海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
海辺で暮らしている人のマイウェイな生態
海辺で生業をたてている人というのは、多かれ少なかれ、マイウェイな人が多いです。ってぼくは感じています。
なりわいといっても漠然としてるわけですけど、漁師だったり、農家だったり、飲食店だったり、海の家だったり、工務店だったり、まあいろいろなわけです。
で、そういう人達って、マイウェイでマイペースで我が強い人が多いということがいえると思います。
自分がサラリーマンで、わりと協調性やチームワークを求められる職業なので、海辺に引っ越した当初は、周りの自営の人のアクの強さに面食らいました。
でもまあ自然を相手に仕事をしていると、最後に信じられるのは自分(の主に体力)だけですし、「誰の世話にもならねえ」みたいな感情ってあると思うんですね。で、そういう人を相手にしているとやっぱり普通じゃ負けちゃうんで、みんな我が強くなっていくというのはあると思います。
ぼくがそういう人達の心情が理解できるようになったのはずいぶん経ってからですし、今ではそういう人達の方が付き合いやすいと思えるようになりました。
逆にサラリーマン社会の根回し、付き合い、深慮遠謀、言葉の裏を読む、みたいな日々が「めんどくせぇ」と感じるようになってしまいました。
どちらが良い悪いという話しではないんですが、何か価値を生んでいるかということを仮初めの尺度とすれば、人それぞれで、自営の方はそれが直接的でわかりやすいというのはあるかもしれません。
一方で、会社というのは価値を生んでいる人もいるし、何らかの理由で価値を生まない仕事(例えば無意味な法令に基づいて、それを満たすために書類などを作る仕事などなど)に携わっている人もいるし、意図的に価値を生まないで、周囲にぶら下がっている人もいます。そういう意味では、同じ会社の人でも、すごい人もいればすごくない人もいるというわけで、「わかりにくい」ということはあると思います。
そういう大雑把に分けてふたつの種類の人を見ていると、本当におもしろいというか、人ってそれぞれで、どんなんでも生きていけるというか、人の価値観に正しいも間違っているもないというか、逆にいうと自分に合ったところで生きるのがハッピーだ、ということに思いをいたすわけですね、ハアこりゃこりゃ。
よく自分の能力に合った職業に就くのが幸せだといわれますが、ぼくが見ている状況からすると、自分の性格というかタイプにあった職に就くのが幸せなんではないか、その次が能力かな…と思うわけです。
いい歳をした男で、なんとなくサマになっている人というのは、この「自分の性格に合った」居場所を見つけるかどうかかな、って感じる今日この頃でございますよ。
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