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手軽な海遊び ースノーケリングー




【スノーケリングの楽しさ】
 波のほとんどない入り江。水が綺麗で透明度が高いとついつい潜ってみたくなります。アマモやホンダワラなんかが生えていれば、より期待は高まります。
 スキューバーダイビングも楽しいんですが、スノーケリングには、また違った独特の楽しさがあります。
 スノーケリング特有の楽しさを簡単にいうと、気軽に、身軽に、水や魚に親しめるというところでしょうか?
 スノーケリングに最低限必要な道具は、マスク、スノーケル、フィン、ブーツ、ウエイト、ウェットスーツです。
 スキューバーダイビングの方がなんとなく立派なウォータースポーツのような気がしますが、スノーケリングはスノーケリングで特有の楽しさがあると思います。スノーケリングをバカにしてはいけません。スノーケリングをバカにする者は地獄に落ちるであろうと、東北の民話で現在に伝わっているといわれていたりするとかしないとか…

【スノーケリングのやり方】→PADIの教材を参照
・器材のセッティング
 器材のセッティングといっても、たいしたことではありません。
 ひとつはマスクとスノーケルのつなぎ方です。普通マスクの左側にスノーケルをつけます。つけ方は、スノーケルによって違いますが、スノーケルキーパーという留め具でマスクのストラップにつけるタイプが多いように思います。
 もうひとつはウエイトの重さの調節です。
 海に浮かんだ状態で、水面が目の高さになるくらいのウエイト量が適性だといわれています。

・マスクのつけ方
 マスクは鼻を覆うようにつけます。この時マスクのスカートと額の間に前髪が挟まらないように、前髪を上げてから、マスクをつけるといいと思います。前髪が挟まるとそこから水が入ってきてしまいます。

・フィンの履き方
 マリンブーツを履いて、フィンを履きます。ストラップを締めて固定します。

・息のしかた
 スノーケルは口のみで息をします。

・フィンキック
 フィンキックは、要はバタ足なのですが、注意点があります。腿から足、フィンまでが伸びた状態で上下にキックする方法が、推進力が得られるといわれています。フィンで水の抵抗が増える分だけ、膝が曲がってしまいがちです。膝が曲がってしまうと、せっかくの力がフィンに伝わらないのです。
 あおり足というフィンキックの方法もあります。

・潜る
 大きく息を吸ったら、頭から上半身を水の中に突っ込みます。鉄棒で前回りをするようなイメージです。頭と上半身が水の中にはいったら、下半身を沈め、フィンキックで潜っていきます。上手な人の潜り方は「ジャックナイフ」と呼ばれます。折りたたみナイフが、たたまれた状態から伸びるように、その場で垂直に潜水していきます。

・潜っている時
 潜っている時は少しずつ息を吐きます。魚や水中景観を楽しんでください。苦しくなる前に水面に向かいましょう。

・圧平衡 耳抜き
 潜ると水圧で耳が押されて圧迫感や痛みを感じることがあります。そんなときは耳抜きをします。
 耳抜きはマスクの上から鼻をつまんで、鼻をかむように息を鼻から吐きます。
 風邪気味の時やアレルギーぽいときは、耳が抜けにくいですが、そういう時は、顎を動かして歯を噛むような動作を何度か繰り返すと抜けやすくなります。
 抜けないときは無理せず、浮上するか痛くなる深さまで潜らないようにするといいでしょう。

・水面での初の呼吸 -スノーケルクリア-
 潜水から上がったとき、スノーケルには海水が入っていて、そのまま息をすると、水を飲んでしまうことになります。海水を飲むのが好きな方はどしどし飲んでもいいんですが、フツーはむせるものです。
 というわけで、水面に上がったら、まず強く息を吐いてスノーケルの中の水を全部出してしまいます。このスキルをスノーケルクリアと呼びます。特に息を吹いて吐くのを「ブラスト法」といいます。1回で水が出し切れなければ2回目のブラストをします。
 コツは息を一度に強く吐くのですがPADIのマニュアルでは、「大きめの豆鉄砲を吹く時のように」と書かれています。吹き矢を吹くでもスイカの種を飛ばすでもいいと思いますが、とにかくそんな感じです。
 
・マスクの曇りの取り方 -マスククリア-
 潜っているとどうしてもマスクが曇ることがあります。また、マスクがちゃんとつけられていなくて、水が入ってくるときがあります。潜水中にマスクの中の水を抜く方法をマスククリアといいます。スノーケリングやスキューバーダイビングでは基本中の基本のスキルで、できるといろいろな場面で役に立つので練習してみてください。簡単ですよ。
1.マスクの上部、額側を少し持ち上げて、水をいれて、海水で曇りをとる。
2.マスクの上部を額に押しつけるようにして、鼻から息を出しながら顔を少しずつ上向きにする。

・マスクの曇り止め
 マスクの曇り止めがスキューバーダイビング器材ショップやスポーツ用品量販店で売っています。これをガラスの内側に塗ると曇りにくくなります。
 あとはワカメなどの海草で、ガラスの内側を拭くというのも、昔からやれていた方法です。唾をつける人もいます。
 マスクを買ったときは、ガラス表面の油分をクレンザーで洗い落としてから使うことを忘れずに!

【スノーケリングの場所】
 スノーケリングは、まあ、どこでもやれますが、「海がいいと思う!」って近所のタカシ君がいってました。
 海でも砂浜よりも岩場の方が楽しいです。
 岩場の方が砂が舞っていなくて透明度が高いことが多いのと、岩場の方が魚影が濃いことが多いからです。
 岩場の景観が楽しいということもあります。


【注意点】
 スノーケリングをやるときの注意点がいくつかあります。
・海が荒れているとき
 当たり前ですが、海が荒れているときはやめた方がいいわけです。じゃあどれくらいが「荒れている」にあたるのかということですが、ぼくの経験では波やうねりが50cm程度あるならば、やめておいた方がいいと思います。海況はちょっとしたことで変わりやすく、風が強く吹いてきたら波も高くなりますので、常に天気には注意しましょう。

・潮の流れ
 フィンキックだけが推進力のスノーケリング。潮の流れに入ってしまったら、逆らうことはできません。たとえば岩場の向こう側、岬のこちらとあちらといった具合に地形が大きく変わる場合には特に注意しましょう。そういう状況で潮の流れが変わることが多いからです。
 もし潮の流れに入ってしまったら、逆らわず、潮の流れと直角に移動しましょう。無駄に体力を消耗することは避けるべきです。

・潮の満ち干
 満潮と干潮の時刻をチェックして、自分がエントリーした状況が満潮と干潮のどのタイミングなのか把握しましょう。そしてこれから潮が引いていくのか満ちてくるのかを念頭に置くことが大切です。
 干潮のときに岩場から遠く沖に出て、潮が満ちてくるとすると、戻りで自分が岸にたどり着くのは、行きよりも長い距離になるのは間違いありません。状況によってはエキジットする岩場が水面下に隠れてしまっているということもあり得ます。

・危険生物
 スノーケリング中にむやみに水中生物に触るのはやめた方がいいですが、触る気がなくてもふと手をついたらそこに危険な水中生物がいたということもあるかもしれません。注意注意です。
 ちなみに関東近海によくいる危険生物を挙げてみます。
 カツオノエボシ、アンドンクラゲ、ヒョウモンダコ、ミノカサゴ、ゴンズイ、ウツボ、アカエイ、オコゼ、ガンガゼ、ウミヘビ


手軽な海遊び  -ボート-

















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