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『彼女が水着にきがえたら』『波の数だけ抱きしめて』ってよかったですね



 オジサン、オバサンには懐かしく、若い人には何のことやらって話しなんですが、昔『彼女が水着にきがえたら』っていう映画がありました。似た路線で『波の数だけ抱きしめて』っていう映画もありました。
 ホイチョイプロダクションが製作した映画というのは、お気楽で、テンポがよくて、ポップで、若者向けなんですが、深刻じゃない感じがいいんですね。映画は人それぞれ好き嫌いがありますが…
 なんといってもバブル前の日本経済が上り調子の時期の話しなので、脳天気で楽天的です。そしてゴージャスでバブリーです。

 ぼくはその映画が好きでして、当時すでに海好きだったぼくに大きな影響を与えました。

 まあ、それは良し悪しなんですが、若い頃の経験というのは、その人の考え方に大きな影響を与えることが多いような気がします。
 というわけで、ぼくも影響を受けたわけですね。

『彼女が水着にきがえたら』はリアルタイムでは見ていなくて、レンタルで借りて見たんですけど、クルーザーは出てくるは、マリンジェットは出てくるは、スキューバーダイビングは出てくるは、ウインドサーフィンは出てくるはで、お金持ちがやるっぽいマリンスポーツがほとんど網羅されているわけです。
 その冗談みたいにあり得ない設定がよかったですね。
 海好きにとってはあんな暮らしがしてみたいと思わせるものでした。


『波の数だけ抱きしめて』は大学生友達が湘南でミニFM局をやる話しなんですが、サーフィンがダサいスポーツとして出てくるところが、あの頃の雰囲気を出していました。
 そうなんです。当時、サーフィンはブームが去って、金のない奴がやるマリンスポーツだったんですね。若者はもっと金のかかるマリンスポーツ -ウインドとかスキューバーダイビングとかヨットとか- やってました。
 サーフィンが再び盛り上がってくるのは、バブルがはじけた後で、キムタクとか芸能人がサーフィンしているっていいだしてからです。

 で、海遊びの状況って、今思えばバブルの頃が最高潮だったんだなということです。
 いまだに『波の数だけ抱きしめて』を超える贅沢なマリンスポーツ状況はないと思うんですね。

 カイトサーフィンもシーカヤックもSUPも贅沢ではなくて、より質素になったものですし、ブームというにはほど遠いマイナースポーツです。
 サーフィンが盛り上がっているのも、比較的金がかからなくてできるからという面もあるからではないかなーと推測しています。

 マリンスポーツ状況は、全体として地味で節約型の方へ向かっているといえるかもしれません。
 おかげでスキューバーダイビングは、ポイントが昔ほど混まなくて快適ですし、ダイブサービスの料金もリーズナブルになってきました。

 海で遊ぶならパーッとカッコよく遊ぼうという勢いみたいなものは、ぼくはこの映画から影響を受けていると思います。
 海が好きならどっぷりそれに浸かろうという点も影響を受けていると思います。







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