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タコのカルパッチョの夕べ

 


 鮮度のいい魚が安く手に入ります。
 週末にやる朝市に行くか、漁港の直接販売所に行くとその日揚がった魚が、スーパーなどより安く手に入ります。あとは近所の人からもらうとか、自分で釣ってくるとか、そんなこんなで魚については恵まれた環境です。

 ぼくは魚や貝や海藻などの海の一族が大好物です。
 世界的な水産資源の減少が懸念されている昨今、ダイバーでもあるぼくは、自分の嗜好がいささか問題というか矛盾を含んでいるんではないかと考えちゃったりしますが、そういう世界的な問題を考えるのは来年の正月からにして、自分の好みがそうそう直るわけでもないので、まっいいかっ、と相変わらず魚を食べています。

 先日は生きた地ダコが手に入りました。
 生きた魚介類をさばくのは、我が家ではぼくの仕事です。相方は料理はしますが、さばくのはダメみたいで、ぼくが担当します。
 ちなみに魚介類をさばくのは慣れているぼくですが、以前生きたニワトリをさばかなくてはならなくなって、初めてのことで、いろいろ教えてもらいながらやりましたが、やはり生き物の命を奪った感がしばらく残りました。

 まあ話を戻すと、タコだけだとなあ、もうなんというか栄養のバランスというか彩りというか、物足りないなあと思い、海でちょうどヒジキがいい感じに育っていたので、ヒジキを採ってきました。

 タコには申し訳ありませんがありがたくお命をいただきました。
 足の太い部分の何本かは刺身にしました。
 足の細い部分とか、胴体の部分は、カルパッチョにすることにしました。我が家ではみんながカルパッチョが好きです。オリーブオイルであえてニンニクとバジルを刻んだのと、塩といろいろなスパイスが混ざっているマジックなんたらという製品をかけて、ぼくの好みで、しょうがをすりおろしたのを入れて、ざっくり混ぜて、しばらく冷蔵庫に入れておきます。

 その間にヒジキを下ごしらえして、醤油と砂糖で甘辛く煮ました。
 海藻類ってのは採ってくるのはいいんですが、砂を洗い流して、食べやすいところを選ぶという作業に手間がかかります。それも我が家ではぼくの仕事です。
 特にヒジキに関しては、大きく成長しすぎた部分が固くて食べにくいので、そういうのをきれいに除くのが、おいしいできあがりのために大切なプロセスです。
 
 できたカルパッチョはガラスの器によそって、庭でとれたイタリアンパスレーを彩りでのせました。
 刺身も大皿にならべて、わさびを添えました。
 我が家では、鮮度のいい刺身を食べるときは、醤油と雪塩とワサビ塩とコンブ塩を用意して、味の違いを感じながら食べることにしています。
 ヒジキの煮物は深い器に盛りつけました。
 あとはビールをプシッっとあけてグラスに注いでゴクゴクゴクと飲むわけですね。

 こんな風に書くと「まあステキなLOHASな海辺の暮らし」ってな感じになってしまうかもしれませんが、まあ、どうでもいいけど、うまいものが食べられるのはシアワセですっていうことで…





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