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水中スレートを使いやすくするためのちょっとした工夫




 水中スレートをいまだに使っています。

 あっそうそう、水中スレートっていうのはスキューバーダイビングで使うもので、プラスチックの薄い板なんですね。で、水中で会話ができないから、スレートに字を書いて意思疎通するのに使います。

 最近はマグネット式の書いて消せる方式(いわゆる玩具の「せんせい」の水中版です)の水中スレートを使っている人が多いですね。
 でもぼくは相変わらずシンプルなスレートです。
 かさばらないのと壊れにくいのと、もし壊れても流されても落としても惜しくはない程度の消耗品だというのが大きな理由です。
 マグネット式スレートや水中ノートも試しましたが、なんだかんだいってスレートに戻ってしまいました。

 スレートなど持っていないダイバーもたくさんいます。ハンドシグナルでいいじゃんということでしょう。確かに。ガイドでもないし。
 でも、ぼくは忘れっぽいし、特に水中で窒素を吸うと忘れっぽさに拍車がかかるので、スレートにメモします。あとはガイドや他の人が気がつかない珍しい生物を発見することが多いので、それを伝える場面がワリとあって、スレートを持って潜ります。

 でも、この水中スレート、今使っているものにたどり着くまでにはいろいろ試しました。
 大きさや厚さや書く鉛筆の留め方で使い勝手が違ってくるからです。
 特に鉛筆をどう固定するかというのが使い勝手に大きく関わってきます。
 すごくシンプルに考えるとスレートに紐で繋いでおけばいいわけですが、そうするとその紐が絡まったりします。
 で、ある製品に出会いました。
 それは鉛筆をゴムのチューブでスレートに繋いでいるというもの。
 これならゴムですから絡まることはありません。
 ただその製品のゴムチューブは少し長すぎました。そして鉛筆を固定するためのプラスチックのホルダがスレートに接着固定されていたんですが、それがすぐにとれてしまいました。
 ぼくは鉛筆をブラブラさせておきたいというか、ブラブラでも固定でもどっちでもいいけどメンテフリーにしておきたかったんです。
 なので、ホームセンターへ行って適当なゴムチューブを買いました。値段は20円だったかな。
 それを自分の気に入る長さ-つまり字が書ける程度でブラブラさせてもうっとうしくない-に切って、スレートの穴に縛りつけました。
 今もそれを使っています。ゴムが劣化したら取り替えればいいだけです。

 ちなみにスレートを使い勝手よくするには他にもコツがあります。
 ひとつは鉛筆の長さ。鉛筆の長さは短い方がいいです。もうグローブをはめた手でギリギリ持てるくらいの長さですね。
 それから鉛筆の芯はとがらせないで適度に出てる程度にしておいたほうがいいです。これは芯を折れにくくするため。
 もうひとつは書いて消してを繰り返しているとだんだんスレートが薄汚れてきてしまいます。
 そうしたらクレンザーでゴシゴシ磨いてあげるとキレイになります。

 以上、現場から中継でした。





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