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海道具を運ぶには カーキャリアは何を選ぶか

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さてさて、海遊びをするみなさんは、道具の持ち運びをどうされていますか? サーフィンなんかは比較的小さくて軽いわけですが、ウィンドサーフィンやシーカヤックなんて運ぶのが一苦労ですね。

ぼくが海で見ていたり、知り合いがやっている様子を見ていると、みなさん海道具を運ぶためにいろいろ工夫をしているようです。海辺生活向上のための工夫をまとめてみたいと思います。

まず海道具を運ぶといった時に、何を、どこからどこまで、運ぶかによってずいぶん違いがあると思うのです。
サーフボードとウィンドサーフィンの器材は違うでしょうし、海辺の家からビーチまで運ぶのと車で遠くの海に行くのとではだいぶ違うと思うんです。

このあたりの違いを踏まえて、それぞれみなさんがどうやって海道具を運んでいるかまとめてみましょう。




 
 【サーフィン】


■海辺の家からビーチまで

徒歩で海に行けるのであれば、サーフボードを運ぶのってそんなに苦ではありませんね。ぼくの感じだと、ロングボードなら20分くらい持って歩いても大丈夫です。

海まで歩いて行くには遠い方がいらっしゃいます。そういう人はチャリか原チャリを使うことが多いんじゃないんでしょうか。
チャリや原チャリを使う場合、ぼくの近所ではみなさんたいてい自転車サーフボードキャリアといった専用キャリアをつけています。ご存じの方が多いと思いますが、U字型のホルダーを前後2つチャリや原チャリにつけるんですね。
たいていの人が右側につけています。茅ヶ崎、辻堂あたりではビーチクルーザーにサーフボードホルダーという人をよく見かけます。土地が平らだから変速機が付いていない自転車でもOKなんですね。いいですね。




 
 ■ 車で海まで

「いつも海には車で行くよ」という方、結構いらっしゃると思います。海辺に住んでいても遠くの海に行くことがありますもんね。そんな方がサーフボードを運ぶとすると、どうしてるんでしょう。

ショートボードなら車内に載せる方が多いですね。これはキャリアに載せるのに比べて、簡単だし、ボードが傷ついたり盗られたりする心配もないしで、一番いい方法でしょうね。

ただロングボードだったり、ボードを何枚も持って行く場合だったり、大勢で行く時にボードを車内に載せられない場合があります。そういうときはカーキャリアの登場です。

キャリアはいろいろなメーカーから出ています。
主なメーカーは…
THULE
TERZO
inno (旧RV-inno)
の3社ではないでしょうか?

だいたいどこのメーカーもベースキャリアと載せるものに応じたアタッチメントから構成されています。
ベースキャリアというのはカートップに取り付けるための器具と横の棒のことです。よく車についているのを目にしますねー。
アタッチメントというのは、サーフボードを載せて簡単に固定できるとか、ウインドサーフィン用のマストが固定できるとかシーカヤックを固定するための専用の受け皿みたいなヤツとか、まあそういう荷物に応じたオプショナルパーツのことです。

メーカーにより、また車の種類によりますが、ベースキャリアでだいたい12,000~20,000円くらいでしょう。(下の方に比較表を載せました)

 
 
サーフボードの場合、最低ベースキャリアと縛り付けるロープみたいなものがあればいいんです。ロープみたいなものもカーキャリアメーカーのだと3000円とか5000円とかして高いんですが、ホームセンターとかDIYの店だと数百円で似たようなものが手に入ります。

ぼくはぶっといゴムのヒモを使ってます。おぼろげな記憶ですが2本で500円しなかったと思いますね。ゴムを使う時はどうしても潮で痛みやすいので、切れとかよれ具合を使う前にチェックしたほうがいいです。万が一走っている時に切れると事故になる可能性があります。

これ、やってみるとわかるんですけど、毎回サーフボードをキャリアに縛り付けるのって結構面倒くさいんですよ。そこで出てくるのがサーフボード専用アタッチメントなんですね。
ぼくは使ったことがないんですけど、サーフボード専用アタッチメントというのは、簡単にサーフボードが取り付けられるオプショナルパーツなんです。






 
 【ウィンドサーフィン】


■海辺の家からビーチまで

ウィンドサーフィンにはボード、マスト、セイルといった大物器材が必要ですね。ボードもサーフボードよりも長さも厚みもあって運ぶのはよりたいへんです。

海辺に住んでいるウィンドサーファーを見ているとたいてい自作のキャリーを作って、海まで運んでいるようです。ホームセンターやDIYの店で売っているパイプを切って、つなげて、タイヤをつけて作っているそうです。
やっぱり道具が多いと運ぶのもたいへんですね。たいていボードを載せる部分とマストセイルを載せる部分とその他の軽器材を載せる部分に分けられるように仕切ってあります。

ウインドの場合、サーファーのようにチャリや原チャリで移動できないので、海辺に住む時にはビーチまで徒歩圏内で家を探して、せいぜい歩いて20分以内のところに住んでいる人が多いようです。


■車で海まで

ウインドの場合、車で海まで行くとなったらキャリアは必須です。ボードが長いので、余程の車でないと車内に積めません。
やはりウィンド用のボードに対応したアタッチメントがあったりします。




 
 【シーカヤック】


■海辺の家からビーチまで

シーカヤックに必要な大物器材は、カヤック本体とパドルです。カヤック本体は長いものだと5m、重さが30kgくらいありますから、なかなかたいへんです。

家からビーチまでは市販されているシーカヤック用のキャリーを使っている人が多いみたいです。キャリーはだいたい10000円くらいでしょうか。これも自作している人がいます。ウィンドサーフィンのキャリーに比べれば難しくありません。

ウィンドサーフィンの場合と同じように、最初からシーカヤックをやる気で海辺に住んでいる人は、海まで歩いて行ける範囲内で家を探しています。しかもキャリーがスムースに動けるように、段差や急な坂がないルートを把握して家を決めています。




 
 ■ 車で海まで

シーカヤックを車で運ぶにはキャリアが必要です。シーカヤックを直接ベースキャリアに載せるとシーカヤックの塗装面が痛んでしまうことがあるので、専用のアタッチメントをつけている人が多いですね。

それから30kgものシーカヤックを車の天井あたりまで持ち上げるのって、大人一人だと結構ツライんです。ヘタすると車を傷つけたりしかねないんですね。なので天井に載せやすくするローラーなどのアタッチメントも市販されています。

そうそう、ついでに車のことにも触れておきましょう。サーファーにしてもシーカヤッカーにしてもカートップに器材を載せることがわかっている人は、あまり背の高い(全高の高い)車を選ばないようです。
それは積むのが大変だから。
サーファーがステーションワゴンを選ぶことが多いのはそんな理由もあるんですね。できれば背が低くて車高(路面とボディの間の高さ)が高くて4輪駆動というのが望ましいでしょう。






 
 【スキューバーダイビング】


■海辺の家からビーチまで

スキューバーダイビングを自分家のそばでやる人は、人数としては多くないと思いますが、いることはいますね。その場合タンクは海辺のダイブサービスに用意されていることが多いですね。そのケースを想定して考えてみましょう。

とすると持っていく荷物は重器材と軽器材です。

よくあるパターンその1としては、メッシュバッグに入れて、それをよ荷物運び用のキャリーにくくりつけて運ぶです。ぼくはこの方法で器材を運んでいます。

パターンその2は、最初からキャリーになっているバッグを使うことです。旅行用のキャスターがついたトランクと似ていますが、違うのはたいてい荷室が2つに分かれていて、濡れ物と乾き物が分けて入れられるようになっています。買うと20000円くらいします。

パターンその3は、自作のキャリーを作るというものです。プロのガイドやインストラクターがよくやっているんですが、プラスチックの衣装ケースで、上面が開くタイプのものに、自分でキャスターをつけるんです。プラスチックのケースにロープを縛り付けて完成。伊豆辺りに行くと、ロープを引っ張ってガラガラとポイントまで器材を運んでいる人を見かけます。


 
■ 車で海まで

スキューバーダイビングの器材はたいてい車のトランクに入ります。セダンでも2人分くらいは入ります。なのでよほどでないとカーキャリアを使いません。
ただ4人とか5人がフルに乗る場合、トランクに全員分の器材は積めません。そういう場合は、キャリアにルーフラックという物を載せるためのアタッチメントを付けて、そこにダイビング器材を載せます。そうすると濡れ物を車内に入れないですむので、汚れ&錆び&臭い防止になります。






さてさて参考になりましたでしょうか?

まとめなんですが、海遊びをする場所まで器材を運ぶのって、頻繁に海遊びをするほど、苦になるんです。ですからできるかぎり工夫して快適にするのがいいと思います。

「器材を運ぶのが面倒くさいから、海遊びしなくなっちゃった」なんてちょっと寂しいですもんね。

車を使う場合は、自分がやるウォータースポーツというのはわかっているわけですから、それに適した車を選んで、できれば器材は車内に積むのがいいと思います。

そのメリットは、積む手間がかからない、飛ばされたりはずれたりする心配をしなくていい、盗難の心配しなくていい、器材が傷つく心配をしなくていいなどといろいろあります。

以下に主要3メーカのベースキャリア一覧とウォータースポーツ用のアタッチメント比較表を載せます。


 【サーファー・ウインドサーファー・シーカヤッカー・ダイバー向けマリンスポーツカーキャリア比較表】


photolifestylesurfcarriertable1.gif


photolifestylesurfcarriertable2.gif


あとこんな記事も書いてますのでご覧ください。

カーキャリアにシットオン・カヤックを積むときどうしてますか?




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