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伊東ですごいダイバーを見ました

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 ぼくは東伊豆でスキューバーダイビングをやることが多いんですが、先日、伊東のボートダイブですごい方とご一緒しました。

 ダイビングの経験のない方への説明なんですが、伊豆あたりにはたくさんのダイブサービスがあります。ぼくがダイビングしたいなと思うと、そうしたサービスに予約を入れて、当日サービスに集合するんですね。その時々で初対面の人がグループになるわけです。で、サービスのガイドがとりまとめ役をして、そのグループを引率してダイビングをするという具合です。

 で、ぼくがご一緒することになった方というのは、そういうダイブサーブスでのグループでの話しです。

 何がすごいかというと、まず年齢ですね。ご夫婦で来ていらしたんですが、お二人とも60歳は過ぎていたと思います。まあ潜れなくはない年齢ですが、普段から鍛えていないと、体力的に厳しい年齢です。

 それからすごいのは、現代のダイビングでは当たり前のBCを使わないんですね。
 ぼくも年配の先輩の話しで聞いたことがあるんですが、昔はBCを使わない時代があったそうです。深度は肺の空気の浮力とフィンキックで調整するというわけです。ハーネスと呼ばれるいわゆる背負子のようなものにタンクをくくりつけていてそこからレギュレーターが伸びているだけだそうです。

 でも、それってずいぶん前の話です。歴史的な話しです。たぶん1970年代じゃないかと思います。(違っているかもしれません)
 日本にPADIのようなレクリエーショナルダイビングが入ってきた頃は、すでにBCというものは存在してたのではないかと思います。(違っているかもしれません。正しい歴史を知っている方がいらしたら教えてください)
 以前、先輩がコレクションしている初期の首かけ式のBCというのを見たことがありますが、それが出る前のことですね。
 まさか今の時代にそういう現場に立ち会うとは思いませんでした。

 もうびっくりするやら嬉しいやらで、そのご夫婦にいろいろお話しを訊いてしまいました。
 慣れればBCなんて要らないそうです。かえって邪魔なんだそうです。
 でも、うねりのある日の水面移動なんてたいへんそうだなと思ってしまいます。

 よくよく器材を観察するとレギュレーターは現代式のもの、しかも最新式のものでした。そしてさすがに残圧計は付いていました。昔は残圧計もなかったんですよね。
 体験してないけど…
 Jバルブというのがついている時代ですね。残圧が少なくなってレギュレーターからの給気が渋くなってきたら、そのバルブを解放するとあといくらかはエアが供給されるというものだそうです。

 話しがそれますが、ぼくがPADIでダイブマスターの認定を受けたとき(10年以上前です)は、限定水域でマスク、スノーケル、ウエイト、フィンだけつけて一定時間、フィンキックをしながら水面にとどまるメニューがありました。
 これもおそらくスキューバーダイビングの成り立ちからすると、あってしかるべきメニューなのかな?と後になって気がつきました。当時は何の意味があるんだろうと疑問でしたが…

 いや、昔の人はすごいなあって、最後は当たり前のまとめになってしまいました。



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