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あえて今のサーフィン状況に苦言を呈してみたいと思います

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 ぼくはサーフィンをかれこれ20年以上やっています。
 やっぱり海が好きで、サーフィンならではの面白さが確かにありますから…ただ今回はちょっと苦言を呈することを書いてみたいと思います。

 ぼくがサーフィンを始めた頃は、大きな流行が過ぎ去って、廃れて、ちょっとビンボー臭くてダサいとされていました。ウインドやスキューバーダイビングをする人はいてもサーフィンをする人は少なかったのです。
 というわけで、ポイントも空いていましたし、サーフィンをしている人もだいたい顔なじみでした。

 その後、芸能人がサーフィンをやっているとかいうあたりから、サーファーは増えました。ポイントも混み始めました。

 基本的にサーフィンは好きですが、正直、湘南や外房や伊豆で乗るのは嫌いです。それは人が多すぎるから。
 よく湘南あたりのサーファーが「サーフィンをやっていると本当の自分に戻れる」とか「地球のリズムと一体になっている感じがする」なんていってますが、あんなの嘘っぱちで、少なくとも湘南でのサーフィンは、小さな波に乗るために、狭いポイントに人がひしめいて、波の取りあいです。
 たいして大きくもない波をセコセコ追いかけている、そんな感じのスポーツです。
 見栄えのいい高価なボードを見せびらかして、なるべくボードにキズがつかないようにソーッと波に乗っているような人もいます。

 たまに外房や茨城の人のいないところで乗ってますが、そうすると後からサーファーが来るんですね。
 誰か入っていればいい波が来るんだろうということと、独りでゲレンデにいるのは流された時怖い、誰かいれば安心というのもあるんでしょう。サーファーもずいぶん弱っちくなったもんです。

 セイリングやスキューバーダイビングやシーカヤックもやるぼくとしては、今の一部のサーファーの状況は、ファッション化してしまって、軟弱で、バカらしく感じます。
 他のウォータースポーツは少なくともサーフィンよりは、自由で満足感が高いものです。よりナチュラルで、自然と向き合い、海遊びの楽しさを追求したものです。
 つうか、遊びなんだから楽しむのが当たり前じゃん。

 ぼくがサーフィンを始めた頃を懐かしんで、あえてオヤジサーファーとして、サーフィンの現状を嘆いてみました。チャンチャン。



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