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海辺の暮らしでは、虫や動物よりも化学物質の方が怖いと思うわたくし



 わが海辺の田舎町には何年かに一度都会から引っ越してくる人がいます。
 狭い町なのでだいたいわかってしまうんです。
 どうしてわかってしまうかがみなさん不思議なようなので、一応解説しますと、不動産屋や地銀関係者や工務店関係者が、昔からの知り合いだったり、同級生だったり、子供が同級生で親同士も友達だったり、親戚だったりするから…
 それはおいといて、都会から移住した人がつまづくポイントというのがありまして、塩害とか湿気とか虫とか、そのあたりが多いところです。
 特に女性は、ヘビとかムカデとかゲジゲジとかすごくでかいクモとかリスとかタヌキとかイノシシとかとかとか、まあそのあたりに慣れるか慣れないかで、定着するか、また引っ越すかが分かれるような気がします。
 家族であっても、奥さんやお母さんがもう引っ越したいといえば、無視するわけにはいかないですもんね。
 ぼくはいろいろな虫や動物がいる環境の方が、いない環境よりも、より健全だと思っています。
 大学の同級生で、各種防虫剤を発売している会社で働いている奴がいて、そいつとはなんだかウマが合うようで、酒を飲みながらいろいろな話をしますが、そうすると殺虫剤・防虫剤というのは普通に使っているけれど、まあできるなら使わない方がいいとのことです。
 そういわれれば、虫が死んじゃうんだから、人間にも害があっても不思議じゃありません。
 法律で基準があって、人間に害がない範囲になっていると思いますが、それでも日常的・反復的に接すれば、何らかの影響はあるかもしれません。それに人って個人差があります。すごく強く影響を受ける人もいるかもしれません。
 都会では、ドブネズミとかハトとかカラスといったようにある種の動物だけが数が多くなることがありますが、これは動物のいる環境が自然の淘汰が起きない状況になっているからではないでしょうか。
 田舎だと、そういうことってあまりありませんし、ある年、ある種の動物が増えても、翌年とか翌々年にはまた元のバランスに戻ることが多いです。
 マムシとかムカデって毒がありますし有害ですから、そりゃ気をつけなければいけません。でも人間の方からちょっかいをかけなければ、まあ刺されることはありません。それに人間ってたぶん何千年か何万年か知りませんけど、こういう有毒生物がそばにいるところで暮らしてきたんですよね。だからやたら怖がるのはどんなもんなのかなあーって思います。
 それより一吹きで一晩中蚊を殺す効果が持続する…みたいな化学物質の方がよくわからないだけに、ぼくは怖いと思いますね。
 いくら理屈をいっても怖いものは怖いでしょうけど、ちょっと考え方を変えれば、その先に楽しい海辺の暮らしが続いていたかもしれない…なんてタラレバの話をしてもしょーがないですね。





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