同じウォータースポーツをしても経験することは違ってきます。そのため飽きないのだと思います。
 次は、自分に向き合えるということだと思います。どういうことかというと、海という、時として厳しい自然の中で、危険を避け、死なないように帰ってこなければならないわけですが、そのプロセスの中で自分と向き合わなければならないんです。自然の状況や自分の力を冷静に考え合わせて、行くか戻るか決断しなければなりません。そして恐怖やパニックに陥りそうな自分の気持ちを乗り越えなければなりません。その過程には、自分と向き合うということが入ってきます。
 おそらく自然を相手にしない趣味を持っている人や、普通に暮らしている人には、死と隣り合わせで、自分と向き合う機会はあまりないと思います。
 自分と向き合うとことで、自分の弱さや自分の力を受け入れざるを得ないんですが、それが多少なりとも人としての成長に貢献しているように感じます。
 次は、自然の魅力です。海に出るとき、自然環境はさまざまなんですが、ときどきとても素晴らしい景色に出逢うことがあります。それは綺麗な海の色だったり、遠くにくっきり見える富士山だったり、魚が水面を跳ねていく様子であったり、夕陽とそれできらめく水面だったり、いろいろ素晴らしい景色があります。その素晴らしさを経験してしまうと、またあの景色を見てみたいと思うんです。
 次は、自然の力のすごさを実感して、謙虚になれたり、慎重になれたりできるところです。自然を相手にするスポーツをした方ならおわかりいただけると思いますが、自然が荒れたときの力のすごさというのは圧倒的です。とても人の力ではどうしようもないことがあります。現代の人間の知識や技術によって作られた物が壊れたりします。たとえば、ぼくの住んでいる海辺の町にある港の防波堤が、台風で一夜にして、すべて流されてなくなってしまったことがありました。
 そういう自然のすごさを目の当たりにすると、自分の力なんてなってちっぽけなんだろうと実感します。自然に対しても、周囲の様々なものに対しても、畏怖の気持ちと舐めてかかからない気持ちを持つことができるようになります。
 次は、共通の趣味を通じて仲間ができて、仲間と共にウォータースポーツやそれに伴う旅が楽しめることです。学生時代の友人や職場での友人との付き合いも楽しいものですが、共通の趣味のもとに出逢った友人と屈託なく楽しめるのは、楽しい時間ですし、そんな時間を持てる人生って豊かだなって思います。
 次は、急に身近な話題になりますが、ウォータースポーツをした後に飲むビールがうまいことです。あれは、他のスポーツをした後とはまた違ったおいしさだと思います。たとえばぼくはたまにジョギングをするんですが、走った後に風呂に入ってから飲むビールもうまいんですが、ウォータースポーツをした後に風呂に入ってから飲むビールの方がうまく感じます。ぼくの単なる先入観かもしれません。ただなんとなく思うんですが、海水を多少飲んでしまって、普段より喉が渇いているとか、浸透圧の関係で身体の水分が抜けてしまっているとか、なんだかそんなような特別な渇きがあるために、ビールがうまいんじゃないかと思います。
 ウォータースポーツの魅力を列記しましたが、ぼくは20代の頃からウォータースポーツを始めて、ずっと続けてきました。それはそれだけウォータースポーツに魅力があったからだと思います。そしてウォータースポーツと共に過ごしてきたこの30年以上の人生はとても充実した豊かなものになったと思います。
 これからもオジサンを通り越してオジイサンになっても、ウォータースポーツをできる限り続けて生きたいな、と思っています。

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海辺をただただ歩く日



 休みの日は、たいてい近所の海で海遊びをしています。
 波がないときは、スキューバダイビングかシーカヤックをしますし、波があればサーフィンをします。ただ、海がすごく荒れていたりして、どうしても海に出られないときもあります(海に出ると死ぬなというときですね)。
 そういう日には、海伝いにずっと歩くということをします。途中に岩場や岬があれば、陸側に戻って道路を歩きますが、また海に降りられる所に来たら、海辺を歩きます。
 疲れたりお腹がすいたら、コンビニで弁当とコーヒーを買って、海辺で食事をします。
 こんなマッタリした海歩きですが、海辺を歩いて、潮風を浴びているだけでずいぶん気分転換になります。
 広い海、青い空、周期的に押し寄せる波、肌を撫でる潮風、そのすべてが心地いいんです。
 ぼくは海のそばにいられるだけでシアワセを感じられます。
 そんなぼくを、妻は呆れて見ていますが…
 ぼくにとって海辺での休日は、街で会社という組織で働いている平日と比べて、対称的な存在です。タスクからも、締切りからも、ストレスからも、複雑な人間関係からも解放される時間なんです。
 海で遊ぶということは、ぼくにとっては、自由に生きることの象徴のような存在です。








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