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波の背に夕陽が当たる美しさ



 海辺で夕陽を見るの好きですか?っていきなり訊いてますけど…
 ぼくは好きです。
 まぁ簡単な言葉でいうとキラキラしてきれいだから好きなんですよね。
「あぁなんだ、そんなのよく知ってる。みんな知ってるよ。夕陽ときれいだよね」と思った方もいるでしょう。ただ、もう少しいわせて欲しいわけです。
 それはたとえばシーカヤックをしているとき。
 海岸沿いに今日の目標地点を目指しパドリングしていると、日が傾いてきて、波立つ水面に当たって、万華鏡のようなんです。そんな光の乱反射の中を進んでいく気持ちよさ。
 シーカヤックは水面と目線がとても近いんです。
 その美しさがハンパじゃないことをぼくはいいたい。
 あるいはスキューバーダイビングをしているとき。
 潜っていて、そろそろ浮上だという頃。水面に頭を出すと、そこは夕陽にきらめく水面です。まばゆいばかりの光の中に自分がいます。海という大きな自然、そして世界に満ちる光。
 一瞬自分が違う世界に行ってしまって、元の世界には戻れないのかと思うくらいです。
 ビーチでノンビリしているとき。
 ひとしきり海遊びをした後、ビーチで身体を休める時間があると思います。身体は疲れと日焼けでぐったりしています。
 ビーチから海を見ると、打ち寄せる波の向こうの水面に夕陽が当たっています。日によっては夕陽の道ができていることもあったりします。
 疲れが癒えるまで、いつまでもその光を見ていたいと思いますが、それが束の間の時間であることもよくわかっています。
 やがてあたりは闇になるでしょう。
 海辺でキャンプしているとき
 シーカヤックでひとしきり漕いできて、今日の目的地に着きます。今日はここで一夜を過ごすのです。そんな風に海辺でキャンプするのが好きです。
 テントを張って、焚き火をおこし、夕飯の準備をします。チェアを出して、ビールを飲みます。岩場の向こうの海には夕陽が沈もうとしています。
 波の背にあたる光がきらめいています。そして近くには焚き火の日が揺らめいています。
 酒はビールからウイスキーに代わり、身体を酔いが包みます。
 日は岬の向こうに沈んだようです。空には、わずかに太陽の光が残って、一面、紫から青のグラデーションになっています。
 何十年も海遊びをしてきて、とても美しい夕陽に何度か出逢ってきました。
 こういう美しい瞬間を体験できることも自然と接する遊びの醍醐味のひとつ。そういう瞬間に遭遇する感動はやっている人にしか味わえないし、スマホの画面からは伝わらないものです。








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