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「なんとかなるさ」と言い聞かせながら、海に入る



「なんとかなるさ」というのが、ぼくが自分に言い聞かせる口癖です。
 海でウォータースポーツをしていて怖い状況に陥っても、とりあえずなんとかなるさと思っていれば焦らず、パニックにも陥らずに済みます。
 でも、ことさらぼくが自分に「なんとかなるさ」と言い聞かせるのは、自分が心配性だから…
 だからこそ「気にするな」「大丈夫」って繰り返し言い聞かせてるところがあります。ウォータースポーツってなんだかんだいって、死やケガのリスクがありますから…
 世の中のことは、実際たいていなんとかなるし、ぼく程度の人間が、何かやらかしたとしても、本人が思っているほど周りは気にもしていません。
 それでも命まで奪われるわけではないから、いいんじゃないかなって思います。
 また別な考え方もします。
 戦国時代の大名のことです。群雄割拠で下剋上、油断すればそれこそ死と隣り合わせです。親兄弟だって信用できない日々だったと、本を読んで知りました。その心理的な圧迫感はいかほどだったのだろうと思うのです。
 太平洋戦争の頃の一般市民のことも考えます。自分たちは、ほとんど何も悪くないのに、死と隣り合わせの貧しい暮らしを余儀なくされました。
 あとは高度経済成長期の企業のサラリーマンです。以前放送されていたNHKの番組でプロジェクトXというのがありましたが、あれを見ていると、大きなプロジェクトを壁にぶつかりながら成し遂げていくわけですが、担当者のプレッシャーたるや相当のものだったんではないかなと想像します。
 もうひとつは、有名な政治家です。あの人達は国の方向を左右する大きな判断を下すわけですが、おそらくプレッシャーもあると思いますが、まあなんとかやっている感じです。
 それに比べれば、自分はずっと恵まれているよなーと思うのです。自分の置かれているプレッシャーなんてたいしたことないよなーと思うのです。
 人というのは環境に順応するものですから、豊かで快適な状況に置かれていると、それに順応してしまうものかもしれませんね。そうすると変化やストレスの感じ方も敏感になるというのはあるかもしれません。
 逆にいえば、大変な状況に置かれても、それはそれで順応してなんとかなると思うのです。
 そもそも今生きている人というのは、なんだかんだいってなんとかやってきた人なわけです。ぼくだって、いろいろあってそのときは大変だったかもしれないけれど、今こうしているということは、それをなんとか乗り越えてきたのでしょう。細かいことや大変だったことは忘れているから、自分がそれを乗り越えてきたことも忘れているんだと思います。
 なんて、今日も自分に「なんとかなるさ」と言い聞かせて、乗り切ろうとしています。とりあえず今日のことだけ考えて…

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