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海辺で楽しく過ごす時間を最優先した人生・人の価値観などについて

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 ぼくは要領がいい方ではありません。
 よくどんな状況でも人間関係でも、うまく対応できて、とても頭のいい、感じのいい人がいますが、「ああすごいなあ。でも自分には無理だろうなあ」と思ってしまいます。
 金持ちになりたいとも思いません。
 いわゆる世間的に成功したいとも思いません。

 一時期「ヒルズ族」なる人がいて、IT関係の会社を立ち上げて儲けて、成功者だというような扱いがされていましたが、その暮らしの魅力がよくわかりません。
 人それぞれ価値観はいろいろだと思うので、別にかまわないのですが、こんなにも価値観って違うんだなー、とその開き具合に感心したものです。

 のんびり、ブラブラ、テキトーに暮らしているぼくのような人間は、そういう成功者の人から見たら、たぶんよくわからないでしょうね。
 ぼくが大切にしているのは、時間です。海で楽しんでいる時間…
 人なんていつ病気になるかもしれないし、死んでしまうかもしれないと、かなり本気で思っています。
 なので、ぼくにとって時間は有限で貴重です。その大切な時間を自分の好きな海で使いたいのです。

 社会的に成功していないし、貯金もないし、その日暮らし。それは自分が選択した結果としてそうなっているわけです。

 話しは変わりますが、ぼくの家のそばにすごく広くて立派な海べりに建つ別荘風の邸宅があります。近所なのでなんとなく様子がわかるのですが、使われているのは1年のうち夏の数回くらい。
 どうしてか知りませんが、もし忙しくて別荘に来れないんだとしたら、ぼくにとってその人の生き方はまったく無価値です。

 ぼくであれば、豪華な別荘を建てる仕事よりも、粗末でもいいから海で過ごす時間を得られる仕事を選択するでしょう。
 どの価値観が良い悪いということでは、「もちろん」ないわけですが、ぼくにはぼくの価値観があって、しかも人生は1回きりで、複数の選択はできないので、今の生き方を選択しているということです。

 また話しが変わりますが、(都会の)人と会話していて「海辺に住んでいるんですかー。いいなあー。うらやましいなあ。自分も海辺に住みたいなあ」といわれることがあります。
 その人には事情があるんでしょうが、本当に海が好きなら、本当に海辺に住みたいなら、たった一度の人生を選択するとしたら、どんなハードルも越えて海辺に住むでしょうから、その人が現在海辺に住んでいないとしたら、それはそういう価値観の現れだといっていいと思います。

 人っておもしろいですね。
 なんて考えながら、のんびり海辺を散歩して「気持ちいいなあ」なんてつぶやいている今日この頃です。


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