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オジサン達のおバカダイビング旅



 ぼくは年に1、2回、家族とは別に、ぼく独りか、ダイビング仲間と1週間くらいのダイビング旅に出ます。最近はコロナのせいで行けてませんが…
 同行するダイビング仲間は、そのときどきで1人から3人と、それぞれのスケジュールの具合で変わりますが、かれこれ20年くらいそのメンバーでダイブトリップをしているので、気心も知れていて、各自のダイブスキルレベルもわかっていて、安心で楽しい旅です。
 メンバーのNさんは、最年長なので、その人がリーダーっぽくて、ぼくやそれ以外の人が事務的な雑用をやるというのが旅運営の多いパターンです。予定を組んだり、チケットをとったり、宿を予約したり、飯屋を予約したり、そういう雑用ですね。ぼくが海のことやダイビングのことに詳しいので、なんとなく世話人的な役をやることが多いです。
 この役は、自分の好みで旅を仕立てられるという役得もありますが、予約した宿やダイブサービスがいまいちだったりすると、メンバーの悪し様な非難を受けるという、損な役でもあります(こっちはボランティアでやってるんだから文句いうなといいたいですけど)。
 行き先は離島が多くて、伊豆七島の場合もありますが、できれば小笠原、それが無理なら沖縄の離島を目指す! 時には海外へ、ミクロネシアかポリネシアも目指したいけど、休みの日数が足りないぜ、沖縄本島や伊豆大島じゃ物足りないぜ的な共通認識がメンバーの中に共有されています。いつの頃からこうなったんだろう…
 こういうメンバーでダイビングをすると、ダイビング自体ももちろん楽しいんですが、ダイビングが終わった後の夕食+飲み会が楽しいわけです。
 その日見た魚の話しから始まり、最近、各々の職場で起きた笑い話、日々の愚痴、過去のダイビングのズッコケドジ話など、どんどんバカ話が展開されて、いつしか、時、深更に及ぶ、という呑んだくれの旅程が続きます。
 何度も話題にあがるのは、メンバーのH君が御蔵島ドルフィンダイブで、三宅島から出た船内で、重度の船酔いになって、行き帰り、ずっと船内の長椅子に横たわっていて、起きたと思ったら吐く、そしてまた横たわる繰り返していて、イルカの背びれさえ一度も見なかったという話しです。タフなダイビングを好むメンバーからは、この船酔いの軟弱ぶりが笑いのタネになります。
 もうひとつよく話題にのぼるのが、ぼくのマーライオン嘔吐事件です。どういう事件かというと、野外でBBQや焚き火をしていたときに、かなり深夜まで呑んでいて、各自がかなり酔っぱらって、ホールディングチェアにグッタリして、ウトウトしているような頃合いに、ぼくが突然、ホールディングチェアに座ったまま、横を向いて吐いたのです。そして次の瞬間には、何もなかったように焚き火に薪をくべ、さらに酒を飲んでいたという話しです。メンバーの間では、嘔吐の唐突さと、地面以外のどこも汚さなかったことと、立ち直りの速さが素晴らしいとの評価を受け、それ以来ぼくは、マーライオンとかゲロロ軍曹と呼ばれるようになりました。
 そんなオジサン達のおバカダイビング旅は、メンバーが健康である限り、これからも続いていくことでしょう。







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