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運が悪けりゃ死ぬだけさ…



 ぼくはわりと荒れた海況でも海に出ていきます。
 というのは、海遊び仲間からそういわれることが多いから、そうかなって思うようになりました。
 中には、ぼくよりずっと慎重な人もいますし、ぼくよりもずっとハードな状況でも大丈夫な人もいます。
 ウォータースポーツを30年近く続けていて、こういう危険な状況に対する認識の差ってどこからくるのかなあ、と考えることがあります。
 経験と結びついていることは間違いありませんが、経験が豊富だとかえって慎重になることもあります。なので要素は経験だけではないようです。
 ウォータースポーツから得られる喜びとリスクのバランスの問題かもしれません。
 それだけでもなくて、自分の力(生きて帰ってこられるという力)に自信があるからかもしれません。
 あるいは、自分の命への価値の置き方の問題かもしれません。
 または、極限の状況が好きということもあるかもしれません。
 性差というのはないように思いますが、気持ち男性の方が多い気がします。
 家庭の状況(家族がいるかとか、養わなければならない子供がいるかとか)にもよるのかなあとも思います。
 すごく経験豊富なダイビング仲間は、すごく荒れた海況でも「こんなのたいしたことないよ」と海に出ていきます。
 冒険家と呼ばれるような知り合いは、やばい海況でもシーカヤックを漕ぎ出します。彼は「生きるか死ぬかのヒリヒリするような状況でこそ、生きている気がする」といいます。
 ぼくの場合は、海遊びが好きで、海遊びをすると心身共に元気になれるので、多少のことがあっても海に出ます。
 まだあって、死ぬか生きるかは、所詮、運だと思っているため、やりたいことをやらないで死ぬよりはやって死んだ方がお得でしょう、と考えています。ぼくの好きな言葉は「運が悪けりゃ死ぬだけさ」ですから…
 そしてどうせ一度の人生なので、やらないよりはやる方を選択したいと思っています。
 それから知り合いと一緒ですが、ぎりぎりの状況で全力を出す、ある知恵を全部振り絞って生き残ろうとする、その瞬間に生きている充実感があるから、多少ヤバい海況でも海に出ます。
 こんな話を読んだ方は、まったく共感できないという方も多いでしょう。でも、アウトドアスポーツをやる人の間ではそれほど外れた考えでもないような気がしています。もし、共感してくださっている方がいらしたら、一度の人生、充実した時間を過ごしましょう。周りに迷惑をかけない程度に…









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