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材木座 神奈川県鎌倉市 ☆

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材木座 神奈川県鎌倉市



【コメント】


夏目漱石の小説を読んでいると、鎌倉がでてくることがあります。あれは三四郎だったっけ? 行人だっけ?

それから昭和20年代の由比ケ浜、材木座あたりの写真を見たことがあります。もちろん堤防なんかない。スカイラークガーデンもない。
当たり前ですね。
松林と砂丘のような砂浜、そこに人が歩く小道。

それから小津安次郎の映画だと北鎌倉で物語が繰り広げられることが多いのだけれど、そのうちのひとつに海沿いをサイクリングするシーンがあります。結構遠く(確か茅ヶ崎)まで行くのだけれど、今とは風景がずいぶん違うのに驚いた記憶があります。

材木座と聞くと、なんとなく思い浮かべるのは、古きよき時代の湘南の風景です。実際は見たこともないのに、断片的に得た情報を組み立てて、昔の風景を頭で勝手に再構成してしまいます。
なんか病気みたいですね。
例えば和賀江島、大崎、遠くに見える稲村ヶ崎、そんな風景を眺めていると鎌倉時代から綿々とこの地で営まれてきた人々の暮らしを想像し、その風景を想像してしまいます。

ぼくにとって材木座という名前には、そんな付録がいっぱいついています。

実際、材木座を歩いてみても、どことなく田舎っぽい風景が残っています。細い路地、神社仏閣…
そんな中に車がシュンシュン通り抜ける134号線、おしゃれでカリフォルニアに建っていそうな家々、湘南っぽいおしゃれな店、ウインドサーフショップの青い屋根、向こうには逗子マリーナ。

由比ケ浜ほどではないにしても夏は多くの海水浴客で賑わいます。
ぼくの打ち立てた法則-電車の駅から遠い海ほどアッパーな雰囲気になる-を当てはめると、鎌倉駅から徒歩10分程度で来られる材木座は、鵠沼海岸並な客層のはずで、実際は鵠沼海岸ほどではないのですが、10代から20代前半までの「本当の海の良さなんかわかってんのか?」みたいな、ヤリヤリな若人がたむろってます。
古都鎌倉のイメージに程遠い雑な風景は、昔の自分を見るようで心が痛むので、ぼくは夏の電車が動いている時間にこのあたりに近づきません。


■アクティビティ

材木座はウインドのメッカです。セイリングも盛んです。隣の由比ヶ浜にはサーファーが結構いるのに、材木座にはほとんどいません。ふしぎですね。
あとシーカヤックもできます。波はたいてい穏やかなのでエントリー・エキジットは楽です。
釣りは和賀江島から逗子マリーナにかけての岩場ならできなくありません。



【評価】


■水の美しさ ☆

■砂浜の美しさ ☆

■景色 ☆

■アクティビティ セイリング、ウインドサーフィン、サーフィング、シーカヤック

■自然の豊かさ ☆

■ノンビリ度 ☆

■トイレ 有

■駐車場 有

■総合評価 ☆


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