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離島を旅して思うこと



 離島が好きで旅をします。伊豆七島は若い頃からよく行きました。
 これまでの離島旅で、一番印象的だったのは、やはり小笠原の母島でしょうか。
 離島を旅していつも思うのは、こんな絶海の孤島で暮らすってどんな気持ちなんだろう?ということです。
 今は定期船が就航していたり、航空便があったりするので、まだわかりますが、50年とか100年前は、いったいどんな日常生活を送っていたんだろうって思います。
 ぼくの子どもの頃、昭和60年代だと、ちょっとした離島に行くと、少し雨が降らないと断水になったり、台風が来ると停電になったりしました。台風が続くと、露骨に宿のメシが質素になっていったのを覚えています。
 離島の旅がフツーに快適になったのは、この20?30年じゃないでしょうか。
 っていうか、そもそもよくこんな絶海の孤島に人類は辿り着いたなあって思います。
 古代の人類の移動についてまとめている書物はいくつもあって、それらを読むと、かなり昔から(たぶん紀元前数千年という感じ…)、人類はポリネシア?ミクロネシア?東南アジアを意図的に行き来していて、地理的にも把握していたそうです。
 いやはや人間ってすごい。
 ぼくなんかは、シーカヤックで、現代の装備で、伊豆大島に行くのにもかなり勇気を振り絞るのに、昔の人は、丸木舟とかサバニみたいなもので、よく船出したよなあと思のです。
 人間っていろいろなことができるし、ぼくもまだまだ何かできるんじゃないか、自分の能力を全部使い切っていないんじゃないかって反省したり、励まされたりもします。
 そんなフシギやギモンが頭の中に渦巻いて、知的にワクワクしてしまうのも、離島旅のおもしろさです。
 ぼくは離島に渡る船のデッキで、夕陽を眺めながら、そんなことを考える時間がとても好きです。









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