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ウォータースポーツ雑誌の栄枯盛衰



 もともとカヌーやカヤック人口がそれほど多くないためか、カヌー・カヤック関係の雑誌も多くはありません。現在は舵社から『カヌーワールド』という雑誌のみが出ていいます。
 ちょっと前に、枻出版社から『カヌーライフ』という雑誌が出ていましたが、休刊になりました。この『カヌーライフ』というのもその前に同名の雑誌が出ていまして、それは創工社から出版されていました。おそらくたぶん日本で定期的にカヌー・カヤック雑誌が出たのは、この創工社の『カヌーライフ』が初めてではないでしょうか。それはだいたい2000年代前半のことでして、その頃日本におけるカヌーブームがあったのだと記憶しています。その後『カヌーライフ』は休刊になります。

 ウォータースポーツをわりと長くやっていると似たようなことを目にするもので、以前はサーフィン雑誌がそうでしたし、ダイビング雑紙もウインドサーフィン雑誌も似たようなことがあります。
 ぼくがサーフィンを始めたのは1990年代前半でした。その頃はサーフィンが今ほど流行っておらず、大きなブームが去った後の谷間のような時期でした。当時大学生だったぼくは、友達から「サーフィンなんかやってるんだ」「なんでサーフィンなんかやるの?」とよくいわれるくらいな感じでした。
 サーフィン雑誌も確か2誌くらいしかなかったんじゃないかと思います。
 一方その頃スキューバーダイビングも始めましたが、こちらは結構流行っていました。ちょうどブームが起きてそれが一段落しそうな頃だったんです。
 なので、スキューバーダイビング雑誌は、確か4、5誌くらいはあったんじゃないかなと思います。今では水中写真専門誌を含めても3誌です。あれ?あまり減ってませんね。すごく減った印象を持っていたんですが…

 まあ、だいたいそんな感じで、趣味の雑誌というのは、当たり前ですが、それを楽しむ人口に左右されるわけで、その人口って、結構流行に左右されるんですよね。
 ぼくは一度始めたことは、余程のことがないとやめませんが、こうして流行廃りと競技人口をザックリ見ていると、流行廃りで趣味を変えている人の層が一定数いるんだなということがわかります。
 ランニングブームやサイクリングブームを見れば、それはうなずけます。

 そして、そういう流行っているから「○○してみようかな?」という人は、一体どういう心理でそうなるのか、ぼくはそういうタイプじゃないんでよくわかりません。たとえば運動した方がいいと思うんだけど、何をしたらいいかよくわからなくて、たまたま友達に誘われたからやる、みたいな感じなんでしょうか?
 
 でも、そういう流行に左右されながら、雑誌を発行する雑誌社の人はたいへんでしょうね。まあ、もともと趣味の雑誌なんてそんなに儲からないでしょうし、雑誌の発行者や編集者自身がその趣味が好きで、趣味を続けながら食べていければいいやっていう感じなのでしょう。





















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カヌージャーナル

今更ですが、1990年代には「カヌージャーナル」が季刊されておりましたよ。
なつかしーw

Re:カヌージャーナル

>今更ですが、1990年代には「カヌージャーナル」が季刊されておりましたよ。
>なつかしーw

コメントありがとうございます! ぼくはカヌージャーナル知りませんでした。エイ出版から出ていた「カヌーライフ」の前身でしたっけ?
  • 2018/07/18 07:28

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