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あんまり頑張らない

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 あんまり頑張らないようにしています。
 って、ぼく自身、もともとそんなに頑張るタイプじゃないのに、さらに頑張らないように意識するというのは、いったいぜんたいどういうことなのか?という、周囲、主に配偶者方面からの指摘・批判・糾弾などは当然あります。
 でも、頑張らないんです。

 ちょっと前、もう少し景気が良かった時期メディアなどで、日本人は働き過ぎだというような論調が聞かれました。欧米人は残業もそんなにしないし、プライベートを大切にしている。日本は遅れていると…
 最近は日本人はもっと頑張らなければ、という論調を耳にするようになりました。欧米でも働く人は日本人よりもハードワーカーだと…
 なんかいってることが正反対ですが、メディアなんてそんなものです。

 そういう周囲のことにまともにとりあっていると、2、3年ごとに自分の価値観が180度変わってきてしまうので、要注意です。

 ぼくは昔から、そしてこれからも頑張らないのであります。

 よくいつもせわしなく何かやっている人や、何をやるにしても急いでいる人がいますが、ぼくはそういう人のそばにいることが苦痛です。
 で、そういう人が急いでいるようだから何から重大なことがあるのかな、なんて見ていると大したことはなかったりします。
 たとえば駅で、エレベーターの右車線を急いで駆け上がっていく人がいますが、こういう人がその先何をしているかというと、意外にホームで、ボーッとしていたりします。別に電車が行ってしまったわけでもないの…
 いったいさっきまでの急ぎは何だったのか…

 せわしない人や急いでいる人のそばにいるだけで苦痛なのは、その人が発しているリズムが自分にうつりそうになるからなのだなーと最近気がつきました。
 不思議なもので人というのは、周囲の人の気分に影響されるようなところがあります。サッカー観戦なんかで、みんなが興奮していると、普段冷静な人でも興奮したりします。

 そういう感じで周囲に影響を受けるのはイヤだなと思っています。
 特にせわしなくなったり、急いだりするのは避けたいなーと思います。そんな気分になりそうなときは、海を眺めながら、深呼吸をして、丹田呼吸法をして、自分自身のことに意識を集中します。そうするとだいぶ普段の自分のペースに戻ります。

 今思い出したんですけど、頑張らないというテーマでした。
 そうそう、頑張るというのは、普通の自分以上のアウトプットを出そうとすることだといいかえてもいいかもしれません。それは自分で自分を追い込むという時もあるでしょうし、周囲から促されて、頑張らざるを得なくなるという時もあるでしょう。
 そういう普段の自分と違うことをあんまりやらないほうがいいじゃないの?というのがぼくの基本スタンスです。
 特に周囲の期待に応えようとして頑張るというのは、ぼくからすればもってのほかというか、愚の骨頂というか、なんちゅうか、まあそういう感じなんです。
 そんな時は自分に「そんなに他人に好かれたいのか?」「そんなにいい子になりたいのか?」とツッコむようにしています。

 自分が頑張ろうと頑張るまいと、海は相変わらず、潮は満ち引き、波は寄せています。


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