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世の中のことは、たいてい、なんとかなるようです



 海でウォータースポーツ(マリンスポーツ)をしていると、結構危ない目に遭います。もう30年以上ウォータースポーツをしてきましたが、「今度こそ死ぬかな」と思ったことは10回位あります。
 死なずに陸地に戻ってきて、大きく深呼吸したときの喜びと安心感は、ぼくの五感に染みこんでいます。
 世の中にはいろいろなことがあって、いろいろな仕事があって、それぞれみんながそれをやっているから社会は回っているのでしょう。
 ぼくのような、しがないオジサンでも、仕事があって、家族があって、日々雑事が山積しています。大切なこともあるし、大切じゃないこともあります。
 この大切さの基準を大まかに、本当に大切なことだけにできないかな?というのが、ぼくの思いです。
 もう少し詳しく説明させてください。
 あるとき駅の改札口で、駅員さんに文句をいっている年配の男性を見たことがあります。ぼくはSUICAの設定をリセットして欲しかったので、その男性の話が終わるのを待っているときに話の概要が聞こえてきました。かれこれ5分以上は待っていたのです。
 その男性の不満というのは、ホームのアナウンスの音量が大きいというものでした。まあ、確かに音が大きいなと思うことは時々ありますが、それって5分以上のかけて一駅員の担当者(たぶんその人が大きな音でアナウンスしたわけではないと思うのですが…)にいうことなのかな、というのがぼくとしての感想です。
 こうした、(ぼくからすれば)些末なことにクレームをいうパターン自体は、わりとよくあることじゃないかなって思うのです。
 さて、ここでまた話が変わります。
 故人となった政治家がいったと何かで読んだ記憶があるのですが、「この世のことは、この世でなんとかなる」という言葉があります。
 解釈は人によって違ってくるでしょうが、ぼくは政治家という国家の方向を決めたり、国民の安全(命)を左右するような決定をする重責を担う仕事に就いている人が、どんな大きなことがあってもなんとかなるものだ、だから動じるんじゃない、という意味だと解釈しています。
 そう、どんな仕事もそれぞれ大切ですが、その中でも人の命に関わることが大切なのでしょう。
 海で「今度こそ死ぬかな」と思った恐怖感、パニックにならないように自分をコントロールする力、生きて帰ってきて、息ができて、メシが食えて、ビールが飲めたときの喜び。
 それがあればまあいいかなと思ったりします。それ以外はあまり気にせず生きていこうと思ったりします。







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