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時間の節目節目を、大切に味わいながら過ごす休日



 休日はのんびり過ごすのが好きです。
 知り合いに、休みの日もレジャーの予定をぎっちり入れて、旅行も分刻みのスケジュールを立てたりする人がいますが、ぼくにはとてもそんなことできません。
 ぼくの場合は、地元の海でウォータースポーツをしたり、散歩したり、庭の手入れをしたり、そんな感じで過ごすのが好きです。
 特に休日の朝、デッキで海を眺めながら、コーヒーを飲むのが大切な時間です。
 丁寧に淹れたコーヒーをゆっくり味わいながら、海の様子を眺め、陽射しを浴びながら、潮風を感じ、今日何をしようか考えたりします。たいしたことではないですが、幸せを実感できます。
 コーヒーを飲み終わると、ウォータースポーツの支度をして海に出ます。最近多いのは、シーカヤックで海に出て、そのときの気分のままに海を漕ぐというパターン。ひとしきりパドリングをして、お昼になると人のこなさそうな浜に上陸します。
 昼メシは、カップラーメンとかアウトドア用のアルファ米の食事(五目飯とかリゾットとかいろいろあります。結構うまいですよ。)とかを食べます。コッヘルとバーナーでお湯を沸かして、メシを喰います。メシの後は、またコーヒーを飲みます。コーヒーのお茶請けにクッキーやチョコレートなども持って行きます。海を眺めながら屋外で食べる、昼メシやコーヒーというのはなぜだかうまいんですよね。
 海から上がったら、マリングッズの後片付けをして、お風呂にゆっくり入ります。運動で疲れた身体がほぐれていくような感じがして、結構長風呂してしまいます。
 風呂の後はお待ちかねのビールです。ビールもやっぱりデッキで飲みます。デッキから海を眺めるわけですが、一番いいのはマジックアワーの空と海の色が微妙に移りか合っていく時間。
 空と海の色の移り変わりを眺めながら、ビールを飲みます。
 そんな一日、なんてことない一日がぼくはとても好きです。ありきたりの言葉を使えば癒されるということなんでしょうが、別な表現をするなら、時間の節目節目を大切に味わいながら過ごす充実感といえます。









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ぼくにとって海は癒される以上の存在…



 海で遊ぶのが好きです。
 スキューバダイビングやシーカヤックやサーフィンをするわけですが、海というのは広くて自由でいいものです。
 もちろん他の海遊び人もいますし、船もあります。そして海には海のルールがありますが、それでも陸上よりは自由です。
 日常生活でのルールの多さに比べたら、かなり自由な気がします。
 完全な自由なんてこの世にあり得ないと思いますが、わりと自由とか比較的自由というのは現実感があるのではないでしょうか。
 日常生活よりはちょっとだけ自由な海の上で、少し解放された時間を過ごせるのが、ぼくが海に惹かれる理由です。そしてそこでリラックスできるので、煮詰まったときや悩んでいるときもなんとかなっているんだと思うのです。
 このことはブログに何度も書いているんですが、ぼくにとってとても大切なことなので何度も書いてしまいます。
 人それぞれ気分転換やリフレッシュする方法というのはいろいろあると思うのですが、ぼくにとっては、それが海で過ごすことです。そしてそれがあったからこそ、ぼくは今までなんとかやってこれたように思います。
 ぼくとしては、気分転換とかリフレッシュという言葉よりも、「気持ちを整える」とか「生きる元気をもらう」という言葉の方がしっくりきます。








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海にいるとたいていのことがどうでもよくなってきます



 ずっと前に何かのエッセイで、人生は「なんとかなるさ」「大したことがない」「それがどうした」で乗り切れるというような主旨の文章を読んだことがあります。

 つくづくそのとおりだなと思います。

 ところで、ぼくは三浦半島の田舎町に住んでいます。そして朝に晩に、海を眺めたり、海で遊んだりしています。ぼくの場合、大きな海を眺めていると細かいことはどうでもよくなります。

 さらにぼくは日本の歴史が好きだったりするので、近くの三浦氏や源氏の史跡を訪れたりもします。いやはや日本の歴史に名前を残すような人物や出来事であっても、今は記念物が朽ち果てていたり、跡形もなくなっています。

 海や山や谷は、おそらく何百年も前の形跡をとどめていると思いますが、人のやったことというのは余程のことであっても歴史の教科書に半ページ割かれる程度なんだなあと思うのです。そしてほとんどの人や物事は忘れ去られていくんですよね。

 話しが元に戻るのですが、まったく人生というのはなんとかなるものです。そして最後はみんな死ぬんですが、それまでの間はなんとかなるんですね。

 たいていのことは大したことがないし、本人が大変だと思っていてもそれは人の記憶にすら残りません。すべては忘れ去られていきます。もしそこに痕跡があるとすれば、後の世界に生きる誰かの人の中に存在する自分の遺伝子のわずかな痕跡でしょう。人類が滅亡しない限り、多少は痕跡が残る可能性があるかもしれません。

 起きることすべては大したことがないし、なんとかなるものだ、そう考えることで、ぼくは自分の気持ちを支えてきた面があります。そう考えると少し楽になるんです。

 人それぞれ、自分を律するための言葉や座右の銘や格言などは違うと思いますが、なにかしらそういった言葉がある人が多いような気がします。

 ぼくの場合は「なんとかなるさ」「大したことがない」「それがどうした」です。

 それがどうしたについては、他人から批判されたりするときに使います。どうせ世の中正しいことは時代によって変わるし、人によっても自分を評価してくれる人もいるし、悪くいう人もいます。いちいち期にしていたら何もできません。

 結局、自分のことを守るのも肯定するのも自分しかいないわけで、誰が何をいおうと「それがどうした」なんだと思います。

 そして何をいわれても放っておけばいいんですが、時に闘うことも必要です。

 海を眺め、ウォータースポーツをしていると、自然の大きさや力強さを感じます。どんなに辛いことや悲しいことがあっても、四季は巡ってきますし、陽は昇り、また沈みます。人間が一生懸命造った防波堤も台風で破壊され流されます。何万年も生きる人はいませんが、海や陸地は多少形をを変えてもそこにあり続けます。

 そんなことを考えていると、たいていのことがどうでもよくなってきます。良し悪しがあると思いますけど…






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海に癒されながら、今までやってこれたような気がします



 休みの日はできる限り海にいます。
 ウォータースポーツをすることもありますし、砂浜でボーッとしていることもありますし、海岸線をジョギングしたり散歩することもあります。
 休みの日も、平日と同じような時間に起きて、屋外で陽射しを浴びながら、身体を動かすと体調がいいので、そうしています。もう習慣になっていて、20年以上はそんな週末を過ごしています。
 真冬でなければ、雨の日もそうしています。
 自然の中で過ごしていると気持ちが安らぎます。高原や里山なども好きですが、やはり海の方が好きです。
 仕事は都会まで通勤しています。なので平日は都会にいる時間が長くて、家に帰ってきて海を見るとホッとします。本当は海に関係する仕事をすれば良かったのかもしれません。20代の頃は、職業について迷いましたが、もはやアラフィフのおじさんになってしまうと、今さらという感じです。
 なので、休日の海と接する時間は、ぼくにはとても大切です。その時間がなくなってしまうと、ぼくとしてはストレスが溜まるというか、元気がなくなります。
 以前、今は亡き父が闘病していた頃、土日ごとに病院に行く日々が続いて、何ヶ月も海に出られなかったときは、かなりヤラレてしまいました。もちろん看病や心配事などで疲れていたこともあると思いますが、それでも海と接する時間がないことは大きかったと思います。
 海にという自然に接することで、自分の気持ちの奥の方が和らいで癒やされていく実感があります。
 海と空の広がり、潮風、波の音、磯の匂い、鳥のさえずり…五感を刺激するすべてが、ぼくにとっては心地いいものです。というわけで、用事がなければ、朝から晩まで海にいます。
 海といっても人がいない海に行きます。おそらく他人のことを気にしないということも、ぼくを心地よくする要素なのでしょう。
 人が嫌いというよりも、人がいるとその人に気を遣ってしまって疲れるという気持ちのメカニズムです。
 人がいない海で日がな一日、シュノーケリングをしたり、シーカヤックをしたり、ボーッとしたり、うたた寝をしたり、コーヒーを飲んだりしています。
 飽きもせず。
 雨の日も海にいます。冬は濡れるとさすがに寒いので、雨の日は、海が見えるカフェなどに行って、海を眺めながら過ごします。
 海にいて、海で遊ぶことが、ぼくのストレス解消や気分転換の方法だといえばそうかもしれませんが、ぼくにとっては、気分転換以上の、気持ちを整える欠くべからざる時間といった方が適切です。
 もし、この文章を読んでいる人の中に、自分の気持ちを整える趣味や時間がない方は、そういうものを速く見つけることをオススメします。







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楽園ってどこにあるんだろう…



 旅行といえば、ついつい南の海があるところに行ってしまいます。海が好きだし、スキューバダイビングがしたいから…そして旅の間だけでも楽園を感じていたいから…
 楽園…
 この世にそんな場所がないことはわかっています。でもいつか楽園で暮らしたいっていう願いがぼくの中にはあります。
 ぼくの中の楽園のイメージは、美しい海と山があり、暖かく、食べ物に困らず、人々は皆仲良く幸せに暮らしている、というベタなもの。このイメージはたぶん幼少期に読んだ本やテレビに影響されているんじゃないかと思うのです。
 ぼくは小さな頃から、大して勉強もできないし、運動もそこそこの普通以下の子でした。人見知りで、人が大勢いると気後れしてしまうような子供でした。クラスでも隅っこの方でおとなしくしていました。
自分に自信がなくて、他人ができるのに自分はどうしてうまくできないんだろうと思っていました。
 物心ついてきて、ぼくがいつも違和感を感じていたのは、仲間とかチームで何かやるときに、多少なりとも自分を抑えなければならないということ。
 仲間やチームにいることが嫌というわけではないけど、チームの目標のために自分も頑張らなければならない。自分の希望を多少は我慢しなければならない。それが当たり前のことだと頭ではわかっているし、チームを離れて独りで生きていくことはできないこともわかっているのです。そして能力のない自分がチームに所属し続けるためには、多少無理してでも、自分を抑えてでもチームのために頑張らなければならいないと思っていたのです。
 そして、その状態にずっと違和感を感じていました。そしてそれは今でも続いています。たぶんこれから先死ぬまでぼくのこういう基本的な心持ちは変わらないんじゃないかな、って想像します。
 大学を卒業して会社勤めをするようになると、ぼくの抱えている違和感は、より先鋭的に感じられることになります。会社のために貢献しなければ給与はもらえない。給与をもらえなければ、家族が困る。自分としてやりたくないことも、生きるため、他人に迷惑をかけないため、責任を果たすためにやらなければならない。
 ただ人間というのは不思議なもので、どのような状況にも慣れることができるようです。
 ぼくは自分を抑えることに慣れてしまったのです。
 本当なら会社の中で、自分を抑えずに、自分らしさを発揮しながら楽しく過ごせるようになることがいいのでしょう。
 ぼくはなかなかそうはできませんでした。
 さて、楽園の話し。この世界のどこかに楽園はあるのでしょうか?
 複数の人間が共に暮らす状況の中で、すべての一人ひとりが自分らしく幸せに暮らすことができる、そんな楽園は存在するのでしょうか?
 ぼくは海が好きで、海で楽しむウォータースポーツをやってきました。1人でやるサーフィンやシーカヤックもやりますし、何人かでやるセイリングやスキューバダイビングもやります。
 ぼくが心の底から自分を解放でき、安心できるのは、海で1人でいるときです。気心の知れた仲間と楽しくスキューバダイビングをするのは楽しいものですが、気を遣ったり、行動を合わせたりしなければなりません。
 1人で海を眺めながら、太陽の光を浴び、波を感じ、風を感じ、潮の匂いを吸い込むこと。そうしていると心の奥の方にある固まりが少しずつほぐれていくような感じがします。身体の力が抜けて、リラックスできます。
 たぶんぼくにとっての楽園というのは、地理的なことや環境のことだけではなくて、周囲の人達に対して自分がどのように振る舞って、それをどう自分が考えるかという自分自身の心の持ち方にあるような気がするのです。









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ぼくにとっての海は、不安や焦りやいらだちから開放される場所



 ぼくは海が好きです。
 広くて、大らかで、自由です。
 海にいると身体の力が抜けて、リラックスできて、安らぎを感じます。
 
 いちおう普通に生きていると、いろいろ心配なことや面倒くさいこと、嫌なことは当然あるわけで、それはそれで仕方がないことです。そんなときでも、ぼくとしては海にいると、しばしそこから解放されます。それってぼくにとってはとても大切なことです。
 ぼくの中では、義務とか抑圧などから一番遠い場所が海です。
 広い海、青い空、白い砂浜、きらめく太陽、肌をなでる潮風。
 海辺でボーッとしているだけで、癒されます。不安や焦りやいらだちを忘れていられます。
 海では、何かから追い立てられるでもなく、マイペースで、ゆったり、のんびりしていられます。
 自分が自分らしくいられる場所です。










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夏の夕方の海の気持ちよさ



 夏の夕方、海辺を散歩するのは気持ちがいいものです。
 日中よりもだいぶ涼しくなって、適度に吹く潮風は湿っていて、海は夜の暗闇と一体になってしまったかのようです。
 ぼくは空気の流れに敏感なんでしょうか。心地よい海風が吹いてくると、なんだか幸せな気持ちになります。風が流れている場所にいるとリラックスできます。(なので、窓の開かないオフィスビルにずっといるのって結構ツライんです。)
 夕方、今日はもうやることがなくて、あとは風呂に入ってビールを飲んで寝るだけ。そんなゆったりした時間帯に、予定を気にすることなく、海辺を散歩するのはいいものです。







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雨の日には、タープとテーブルとチェアを持って、海へ…



 いつも欠かさない天気図のチェックを、今日もします。yahooの天気図とwindguruというアプリを使っています。
 低気圧が本州の南岸付近に停滞すると、まあ多かれ少なかれ雨だし、海だって荒れることが多いですよね。ガッチリ張り切り気味のウォータースポーツの予定は立てにくいなあと思ってしまいます。
 朝起きてみれば、案の定、雨で、海は荒れ荒れ。こんな日は、ダイビングもシーカヤックもサーフィンもできません。
 そんなときにぼくはどうするかというと、家で本を読む…なんてことはせず、タープとテーブルとチェアとバーナーとコーヒーセットをバックパックに入れて、チャリで海に行きます。
 ウェアは雨でも濡れない防水のウインドブレーカーと下は短パンとビーサン。いつもの服です。
 人がいない入江が、家からチャリで5分ほどのところにあり、そこに向かいます。
 タープを張って、テーブルとチェアを広げて、荷物は濡れないようにチェアにぶら下げて、準備完了。
 早速コーヒーを淹れます。
 タープのシートに雨粒が当たる音が、リズミカルで心地いいのです。そして湿気をたっぷり含んだ潮風が流れていきます。
 妻が買い置きしていたバームクーヘンを一切れもらってきました。
 それをお茶請けにコーヒーをすすります。
 一応暇つぶし用の雑誌を持ってきましたが、それを読まなくても、ぼくはわりと長い時間、海を眺めていられます。
 海の色、潮回り、潮目、波の様子、空と水平線の境、風の強さ・匂い・方向の変化、木々の葉の音、鳥の鳴き声…目を凝らし、耳を澄まし、肌に意識を集中すると、いつもよりずっと多くのことがわかります。
 そんな中にいるだけで、身体の力が抜けて、緊張感から解放されて、心地いいのです。安らぐのです。その心地よさを味わっていると、2〜3時間は経ってしまいます。
 妻や親しい海仲間に「そこまでする?」といわれることもあります。
 でも、ぼくは空気の止まっている室内にいるよりも、たとえ雨であっても、潮風が流れている海辺にいた方が心地いいんです。なぜだかは自分でもわかりません。










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タラソテラピーって?



今、海べりのリゾートホテルに行くと、タラソテラピーというのをやっています。
中にはやたら高額で怪しいのもあって、本当に効くんだろうか?とかねてから感じていました。
そこで、タラソテラピーについて調べてみると、意外に文献も情報も少ないんですねえ。とりあえず手近な文庫本を読んでその概略をまとめてみました。


【何に効くの?】

この本によると以下の病気に効くそうです。
①リューマチ
②外傷
③脊椎の静的障害
腰仙痛
座骨神経痛
④神経障害
下肢の麻痺
半身不随
⑤安定した代償性の心臓血管系の障害
⑥慢性呼吸器障害(喘息を除く)
⑦疥癬
⑧婦人科疾患
⑨代謝障害
肥満
セルライト
膠原病
⑩スポーツ活動に起因する疾病
肉ばなれ
腱炎と骨端炎
伸長
⑪いわゆる文明病
鬱病
精神的肉体的疲労
自律神経失調
早生更年期障害



【歴史】

要はかなり長い歴史があるということで、紀元前484年ヘロドトスが海の効能について述べていることから始まり、16世紀にはアンリ三世は皮膚の疥癬治療のために海水浴を行ったそうです。17世紀に、英国の医師J・フロイヤーが海水による最初の治療を行い、1847年にヒルシュ女史がセート(地中海に臨むフランス南部の港湾都市)に海水療法と太陽療法を並行して行う最初の施設「ラ・メゾン・キュルゲール」を開設し、その後も主にヨーロッパで海洋療法がおこなわれてきました。1869年頃ド・ラ・ボナルディエール博士が「タラソテラピー」なる用語を創始しました。



【種類】

バルネオテラピー、マッソ・キネジテラピーテラピー、エレクトロテラピー、エルゴテラピーの4種類があります。


 
  Ⅰ.バルネオテラピー
一般的にタラソテラピーといわれてイメージするのがこれではないでしょうか?
プール・入浴・ジェット・ファンゴテラピー(海泥療法)・アルゴテラピー(海藻療法)があるようです。

・プール
新鮮で汚染されていない海水を、消毒とかしないで天然のまま34℃~36℃に温めて使うのが大切なようです。この温度は海水中のイオンを皮膚から体に浸透させる効果が高くなるためだそうです。(本当にイオンが浸透するのか?)あと、筋肉の痙攣を抑えたり、痛みを和らげる効果もあるようです。
プールのような設備に歩行浴用、上半身用、ワークプール、足湯用などのエリアがあって、そこにつかることで、浮力や水圧を受けます。それが平衡感覚や歩行運動神経の回復に役立つというわけです。
入浴、ジェットはこれの変化形だとぼくは思いました。

・ファンゴテラピー(海泥療法)
鎮痛・消炎作用が期待できます。
汚染されていない海底の泥を使うのですが、いくつかのバリエーションがあるようです。①海水のバスタブに溶かして入浴剤として使う ②パックとして使う ③泥を肌に塗って滅菌ガーゼで覆う

・アルゴテラピー(海藻療法)
そのへんの海藻を取ってくればいいというものではないらしく、深海のひばまた類やこんぶ類を冷凍粉砕法で処理したものを使います。
使い方は、①入浴剤として使う ②海藻パックとして塗り、赤外線照射で温める ③海藻マッサージ


Ⅱ.マッソ・キネジテラピー
簡単にいっちゃうとマッサージや体操をすることです。


 
  Ⅲ.エレクトロテラピー
これまでのケアに電気を使ったものです。
電気の種類と治療の組み合わせについては読んでてもよくわからなかったのですが、とにかくいろいろ種類があるようです。
ただし、エレクトロテラピーはバルネオテラピーなどと結びついて二次的役割を果たすものです。

直流電流の使用
電極の使用による多大な活性効果・鎮痛効果
ノボカイン、サリチル酸塩と組み合わせた鎮痛効果
副腎皮質ホルモンによる消炎作用
低周波電流の使用
中周波・サイン波・交流電流の使用
高周波電流の使用


Ⅳ.エルゴテラピー
これについても簡素な説明しかなくてわからないんですが、本の内容をそのまま引用すると、医療施術方法のひとつであり、労働による機能の回復療法、となります。
具体的には運動感覚障害を治療するため、ドアの開け閉め、物の持ち運び、釘打ち、縫い物などを行うことです。



 
 
【海の何が効くのか?】

・海にはミネラル元素と微量元素が含まれていて、それらは皮膚から吸収される。吸収される程度は塩分濃度と温度が高いほど吸収されやすい。
・海水には抗菌性がある。
・海藻も良いらしい。
・海泥も良いらしい。
・海洋性の気候(ヨーロッパの場合だが)が良いらしい。



【タラソテラピーは家庭でやれるのか?】

ぼくはこれに興味がありました。真っ先に頭に浮かんだのはKNEIPP(クナイプ)ですね。それにぼくの家は海の近くにありますから、自宅でタラソテラピーができればとても楽なんです。
結論からいうと、自宅でタラソテラピーをやるのはちょっと難しそうです。

というのも次のものが必要です。
バスタブ
300リットルの水
8kgの塩(8kgってすごいよな)
3.5kgの硫酸ナトリウム
0.7kgの塩化カルシウム
0.35kgの塩化マグネシウム
少しばかりの新鮮なプランクトンと少量の抗生物質(ぜったいムリ)
いくらかの海藻

それに加えて次のことに注意しなければならないそうです。
海水は新鮮なものを用いること
海水は再生したものでないこと
海藻は海中でしか生きていないし、海中でしかオリゴエレマンを放出することもない




参考文献 『タラソテラピー 海から生まれた自然療法』 ジャック=ベルナール・ルノーディ 日下部喜代子訳 文庫クセジュ




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夏の海辺の朝の潮風・夕方の潮風…



 梅雨から夏へと季節が変わると、毎日暑くなりますね。特に最近は気温が40度になることもあって、命の危険を感じるほどです。
 都会では、早朝も夜もモアンとした暑さです。特に内陸部は独特の暑さです。
 海辺はそこまで暑くないんです。もちろん暑いんですが、都会の暑さに比べればずいぶん過ごしやすいと思います。
 夜には海からの風が吹いて、モアンとした熱気が払われます。早朝などは、ちょっと肌寒いくらいです。
 日中だって、日向は暑いですが、日陰に入って、風が吹いていればそれほどではありません。
 ぼくは夏の海辺の夜の匂いが好きです。早朝の澄みきった空気の張りが好きです。なんだか子供の頃の夏休みの記憶が思い出されます。
 ぼくの休みの日の楽しみとして、日中ウォータースポーツをして、家に帰ってシャワーを浴びて、ビールを持って、近所にある防波堤に出かけます。防波堤に座って、潮風を浴びながらビールをグイッと飲むんです。夕陽で空の色が刻々と変わるマジックアワーも楽しめます。
 潮風には適度の湿気と爽やかさがあって、家にいるよりも過ごしやすかったりします。防波堤のコンクリートに溜め込まれた太陽の暑さをお尻に感じながら、潮風に吹かれてビールを飲みます。1時間もすると半袖短パンの我が身には少し肌寒さを感じるほどです。
 クールダウンしていると適度な眠気が訪れます。
 朝はビーチを散歩します。澄んだ空気を深呼吸して身体の中に取り込みます。
 太陽が照りつける前の海辺は暑くはなくて、潮風が肌に心地よいのです。海の湿気が海岸沿いの丘に当たって、霧になります。うっすらと霧がかかったひそやかなビーチを歩いていると、心の奥がシンと静まるような感じがするのです。
 ベッドで固くなったからだが、軽い運動でほぐれて、一日の準備ができます。
 ぼくはこんな日々が過ごしたくて、海辺の田舎町に移り住んだのでした。










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