海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
島に行くと島を一周したくなりませんか?
ぼくは海辺に住んでいながら、海に旅に行くのが好きです。
行ってみたい海がたくさんあって、たぶん死ぬまでにすべて行くことはできないでしょう。
海というのはその場所その場所で違っていて(当たり前ですね)その違う雰囲気を感じるのが好きです。
ぼくが好きな海に島があります。
島というのは四方八方を海に囲まれていて、海好きのぼくには堪りません。もう海ありまくり。
というより海好きという要素とは別にぼくの中には島好きという濃縮エキスもあるような気がします。
で、島には海も当然あるので、これまでそのふたつがゴッチャになっていたんですが、よくよく考えてみるとこの2つは別な気がするのです。
島というのは、閉鎖されているのがいいんです。だいたいが船か飛行機で人が出入りするわけで、その出入りする人を把握できるというのがいいです。というか把握できるくらいの規模の島がいいです。ですから四国とか沖縄本島はぼくにとっては大きすぎる島です。また淡路島のように橋が架かっていて誰もが頻繁に行き来できるというのも、ぼくが望む島像からは離れます。
島にいる人が把握できているというのは、みんなが共同体としての意識を、多少の差はあるにせよ、持つということで、そこらあたりに人と人の垣根を下げる効果があるように思えます。悪いいい方をすれば島にいる人の様子をお互いが概ね把握しているということでもあります。
それを安心と感じるか息苦しいと感じるかは人によって違うでしょう。
ぼくはその安心感が好きです。
以前、沖縄の離島に1週間ほど滞在しましたが、そのときは島の人に顔を覚えてもらって、夕食や宴会などに誘ってもらえるようになりました。島に数軒のスーパーというか何でも屋に飲み物を買いに行ったとき、店のオバアがいなくて、欲しい品物をもらって、代金をカウンターにおいてきたり、その帰りにオバアが立ち寄りそうな近所の家をのぞくと、案の定オバアがいたので、品物と代金のことをいうと、まあそんなことはいいから、お茶でも飲んでいけといわれて、縁側でお茶を飲みながら雑談に加わりました。そういう雰囲気も好きです。
こんな感じで島フリークなぼくですが、島に行くたび必ずやってしまうことがあります。さてそれはなんでしょう。スタジオの野々村さんわかりますかー?
って、まわりくどいんですが、えーと必ず島を一周したくなるんです。
あれは不思議ですねえ。
ぼくの場合、海の地形とかどこが潜るとおもしそうかを知りたいというのがあるんですが、それよりももっと本能的に一周したいと思うような気がします。
一応ぼくはその欲望を「ロビンソン・クルーソー的征服欲」と呼んでいます。
島を一周すると単純に「やったもんね」という気分になれます。
島に行くたびになぜか一周してしまう。なんとかのひとつ覚えのような気もします。
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