海の贈りものを受けとる場所
「海辺で毎日をていねいに大切に暮らしたいな」と思い続けてきました。
海辺の暮らしの中で気づいたこと
海のすばらしさ・楽しさ
ウォータースポーツの楽しさ
などなどをご紹介できたらいいな。
雨の日には、タープとテーブルとチェアを持って、海へ…
いつも欠かさない天気図のチェックを、今日もします。yahooの天気図とwindguruというアプリを使っています。
低気圧が本州の南岸付近に停滞すると、まあ多かれ少なかれ雨だし、海だって荒れることが多いですよね。ガッチリ張り切り気味のウォータースポーツの予定は立てにくいなあと思ってしまいます。
朝起きてみれば、案の定、雨で、海は荒れ荒れ。こんな日は、ダイビングもシーカヤックもサーフィンもできません。
そんなときにぼくはどうするかというと、家で本を読む…なんてことはせず、タープとテーブルとチェアとバーナーとコーヒーセットをバックパックに入れて、チャリで海に行きます。
ウェアは雨でも濡れない防水のウインドブレーカーと下は短パンとビーサン。いつもの服です。
人がいない入江が、家からチャリで5分ほどのところにあり、そこに向かいます。
タープを張って、テーブルとチェアを広げて、荷物は濡れないようにチェアにぶら下げて、準備完了。
早速コーヒーを淹れます。
タープのシートに雨粒が当たる音が、リズミカルで心地いいのです。そして湿気をたっぷり含んだ潮風が流れていきます。
妻が買い置きしていたバームクーヘンを一切れもらってきました。
それをお茶請けにコーヒーをすすります。
一応暇つぶし用の雑誌を持ってきましたが、それを読まなくても、ぼくはわりと長い時間、海を眺めていられます。
海の色、潮回り、潮目、波の様子、空と水平線の境、風の強さ・匂い・方向の変化、木々の葉の音、鳥の鳴き声…目を凝らし、耳を澄まし、肌に意識を集中すると、いつもよりずっと多くのことがわかります。
そんな中にいるだけで、身体の力が抜けて、緊張感から解放されて、心地いいのです。安らぐのです。その心地よさを味わっていると、2〜3時間は経ってしまいます。
妻や親しい海仲間に「そこまでする?」といわれることもあります。
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