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海上保安庁のレジャーダイビング事故統計から思うこと


 海上保安庁から毎年レジャーダイビングの事故統計が公表されます。
 まあ公表されるのはレジャーダイビングだけじゃありませんけど…

 レジャーダイビングの事故の最近の特徴は、よくいわれていることですが、ダイバーの高齢化が原因のものが多いようです。たとえば心疾患や脳梗塞など、もともと高齢者として病気の兆候があって、それがダイビング中に表面化するということでしょうか?

 思えばダイビングが爆発的に流行ったのは80年代後半です。そのあたりで20代だった人は、50代~60代です。そりゃハードな海況なら肉体的にツライわなーと思います。
 しかも以前ダイビング事故というのは経験が浅い人が起こすことが多かったですが、最近のデータによると経験年数・本数が多い人が、事故を起こしているようです。

 ここから推測されるのは、経験豊富だけど、年齢が結構高くなって、若い頃のようなつもりでダイビングをしていて、突然、たとえば脳梗塞になっちゃうみたいなケースです。これってわりとリアリティがあって、自分がそうなってもおかしくないなと思っちゃいます。

 まあ、ウォータースポーツに事故はつきものですし、ダイバーにとって、好きな海でポックリ死ねることは、まあ悪くないことかなーと、個人的には思うので、この事故統計に目くじらたてることはないんじゃないかなって思います。

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