海の贈りものを受けとる場所
海遊びで手に入れる自由
自由っていいですよね。でも、世の中に完全な自由なんてないといっていいでしょう。
この文章では自由の制限について、権力により自由が制限されているというよりは、社会でみんなが不愉快な思いをしないように生きていくためには、法律やルールやマナーが必要で、結果として自由が制限されているという文脈で語ってみたいと思います。
強権的な誰かが権力を行使することもあると思いますが、それよりはみんながヤイノヤイノ言っているうちに、法律やルールやマナーが増えていくことも結構あるよな、ってぼくは思うんです。
まったくの独りで生きていくことが現実的でないですから、他者と関わりながら生きていかなければならないので、法律やルールやマナーは発生します。
ぼくだって、電車の中が、足を組んで座り、酒を飲みながら、大声で話す人ばかりになったら、「もうちょっとマナーを守れよな」と思ってしまうでしょうから、ぼくのいっている自由の制限はお互い様なのでしょう。
ただ、自由か不自由かの0か1かではなくて、比較的、ルールやマナーが少ない生き方がある、あるいはそういう場所があるんじゃないかとも思います。
ぼくが見つけたポイントは、次の2つです。
ひとつは人口密度。人口密度が低い方が他者への配慮が少なくて済むので、ルールやマナーが少ない傾向があるように思います。
もうひとつは組織やチームに属さないこと。組織の中に自分の居場所を作るとすれば、他者への配慮が必要なため、ルールやマナーに気をつけなければなりません。
ぼくが海遊びが好きなのは、この2つを満たしながら過ごせるからです。そこでは少しだけ自由になれます。残念ながら仕事では組織に属しているので、休日だけは、組織やチームから離れて自由でいたいと思っています。
人がいない海を1人でシーカヤックで進んでいく、他人のいない入江でキャンプをする、たとえばそんな過ごし方です。
週末の休日に手に入れるいつもよりも少しだけ自由な時間。それを楽しみに日々暮らしています。
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